Owners Manual
セットアップユーティリティを使用したシステムサービスタグの入力
Easy Restore(簡単な復元)がサービスタグの復元に失敗した場合は、セットアップユーティリティを使用
してサービスタグを入力します。
1. システムの電源を入れます。
2. F2 キーを押して System Setup(セットアップユーティリティ)を起動します。
3. Service Tag Settings(サービスタグ設定)をクリックします。
4. サービスタグを入力します。
メモ: Service Tag(サービスタグ)フィールドが空欄の場合にのみサービスタグを入力できます。
正しいサービスタグを入力するようにしてください。一度サービスタグが入力されると、アップデ
ートも変更することもできません。
5. OK をクリックします。
6. 新規または既存の iDRAC Enterprise ライセンスをインポートします。
詳細に関しては、Dell.com/idracmanuals で『Integrated Dell Remote Access Controller User's Guide
』
(
Integrated Dell Remote Access Controller
ユーザーズガイド)
を参照してください。
Trusted Platform Module
Trusted Platform Module(TPM)は、暗号化キーをデバイスに統合することによってハードウェアをセキュ
アにするために設計された専用マイクロプロセッサです。ソフトウェアは Trusted Platform Module を使用
してハードウェアデバイスを認証できます。TPM チップには、それぞれ製造時に固有のシークレット RSA キ
ーが焼き付けられており、プラットフォーム認証を実行することができます。
注意: システム基板から Trusted Platform Module(TPM)を外そうとしないでください。TPM が取り
付けた後、
TPM はその特定のシステム基板に暗号でバインドされます。取り付け済みの TPM を取り外
そうとすると、暗号バインドが壊れるため、再度取り付けることも他のシステム基板に取り付けること
もできなくなります。
メモ: これは、フィールド交換可能ユニット(FRU)です。取り外しおよび取り付け手順は、デル認証
のサービス技術者のみが行う必要があります。
Trusted Platform Module(TPM)の取り付け
前提条件
注意: 修理作業の多くは、認定されたサービス技術者しか実行できません。製品マニュアルで許可され
ている範囲に限り、またはオンラインサービスもしくは電話サービスとサポートチームの指示によって
のみ、トラブルシューティングと簡単な修理を行うようにしてください。デルで認められていない修理
(内部作業)による損傷は、保証の対象となりません。お使いの製品に同梱の「安全にお使いいただく
ために」をお読みになり、指示に従ってください。
1. 「安全にお使いいただくために」の項に記載された安全ガイドラインに従ってください。
2. 「システム内部の作業を始める前に」の項に記載された手順に従います。
手順
1. システム基板上の TPM コネクタの位置を確認します。
メモ: システム基板上の TPM コネクタを見つけるには、「システム基板コネクタ」の項を参照して
ください。
2. TPM のエッジコネクタを TPM コネクタのスロットの位置に合わせます。
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