Users Guide
仮想ディスク作成の簡易設定ウィザード
仮想ディスクの作成ウィザードでは、ウィザードのタイプと RAID レベルを選択できます。仮想ディスク作成の簡易設定ウィザード
は、使用可能な容量とコントローラの要件に基づいて、適切な仮想ディスク設定を算出します。仮想ディスクの設定で独自の選択
を行う場合は、[詳細設定ウィザード]オプションを選択します。
このタスクについて
このタスクは、HBA モードで実行されている PERC ハードウェアコントローラではサポートされません。仮想ディスク作成の簡易
設定ウィザードを使用して仮想ディスクを作成するには、次の手順を実行します。
手順
1. [Server Administrator]ページの左上隅にある[ストレージ]を展開します。
2. [PERC コントローラ]をクリックします。
3. [仮想ディスク]をクリックします。
コントローラ上の仮想ディスク <コントローラ名> ページ が表示されます。
4. 仮想ディスクの作成ウィザードに進む をクリックします。
[仮想ディスクの作成ウィザード<コントローラ名>]ページが表示されます。
5. [簡易設定ウィザード]オプションを選択し、ドロップ ダウン メニューから[RAID レベル]を選択します。
6. Continue(続行)をクリックします。
[仮想ディスク作成の簡易設定ウィザード - <コントローラ名>]ページに、選択した RAID レベルの属性の概要が表示されます。
属性には、[バス プロトコル]、[ストライプ エレメントのサイズ]、[読み取りポリシー]、選択した物理ディスクがあります。
選択した RAID レベルでは、RAID レベルを除く仮想ディスク属性のデフォルト値をお勧めします。
7. 名前 フィールドに、仮想ディスクの名前を入力します。
仮想ディスク名に使用できるのは、英数字、スペース、ダッシュ、下線のみです。仮想ディスク名の最大文字数はコントローラ
によって異なります。ほとんどの場合、最大文字数は 15 文字です。名前をスペースで開始すること、およびスペースで終了す
ることはできません。
メモ: 仮想ディスクごとに固有の名前を指定することをお勧めします。同じ名前の仮想ディスクが複数あると、生成される
アラートが区別しにくくなります。
8. サイズ フィールドに、仮想ディスクのサイズを入力します。
仮想ディスクのサイズは、[サイズ]フィールドに対して表示されている最小値と最大値の範囲内である必要があります。
場合によっては、仮想ディスクは指定したサイズより若干大きくなります。仮想ディスクの作成ウィザード は、物理ディスク
容量の一部を使用不可状態することを避けるため、仮想ディスクのサイズを調節します。
9. 選択を変更したい場合は、[前のページに戻る]をクリックし、[仮想ディスク作成の簡易設定ウィザード]ページに戻ります。
10.[完了]をクリックして仮想ディスクの作成を完了するか、[ウィザードを終了]をクリックして仮想ディスクの作成をキャン
セルします。
PERC H700 および PERC H800 コントローラでは、選択したドライブのいずれかがスピンダウンされた状態である場合、次のメ
ッセージが表示されます。
The below listed physical drive(s) are in the Spun Down state. Executing this task on
these drive(s) takes additional time, because the drive(s) need to spun up.
メッセージには、スピンダウン状態にあるドライブの ID が表示されます。
メモ: ハード ドライブがスピン ダウン状態にあるとき、ドライブはアクティブな使用状態ではありません。
仮想ディスクが[コントローラの仮想ディスク<コントローラ名>]ページに表示されます。
仮想ディスク作成の詳細設定ウィザード
仮想ディスク作成の詳細設定ウィザードでは、仮想ディスクの読み取り、書き込み、キャッシュ ポリシーと、RAID レベル、バス
プロトコル、メディア タイプ、暗号化ディスクなどのパラメーターを指定できます。また、物理ディスクとコントローラ コネクタ
も選択できます。詳細設定ウィザードを使用するには、RAID レベルとハードウェアに精通している必要があります。仮想ディスク
の設定の推奨値をウィザードに表示させるには、[簡易設定ウィザード]オプションを選択します。
ハードウェアの問題のトラブルシューティング 71