Owners Manual
ブレードコンポーネントのインストール 233
メモリスペアリングのサポート – PowerEdge M605
表
3-13
に示したメモリ構成のうち、すべてのソケットに
DIMM
を装着
した構成のシングルプロセッサまたはデュアルプロセッサシステムで
は、メモリスペアリングがサポートされています。
セットアップユー
ティリティの
Memory Information
(メモリ情報)画面でメモリス
ペアリングの機能を有効に設定する必要があります。159 ページの
「Memory Settings(メモリ設定)画面
」
を参照してください。メモリ
スペアリングを使うには、ノードのインタリービングを無効にする必
要があります。
メモリスペアリングによって割り当てられるのは、1 枚の DIMM のメ
モリの第 1 ランクのみです。シングルランク DIMM の場合は、メモリ
チャネルのスペアとするために、DIMM の全容量が、隣接するシング
ルランク DIMM と共にスペアリングに割り当てられる必要があります。
デュアルランク DIMM の場合は、スペアリング用に 2 枚の DIMM が必
要ですが、各 DIMM の第 1 ランクのみが割り当てられるため、デュア
ルランク DIMM の容量の半分だけがスペアリング用に割り当てられま
す。両方の DIMM の第 2 ランクは使用可能なメモリです。メモリモ
ジュールの各構成で、使用可能なメモリとスペアメモリがメモリスペア
リングによってどう割り当てられるかを 表 3-13 に示します。