Owners Manual
58 システムについて
ファブリック A
ファブリック A は、I/O モジュールスロット A1 と A2 をサポートする
冗長 Gb イーサネットファブリックです。各ブレード内の内蔵イーサ
ネットコントローラは、ファブリック A をイーサネット専用のファブ
リックに指定します。
メモ: エンクロージャ内のミッドプレーンバージョンが 1.1 以降の場合、
ファブリック A は KR(10 Gbps 標準)をサポートします。ミッドプレーン
のバージョンを確認するには、41 ページの「ミッドプレーンバージョンの
識別」を参照してください。
メモ: ファブリック B またはファブリック C 専用に設計されたモジュー
ルをスロット A1 または A2 に取り付けることはできません。これは、各
モジュールのフェースプレートに貼られたラベルの色分けで示されてい
ます。
ファブリック B
ファブリック B は 1 ~ 40 Gb/ 秒の冗長ファブリックで、I/O モジュー
ルのスロット B1 と B2 をサポートします。現在のところ、ファブリッ
ク B がサポートしているのは、1 Gb または 10 Gb イーサネット、
DDR/QDR Infiniband、および 4 Gbps または 8 Gbps ファイバーチャネ
ルモジュールです。これら以外のファブリックタイプも将来サポートさ
れる予定です。
メモ: エンクロージャ内のミッドプレーンのバージョンが 1.1 以降であれ
ば、ファブリック B は最大で 16 Gbps ファイバーチャネル、Infiniband FDR
(標準 14 Gbps)、および KR(標準 10 Gbps)をサポートしています。ミッド
プレーンのバージョンを確認するには、41 ページの「ミッドプレーンバー
ジョンの識別」を参照してください。
ブレードがファブリック B スロット内の I/O モジュールと通信するに
は、ファブリック B のメザニンカードの位置に一致するメザニンカー
ドが取り付けられている必要があります。
ファブリック A 用のモジュールをファブリック B のスロットに取り付
けることもできます。