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両方の消去方法は、BIOS セットアップ オプションを使用して実行できます。ユーザーは、取り付けられている DCPMM のすべて
またはサブセットで消去を実行することを選択できます。
暗号消去
暗号消去関数は、システムの再起動を強制するアプリケーションダイレクト領域キー(PM-RK)を消去します。
暗号形式消去オプションにアクセスするには、次のように移動します。System BIOS Settings > Memory Settings > Persistent
Memory > Intel Persistent Memory > Persistent Memory DIMM Configuration
図 13. 暗号消去
メモ: アプリケーションダイレクト インタリーブ領域が設定されている場合は、システムに取り付けられている DCPMM の一
部を消去することはお勧めしません。この操作では、インタリーブ セット上のすべてのデータが無効になります。
サニタイズ
DCPMM のサニタイズは、選択されたすべての永続メモリで並列で実行される、時間のかかる操作です。
このプロセスでは、まず暗号消去が実行され、DCPMM 上のアクセス可能なすべての永続メディア領域にゼロが書き込まれます。
また、既存のメモリ目標の内容を破棄します。
目標が設定されている DCPMM の領域は空になり、次回の起動時には、メモリはデフォルトで 100%メモリ モードになります。シ
ステムの RDIMM メモリまたは LRDIMM メモリと DCPMM が適切な比率を持たない場合は、次の起動時に、比率が最適化されてい
ないことを示すエラーが発生することが想定されています。
サニタイズ オプションにアクセスするには、System BIOS Settings > Memory Settings > Persistent Memory に移動します。
図 14. サニタイズ
DCPMM セキュリティ 31