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ESXi のトラブルシューティングとメンテナンス
メモ: パーシステント メモリーに関するエラーまたは警告が報告されているかどうかを確認するには、/var/log/vmkernel.log を
参照してください。パーシステント メモリーに関連するログ エントリには、「NVD」および/または「IntelNVDimm」が追加されて
います。
● インテル DCPMM をメモリ モードに設定すると、システム BIOS でのシステム メモリーの削減が表示されます。
○ たとえば、メモリ モードで構成された 4 x 128 GB インテル DCPMM のシステム構成では、512 GB ではなく、504 GB のシス
テム メモリーを提供します。
○ これはメタデータ用にスペースを予約するためです。
● PMEM データストアは ESXi に自動的にマウントされません。
○ /var/log/vmkernel.log を参照して、DIMM ハンドルに「シャット ダウン カウンター」関連のエラーがあるかどうか確認します。
○ いずれかのインテル DCPMM に重大なエラーが発生すると、データストアは ESXi によってマウントされません。
● インテル DCPMM が非インターリーブ アプリケーションダイレクトとして設定されていると、ESXi の起動に時間がかかります。
Dell EMC は、非インターリーブ アプリケーションダイレクトの目標を ESXi でサポートしていません。
● DCPMM に重大なエラーが含まれている場合、ユーザーが[Storage]の下の[パーシステント メモリー]セクションに移動して
も、ESXi ホスト クライアント(HTML クライアント)GUI は応答しません。ホスト サーバーは、重大なエラーがある PMEM 領
域のアドレス範囲を読み取ると、応答しなくなります。詳細については、VMware KB 70661(https://kb.vmware.com/s/article/
70661)を参照してください。
● ESXi では、ゲスト オペレーティング システムとしての Windows では、仮想マシン(VM)に接続されている PMEM デバイスに
関して、デバイス マネージャーにストレージ クラス メモリー デバイスが表示されません。
VM の仮想 BIOS は、デバイス マネージャーからデバイスを非表示にします。ユーザーは、PowerShell cmdlet を使用して、ESXi
で実行されている Windows ゲスト オペレーティング システムに接続されている PMEM デバイスを表示することができます。
● システムで DCPMM が設定されている場合、ESXi の「esxtop」ユーティリティは、いくつかのダミー パフォーマンスカウンター
を公開します。カウンター名は「Cache hit」、「Cache miss」、「nBuffers」、「Flush interval」と表示されることがあります。これらは
ダミーのパフォーマンスカウンターであり、現時点ではそれに関連づけられている機能はありません。
● アプリケーションダイレクト モードで DCPMM を使用して設定されたシステムでは、ESXi でより多くの NUMA ノードが表示さ
れます。NUMA ノードは揮発性および不揮発性アドレスの範囲に対して作成されるため、これは予期される動作です。不揮発
性アドレスの範囲は 0 MB として表示されます。
● ESXi は、Vmkernel ログに「APD 通知のために PMEM ファイル システムを登録できません」という警告を記録します。PSA(プ
ラグ可能ストレージ アーキテクチャ)APD(すべてのパスがダウン)プラグインは PMEM タイプのボリュームに対してサポート
されていないため、このログ エントリーは安全に無視することができます。詳細については、VMware KB 2145444(https://
kb.vmware.com/s/article/2145444)を参照してください。
● パーシステント メモリー目標が AppDirect モードからメモリー モードに変更され、さらに AppDirect モードに戻ると、pMem デー
タストアは ESXi に自動的にはマウントされません。これは、AppDirect モードが再作成されたときに、ESXi がネームスペースを
フォーマットおよびマウントできない場合に発生します。ソリューションとして、新しい目標を作成する前に、サニタイズ操作
を実行します。
VMware ESXi 45