Owners Manual
Dell 10 Gb Ethernet パス スルー モジュール II では、10 Gb の接続をサポートします。これにより、スレッド内にあるオプション
の内部 Ethernet メザニン カードと外付け Ethernet デバイスとを直接接続できます。Ethernet パス スルー モジュールはホット
スワップ対応です。 10 Gb Ethernet パス スルー モジュールにより、オプティカル SFP+(短距離または長距離)および直接接続
の銅線(DCA)SFP+モジュールが使用可能になります。
メモ: Ethernet パス スルー モジュールは、スレッドの 1G メザニン カードをサポートしていません。
• Dell EMC PowerEdge MX 25 Gb Ethernet パス スルー モジュール
ハイパフォーマンスのネットワークと拡張性の要件への対応を改善するため、お客様用に 25 GbE を実装するケースが増えてい
ます。これらの実装では、25 ギガビット Ethernet コンソーシアムの 25 GbE 仕様を活用します。この仕様では、単一レーンの
25 Gbps Ethernet リンクを使用し、既存の IEEE 100 GbE 標準に基づいています。25 GbE は既存のモデルに適合するため、10
GbE からのアップグレード パスが簡単になります。40 GbE と比較して、必要な PCIe レーンの数が半分になります。PCIe の帯
域幅使用率が改善され、電力消費量が低減されます。25GbE SFP28 の物理インターフェイス仕様ではさまざまなフォームファク
ターもサポートされており、構成オプションを柔軟に使用することができます。
25 GbE を導入するメリット:
○ パフォーマンスと拡張性の最大化
○ 資本および運用コストの低減
○ 今後のアップグレード パス
これらのモジュールとスレッドの詳細については、「www.dell.com/poweredgemanuals」を参照してください。
トピック:
• PowerEdge MX アーキテクチャの概要
PowerEdge MX アーキテクチャの概要
PowerEdge MX ポートフォリオにより、貴重な IT リソースと人員を解放する完全に管理されたハイパフォーマンスのシステムが実
現されるため、イノベーションにフォーカスすることができます。それにより、サイロやルーチン、日常業務や時間のかかる運用管
理を克服し、IT およびデジタル ビジネスの変革を実感することができます。動的なアーキテクチャとアジャイル管理により、MX
ポートフォリオではコンピューティング、ストレージ、およびファブリックが動的に構成され、チームの効率が改善され、操作が迅
速化されます。反応性に優れた設計によって、あらゆる規模のお客様が自身の IT およびデジタル ビジネスの変革に必要とする、
イノベーションと長寿命が実現されます。
PowerEdge MX インフラストラクチャでは次のことが実現されます。
フレキシブルなアーキテクチャ
• フレキシブルなアーキテクチャ:無停止のプロビジョニング、コンピューティング、ストレージ、ネットワーク リソース プール
のオン デマンドによる割り当て
• 拡張性に優れたファブリック:広範な Open Networking オプションと、今後の I/O を柔軟にするためにアップグレードの簡易性
を備えた、コストパフォーマンスに優れたマルチシャーシのアーキテクチャ
• 細分化されたストレージ:前面アクセス ベイ付きの高密度、高柔軟性、ホット スワップ対応、スケールアウト Direct Attached
Storage スレッド
アジャイル管理
• 単一のインターフェイスからすべてのデバイスに対するエンド ツー エンドのライフ サイクル管理および単一の認証ポイント
• 専門のトレーニングが不要であり、複数の標準の管理オプションを使用する簡易セットアップ/アップデート
• 実効的なテンプレート手法および包括的な Rest API
反応性に優れた設計
• 高密度の構成と将来の互換性を確保するための、業界をリードするファブリック、システム サーマル アーキテクチャ、メカニ
カル デザイン、制御アルゴリズム
• サイバー攻撃から保護し、それを検知し、基盤となるインフラストラクチャをリカバリするための強固な設計
これらのモジュールとスレッドの詳細については、www.dell.com/poweredgemanuals にあるそれぞれのドキュメントを参照してく
ださい。
10 次世代モジュラーの概要