Reference Guide
オプション 説明
メモ: 有効にすると、システムの起動に時間がかかります。起動時間は、システム メモリーのサイズに
よって異なります。
DRAM リフレッシ
ュの延期
CPU メモリー コントローラーを有効にしてリフレッシュコマンドの実行を延期することにより、一部のワー
クロードのパフォーマンスを向上させることができます。延期時間を最小限に抑えることで、メモリー コン
トローラーは一定間隔でリフレッシュコマンドを実行することが保証されます。インテルベースのサーバー
の場合、この設定は、8 Gb 密度 DRAM を使用する DIMM で構成されたシステムにのみ影響します。
メモリー動作モード メモリーの動作モードを指定します。使用可能なオプションは、最適化モード、シングル ランク スペア モー
ド、マルチ ランク スペア モード、ミラー モード、および Dell 耐障害性モードです。デフォルトでは、この
オプションは最適化モードに設定されています。
メモ: メモリー動作モードオプションには、お使いのシステムのメモリー構成に基づいて、異なるデフォ
ルトおよび利用可能オプションがあります。
メモ: 耐障害性モードは、耐障害性を持つメモリー領域を確立します。このモードは、重要なアプリケー
ションをロードする機能を備えたオペレーティング システム、または、オペレーティング システム カー
ネルによりシステムの可用性を最大化できるオペレーティング システムで使用できます。
メモ: Intel DC Optane パーシステント メモリーが取り付けられている場合は、最適化モードのみを選択す
る必要があります。
メモリー動作モード
の現在の状態
メモリーの動作モードの現在の状態を示します。
耐障害性モードの
メモリー サイズ
[%]
メモリー動作モードで選択した場合、耐障害性モードで使用する必要がある合計メモリー サイズの割合を定
義します。耐障害性モードが選択されていない場合、このオプションはグレー表示になり、耐障害性モード
では使用されません。
ノードインタリーブ 不均一メモリー アーキテクチャ(NUMA)をサポートするかどうかを指定します。このフィールドが有効に
なっている場合は、対称的なメモリー構成がインストールされている場合にメモリーのインタリービングがサ
ポートされます。無効になっている場合は、システムは NUMA(非対称)メモリー構成をサポートします。
このオプションは、デフォルトで無効に設定されています。
ADDDC 設定 ADDDC 設定機能を有効または無効にします。Adaptive Double DRAM Device Correction(ADDDC)が有効に
なっている場合、DRAM が失敗すると動的に訂正されます。有効に設定すると、特定のワークロードではシ
ステム パフォーマンスに影響が出る可能性があります。この機能は x4 DIMM にのみ適用されます。このオ
プションは、デフォルトで有効に設定されています。
16Gb DIMM のネイ
ティブな tRFC タ
イミング
16 Gb 密度 DIMM を、プログラムされた行更新サイクル時間 (tRFC) で動作させることができます。この機能
を有効にすると、一部の構成でシステム パフォーマンスが向上する場合があります。ただし、この機能を有
効にしても 16 Gb 3DS/TSV DIMM 搭載の構成では効果がありません。このオプションは、デフォルトで有効
に設定されています。
便宜的セルフリフ
レッシュ
便宜的セルフリフレッシュ機能を有効または無効にします。このオプションは、デフォルトで無効に設定さ
れています。
修正可能なエラー
のログ
修正可能なメモリーしきい値エラーのログを有効または無効にします。このオプションは、デフォルトで有
効に設定されています。
パーシステント メ
モリー
このフィールドでは、システムのパーシステント メモリーを制御します。このオプションは、システムにパ
ーシステント メモリー モジュールが取り付けられている場合に利用できます。
パーシステント メモリーの詳細
このタスクについて
パーシステント メモリー画面の詳細は、次のとおりです。
オプション
説明
パーシステント メ
モリー
NVDIMM-N の永続性を有効または無効にします。このオプションが Off に設定されている場合は、すべて
の NVDIMM-N の永続性が無効になり、オペレーティング システムに表示されません(データが保存されま
せん)。このオプションが不揮発性 DIMM に設定されている場合は、すべての NVDIMM-N の永続性が有効
8 BIOS および UEFI