Users Guide
Table Of Contents
- Dell EMC Boot Optimized Server Storage-S1 ユーザーズ ガイド
- 目次
- 概要
- 機能
- BOSS-S1カードの導入
- ドライバーのインストール
- UEFIまたはHII RAIDの設定ユーティリティー
- BOSS-S1 CLI コマンド
- トラブルシューティング
- vSphere Lifecycle Managerで、BOSS ESXi CLIオフライン バンドルのインポートができない
- BOSS ESXi CLIパッケージをDell EMCカスタマイズ バージョン6.7.xからバージョン7.0にアップグレードできない
- BOSS-S1コントローラーに既存のアダプター キーがある未設定のドライブで、iDRACからのM.2ドライブ ファームウェア アップデートを実行できない
- 既存のアダプター キーのあるOSのインストールで、BOSS-S1コントローラーの未設定ドライブを使用できない
- BOSSのROMバージョンが、iDRACインターフェイスでファームウェアのバージョンとしてレポートされる
- BOSS-S1上でM.2ドライブのファームウェア アップデートができない
- BOSS-S1 CLI に、Linux でアダプタが見つからないというエラーが表示される
- LC ログに、ファンが使用できないというエラーが表示される
- iDRACまたはLCを使用したBOSS-S1コントローラー ファームウェアのアップデートができない
- 物理ディスクのサイズがiDRACでアップデートされない
- 物理ディスク/仮想ディスクがiDRACで検出されない
- HIIでのバック グラウンド アクティビティー タスクの進行状況がリアルタイム ステータスをレポートしない
- 仮想ディスクの状態が2回生成される
- 仮想ディスク名の設定時に文字数が制限される
- BOSS-S1 に VMware ESXi がインストールされている第 14 世代 PowerEdge システムで VMFS データストアが無効になる
- 物理ディスクがオペレーティング システムに表示されない
- 物理ディスクがオペレーティングシステムに表示されない
- ドライブの交換
- コントローラの交換
- コントローラの障害
- スロット 1 に取り付けられている M.2 ドライブを起動できない
- CLI の機能がサポートされていないと表示される
- ESXi を RAID 1 にインストールできない
- システムが応答しない
- 管理ポートが応答しない
- 困ったときは
RAID 非対応ディスクのサポート
デフォルトでは、すべてのディスクは未設定の状態になっています。
メモ:
● BOSS-S1 カードの場合、未設定ドライブは自動的に RAID 非対応ドライブになります。RAID ドライブを RAID 非対応ドライ
ブに変換するには、仮想ディスクを削除します。
● BOSS-S1 では、1 個の設定済み状態(RAID)と 2 個の未設定状態がサポートされます。BOSS-S1 カードによって、
unconfigured ドライブが RAID 状態または RAID 非対応状態になることはありません。
TRIM
TRIM(RAID 非対応物理ディスク)を使用することにより、オペレーティング システムは、SSD で使用されなくなったとみられる
データのブロックを削除します。サポートされているオペレーティング システムの場合、TRIM コマンドにより書き込み増幅の問
題を解決できます。オペレーティング システムがファイルを削除すると、ファイルはファイル システム内で削除用にマークされ
ていますが、ディスク上のコンテンツは実際には削除されません。その結果、SSD では、以前使用されていた論理ブロック アドレ
ス(LBA)が消去可能であると認識できません。TRIM の導入によりファイルが削除されると、オペレーティング システムは TRIM
コマンドを送信します。それと同時に、有効なデータが含まれていない LBA を物理ディスクに送信します。
クイック初期化
クイック初期化は、仮想ディスクの設定をそのまま維持しながら、仮想ディスクからファイルおよびファイル システムを消去でき
る機能です。
物理ディスクの消去
物理ディスクの消去機能により、物理ディスクからメタデータが削除されます。この機能は、物理ディスクが仮想ディスクの一部
ではない場合にのみ有効です。
注意: 物理ディスクの消去を実行すると、物理ディスクからすべてのデータが削除されます。
機能 13