Users Guide

mdadm
NVDIMM-N にソフトウェア RAID を作成します。
/dev/pmem0 ～/dev/pmem5 に 6 つのデバイスがあるとします。
ディレクトリ /mnt/md0 /mnt/md1 /mnt/md2 /mnt/md5 /mnt/md6 を作成します。
$ mkdir -p /mnt/md0
RAID 0 を作成します。
$ mdadm --create --verbose /dev/md0 --level=0 --raid-devices=6 /dev/pmem0 /dev/pmem1 /dev/
pmem2 /dev/pmem3 /dev/pmem4 /dev/pmem5
$ cat /proc/mdstat
$ mkfs.xfs /dev/md0
$ mount /dev/md0 /mnt/md0
$ lsblk
デバイスをマウント解除する前に、データを /mnt/md0 に読み取り / 書き込みします。
$ umount /dev/md0
$ mdadm --stop /dev/md0
$ mdadm --zero-superblock /dev/pmem0 /dev/pmem1 /dev/pmem2 /dev/pmem3 /dev/pmem4 /dev/pmem5
$ lsblk
上記と同様にして RAID 1 を作成します。
$ mdadm --create --verbose /dev/md1 --level=1 --raid-devices=6 /dev/pmem0 /dev/pmem1 /dev/
pmem2 /dev/pmem3 /dev/pmem4 /dev/pmem5
$ cat /proc/mdstat
$ mkfs.xfs /dev/md1
$ mount /dev/md1 /mnt/md1
$ lsblk
デバイスをマウント解除する前に、データを /mnt/md1 に読み取り / 書き込みします。
$ umount /dev/md1
$ mdadm --stop /dev/md1
$ mdadm --zero-superblock /dev/pmem0 /dev/pmem1 /dev/pmem2 /dev/pmem3 /dev/pmem4 /dev/pmem5
$ lsblk
同様の方法で、RAID 5/5/6/10 ボリュームを作成できます。
RHEL 7.6 の機能
ネームスペースの作成
RHEL 7.6 以降では、ndctl ユーティリティーは元々使用できます。
ファームウェアにラベル サポートがあるため、FW 9324 を搭載した NVDIMM-N モジュールは OS に表示されません。つまり、ネー
ムスペースは自動的に列挙されないため、ファイル システムをマウントしてアクセスする前に、ndctl を使用してネームスペースを
最初に作成する必要があります。
メモ: また、ネームスペースを作成するための ndctl ユーティリティーが適切に機能するように、OS パッチを最初にインストー
ルすることをお勧めします。そのパッチは、https://access.redhat.com/solutions/3920221 からダウンロードできます。
次のコマンドをスーパー ユーザーとして実行して、/dev/pmem デバイスを作成します。
DIMM リストを表示するには、次のコマンドを実行します。
● $ ndctl list -D
次のコマンドを実行して、ネームスペースを作成します。このコマンドがデフォルトで使用されている場合、/dev/pmem デバイス
が作成されます。他のモードでネームスペースを作成するには、https://www.mankier.com/1/ndctl-create-namespace のリンクを参
照してください。
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