Dell™ PowerEdge™ R300 システム ハードウェアオーナーズマニュアル w w w. d e l l . c o m | s u p p o r t . d e l l .
メモ、注意、警告 メモ:コンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明してい ます。 注意:ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その危険を回 避するための方法を説明しています。 警告:物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示し ています。 ____________________ 本書の内容は予告なく変更されることがあります。 © 2007 すべての著作権は Dell Inc. にあります。 Dell Inc. の書面による許可のない複製は、いかなる形態においても厳重に禁じられて います。 本書に使用されている商標:Dell、DELL ロゴ、PowerEdge、および PowerVault は Dell Inc. の商標です。Microsoft、MS-DOS、Windows、および Windows Server は米 国その他の国における Microsoft Corporation の商標または登録商標です。Red Hat は Red Hat, Inc.
目次 1 システムについて その他の情報 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 11 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 11 起動中にシステムの機能にアクセ スする方法 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 前面パネルの機能およびインジケータ . . . . . . . ハードドライブインジケータコード 13 . . . . . 17 . . . . . . 19 . . . . . . . . . . . . . 20 電源インジケータコード . . . . . . . . . . . . . . . 20 NIC インジケータコード . . . . . . . . . . . . . . . 21 背面パネルの機能およびインジケータ . 外付けデバイスの接続 LCD ステータスメッセージ . . . . . . . . . . . . . .
セットアップユーティリティのオプション . . . . メイン画面 . . . . . . . . . . . . . . . . . Memory Information(メモリ情報)画面 . CPU Information(CPU 情報)画面 . . . . SATA Configuration(SATA 構成)画面 . . Integrated Devices(内蔵デバイス)画面 Serial Communication (シリアル通信)画面 . . . . . . . . . . . System Security (システムセキュリティ)画面 . . . . . . Exit(終了)画面 . . . . . . . . . . . . . . システムパスワードとセットアップ パスワードの機能 . . . . . . . . . . . . . . . . . 57 . . . . . . 58 61 . . . . . . . . 61 システムパスワードの使い方 . . セットアップパスワードの使い方 忘れてしまったパスワードの無効化 . . . . . . . . . .
システム基板エアフローカバー . . . . . . . . . . . システム基板エアフローカバー の取り外し . . . . . . . . . . . . システム基板エアフローカバー の取り付け . . . . . . . . . . . . ハードドライブ 77 . . . . . . . . 77 . . . . . . . . 78 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 79 ドライブのダミーの取り外し . . . ハードドライブダミーの取り付け . ホットプラグ対応ハードドライ ブの取り外し . . . . . . . . . . . . . ホットプラグ対応ハードドライ ブの取り付け . . . . . . . . . . . . . ハードドライブキャリアの取り付け . . . . . . 80 80 . . . . . . 81 . . . . . . 81 . . . . . . . . 83 ハードドライブをハードドライブ キャリアから取り外す方法 . . . . .
電源ユニット . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 電源ユニットの取り外し 電源ユニットの取り付け 内蔵 USB メモリキー 95 97 . . . . . . . . . . . . . . . . . 97 オプションの内蔵 USB メモリキー の取り付け . . . . . . . . . . . . . . RAC カード . . . . . . 98 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 100 RAC カードの取り外し . RAC カードの取り付け . 拡張カード . . . . . . . . . . . . . 100 102 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 103 拡張カードの取り付け . 拡張カードの取り外し . ライザーカード . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 103 105 . . . . . . . . . . .
コントロールパネルアセンブリ (サービス技術者専用の手順) . . . . . . . . . . . . コントロールパネルアセンブリ の取り外し . . . . . . . . . . . . コントロールパネルアセンブリ の取り付け . . . . . . . . . . . . 配電基板 . . . . . . . . 123 . . . . . . . . 125 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 126 配電基板の取り外し 配電基板の取り付け . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . システム基板(サービス技術者専用の手順) . システム基板アセンブリの取り外し システム基板アセンブリの取り付け 4 123 . . 129 . . . . . 129 132 . . . . . システムのトラブルシューティング 作業にあたっての注意 起動ルーチン . 126 128 . . 135 . . . . . . . .
システムが損傷した場合のトラブル シューティング . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . システムバッテリーのトラブルシュー ティング . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 電源ユニットのトラブルシューティング . . . . . システム冷却問題のトラブルシューティング . ファンのトラブルシューティング . . . . . . . 148 . . . . 150 内蔵 USB キーのトラブルシューティング . . . . . 152 ディスケットドライブのトラブルシュー ティング . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 153 オプティカルドライブのトラブルシュー ティング . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 155 . . . . . . 156 ハードドライブのトラブルシューティング ホットプラグ対応ハードドライブのト ラブルシューティング . .
システム診断プログラムの実行 . . . . . . . . . . . システム診断プログラムのテストオプション . . 169 . . . . . . . . 169 . . . . . . . . . . . 169 170 170 カスタムテストオプションの使い方 テストするデバイスの選択 診断オプションの選択 . . 情報および結果の表示 . . 6 ジャンパおよびコネクタ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 171 システム基板のジャンパ . . . . . . . . . . . . . . . 171 システム基板のコネクタ . . . . . . . . . . . . . . . 172 ライザーカードコネクタ . . . . . . . . . . . . . . . 174 コントロールパネルアセンブリコネクタ . . . . . 175 SAS/SATA バックプレーンボードコネクタ . . . . .
目次
システムについて 本項では、お使いのシステムの主な機能を実現する物理的なインタ フェース機能、およびファームウェア / ソフトウェアのインタフェース 機能について説明します。システムの前面パネルおよび背面パネルにあ る物理コネクタを使用することで、接続やシステムの拡張が容易に行え ます。システムファームウェア、アプリケーション、および OS は、シ ステムやコンポーネントの状態を監視し、問題が発生した場合に警告を 発します。システムの状態は次のいずれかによって報告されます。 • 前面 / 背面パネルインジケータ • LCD ステータスメッセージ • システムメッセージ • 警告メッセージ • 診断メッセージ • アラートメッセージ 本項では、上記の各タイプのメッセージについて説明し、考えられる原 因と、メッセージに示された問題を解決するための処置についても説明 します。また、システムのインジケータおよびその機能について図を 使って説明します。 その他の情報 警告:『製品情報ガイド』には、安全および認可機関に関する情報が記 載されています。保証情報に関しては、『サービス & サポートの
• システム管理ソフトウェアのマニュアルでは、システム管理ソフト ウェアの機能、動作要件、インストール、および基本操作について 説明しています。 • OS のマニュアルでは、OS ソフトウェアのインストール手順(必要 な場合)や設定方法、および使い方について説明しています。 • システムとは別に購入されたコンポーネントのマニュアルでは、購 入されたオプション装置の取り付けや設定について説明しています。 • システム、ソフトウェア、またはマニュアルの変更に関して記載さ れたアップデート情報がシステムに付属していることがあります。 メモ:アップデートには他の文書の内容を差し替える情報が含まれ ている場合がよくありますので、support.dell.
表 1-1.
表 1-2.
表 1-2.
表 1-2. 前面パネルのコンポーネント (続き) 項目 コンポーネント アイコン 説明 6 USB コネクタ (2) USB 2.0 対応デバイスをシステムに接続する ときに使用します。 7 ビデオコネクタ モニターをシステムに接続します。 8 オプティカルド ライブ(オプ ション) オプションのスリムライン SATA DVD-ROM ドライブまたは DVD-RW ドライブ、または CD-RW/DVD コンボドライブ(利用可能時) 1台 メモ:DVD デバイスはデータ専用。 9 ハードドライ ブ動作インジ ケータ 緑色のハードドライブ動作インジケータは、 ハードドライブの使用中に点滅します。 10 ハードド ライブ 0 オプションの 3.5 インチ SAS または SATA ホットプラグ対応ハードドライブ。 11 ハードド ライブ 1 オプションの 3.
ハードドライブインジケータコード ハードドライブキャリアには、ドライブ動作インジケータとドライブス テータスインジケータという 2 つのインジケータがあります。図 1-2 を 参照してください。RAID 構成では、ドライブステータスインジケータ が点灯してドライブの状態を示します。非 RAID 構成では、ドライブ動 作インジケータのみが点灯し、ドライブステータスインジケータはオフ です。 図 1-2.
RAID ハードドライブのドライブインジケータのパターンを 表 1-3 に示 します。システムでドライブイベントが発生すると、さまざまなパター ンで表示されます。たとえば、ハードドライブが故障すると、「ドライ ブ障害」のパターンが表示されます。取り外しのためにドライブを選 択した後、「ドライブ取り外し準備中」のパターンが表示され、その 後、「ドライブの挿入または取り外し可」のパターンが表示されます。 交換用ドライブの取り付け後、「ドライブの動作準備中」を示すパター ンが表示され、次に「ドライブオンライン」を示すパターンが表示され ます。 メモ:非 RAID 構成では、ドライブ動作インジケータのみがアクティブに なり、ドライブステータスインジケータはオフです。 表 1-3.
背面パネルの機能およびインジケータ システム背面パネルにあるボタン、インジケータ、およびコネクタを 図 1-3 に示します。 図 1-3. 背面パネルの機能およびインジケータ 1 14 13 3 2 12 9 8 7 5 4 11 10 6 1 PCIe スロット 1 — ライザー カード 2 PCIe スロット 2 — ライザー カード 3 電源ユニットベイ 1(PS1) 4 電源ユニットベイ 2(PS2) 5 冗長電源ユニットのインジ ケータ(2) 6 システム識別ボタン 7 システムステータスインジ ケータ 8 システムステータスインジ ケータコネクタ 9 NIC2 コネクタ(Gb) 10 NIC1 コネクタ(Gb) 11 2.
外付けデバイスの接続 システムに外付けデバイスを接続する場合は、次のガイドラインに従っ てください。 • ほとんどのデバイスは特定のコネクタに接続する必要があります。 また、デバイスドライバをインストールしないとデバイスは正常に 動作しません。デバイスドライバは、通常 OS ソフトウェアまたはデ バイス本体に付属しています。取り付けおよび設定の詳細について は、デバイスに付属のマニュアルを参照してください。 • 外付けデバイスを取り付けるときは、必ずシステムとデバイスの電 源を切ってください。次に、(デバイスのマニュアルに特別な指示が ない限り)システムの電源を入れる前に外付けデバイスの電源を入 れます。 I/O ポートやコネクタを有効または無効にする方法と設定方法について は、50 ページの「セットアップユーティリティの使い方」を参照して ください。 電源インジケータコード 前面パネルの電源ボタンによって、システムの電源ユニットからシステ ムへの電源入力を制御します。電源インジケータは、システムに電源が 入っていると緑色に点灯します。 冗長電源のインジケータは、電力が供給されているか、または電源の
図 1-4. 冗長電源のインジケータ 1 2 3 1 電源ユニットのステータス (DC 出力が使用可能) 3 AC ラインステータス (AC 入力が使用可能) 2 電源ユニットの障害 NIC インジケータコード 背面パネルの各 NIC にはインジケータがあり、ネットワーク動作およ びリンク状態を示します。図 1-5 を参照してください。NIC インジケー タコードのリストを 表 1-5 に示します。 図 1-5.
表 1-5.
表 1-6.
表 1-6. LCD ステータスメッセージ (続き) コード メッセージ 原因 E1211 ROMB Batt RAID バッテリーがないか、 RAID バッテリーコネク 不良であるか、または温 タを装着しなおします。 度が正常でないために再 161 ページの「SAS また 充電できません。 は SAS RAID コントロー ラのトラブルシュー ティング」および 148 ページの「システム 冷却問題のトラブル シューティング」を参 照してください。 E1214 ## PwrGd 表示されている電圧レ ギュレータに障害が発生 しました。 181 ページの「困ったと きは」を参照してくだ さい。 E1215 ## PwrGd 表示されている電圧レ ギュレータに障害が発生 しました。 181 ページの「困ったと きは」を参照してくだ さい。 E1226 PCI Rsr 1.5V PwrGd 1.
表 1-6. LCD ステータスメッセージ (続き) コード メッセージ 原因 対応処置 E1313 Fan Redundancy システムのファン冗長性 コントロールパネル LCD が失われました。もう 1 つ をスクロールしてその のファンに障害が発生す 他のメッセージを確認 ると、システムは過熱す します。148 ページの るおそれがあります。 「システム冷却問題のト ラブルシューティング」 を参照してください。 E1410 CPU # IERR 表示されているマイクロ プロセッサが内部エラー を報告しています。 最新のシステム情報に ついては、 support.dell.
表 1-6.
表 1-6.
表 1-6.
表 1-6.
表 1-6.
表 1-6.
表 1-6.
表 1-6.
表 1-6.
表 1-6.
LCD ステータスメッセージの問題の解決 LCD のコードとテキストは故障の状態を正確に特定できることが多い ので、修正が容易に行えます。たとえば、コード E1418 CPU_1_ Presence が表示されたときは、ソケット 1 にマイクロプロセッサが装 着されていないことがわかります。 これとは対照的に、関連するエラーが複数発生した場合にも、問題を特 定することができます。たとえば、複数の電圧障害を示す連続したメッ セージを受け取った場合、問題は電源ユニットの不良であると判断する ことになります。 LCD ステータスメッセージの消去 温度、電圧、ファンなどセンサーに関する障害については、センサーが 通常の状態に戻ると、LCD メッセージは自動的に表示されなくなりま す。たとえば、コンポーネントの温度が許容範囲を超えた場合、障害が あることが LCD に表示されます。温度が許容範囲内に戻ると、メッ セージは LCD から消去されます。その他の障害の場合、ディスプレイ からメッセージを消去する処置を行う必要があります。 • SEL のクリア — このタスクはリモートで実行できますが、システム のイベント
システムメッセージ システムに問題がある可能性が検出されると、システムメッセージが画 面に表示されます。システムメッセージとその考えられる原因および対 応処置のリストを表 1-3 に示します。 メモ:表示されたシステムメッセージが表 1-3 に記載されていない場合、 メッセージが表示されたときに実行していたアプリケーションのマニュア ルや、OS のマニュアルを参照して、メッセージの説明と推奨されている 処置を確認してください。 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。安全上の注 意、コンピュータ内部の作業、および静電気障害への対処の詳細について は、『製品情報ガイド』を参照してください。 表 1-7. システムメッセージ メッセージ 原因 対応処置 Alert!DIMM1_A and DIMM1_B must be populated with a matched set of DIMMs if more than one DIMM is present.
表 1-7. システムメッセージ (続き) メッセージ 原因 Attempting to update Remote Configuration. Please wait... Remote Configuration(リ 操作が完了するまで待ち モート設定)リクエス ます。 トが検出され、処理中 です。 BIOS Update Attempt Failed! リモートでの BIOS の アップデートに失敗し ました。 BIOS のアップデートをも う一度試みます。問題が解 決しない場合は、181 ペー ジの「困ったときは」を参 照してください。 Caution!NVRAM_CLR jumper is installed on system board.
表 1-7. システムメッセージ (続き) メッセージ 原因 対応処置 Diskette read failure. ディスケットが不良か、 ディスケット / テープド ライブのインタフェー スケーブルが、正しく 接続されていないか不 良です。または、電源 ケーブルの接続に緩み があります。 153 ページの「ディスケッ トドライブのトラブル シューティング」を参照し てください。 Diskette subsystem reset failed. ディスケット / テープド 153 ページの「ディスケッ ライブコントローラに トドライブのトラブル 障害があります。 シューティング」を参照し てください。 Drive not ready.
表 1-7.
表 1-7.
表 1-7.
表 1-7.
表 1-7.
表 1-7. システムメッセージ (続き) メッセージ 原因 対応処置 Time-of-day not set - please 時刻または日付が正し run SETUP program く設定されていません。 システムバッテリーに 障害があります。 時刻と日付の設定を確認し ます。49 ページの「セット アップユーティリティの起 動」を参照してください。 問題が解決しない場合は、 システムバッテリーを交換 します。146 ページの「シ ステムバッテリーのトラブ ルシュー ティング」を参 照してください。 Timer chip counter 2 failed システム基板に障害が あります。 181 ページの「困ったとき は」を参照してください。 TPM configuration operation honored システムはここで再起 動します。 情報表示のみです。 TPM failure TPM operation is pending.
表 1-7. システムメッセージ (続き) メッセージ 原因 対応処置 Unsupported DIMM detected in the RAID DIMM slot! RAID DIMM スロットに 取り付けられている DIMM はサポートされて いません。 150 ページの「システムメ モリのトラブルシューティ ング」を参照してくださ い。問題が解決しない場合 は、181 ページの「困った ときは」を参照してくだ さい。 Unsupported RAID key detected.
表 1-7. システムメッセージ (続き) メッセージ 原因 対応処置 Warning!Detected mode change from SCSI to RAID on channel x of the embedded RAID subsystem. セットアップユーティ 50 ページの「セットアップ リティで内蔵 RAID サブ ユーティリティの使い方」 システムの構成が変更 を参照してください。 されました。 Warning!Detected mode change from RAID to SCSI on channel x of the embedded RAID subsystem. セットアップユーティ 50 ページの「セットアップ リティで内蔵 RAID サブ ユーティリティの使い方」 システムの構成が変更 を参照してください。 されました。 Warning!Embedded RAID firmware is not present.
警告メッセージ 警告メッセージは、問題発生の可能性があることを知らせ、作業を続行 する前に対応策をとるように求めます。たとえば、ディスケットを フォーマットする前に、ディスケット上のすべてのデータが失われるお それがあることを警告するメッセージが表示されることがあります。警 告メッセージは、通常、処理を中断して、y(はい)または n(いいえ) を入力して応答することを要求します。 メモ:警告メッセージは、アプリケーションプログラムまたは OS によっ て生成されます。詳細については、OS またはアプリケーションプログラ ムに付属のマニュアルを参照してください。 診断メッセージ システム診断ユーティリティを使用すると、システムで実行された診断 テストのメッセージが生成されます。システム診断プログラムの詳細に ついては、168 ページの「システム診断プログラムの実行」を参照して ください。 アラートメッセージ システム管理ソフトウェアは、システムのアラートメッセージを生成し ます。アラートメッセージには、ドライブ、温度、ファン、および電源 の状態についての情報、ステータス、警告、およびエラーメッセージが 含ま
セットアップユーティリティの 使い方 システムのセットアップを完了したら、セットアップユーティリティを 起動して、システム設定およびオプション設定を確認します。表示され た情報を将来の参考のために記録しておきます。 セットアップユーティリティは、次のような場合に使用します。 • ハードウェアを追加、変更、または取り外した後に、NVRAM に保 存されたシステム設定を変更する。 • 時刻や日付などのユーザーが選択可能なオプションを設定または変 更する。 • 内蔵デバイスを有効または無効にする。 • 取り付けたハードウェアと設定との間の不一致を修正する。 セットアップユーティリティの起動 1 システムの電源を入れるか、再起動します。 2 次のメッセージが表示されたら、すぐに を押します。 = System Setup を押す前に OS のロードが開始された場合は、システムの起動 が完了するのを待ってから、もう一度システムを再起動し、この手 順を実行してください。 メモ:システムシャットダウンの正しい順序を確認するには、OS に 付属のマニュアルを参照してください。
エラーメッセージへの対応 特定のエラーメッセージに対応することによって、セットアップユー ティリティを起動できます。システムの起動中にエラーメッセージが 表示された場合は、メッセージをメモしてください。セットアップユ ーティリティを起動する前に、37 ページの「システムメッセージ」で メッセージとエラーの修正方法に関する説明を参照してください。 メモ:メモリのアップグレード後、最初にシステムを起動する際に、シ ステムメッセージが表示されるのは正常です。 セットアップユーティリティの使い方 セットアップユーティリティ画面で情報の表示や変更、プログラムの終 了などに使用するキーのリストを 表 2-1 に示します。 表 2-1.
セットアップユーティリティのオプション メイン画面 セットアップユーティリティを起動すると、セットアップユーティリ ティのメイン画面が表示されます(図 2-1 を参照)。 図 2-1.
表 2-2.
表 2-2.
Memory Information(メモリ情報)画面 Memory Information(メモリ情報)画面の情報フィールドに表示さ れる説明を 表 2-3 に示します。 表 2-3. Memory Information(メモリ情報)画面 オプション 説明 System Memory Size システムメモリの容量が表示されます。 System Memory Type システムメモリのタイプが表示されます。 System Memory Speed システムメモリの速度が表示されます。 Video Memory ビデオメモリの容量が表示されます。 System Memory Testing システム起動時にシステムメモリテストを実行す るかどうかを指定します。オプションは Enabled (有効)および Disabled(無効)です。 CPU Information(CPU 情報)画面 CPU Information(CPU 情報)画面の情報フィールドに表示されるオ プションのリストおよび説明を 表 2-4 に示します。 表 2-4.
表 2-4.
表 2-5. SATA Configuration(SATA 構成)画面 (続き) オプション Port C (デフォルトは Off) 説明 ポート C に接続されているデバイスのモデル番号、ド ライブの種類、サイズが表示されます。Auto(自動) (デフォルト)に設定すると、デバイス(オプション のディスケットドライブ)がポートに接続されている 場合、ポートは有効になります。 Integrated Devices(内蔵デバイス)画面 Integrated Devices(内蔵デバイス)画面に表示される情報フィール ドのオプションのリストおよび説明を 表 2-6 に示します。 表 2-6.
表 2-6.
表 2-7. Serial Communication(シリアル通信)画面のオプション (続き) オプション Remote Terminal Type (デフォルトは VT 100/VT 220 ) 説明 VT 100/VT 220 または ANSI を選択します。 Redirection After Boot システムが OS を起動した後に、BIOS コンソールリ (デフォルトは Enabled) ダイレクションを有効または無効にします。 System Security(システムセキュリティ)画面 System Security(システムセキュリティ)画面の情報フィールドに 表示されるオプションのリストおよび説明を 表 2-8 に示します。 メモ:中国に出荷されるシステムには TPM が装備されていません。セッ トアップユーティリティ画面に一覧表示される TPM オプションはすべて 無視してください。 表 2-8.
表 2-8.
表 2-8.
表 2-8.
お使いのシステムは、出荷時にはシステムパスワード機能が有効になっ ていません。システムのセキュリティが必要な場合は、システムパス ワード保護機能を有効にしてシステムを操作してください。 既存のパスワードを変更したり削除したりするには、そのパスワードを 事前に知っておく必要があります(65 ページの「既存のシステムパス ワードの削除または変更」を参照)。パスワードを忘れると、トレーニ ングを受けたサービス技術者がパスワードジャンパの設定を変更してパ スワードを無効にし、既存のパスワードを消去するまで、システムを操 作したり、セットアップユーティリティの設定を変更したりすることは できません。この手順は、178 ページの「忘れてしまったパスワードの 無効化」に記載されています。 システムパスワードの使い方 システムパスワードを設定すると、パスワードを知っているユーザーで なければ、システムの全機能を使用することはできません。System Password(システムパスワード)オプションが Enabled(有効)に 設定されている場合、システムパスワード要求のプロンプトがシステム の起動後に表示されます。 システ
システムパスワードが設定されておらず、システム基板上のパスワード ジャンパが有効な位置(デフォルト)に設定されている場合、System Password(システムパスワード)オプションは Not Enabled(無効) と表示され、Password Status(パスワードステータス)フィールド は Unlocked(ロック解除)と表示されます。システムパスワードを設 定するには、次の手順を実行します。 1 Password Status(パスワードステータス)オプションが Unlocked (ロック解除)に設定されていることを確認します。 2 System Password(システムパスワード)オプションをハイライト表 示して、 を押します。 3 このフィールドに新しいシステムパスワードを入力します。 パスワードは半角の英数字で 32 文字まで入力できます。 いずれかの文字キー(またはブランクスペースとしてスペースキー) を押すと、フィールドには文字の代わりにプレースホルダが表示さ れます。 パスワードの設定では、大文字と小文字は区別されません。ただし 無効なキーの組み合わせもあります。無効な
システムを保護するためのシステムパスワードの使い方 メモ:セットアップパスワードを設定している場合(65 ページの「セッ トアップパスワードの使い方」を参照)、システムはセットアップパス ワードをシステムパスワードの代用として受け付けます。 Password Status(パスワードステータス)オプションが Unlocked (ロック解除)に設定されている場合は、パスワードセキュリティを有 効のままにしておくことも無効にすることもできます。 パスワードセキュリティを有効のままにしておくには、次の手順を実行 します。 1 システムの電源を入れるか、または を押してシステ ムを再起動します。 2 パスワードを入力し、 を押します。 パスワードセキュリティを無効にするには、次の手順を実行します。 1 システムの電源を入れるか、または を押してシステ ムを再起動します。 2 パスワードを入力し、 を押します。 システムの電源を入れたり を押してシステムを再起 動したりするたび
既存のシステムパスワードの削除または変更 1 プロンプトが表示されたら、 を押して既存のシステムパ スワードを無効にします。 セットアップパスワードを入力するよう求められた場合は、ネット ワーク管理者に問い合わせてください。 2 POST 中に を押して、セットアップユーティリティを起動しま す。 3 System Security(システムセキュリティ)画面フィールドを選択し て、Password Status(パスワードステータス)オプションが Unlocked (ロック解除)に設定されていることを確認します。 4 プロンプトが表示されたら、システムパスワードを入力します。 5 System Password(システムパスワード)オプションに Not Enabled (無効)と表示されていることを確認します。 System Password(システムパスワード)オプションに Not Enabled(有効)と表示されている場合、システムパスワードは削 除されています。System Password(システムパスワード)オプ ションに Enabled(有効)が表示されてい
パスワードは半角の英数字で 32 文字まで入力できます。 いずれかの文字キー(またはブランクスペースとしてスペースキー) を押すと、フィールドには文字の代わりにプレースホルダが表示されま す。 パスワードの設定では、大文字と小文字は区別されません。ただし無効 なキーの組み合わせもあります。無効な組み合わせで入力すると、ビー プ音が鳴ります。パスワードの入力時に文字を削除するには、 または左矢印キーを押します。 パスワードの確認が終わると、Setup Password(セットアップパス ワード)の設定は Enabled(有効)に変わります。次にセットアップ ユーティリティを起動すると、セットアップパスワードの入力を求める プロンプトが表示されます。 Setup Password(セットアップパスワード)オプションの変更は、 ただちに有効になります(システムを再起動する必要はありません)。 セットアップパスワード使用中の操作 Setup Password(セットアップパスワード)が Enabled(有効)に 設定されている場合、正しいセットアップパスワードを入力しないと、 ほとんどのセッ
既存のセットアップパスワードの削除または変更 1 セットアップユーティリティを起動して、System Security(システム セキュリティ)オプションを選択します。 2 Setup Password(セットアップパスワード)オプションをハイライト 表示し、 を押してセットアップパスワードウィンドウにアク セスし、 を 2 回押して既存のセットアップパスワードをクリ アします。 設定が Not Enabled(無効)に変わります。 3 新しいセットアップパスワードを設定する場合は、65 ページの 「セットアップパスワードの設定」の手順を実行します。 忘れてしまったパスワードの無効化 178 ページの「忘れてしまったパスワードの無効化」を参照してくださ い。 ベースボード管理コントローラの設定 ベースボード管理コントローラ(BMC)を使用すると、システムの設 定、監視、回復をリモートで行うことができます。BMC には以下の機 能があります。 • システムの内蔵 NIC を使用する • 障害の記録と SNMP 警告を有効にする • システムイベントログとセンサーステー
BMC セットアップモジュールの起動 1 システムの電源を入れるか、再起動します。 2 POST 後、プロンプトが表示されたときに、 を押します。 を押す前に OS のロードが開始された場合は、システム の起動が完了するのを待ってから、もう一度システムを再起動し、 この手順を実行してください。 BMC セットアップモジュールのオプション BMC セットアップモジュールのオプションのリストと EMP(緊急管理 ポート)の設定方法の詳細については、BMC のマニュアルを参照して ください。 68 セットアップユーティリティの使い方
システム部品の取り付け 本項では、以下のシステム部品を取り付ける方法について説明します。 • 前面ベゼル • システム基板エアフローカバー • ハードドライブ • オプティカルドライブ • 冷却ファンモジュール • 電源ユニット • 内部 USB メモリコネクタ • RAC カード • 拡張カード • ライザーカード • バックプレーンボード • システムメモリ • プロセッサ • システムバッテリー • コントロールパネルアセンブリ • 配電基板 • システム基板 システム部品の取り付け 69
推奨するツール 本項の手順を実行するには、以下のアイテムが必要です。 • システムキーロックのキー • #1 および #2 のプラスドライバ • T-10 Torx ドライバ • 静電気防止用リストバンド システムの内部 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。安全上の注 意、コンピュータ内部の作業、および静電気障害への対処の詳細について は、『製品情報ガイド』を参照してください。 図 3-1 は、システムカバーおよびベゼルが取り外された状態のシステム の内部配置図です。 70 システム部品の取り付け
図 3-1.
3 システム基板エアフローカ バー 4 冗長電源ユニット(オプション) 5 左ライザー 6 SAS 外付けコントローラドーター カード 7 SAS RAID 外付けコントロー ラドーターカードのバッテ リーとメモリモジュール 8 センターライザー 9 SAS 内蔵 RAID コントローラ ドーターカード 10 SAS カードコネクタ 11 RAC カード 12 メモリモジュール(6) 13 CPU/ ヒートシンク 14 デュアルファンモジュールベイ 1 および 2(ファン 4 台) 15 SAS/SATA バックプレーン ケーブルコネクタ 16 SATA/SAS バックプレーンケーブ ル 17 ホットプラグ対応ハードド ライブベイ 0 および 1 18 オプションのスリムラインドライ ブ1台 19 LCD コントロールパネル 20 シャーシイントルージョンス イッチ 21 コントロールパネルアセン ブリ 22 23 配電基板 24 電源ユニット デュアルファンモジュール (ファン 2 台) 配電基板カバー メモ:前図では、1
ハードドライブベイには、2 台までの 3.5 インチ SAS ハードドライブま たは 2 台までの 3.5 インチ SATA ハードドライブを装着できます。ハー ドドライブは、SAS/SATA バックプレーンボードを通じて SAS コント ローラカードに接続します。詳細については、79 ページの「ハードド ライブ」、109 ページの「バックプレーンボード」および 103 ページの 「拡張カード」を参照してください。 取り付け手順またはトラブルシューティング手順では、ジャンパ設定の 変更が必要な場合があります。詳細については、171 ページの「システ ム基板のジャンパ」を参照してください。 前面ベゼル ベゼルのロックは、電源ボタン、オプティカルドライブ、およびハード ドライブへのアクセスを制限します。前面パネルにあり、前面ベゼルか らアクセスできるコントロールパネル LCD には、システムの状態が表 示されます。図 3-2 を参照してください。 図 3-2.
前面ベゼルの取り外し 1 システムキーを使用して、ベゼルのロックを解除します。 2 ベゼルの左端のタブを押します。 3 ベゼルの左端をシステムから離れるように動かし、ベゼルの右端を 取り外せるようにします。 4 ベゼルを引っ張り、システムから取り外します。図 3-3 を参照してく ださい。 図 3-3.
システムカバーの開閉 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。安全上の注 意、コンピュータ内部の作業、および静電気障害への対処の詳細について は、手順を実行する前に『製品情報ガイド』を参照してください。 システムカバーの取り外し システムのアップグレードまたはトラブルシューティングを行うには、 システムカバーを取り外し内部コンポーネントに触れることができるよ うにします。 1 電源ユニットなどのホットプラグ対応コンポーネントを取り付ける 場合を除き、システムとシステムに接続されている周辺機器の電源 を切り、システムを電源コンセントと周辺機器から外します。 2 システムカバーを取り外すには、ラッチリリースロックを反時計方 向に回してアンロックの位置にします。図 3-4 を参照してください。 3 システム上部のラッチを持ち上げます。図 3-4 を参照してください。 4 カバーの両側をつかんで、カバーをシステムから慎重に持ち上げて、 取り外します。 システムカバーの取り付け 1 カバーのラッチを持ち上げます。 2 カバーをシステム
図 3-4.
システム基板エアフローカバー システム基板エアフローカバーは、プロセッサ、ヒートシンク、メモリ モジュール、およびシステムバッテリーをカバーし、これらの部品を通 気によって冷却します。また、システム基板エアフローカバーの後ろに ある冷却ファンモジュールによって通気が促されます。 システム基板エアフローカバーの取り外し 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。安全上の 注意、コンピュータ内部の作業、および静電気障害への対処の詳細につ いては、手順を実行する前に『製品情報ガイド』を参照してください。 1 システムカバーを開きます。75 ページの「システムカバーの開閉」 を参照してください。 2 SAS ケーブルがある場合は、拡張カードから SAS ケーブルコネクタ を外します。 3 ファンモジュールの左右とメモリモジュールの前にある取り付けス ロットの位置を確認します。図 3-5 を参照してください。 4 エアフローカバーの左右両側を持ち、ゆっくりとまっすぐに持ち 上げてファンアセンブリから取り外します。図 3-5 を参照してくだ
図 3-5.
3 SAS ケーブルを拡張カードのコネクタに接続し、エアフローカバー とシャーシの側壁の間に配線します。図 3-5 を参照してください。 4 システムカバーを閉じます。75 ページの「システムカバーの開閉」 を参照してください。 ハードドライブ 本項では、SAS または SATA ハードドライブをシステムの内蔵ハードド ライブベイに取り付けて設定する方法について説明します。お使いのシ ステムには、ホットプラグ対応の 3.
ドライブのダミーの取り外し 注意:システムの正常な冷却状態を維持するために、空のハードドライ ブベイには必ずドライブのダミーを取り付ける必要があります。システム からハードドライブキャリアを取り外し、再度取り付けない場合は、キャ リアにドライブのダミーを装着して取り付けなおす必要があります。 ハードドライブダミーの取り外し方は、3.5 インチハードドライブキャ リアの場合と若干異なります。 1 前面ベゼルが取り付けてある場合は、これを取り外します。74 ペー ジの「前面ベゼルの取り外し」を参照してください。 2 ダミーの右側にある押しボタンロックタブの位置を確認し、ハード ドライブダミーを外します。 3 ドライブベイから外れるまで、ハードドライブダミーを手前に引き 出します。 ハードドライブダミーの取り付け ハードドライブダミーの取り付け方は、3.
ホットプラグ対応ハードドライブの取り外し 1 前面ベゼルが取り付けてある場合は、これを取り外します。74 ペー ジの「前面ベゼルの取り外し」を参照してください。 2 RAID 管理ソフトウェアからドライブを取り外す準備を行い、ドライ ブキャリアのハードドライブインジケータが、ドライブを安全に取 り外すことができるという信号を発するまで待ちます。ホットプラ グ対応ドライブを取り外す手順の詳細については、SAS コントロー ラのマニュアルを参照してください。 ドライブがオンラインだった場合は、ドライブがパワーダウンす る際に、緑色のアクティビティ / 障害インジケータが点滅します。 両方のドライブインジケータが消灯したら、ドライブを安全に取 り外すことができます。 3 ドライブキャリアリリースハンドルを開いて、ドライブを取り出 せる状態にします。図 3-6 を参照してください。 4 ドライブベイから外れるまで、ハードドライブを手前に引き出 します。 5 ハードドライブを再度取り付けない場合は、空いているドライブベ イにドライブのダミーを挿入します。80 ページの「ハードドライブ ダミーの取り付け」を参照してくださ
図 3-6.
ハードドライブキャリアの取り付け お使いのシステムには 2 つのバージョンのハードドライブキャリアが 使用されています。SATA ハードドライブ用のバージョンには、側面の レールに一組(4 個)の取り付け穴があります。SAS/SATAu ハードド ライブキャリアと呼ばれるもう 1 つのバージョンには、 「SAS」と 「SATAu」のどちらの取り付け位置にも対応できるように、別の取り付 け穴が 4 個あります。SAS/SATAu ハードドライブキャリアを使用する 場合、お使いのシステムに関しては以下のルールを守ってください。 • SAS/SATAu ドライブキャリアは SAS ハードドライブ専用としてくだ さい。 • 「SAS」の取り付け位置のみを使用してください (お使いのシステム では SATAu 用の取り付け位置は使用しません)。 SAS ハードドライブを SAS/SATAu ハードドライブキャリアに取り付け るところを 図 3-7 に示します。 ハードドライブをハードドライブキャリアから取り外す方法 ハードドライブキャリアのスライドレールから 4 本のネジを取り外し、 ハードドライブをキャリアから
3 4 本のネジを取り付けて、ハードドライブをハードドライブキャリ アに固定します。図 3-7 を参照してください。 メモ:ホットプラグ非対応のケーブル接続されたハードドライブの取り 付け手順は、前図に示されていません。ケーブル接続されたハードドライ ブを搭載したシステムの場合は、次の取り付け手順に従ってください。 84 a ハードドライブブラケットをハードドライブに被さるように曲げ て、直接ハードドライブに被せます。 b キャリア上のピンとネジ穴の位置を確認し、ピンとネジ穴を合わ せます。 c ピンをハードドライブキャリアに差し込みます。 d ハードドライブをハードドライブベイに装着する際には、キャリ アラッチがキャリアブラケットに接触し、すべてのラッチが完全 に固定されていることを確認します。 システム部品の取り付け
図 3-7.
メモ:ホットプラグ非対応のハードドライブ用のケーブル接続された ハードドライブキャリアの取り付け手順は、前の説明と前図に示されてい ません。ケーブル接続されたハードドライブを搭載したシステムの場合 は、次の取り付け手順に従ってください。 e ハードドライブキャリアブラケットをハードドライブに被さるよ うに曲げて、直接ハードドライブに被せます。 f キャリア上のピンの位置を確認し、ハードドライブ上のネジ穴に 合わせます。 g ピンをハードドライブに差し込みます。 h ハードドライブをハードドライブベイに装着する際には、キャリ アラッチがキャリアブラケットに接触し、すべてのラッチが完全 に固定されていることを確認します。 オプティカルドライブ オプションのスリムライン DVD または CD-RW/DVD-RW オプティカルド ライブは、トレイに取り付けて前面パネルに挿入し、システム基板上の コントローラに接続します。 メモ:DVD デバイスはデータ専用。 オプティカルドライブをシステムから取り外す方法 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス
オプティカルドライブの取り付け 1 オプティカルドライブトレイを前面パネルの開口部に合わせます。 図 3-8 を参照してください。 2 カチッと音がして所定の位置に収まるまで、ドライブトレイを押し 込みます。 3 ドライブトレイの背面にオプティカルドライブケーブルを接続 します。 4 まだ接続していない場合は、オプティカルドライブの電源ケーブル とインタフェースケーブルをシステム基板コネクタに接続します。 a 電源ケーブルを SATA ODD の CD_PWR コネクタに接続します。コ ネクタの位置については 図 6-4 を、ケーブルの配線については 図 3-8 を参照してください。 b インタフェースケーブルを各ケーブル配線タブの下に挿入し、右 シャーシ側面パネルの内側に沿って配線します。図 3-8 を参照し てください。 c インタフェースケーブルをシステム基板の SATA_C コネクタに 接続します。コネクタの位置については、図 3-8 を参照してくだ さい。 5 システムカバーを閉じます。75 ページの「システムカバーの取り付 け」を参照してください。 6 ベゼルを取り付けます。74 ペー
図 3-8.
オプティカルドライブをオプティカルドライブトレイに取り付け る方法 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。安全上の注 意、コンピュータ内部の作業、および静電気障害への対処の詳細について は、手順を実行する前に『製品情報ガイド』を参照してください。 1 オプティカルドライブの取り付け穴をオプティカルドライブトレイ の保持ピンと合わせます。図 3-8 を参照してください。 2 オプティカルドライブをドライブトレイに対して少し角度をつけた 状態で、オプティカルドライブの右側をドライブトレイの右側に下 ろします。図 3-9 を参照してください。 3 オプティカルドライブの左側を下ろし、所定の位置に収まるまで、 ドライブをトレイに押し込みます。 4 インタフェースケーブルと電源ケーブルをオプティカルドライブの コネクタに接続します。 5 システムカバーを閉じます。75 ページの「システムカバーの開閉」 を参照してください。 システム部品の取り付け 89
オプティカルドライブをオプティカルドライブトレイから取り外 す方法 キャリアの左側で背面のタブを外側へ引き、同時にオプティカルドライ ブの左側を引き上げて、ドライブをトレイから外します。図 3-9 を参照 してください。 図 3-9.
冷却ファンモジュール ファンアセンブリには 4 台のデュアルモーターファンが備わっており、 プロセッサとメモリモジュールを冷却します。また、冗長電源ユニット 用に 2 台のデュアルモーターファンが備わっています。 ファンアセンブリの取り外し 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。安全上の注 意、コンピュータ内部の作業、および静電気障害への対処の詳細について は、手順を実行する前に『製品情報ガイド』を参照してください。 1 システムカバーを開きます。75 ページの「システムカバーの開閉」 を参照してください。 2 システム基板エアフローカバーを取り外します。77 ページの「シス テム基板エアフローカバーの取り外し」を参照してください。 3 システム基板の FAN_MOD1 と FAN_MOD2 からファンコネクタを外し ます。図 3-10 を参照してください。 4 ファンアセンブリの 2 つのリリースレバーを引きながら、ファンア センブリを 2 つの固定ポストから抜き取り、シャーシから外します。 図 3-10 を参照してくださ
図 3-10.
ファンアセンブリの取り付け 1 ファンアセンブリの穴をシャーシ上の 2 つのファンアセンブリ固定 ポストに合わせます。図 3-10 を参照してください。 2 リリースレバーがカチッと収まり、ファンアセンブリが固定ポスト に装着されるまで、ファンアセンブリを下げます。 3 2 個のファンコネクタをシステム基板に接続します。図 3-10 を参照し てください。 4 システム基板エアフローカバーを取り付けます。78 ページの「シス テム基板エアフローカバーの取り付け」を参照してください。 5 システムカバーを閉じます。75 ページの「システムカバーの開閉」 を参照してください。 電源ユニットファンアセンブリ 電源ユニットデュアルファンモジュールは、電源ユニットを冷却し ます。 注意:外付けストレージシステムに接続できる SAS コントローラが装備 されたシステムの場合は、電源ユニットファンアセンブリが必要です。 ファンアセンブリを取り外したり、ファンを無効にしたりすると、システ ムがオーバーヒートして突然シャットダウンする場合があります。 電源ユニットファンアセンブリの取り外し 警告:システムのカバーを取り外し
図 3-11.
電源ユニットファンアセンブリの取り付け 1 ファンの電源ケーブルを配電基板上の FAN_MOD コネクタに接続しま す。コネクタの位置については、図 3-11 を参照してください。 2 ファンケーブルをエアフローカバーパーティション上のスロットに 通します。 3 配電基板カバーを閉じます。基板上に直接装着されるまで、下方向 に回してください。 4 システムカバーを閉じます。75 ページの「システムカバーの開閉」 を参照してください。 電源ユニット お使いのシステムは、出力 400 W の電源ユニットを 1 台または 2 台サ ポートします。電源ユニットを 1 台だけ取り付ける場合は、左側の電 源ユニットベイ(PS1)に取り付ける必要があります。電源ユニットを 2 台取り付ける場合、2 台目の電源ユニットはホットプラグ対応の冗長 電源となります。冗長モードでは、効率を最大限に高めるために両方の 電源ユニットに電力負荷が分散されます。システムの電源が入った状態 で 1 台の電源ユニットを取り外すと、もう 1 台の電源ユニットが電力 負荷をすべて引き受けます。 注意:非冗長構成の場合は、システムの正常な冷却状態を
2 電源から電源ケーブルを外します。 3 電源ユニットから電源ケーブルを外し、システムケーブルを束ねて 固定しているベルクロストラップを外します。 メモ:非冗長電源ユニットの場合は、システムケーブルを固定している 電源ケーブル固定ブラケットを外します。詳細については、システムに付 属の『はじめに』を参照してください。 4 電源ユニットの左側のロックタブを右方向に押して外します。 図 3-12 を参照してください。 5 電源ユニットをまっすぐに引き出して配電基板から外し、シャーシ から取り出します。 図 3-12.
電源ユニットの取り付け 1 新しい電源ユニットをシャーシにまっすぐに挿入します。図 3-12 を 参照してください。 2 電源ユニットのフェースプレートと完全に同一面になり、橙色の ロックタブで固定されるまで、ハンドルを一番下まで下げます。 図 3-12 を参照してください。 3 電源ケーブルを電源ユニットに接続します。 a システムケーブルをシステムに付属のベルクロストラップで束ね て固定します。電源ケーブルを環状にし、ベルクロストラップを 使用してケーブルをハンドルに取り付けます。 b ケーブルのもう一方の端を配電ユニット(PDU)または電源コン セントに接続します。 メモ:非冗長電源ユニットの場合は、電源ユニットの背面で、ケーブル 保持ブラケットから電源プラグまでの間でケーブルを環状にし、接続しま す。詳細については、『はじめに』を参照してください。 メモ:新しい電源ユニットを取り付けたら、システムが電源ユニットを 認識するまで数秒待ち、正常に動作することを確認します。電源ユニット のステータスインジケータが緑色に点灯し、電源ユニットが適切に機能し ていることを示します。図 1-4 を参照してく
オプションの内蔵 USB メモリキーの取り付け 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。安全上の注 意、コンピュータ内部の作業、および静電気障害への対処の詳細について は、『製品情報ガイド』を参照してください。 1 システムと周辺機器の電源を切り、システムをコンセントから外し、 周辺機器をシステムから外します。 2 システムカバーを開きます。75 ページの「システムカバーの開閉」 を参照してください。 3 前面制御基板上の USB コネクタの位置を確認します(図 6-3 を 参照)。 4 ボードの USB コネクタに USB メモリキーを挿入します。図 3-13 を参 照してください。 5 システムカバーを閉じます。75 ページの「システムカバーの開閉」 を参照してください。 6 すべての周辺機器を取り付け、システムを電源コンセントに接続し ます。 7 システムと周辺機器の電源を入れます。 8 セットアップユーティリティを起動し、USB キーがシステムによっ て検出されたことを確認します。49 ページの「セットアップユー ティリ
図 3-13.
RAC カード オプションの Remote Access Controller(RAC)には、サーバーをリ モートで管理できる一連の拡張機能が備わっています。 RAC カードの取り外し 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。安全上の注 意、コンピュータ内部の作業、および静電気障害への対処の詳細について は、『製品情報ガイド』を参照してください。 1 システムおよび接続されているすべての周辺機器の電源を切り、 電源コンセントから外します。 2 システムカバーを開きます。75 ページの「システムカバーの取り外 し」を参照してください。 3 センター(スロット 1)ライザーボード上の拡張カードをすべて取 り外します。105 ページの「拡張カードの取り外し」を参照してく ださい。 4 センターライザーカードを取り外します。107 ページの「ライザー カードの取り外し」を参照してください。 5 システム基板から短いリボンケーブルを外します。図 3-14 を参照し てください。 100 システム部品の取り付け
図 3-14.
8 RAC カードを取り外したままにする場合は、リボンケーブルを RAC カードから外して取り出し、システムの背面パネルにプラスチック 製のフィラープラグを挿入します。 注意:RAC ケーブルをシステム基板から取り外す際には、ケーブルコネ クタの金属部分を挟むように押し、コネクタを慎重にソケットから外しま す。コネクタを取り外す際にケーブルを引っ張らないでください。ケーブ ルが損傷するおそれがあります。 9 システムカバーを閉じます。75 ページの「システムカバーの取り付 け」を参照してください。 RAC カードの取り付け 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。安全上の注 意、コンピュータ内部の作業、および静電気障害への対処の詳細について は、『製品情報ガイド』を参照してください。 1 システムおよび接続されているすべての周辺機器の電源を切り、 電源コンセントから外します。 2 システムカバーを開きます。75 ページの「システムカバーの取り外 し」を参照してください。 3 ライザーボードに取り付け済みの拡張カードをすべて取り
8 前側のプラスチック製の保持突起(2 つ)に RAC カードの前端を合わ せ、突起に完全に装着されるまでカードの側面を押し下げます。 図 3-14 を参照してください。 RAC カードの前端が所定の位置に収まると、プラスチック製の突起 がカチッと音がしてカード前端部の穴にはまります。 9 システム基板にリボンケーブルを接続します。コネクタの位置につ いては、図 6-6 を参照してください。 注意:ケーブルをシステム基板に取り付ける際には、周囲にあるシステ ム基板上のコンポーネントを損傷しないように気をつけてください。 a 1 本のケーブルをシステム基板の RAC_CONN コネクタに接続 します。 10 システムカバーを閉じます。75 ページの「システムカバーの取り付 け」を参照してください。 RAC カードの設定と使い方については、RAC カードのマニュアルを参 照してください。 拡張カード SAS コントローラドーターカードと RAC カードの取り付け手順の概略 については、108 ページの「ライザーカードの取り付け」および 176 ページの「SAS コントローラドーターカード用の拡張カードコネク
3 拡張カードのスライドリテイナを閉じ位置またはオープン位置にス ライドさせます。図 3-15 を参照してください。 4 使用するスロットのフィラーブラケットを取り外します。 メモ:拡張カードを取り外す必要がある場合は、このブラケットを 保管しておいてください。FCC 認可規格にシステムを準拠させるには、 空の拡張カードスロットにはフィラーブラケットを取り付ける必要が あります。ブラケットには、システム内へのごみやほこりの侵入を防 ぐほか、システム内部の正常な冷却と換気を助ける働きもあります。 5 拡張カードをライザーカードの拡張カードコネクタにしっかりと挿 入し、カードを固定します。 メモ:拡張カードブラケットがシャーシ背面パネルの固定スロット に挿入されていることも確認してください。 6 拡張カードリテイナを取り付けます。図 3-15 を参照してください。 7 拡張カードのスライドリテイナが拡張カードの端にはまるように、 スライドリテイナを閉じ位置にスライドさせます。図 3-15 を参照し てください。 8 必要な内部ケーブルと外部ケーブルを拡張カードに接続します。 メモ:内部コネクタ付きの拡張カー
拡張カードの取り外し 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。安全上の注 意、コンピュータ内部の作業、および静電気障害への対処の詳細について は、手順を実行する前に『製品情報ガイド』を参照してください。 1 システムカバーを開きます。75 ページの「システムカバーの開閉」 を参照してください。 2 拡張カードに接続されているすべての内部ケーブルと外部ケーブル を外します。 3 PCI スロットに隣接する拡張カードリテイナを上方にずらします。 図 3-17 を参照してください。 4 拡張カードのスライドリテイナを閉じ位置またはオープン位置にス ライドさせます。図 3-17 を参照してください。 5 拡張カードの端を両手の指でつかみ、カードを拡張カードコネクタ から慎重に外します。 6 カードを取り外したままにする場合は、空のカードスロット開口部 に金属製のフィラーブラケットを取り付けます。 メモ:FCC 認可規格にシステムを準拠させるには、空の拡張カード スロットにフィラーブラケットを取り付ける必要があります。ブラ ケットには、シ
図 3-15.
ライザーカード 左ライザーカードとセンターライザーカードには、それぞれ拡張カード スロットが 1 個あります。お使いのシステムでは、左またはセンター ライザーの両方のスロットで x8 レーン PCIe ライザーカードを使用で きます。左ライザーには、オプションの PCI-X ライザーカードスロット があります。どちらの PCIe ライザーカードにも、x8 レーン機能を持つ x8 レーンコネクタを備えた PCIe 拡張スロットが 1 個あります。PCI-X 左ライザーカードには、64 ビット、133 MHz PCI-X 拡張スロット、 または PCIe x8 レーン拡張スロットをサポートするスロットが 1 個あ ります。 ライザーカードの取り外し 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。安全上の注 意、コンピュータ内部の作業、および静電気障害への対処の詳細について は、手順を実行する前に『製品情報ガイド』を参照してください。 1 ベゼルが取り付けてある場合は、ベゼルを取り外します。73 ページ の「前面ベゼル」を参照してください
図 3-16.
3 必要に応じて、拡張カードスロットに拡張カードを取り付けます。 4 必要に応じて、拡張カードスロットに拡張カードを接続します。 5 システムカバーを閉じます。75 ページの「システムカバーの開閉」 を参照してください。 バックプレーンボード バックプレーンボードの取り外し 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。安全上の 注意、コンピュータ内部の作業、および静電気障害への対処の詳細につ いては、 『製品情報ガイド』を参照してください。 1 ベゼルが取り付けてある場合は、ベゼルを取り外します。73 ページ の「前面ベゼル」を参照してください。 2 システムおよび接続されている周辺機器の電源を切って、システム を電源コンセントから外します。 3 システムカバーを開きます。75 ページの「システムカバーの開閉」 を参照してください。 4 ハードドライブを取り外します。 注意:後でハードドライブを正しく取り付けるために、どのハー ドドライブをどのベイから取り外したかを必ず記録しておいてくだ さい。 5 バックプレーンから SAS
図 3-17.
バックプレーンボードの取り付け 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。安全上の注 意、コンピュータ内部の作業、および静電気障害への対処の詳細について は、『製品情報ガイド』を参照してください。 1 SAS インタフェースケーブルコネクタがハードドライブベイの側を 向いていることを確認し、バックプレーンボードを左右の固定ス ロットに合わせます。図 3-17 を参照してください。 2 バックプレーンボードのセンターラッチがハードドライブケージと かみ合っていることを確認します。図 3-17 を参照してください。 3 SAS ケーブルと電源ケーブルをバックプレーンコネクタに接続し ます。図 3-17 を参照してください。 4 ハードドライブを取り付けます。81 ページの「ホットプラグ対応 ハードドライブの取り付け」を参照してください。 メモ:ハードドライブを取り外したドライブベイと同じベイに取り 付けます。 5 システムカバーを閉じます。 6 ベゼルを取り外した場合は、ここで取り付けます。74 ページの「前 面ベゼルの取り付け」を
メモリモジュール取り付けガイドライン メモリモジュールソケットは、2 つのチャネル(A および B)上で 6 つ のランク(1、2、3、4、5、6)に配列されています。 メモリモジュールのランクは、次のように識別されます。 ランク 1、2: DIMM1_A と DIMM1_B ランク 3、4: DIMM2_A と DIMM2_B ランク 5、6: DIMM3_A と DIMM3_B メモリモジュールは同一のペアを装着し、全部で少なくとも 2 枚以上 のメモリモジュールを装着する必要があります。たとえば、ソケット DIMM1_A に 512 MB のメモリモジュールを装着した場合、2 枚目は 512 MB のメモリモジュールをソケット DIMM1_B に装着する必要があ ります。 表 3-1 には、以下のガイドラインに基づくメモリ構成の例を示します。 • 最小のメモリ構成は 512 MB です。 • メモリモジュールを 1 枚だけ取り付ける場合は、DIMM1_A ソケッ トに取り付ける必要があります。 • 1 つのランクには同一のメモリモジュールを取り付ける必要があり ます。 • メモリモジュール
表 3-1.
メモ:メモリモジュールソケットには 2 つの位置合わせキーがあり、 メモリモジュールは一方向にしか取り付けられません。 6 システム基板エアフローカバーを取り付け、取り付けた拡張カード のコネクタに SAS ケーブルを接続します。システム基板エアフロー カバーとシステム側壁の間にあるスロットに SAS ケーブルを通しま す。図 3-5 を参照してください。 7 人差し指でイジェクタを引き上げながら、親指でメモリモジュー ルを押し下げて、メモリモジュールをソケットにしっかりはめ込み ます。 メモリモジュールがソケットに適切に取り付けられると、メモリモ ジュールソケットのイジェクタがメモリモジュールが装着されてい る別のソケットのイジェクタと同じ位置に揃います。 8 手順 2 ~ 手順 7 を繰り返して、残りのメモリモジュールを取り付け ます。有効なメモリ構成については、表 3-1 を参照してください。 9 システムカバーを閉じます。75 ページの「システムカバーの開閉」 を参照してください。 10 (オプション) を押してセットアップユーティリティを起動し、 メインの System Setup(システ
図 3-18.
5 システム基板エアフローカバーを取り付け、取り付けた拡張カード に SAS コネクタを接続し、エアフローカバーとシステム側壁の間の スロットにケーブルを通します。図 3-5 を参照してください。 6 システムカバーを閉じます。75 ページの「システムカバーの開閉」 を参照してください。 プロセッサ プロセッサは将来、速度と機能が向上したプロセッサに交換して、アッ プグレードできます。プロセッサとそれぞれの内部キャッシュメモリ は、システム基板の ZIF ソケットに取り付けられた LGA(Land Grid Array)パッケージに格納されています。 プロセッサの交換 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。安全上の注 意、コンピュータ内部の作業、および静電気障害への対処の詳細について は、『製品情報ガイド』を参照してください。 1 システムをアップグレードする前に、support.dell.
図 3-19.
注意:プロセッサを取り外す際には、ZIF ソケットのピンを曲げないよう に気をつけてください。ピンを曲げるとシステム基板が破損して修復でき ない場合があります。 図 3-20.
注意:プロセッサの取り付け位置が間違っていると、電源を入れたとき にシステム基板またはプロセッサが完全に損傷してしまう可能性がありま す。プロセッサをソケットにはめ込む際は、ソケットのピンを曲げないよ うに注意してください。プロセッサまたはシステム基板を取り扱う際に は、プロセッサのパッドやソケットのピンに触れないでください。 a プロセッサのソケットのリリースレバーが完全に立っていない場 合は、垂直に立てます。 b プロセッサとソケットのキーを合わせ、プロセッサをソケット に軽く置きます。 注意:プロセッサは強く押し込まないでください。プロセッサの位置が 合っていれば、簡単にソケットに入ります。 c プロセッサシールドを閉じます。図 3-20 を参照してください。 d プロセッサがソケットにしっかりと収まったら、ソケットリ リースレバーを元の位置にカチッとはまるまで下ろしてプロ セッサを固定します。図 3-20 を参照してください。 4 ヒートシンクを取り付けます。 a 糸くずの出ない清潔な布を使って、古いプロセッサから取り外し たヒートシンクのサーマルグリースを拭き取ります。 b プ
9 を押してセットアップユーティリティを起動し、プロセッサの情 報が新しいシステム設定と一致していることを確認します。49 ペー ジの「セットアップユーティリティの起動」を参照してください。 10 システム診断プログラムを実行し、新しいプロセッサが正しく動作 することを確認します。 システム診断プログラムの実行の詳細については、168 ページの 「システム診断プログラムの実行」を参照してください。 システムバッテリー システムバッテリーは 3.
図 3-21.
6 新しいシステムバッテリーを取り付けます。 a コネクタのプラス側をしっかり押して、バッテリーコネクタを支 えます。 b プラス側を上にしてバッテリーを持ち、コネクタのプラス側にあ る固定タブの下にスライドさせます。 c 所定の位置にカチッと収まるまでバッテリーをコネクタに押し込 みます。 7 左ライザーカード(RISER2)と取り付けられていたすべての拡張 カードを取り付けます。108 ページの「ライザーカードの取り付け」 を参照してください。 8 システムカバーを閉じます。75 ページの「システムカバーの取り付 け」を参照してください。 9 システムおよびシステムに接続されている周辺機器を電源コンセン トに接続し、電源を入れます。 10 セットアップユーティリティを起動して、バッテリーが正常に動作 していることを確認します。49 ページの「セットアップユーティリ ティの起動」を参照してください。 11 セットアップユーティリティの Time(時刻)および Date(日付) フィールドで正しい時刻と日付を入力します。 12 セットアップユーティリティを終了します。 13 新しく取り付けたバッテ
コントロールパネルアセンブリ (サービス技術者専用の手順) メモ:コントロールパネルアセンブリは、ディスプレイモジュールとコ ントロールパネル回路基板という 2 つの独立したモジュールで構成されて います。いずれのモジュールも、次の手順に従って取り外しと取り付けを 行ってください。 コントロールパネルアセンブリの取り外し 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。安全上の注 意、コンピュータ内部の作業、および静電気障害への対処の詳細について は、『製品情報ガイド』を参照してください。 1 ベゼルが取り付けてある場合は、ベゼルを取り外します。74 ページ の「前面ベゼルの取り外し」を参照してください。 2 システムの電源とシステムに接続されている周辺機器の電源を切っ て、システムの電源ケーブルをコンセントから抜き、周辺機器に接 続されているケーブルも外します。 3 システムカバーを開きます。75 ページの「システムカバーの取り外 し」を参照してください。 4 コントロールパネルボードの背面にあるコントロールパネルケーブ ルを外しま
図 3-22.
5 内蔵 USB キーケーブルを外し、取り付けられている場合は、ハード ドライブバックプレーン 12C ケーブルを外します。98 ページの「オ プションの内蔵 USB メモリキーの取り付け」および 109 ページの 「バックプレーンボードの取り外し」を参照してください。 6 コントロールパネルボードからディスプレイモジュールケーブルを 外します。図 3-22 を参照してください。 7 コントロールパネルボードをシステムシャーシに固定している 3 本 のネジを取り外し、ボードを取り外します。図 3-22 を参照してくだ さい。 8 次の手順でディスプレイモジュールを取り外します。 a ディスプレイモジュールの右側にある穴にペーパークリップの先 端を挿入し、ラベルを慎重に剥がします。 b T10 Torx ドライバを使用して、ディスプレイモジュールをシステ ムシャーシに固定している 2 本のネジを取り外します。 c シャーシの切り欠きからディスプレイモジュールを取り外し ます。 コントロールパネルアセンブリの取り付け 1 ディスプレイモジュールをシャーシの切り欠きに挿入し、2 本の Torx ネジで固
8 電源ケーブルを電源に差し込んで、システムと周辺機器の電源を入 れます。 9 ベゼルを取り外した場合は、ここで取り付けます。 配電基板 配電基板は、システムの電源ユニットファンモジュールのすぐ後ろにあ ります。配電基板エアフローカバーによって電源ユニットに空気が流れ るため、電源ユニットの冷却効果が高まります。図 3-23 を参照してく ださい。 配電基板の取り外し 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。安全上の注 意、コンピュータ内部の作業、および静電気障害への対処の詳細について は、『製品情報ガイド』を参照してください。 1 システムから電源ユニットを取り外します。95 ページの「電源ユ ニットの取り外し」を参照してください。 2 システム基板、前面制御基板、およびバックプレーンからすべての ケーブルコネクタを外します。129 ページの「システム基板アセンブ リの取り外し」、123 ページの「コントロールパネルアセンブリの取 り外し」、および 109 ページの「バックプレーンボードの取り外し」 を参照してください。
図 3-23.
配電基板の取り付け 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。安全上の注 意、コンピュータ内部の作業、および静電気障害への対処の詳細について は、『製品情報ガイド』を参照してください。 1 新しい配電基板アセンブリのパッケージを開きます。 2 配電基板をシャーシベースの 4 つの突起の上に置いて装着し、配電 基板エアフローカバーを配電基板の上に置いて、突起を配電基板エ アフローカバーの 4 角にある 4 つのロケーター穴と合わせます。 図 3-23 を参照してください。 3 配電基板エアフローカバーの 4 角の穴の位置を確認し、4 本の拘束ネ ジを取り付けます。これらの拘束ネジはまた、配電基板とエアフ ローカバーを揃えて、シャーシベースとシステムのベイ内に固定し ます。図 3-23 を参照してください。 4 ファンモジュールのケーブルコネクタを配電基板に接続し、配電基 板エアフローカバーを配電基板の上に置きます(図 3-23 を参照)。 5 システム基板、前面制御基板、およびバックプレーンにすべての ケーブルを接続します。132
システム基板(サービス技術者専用の手順) システム基板とシステム基板のトレイは、1 つのアセンブリとして取り 外しおよび取り付けを行います。 システム基板アセンブリの取り外し 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。安全上の注 意、コンピュータ内部の作業、および静電気障害への対処の詳細について は、『製品情報ガイド』を参照してください。 1 システムおよび接続されている周辺機器の電源を切って、システム を電源コンセントから外します。システムカバーを開きます。 75 ページの「システムカバーの開閉」を参照してください。 2 システム基板冷却用エアフローカバーを取り外します。77 ページの 「システム基板エアフローカバーの取り外し」を参照してください。 3 ヒートシンクとプロセッサを取り外します。116 ページの「プロセッ サの交換」を参照してください。 4 メモリモジュールを取り外します。115 ページの「メモリモジュール の取り外し」を参照してください。 メモ:メモリモジュールを取り外す際に、後で正しく取り付けなお すためにソ
9 システム基板のファンコネクタ FAN_MOD1 および FAN_MOD2 から 2 つのファンモジュールアセンブリ(1 と 2、3 と 4)を外します。 10 ライザーカードに取り付けられているすべての拡張カードを取り 外します。105 ページの「拡張カードの取り外し」を参照してくだ さい。 11 ライザーカードを取り外します。107 ページの「ライザーカードの取 り外し」を参照してください。 12 2 本の電源ケーブルをシステム基板の 12V コネクタと PWR_CONN コ ネクタから取り外します。図 6-1 を参照してください。 警告:シャーシからシステム基板トレイを取り外す前に、すべてのシ ステム基板ケーブルが各ケーブルコネクタから外れていることを確認し ます。 13 システム基板トレイをシャーシフロアに固定しているプランジャを 引き上げます。図 3-24 を参照してください。 14 システム基板トレイのタブを使ってシステム基板を前方(システム 前面方向)へずらし、アセンブリを持ち上げてシャーシから取り出 します。図 3-24 を参照してください。 15 システム基板トレイを非伝導性の水平な作業面
図 3-24.
システム基板アセンブリの取り付け 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。安全上の注 意、コンピュータ内部の作業、および静電気障害への対処の詳細について は、手順を実行する前に『製品情報ガイド』を参照してください。 1 新しいシステム基板アセンブリのパッケージを開きます。 2 システム基板トレイを所定の位置に挿入し、配電基板からのケーブ ルがシステム基板アセンブリの上に配線されるような角度に基板を 傾けます。 3 システム基板をシャーシに挿入し、シャーシフロアに固定する際に、 システム基板アセンブリの下にケーブルコネクタがないことを確認 します。 4 システム基板トレイが止まるまで後方にずらします。 5 プランジャを押し下げてシステム基板トレイをシャーシに固定しま す。図 3-24 を参照してください。 6 PDB 12C ケーブルをコネクタ PDB_12C に取り付けます。図 6-1 および 128 ページの「配電基板の取り付け」を参照してください。 7 システム基板のコネクタ USB_CONN に内蔵 USB キーケーブルを
14 メモリモジュールを取り付けます。113 ページの「メモリモジュール の取り付け」を参照してください。 メモ:129 ページの「システム基板アセンブリの取り外し」の 手順 4 に従って、メモリモジュールを取り付けます。 15 システム基板の CTRL_PNL コネクタにコントロールパネルインタ フェースケーブルを接続します。CTRL_PNL コネクタの位置について は、図 6-1 を参照してください。 16 オプティカルドライブがある場合は、インタフェースケーブルをシ ステムカードの SATA_C コネクタに接続します。SATA コネクタの位 置については、図 6-1 を参照してください。 17 システム基板エアフローカバーを取り付けます。78 ページの「シス テム基板エアフローカバーの取り付け」を参照してください。 18 システムカバーを閉じます。75 ページの「システムカバーの開閉」 を参照してください。 19 RAC カードを取り付けない場合は、システムの背面パネルにプラス チック製のフィラープラグを挿入します。 注意:RAC ケーブルをシステム基板から取り外す際には、ケーブルコネ クタの金属部分
システム部品の取り付け
システムのトラブルシューティ ング 作業にあたっての注意 本書に記載されている手順の一部では、システムカバーを取り外してシ ステム内部の作業を行う必要があります。システム内部の作業中は、本 書およびシステムマニュアルで説明されている以外の作業を行わないで ください。 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。安全上の注 意、コンピュータ内部の作業、および静電気障害への対処の詳細について は、手順を実行する前に『製品情報ガイド』を参照してください。 起動ルーチン システムの起動ルーチン中に目と耳を使って確認する事項を表 4-1 に示 します。 表 4-1.
表 4-1.
対応処置 1 モニターとシステム、およびモニターと電源の接続を確認します。 2 システムにビデオ出力コネクタ付きの拡張カードが取り付けられて いるかを調べます。 このシステム構成では、モニターケーブルは通常、システムの内蔵 ビデオコネクタではなく、拡張カードのコネクタに接続する必要が あります。 モニターが正しいビデオコネクタに接続されていることを確認する には、システムの電源を切って 1 分間待ち、モニターを別のビデオ コネクタに接続してシステムの電源を入れます。 3 適切なオンライン診断テストを実行します。167 ページの「Dell PowerEdge Diagnostics の使い方」を参照してください。 テストが正常に終了したら、問題はビデオハードウェアに関連する ものではありません。 テストが失敗した場合は、181 ページの「困ったときは」を参照し てください。 キーボードのトラブルシューティング 問題 • システムメッセージがキーボードに問題があることを示している。 • キーボードが正常に機能していない。 システムのトラブルシューティング 137
対応処置 1 セットアップユーティリティを起動し、USB ポートが有効になって いることを確認します。49 ページの「セットアップユーティリティ の起動」を参照してください。 2 キーボードおよびキーボードケーブルに損傷がないか調べます。 3 障害のあるキーボードを動作確認済みのキーボードと取り替えます。 これで問題が解決した場合は、障害のあるキーボードを交換します。 181 ページの「困ったときは」を参照してください。 4 適切なオンライン診断テストを実行します。167 ページの「Dell PowerEdge Diagnostics の使い方」を参照してください。 問題が解決しない場合は、181 ページの「困ったときは」を参照し てください。 マウスのトラブルシューティング 問題 • システムメッセージがマウスに問題があることを示している。 • マウスが正常に機能していない。 対応処置 1 適切なオンライン診断テストを実行します。167 ページの「Dell PowerEdge Diagnostics の使い方」を参照してください。 テストが失敗した場合は、次の手順に進みます。 2 マウスおよ
4 セットアップユーティリティを起動し、マウスコントローラが有効 になっていることを確認します。49 ページの「セットアップユー ティリティの起動」を参照してください。 問題が解決しない場合は、181 ページの「困ったときは」を参照し てください。 シリアル I/O 問題のトラブルシューティング 問題 • エラーメッセージが、シリアルポートに問題があることを示して いる。 • シリアルポートに接続されたデバイスが正しく動作していない。 対応処置 1 セットアップユーティリティを起動し、シリアルポートが有効で、 お使いのアプリケーション用に正しく設定されていることを確認し ます。49 ページの「セットアップユーティリティの起動」を参照し てください。 2 問題が特定のアプリケーションだけで発生する場合は、そのアプリ ケーションのマニュアルを参照して、そのプログラムに必要な特定 のポート設定を確認します。 3 適切なオンライン診断テストを実行します。167 ページの「システム 診断プログラムの実行」を参照してください。 テストが正常に実行されるにもかかわらず問題が解決しない場合は、 140 ページの
シリアル I/O デバイスのトラブルシューティング 問題 • シリアルポートに接続されたデバイスが正しく動作していない。 対応処置 1 システムおよびシリアルポートに接続された周辺機器すべての電源 を切ります。 2 シリアルインタフェースケーブルを動作確認済みのケーブルと取り 替え、システムとシリアルデバイスの電源を入れます。 これで問題が解決した場合は、インタフェースケーブルを交換しま す。181 ページの「困ったときは」を参照してください。 3 システムとシリアルデバイスの電源を切り、デバイスを同じタイプ のデバイスと取り替えます。 4 システムとシリアルデバイスの電源を入れます。 これで問題が解決した場合は、シリアルデバイスを交換します。 181 ページの「困ったときは」を参照してください。 問題が解決しない場合は、181 ページの「困ったときは」を参照し てください。 USB デバイスのトラブルシューティング 問題 • システムメッセージが USB デバイスに問題があることを示し ている。 • 少なくとも 1 台の USB デバイスが正常に動作していません。 対応処置 1 単一の
b システムを起動し、セットアップユーティリティを起動して、 すべての USB ポートが有効になっていることを確認します。 50 ページの「セットアップユーティリティの使い方」を参照し てください。 c USB デバイスの電源を切り、インタフェースケーブルを動作確 認済みのケーブルと取り替えます。デバイスの電源をオンにし ます。 これで問題が解決した場合は、インタフェースケーブルを交換し ます。 d USB デバイスの電源を切り、システム上の別の USB コネクタに 接続して、USB デバイスの電源をオンにします。 USB デバイスが正常に機能する場合は、システム上の USB コネ クタが不良である可能性が大です。USB デバイスが正常に機能 しない場合は、USB デバイスが不良ですので、交換の必要があ ります。181 ページの「困ったときは」を参照してください。 2 すべての USB 周辺機器の電源を切り、USB マウスとキーボードを除 くすべての USB デバイスをシステムから取り外します。 3 システムを起動し、USB デバイスを再び接続します。 問題が解決した場合は、USB デバイスのいず
c システム基板上の NVRAM_CLR ジャンパの位置を確認し (171 ページの「システム基板のジャンパ」を参照)、ジャンパを 有効の位置に設定します。 d システムカバーを閉じます。75 ページの「システムカバーの取 り付け」を参照してください。 e システムおよび周辺機器を電源に接続し、電源を入れます。 すべての USB デバイスが機能する場合は、次の手順に進みます。 USB デバイスが依然として機能しない場合は、181 ページの 「困ったときは」を参照してください。 142 f 手順 a および 手順 b を繰り返します。 g NVRAM_CLR ジャンパを無効の位置に設定します。 h システムカバーを閉じます。 i システムおよび周辺機器を電源に接続し、電源を入れます。 j セットアップユーティリティを起動して、リセットされたカスタ ム BIOS 設定があればすべて再入力します。すべての USB ポート を必ず有効のままにしておいてください。49 ページの「セット アップユーティリティの起動」を参照してください。 システムのトラブルシューティング
NIC のトラブルシューティング 問題 • NIC がネットワークと通信できない。 対応処置 1 適切なオンライン診断テストを実行します。168 ページの「システム 診断プログラムの実行」の「Server Administrator 診断プログラムの使 い方」を参照してください。 2 NIC コネクタの該当するインジケータを確認します。21 ページの 「NIC インジケータコード」を参照してください。 • リンクインジケータが点灯しない場合は、すべてのケーブル接続 を確認します。 • アクティビティインジケータが点灯しない場合は、ネットワー クドライバファイルが損傷しているか、削除された可能性があ ります。 該当するドライバを削除してから、再インストールします。 NIC のマニュアルを参照してください。 • 可能であれば、オートネゴシエーション設定を変更します。 • スイッチまたはハブの別のコネクタを使用します。 内蔵 NIC の代わりに NIC カードを使用している場合は、NIC カード のマニュアルを参照してください。 3 適切なドライバがインストールされ、プロトコルが組み込まれて
システムが濡れた場合のトラブルシューティ ング 問題 • システムに液体をこぼした。 • 湿度が高すぎる。 対応処置 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。安全上の注 意、コンピュータ内部の作業、および静電気障害への対処の詳細について は、手順を実行する前に『製品情報ガイド』を参照してください。 1 システムおよび接続されている周辺機器の電源を切って、システム を電源コンセントから外します。 2 システムカバーを開きます。75 ページの「システムカバーの開閉」 を参照してください。 3 システムに取り付けられている拡張カードをすべて取り外します。 105 ページの「拡張カードの取り外し」を参照してください。 4 システムを完全に乾燥させます(少なくとも 24 時間)。 5 システムカバーを閉じます。75 ページの「システムカバーの開閉」 を参照してください。 6 電源ケーブルをコンセントに差し込んで、システムと周辺機器の電 源を入れます。 システムが正常に起動しない場合は、181 ページの「困ったときは」 を参照し
システムが損傷した場合のトラブルシュー ティング 問題 • システムを落下させた、または損傷を与えた。 対応処置 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。安全上の注 意、コンピュータ内部の作業、および静電気障害への対処の詳細について は、手順を実行する前に『製品情報ガイド』を参照してください。 1 システムカバーを開きます。75 ページの「システムカバーの開閉」 を参照してください。 2 以下のコンポーネントが正しく取り付けられていることを確認し ます。 • 拡張カード • 電源ユニット • ファン • プロセッサとヒートシンク • メモリモジュール • ドライブキャリアの SAS/SATA バックプレーンへの接続(該当す る場合) 3 すべてのケーブルが正しく接続されていることを確認します。 4 システムカバーを閉じます。75 ページの「システムカバーの開閉」 を参照してください。 5 システム診断プログラムでシステム基板のテストを実行します。 167 ページの「Dell PowerEdge D
システムバッテリーのトラブルシュー ティング 問題 • システムメッセージがバッテリーに問題があることを示している。 • セットアップユーティリティからシステム設定情報が消える。 • システムの日時が正しく維持できない。 メモ:長い期間(数週間から数か月)システムの電源が切られていた場 合、NVRAM からシステム設定情報が失われる可能性があります。これは バッテリーの不良が原因です。 対応処置 1 セットアップユーティリティで時刻と日付を再入力します。49 ペー ジの「セットアップユーティリティの起動」を参照してください。 2 システムの電源を切り、少なくとも 1 時間は電源ケーブルをコンセ ントから抜いておきます。 3 電源ケーブルをコンセントに接続し、システムの電源を入れます。 4 セットアップユーティリティを起動します。49 ページの「セット アップユーティリティの起動」を参照してください。 セットアップユーティリティの日付と時刻が正しくない場合は、 バッテリーを交換します。120 ページの「システムバッテリー」を 参照してください。 バッテリーを交換しても問題が解決しない場合は、18
電源ユニットのトラブルシューティング 問題 • システムステータスインジケータが黄色になっている。 • 電源ユニット障害インジケータが黄色になっている。 • 前面パネルステータス LCD インジケータが電源ユニットに問題があ ることを示している。 対応処置 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。安全上の注 意、コンピュータ内部の作業、および静電気障害への対処の詳細について は、手順を実行する前に『製品情報ガイド』を参照してください。 1 適切なオンライン診断テストを実行します。49 ページの「セット アップユーティリティの起動」を参照してください。 2 システムおよび接続されている周辺機器の電源を切って、システム を電源コンセントから外します。 3 システムカバーを開きます。75 ページの「システムカバーの開閉」 を参照してください。 4 故障した電源ユニットの位置を確認します。 電源ユニットの障害インジケータが点灯しています。20 ページの 「電源インジケータコード」を参照してください。 注意:電源ユニットは
6 これで問題が解決した場合は、システムカバーを閉じます。75 ペー ジの「システムカバーの開閉」を参照してください。 問題が解決しない場合は、障害のある電源ユニットを取り外します。 95 ページの「電源ユニットの取り外し」を参照してください。 7 新しい電源ユニットを取り付けます。97 ページの「電源ユニットの 取り付け」を参照してください。 問題が解決しない場合は、181 ページの「困ったときは」を参照し てください。 システム冷却問題のトラブルシューティング 問題 • システム管理ソフトウェアが、ファンに関連するエラーメッセージ を発している。 対応処置 以下のことを確認してください。 • システムカバー、ドライブのダミー、またはエアフローカバーが取 り外されていないこと。 • 室温が高すぎないこと。 • 周辺の空気の流れが遮断されていないこと。 • システム内部のケーブルが空気の流れを遮断していないこと。 • 冷却ファンが取り外されていたり、故障したりしていないこと。 148 ページの「ファンのトラブルシューティング」を参照してくだ さい。 ファンのトラブルシューティング
対応処置 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。安全上の注 意、コンピュータ内部の作業、および静電気障害への対処の詳細について は、手順を実行する前に『製品情報ガイド』を参照してください。 1 適切な診断テストを実行します。167 ページの「Dell PowerEdge Diagnostics の使い方」を参照してください。 2 システムの電源とシステムに接続されている周辺機器の電源を切っ て、システムの電源ケーブルをコンセントから抜き、周辺機器に接 続されているケーブルも外します。 3 システムカバーを開きます。75 ページの「システムカバーの開閉」 を参照してください。 4 LCD ディスプレイまたは診断プログラムが障害を指摘しているファ ンの位置を確認します。各ファンの識別番号については、91 ページ の「冷却ファンモジュール」を参照してください。 5 障害のあるファンの電源ケーブルがファンの電源コネクタに確実に 接続されていることを確認します。91 ページの「冷却ファンモ ジュール」を参照してください。 6 電源ケー
システムメモリのトラブルシューティング 問題 • メモリモジュールに障害があります。 • システム基板に障害があります。 • 前面パネルのステータス LCD インジケータがシステムメモリに問題 があることを示している。 対応処置 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。安全上の注 意、コンピュータ内部の作業、および静電気障害への対処の詳細について は、手順を実行する前に『製品情報ガイド』を参照してください。 1 システムが機能している場合は、適切なオンライン診断テストを実 行します。167 ページの「Dell PowerEdge Diagnostics の使い方」を参 照してください。 診断テストで問題が示された場合は、診断プログラムによって示さ れる対応処置を行います。問題が解決しないか、またはシステムが 操作できない場合は、次の手順に進みます。 2 システムおよび接続されている周辺機器の電源を切り、システムを 電源コンセントから外し、電源ボタンを押して、システムを電源コ ンセントに接続しなおします。 3 シス
取り付けられているメモリとセットアップユーティリティで表示さ れるメモリの容量が一致しない場合は、次の手順に進みます。 メモリの設定と取り付けられているメモリに問題が示されていない 場合は、手順 12 に進みます。 5 システムおよび接続されている周辺機器の電源を切って、システム を電源コンセントから外します。 6 システムカバーを開きます。75 ページの「システムカバーの開閉」 を参照してください。 7 メモリバンクにメモリモジュールが正しく装着されていることを確 認します。112 ページの「メモリモジュール取り付けガイドライン」 を参照してください。 メモリモジュールが正しく装着されている場合は、次の手順に進み ます。 8 各メモリモジュールをソケットに装着しなおします。113 ページの 「メモリモジュールの取り付け」を参照してください。 9 システムカバーを閉じます。75 ページの「システムカバーの開閉」 を参照してください。 10 電源ケーブルをコンセントに差し込んで、システムと周辺機器の電 源を入れます。 11 セットアップユーティリティを起動して、システムメモリの設定を 確認します。49 ページの
15 システムカバーを閉じます。75 ページの「システムカバーの開閉」 を参照してください。 16 電源ケーブルをコンセントに差し込んで、システムと周辺機器の電 源を入れます。 17 システムの起動中に表示されるエラーメッセージ、およびシステム 前面の診断インジケータを観察します。 18 メモリの問題が引き続き示される場合は、取り付けられている各メ モリモジュールについて手順 12 ~ 手順 17 を繰り返します。 問題が解決しない場合は、181 ページの「困ったときは」を参照して ください。 内蔵 USB キーのトラブルシューティング 問題 • システムが USB メモリキーからデータを読み込めない。 対応処置 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。安全上の注 意、コンピュータ内部の作業、および静電気障害への対処の詳細について は、手順を実行する前に『製品情報ガイド』を参照してください。 1 セットアップユーティリティを起動し、USB キーのポートが有効に なっていることを確認します。49 ページの「セットアップユ
7 手順 2 および 手順 3 を繰り返します。 8 動作確認済みの別の USB キーを挿入します。 9 システムカバーを閉じます。75 ページの「システムカバーの開閉」 を参照してください。 10 電源ケーブルをコンセントに差し込んで、システムと周辺機器の電 源を入れます。 問題が解決しない場合は、181 ページの「困ったときは」を参照し てください。 ディスケットドライブのトラブルシューティ ング 問題 • エラーメッセージがディスケットドライブに問題があることを示し ている。 対応処置 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。安全上の注 意、コンピュータ内部の作業、および静電気障害への対処の詳細について は、手順を実行する前に『製品情報ガイド』を参照してください。 1 セットアップユーティリティを起動し、ディスケットドライブが正 しく設定されていることを確認します。49 ページの「セットアップ ユーティリティの起動」を参照してください。 2 適切なオンライン診断テストを実行します。167 ページの「Dell
7 システムカバーを閉じます。75 ページの「システムカバーの開閉」 を参照してください。 8 電源ケーブルをコンセントに差し込んで、システムと周辺機器の電 源を入れます。 9 適切なオンライン診断テストを実行して、ディスケットドライブが 正常に動作するかどうかを確認します。 問題が解決しない場合は、次の手順に進みます。 10 システムおよび接続されている周辺機器の電源を切り、システムを 電源コンセントから外します。 11 システムカバーを開きます。75 ページの「システムカバーの開閉」 を参照してください。 12 システムカバーを閉じます。75 ページの「システムカバーの開閉」 を参照してください。 13 電源ケーブルをコンセントに差し込んで、システムと周辺機器の電 源を入れます。 14 適切なオンライン診断テストを実行して、ディスケットドライブが 正常に動作するかどうかを確認します。 テストが正常に実行される場合は、拡張カードがディスケットドラ イブロジックと競合を起こしているか、拡張カードに障害がある可 能性があります。次の手順に進みます。 テストが失敗した場合は、181 ページの「困ったときは」を参照
19 適切なオンライン診断テストを実行して、ディスケットドライブが 正常に動作するかどうかを確認します。 20 すべての拡張カードの再取り付けが完了するまで、または拡張カー ドのいずれかでテストエラーが発生するまで、手順 15 ~ 手順 19 を 繰り返します。 問題が解決しない場合は、181 ページの「困ったときは」を参照して ください。 オプティカルドライブのトラブルシューティ ング 問題 • システムがオプティカルドライブの CD または DVD からデータを読 み込めない。 • 起動中にオプティカルドライブのインジケータが点滅しない。 対応処置 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。安全上の注 意、コンピュータ内部の作業、および静電気障害への対処の詳細について は、手順を実行する前に『製品情報ガイド』を参照してください。 1 動作確認済みの別の CD または DVD を使用します。 2 セットアップユーティリティを起動し、オプティカルドライブコン トローラが有効になっていることを確認します。49 ページの
8 システムカバーを閉じます。75 ページの「システムカバーの開閉」 を参照してください。 9 電源ケーブルをコンセントに差し込んで、システムと周辺機器の電 源を入れます。 問題が解決しない場合は、181 ページの「困ったときは」を参照して ください。 SCSI テープドライブのトラブルシューティ ング 問題 • テープドライブの不良。 • テープカートリッジの不良。 • テープバックアップソフトウェアまたはテープドライブ用のデバイ スドライバがないか、壊れている。 • SCSI コントローラの不良。 対応処置 1 障害発生時に使用していたテープカートリッジを取り外し、動作確 認済みのテープカートリッジを挿入します。 2 テープドライブ用の SCSI デバイスドライバがインストールされ、正 しく設定されていることを確認します。86 ページの「オプティカル ドライブ」を参照してください。 3 テープバックアップソフトウェアのマニュアルの説明に従って、 テープバックアップソフトウェアを再インストールします。 4 テープドライブのインタフェース /DC 電源ケーブルがテープドライ ブと SCS
6 適切なオンライン診断テストを実行します。167 ページの「Dell PowerEdge Diagnostics の使い方」を参照してください。 7 システムおよび接続されている周辺機器の電源を切って、システム を電源コンセントから外します。 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。安全上の注 意、コンピュータ内部の作業、および静電気障害への対処の詳細について は、手順を実行する前に『製品情報ガイド』を参照してください。 8 システムカバーを開きます。75 ページの「システムカバーの開閉」 を参照してください。 9 電源ケーブルをコンセントに差し込んで、システムと周辺機器の電 源を入れます。 10 問題が解決しない場合は、テープドライブのマニュアルを参照して、 その他のトラブルシューティングの指示がないか確認します。 11 それでも問題が解決できない場合は、181 ページの「困ったときは」 を参照して、テクニカルサポートにお問い合わせください。 ハードドライブのトラブルシューティング フロントローディング式ハードドライブベイ
注意:このトラブルシューティング手順を実行すると、ハードドライブ に保存されたデータが損傷するおそれがあります。以下の手順を実施す る前に、ハードドライブ上のすべてのファイルをバックアップしてくだ さい。 1 適切なオンライン診断テストを実行します。167 ページの「Dell PowerEdge Diagnostics の使い方」を参照してください。 診断テストの結果に応じて、必要に応じて以下の手順に進みます。 2 複数のハードドライブに問題が発生している場合は、手順 6 に進み ます。1 台のハードドライブに問題が発生している場合は、次の手順 に進みます。 3 お使いのシステムに SAS RAID コントローラが装着されている場合 は、次の手順を実行します。 a システムを再起動し、 を押して、ホストアダプタ設定 ユーティリティプログラムを起動します。 設定ユーティリティの詳細については、ホストアダプタに付属の マニュアルを参照してください。 b ハードドライブが RAID 用に正しく設定されていることを確認し ます。 c 設定ユーティリティを終了し、OS を起動します。 4
c ハードドライブとドライブコントローラの間のケーブル接続が正 しいこと、また、接続の相手がシステム基板の SATA コネクタ、 SAS 拡張カード、SAS RAID コントローラのいずれであるかを確 認します。79 ページの「ハードドライブ」を参照してください。 d SAS または SATA ケーブルがコネクタにしっかりと装着されてい ることを確認します。 e システムカバーを閉じます。75 ページの「システムカバーの開 閉」を参照してください。 f 電源ケーブルをコンセントに差し込んで、システムと周辺機器の 電源を入れます。 問題が解決しない場合は、181 ページの「困ったときは」を参照して ください。 ホットプラグ対応ハードドライブのトラブル シューティング 問題 • デバイスドライバのエラー。 • システムが 1 台または複数のハードドライブを認識しない。 対応処置 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。安全上の注 意、コンピュータ内部の作業、および静電気障害への対処の詳細について は、手
3 複数のハードドライブに問題が発生している場合は、手順 9 に進み ます。1 台のハードドライブに問題が発生している場合は、次の手順 に進みます。 4 システムの電源を切り、ハードドライブを取り付けなおし、システ ムの電源を入れます。 5 お使いのシステムに SAS RAID コントローラが装着されている場合 は、次の手順を実行します。 a システムを再起動し、 を押して、ホストアダプタ設定 ユーティリティプログラムを起動します。 設定ユーティリティの詳細については、ホストアダプタに付属の マニュアルを参照してください。 b ハードドライブが RAID 用に正しく設定されていることを確認し ます。 c 設定ユーティリティを終了し、OS を起動します。 6 お使いのコントローラに必要なデバイスドライバがインストールさ れ、正しく設定されていることを確認します。詳細については、OS のマニュアルを参照してください。 7 セットアップユーティリティで、コントローラが有効になっていて ドライブが表示されていることを確認します。49 ページの「セット アップユーティリティの起動」を参照し
9 次の手順で、システム内部のケーブル接続を確認します。 a システムおよび接続されているすべての周辺機器の電源を切り、 電源コンセントから外します。 b システムカバーを開きます。75 ページの「システムカバーの開 閉」を参照してください。 c SAS/SATA バックプレーンと SAS コントローラの間のケーブル接 続が正しいことを確認します。111 ページの「バックプレーン ボードの取り付け」を参照してください。 d SAS ケーブルがコネクタにしっかりと装着されていることを確認 します。 e SAS/SATA バックプレーンの電源ケーブルがコネクタにしっかり と装着されていることを確認します。 f システムカバーを閉じます。75 ページの「システムカバーの開 閉」を参照してください。 g 電源ケーブルをコンセントに差し込んで、システムと周辺機器の 電源を入れます。 問題が解決しない場合は、181 ページの「困ったときは」を参照して ください。 SAS または SAS RAID コントローラのトラブ ルシューティング メモ:SAS または SAS RAID コントローラのト
対応処置 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。安全上の注 意、コンピュータ内部の作業、および静電気障害への対処の詳細について は、手順を実行する前に『製品情報ガイド』を参照してください。 1 適切なオンライン診断テストを実行します。167 ページの「Dell PowerEdge Diagnostics の使い方」を参照してください。 2 セットアップユーティリティを起動し、SAS または SAS RAID コント ローラが有効になっていることを確認します。49 ページの「セット アップユーティリティの起動」を参照してください。 3 システムを再起動し、次のうちで該当するキーシーケンスを押して 設定ユーティリティプログラムを起動します。 • SAS コントローラの場合は • SAS RAID コントローラの場合は 設定内容については、コントローラのマニュアルを参照してくだ さい。 4 設定内容を確認し、必要な修正を行い、システムを再起動します。 問題が解決しない場合は、次の手順
9 ハードドライブと SAS コントローラの間のケーブル接続が正しい ことを確認します。79 ページの「ハードドライブ」を参照してくだ さい。 ケーブルが SAS コントローラとハードドライブにしっかりと接続さ れていることを確認します。 10 フロントローディング式ハードドライブベイにホットプラグ対応 ハードドライブが搭載されているシステムの場合は、SAS/SATA バッ クプレーンと SAS コントローラの間のケーブル接続が正しいことを 確認します。111 ページの「バックプレーンボードの取り付け」を参 照してください。 11 システムカバーを閉じます。75 ページの「システムカバーの開閉」 を参照してください。 12 電源ケーブルをコンセントに差し込んで、システムと周辺機器の電 源を入れます。問題が解決しない場合は、181 ページの「困ったとき は」を参照してください。 拡張カードのトラブルシューティング メモ:拡張カードのトラブルシューティングを行う際には、OS と拡張 カードのマニュアルを参照してください。 問題 • エラーメッセージが拡張カードに問題があることを示している。 • 拡張カー
3 システムカバーを開きます。75 ページの「システムカバーの開閉」 を参照してください。 4 各拡張カードがコネクタに確実に装着されていることを確認します。 103 ページの「拡張カードの取り付け」を参照してください。 5 システムカバーを閉じます。75 ページの「システムカバーの開閉」 を参照してください。 6 電源ケーブルをコンセントに差し込んで、システムと周辺機器の電 源を入れます。 問題が解決しない場合は、次の手順に進みます。 7 システムおよび接続されている周辺機器の電源を切って、システム を電源コンセントから外します。 8 システムカバーを開きます。75 ページの「システムカバーの開閉」 を参照してください。 9 システムに取り付けられている拡張カードをすべて取り外します。 116 ページの「プロセッサの交換」を参照してください。 メモ:SAS コントローラカードなどのディスクコントローラカードから OS を実行している場合は、そのカードを取り外さないでください。 10 システムカバーを閉じます。75 ページの「システムカバーの開閉」 を参照してください。 11 電源ケーブルをコンセントに差し込
e 電源ケーブルをコンセントに差し込んで、システムと周辺機器の 電源を入れます。 f 適切なオンライン診断テストを実行します。 テストが失敗した場合は、障害のある拡張カードが特定できるま で、それぞれの拡張カードに 手順 13 を繰り返します。 すべての拡張カードでテストが失敗した場合は、181 ページの 「困ったときは」を参照してください。 マイクロプロセッサのトラブルシュー ティング 問題 • エラーメッセージがプロセッサに問題があることを示している。 • 前面パネルのステータス LCD インジケータがプロセッサまたはシス テム基板に問題があることを示している。 • ヒートシンクが各プロセッサに取り付けられていない。 対応処置 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。安全上の注 意、コンピュータ内部の作業、および静電気障害への対処の詳細について は、手順を実行する前に『製品情報ガイド』を参照してください。 1 可能であれば、適切なオンライン診断テストを実行します。167 ペー ジの「Dell Powe
6 電源ケーブルをコンセントに差し込んで、システムと周辺機器の電 源を入れます。 7 可能であれば、適切なオンライン診断テストを実行します。168 ペー ジの「システム診断プログラムの実行」を参照してください。 テストが失敗した場合や問題が解決しない場合は、次の手順に進み ます。 8 システムおよび接続されている周辺機器の電源を切って、システム を電源コンセントから外します。 9 システムカバーを開きます。75 ページの「システムカバーの開閉」 を参照してください。 10 プロセッサ 2 を取り外します。116 ページの「プロセッサの交換」を 参照してください。 プロセッサ 2 の位置については、図 6-1 を参照してください。 取り付けられているプロセッサが 1 個だけの場合は、プロセッサを 交換します。181 ページの「困ったときは」を参照してください。 11 システムカバーを閉じます。75 ページの「システムカバーの開閉」 を参照してください。 12 電源ケーブルをコンセントに差し込んで、システムと周辺機器の電 源を入れます。 13 適切なオンライン診断テストを実行します。 • テストが正常に完了した
システム診断プログラムの実行 システムに問題が発生した場合、テクニカルサポートに電話される前に 診断プログラムを実行してください。診断プログラムを使うと、特別な 装置を使用せずにシステムのハードウェアをテストでき、データが失わ れる心配もありません。ご自身で問題を解決できない場合でも、サービ スおよびサポート担当者が診断プログラムのテスト結果を使って問題解 決の手助けを行うことができます。 Dell PowerEdge Diagnostics の使い方 システムの問題を分析するには、オンラインの Dell™ PowerEdge™ Diagnostics を最初に使用します。Dell PowerEdge Diagnostics は、診 断プログラムまたはテストモジュールの一式であり、ハードドライブ、 物理メモリ、通信ポート、プリンタポート、NIC、CMOS など、シャー シやストレージコンポーネントを対象とする診断テストを実行します。 Dell PowerEdge Diagnostics を使用して問題を識別できない場合は、 システム診断プログラムを使用します。 サポートされている Microsoft® Wi
• エラーが検出された場合にテストを一時的に中断、またはユーザー が指定する最大エラー数に達したときにテストを終了する。 • 各テストとそのパラメータを簡潔に説明するヘルプメッセージを表 示する。 • テストが問題なく終了したかどうかを知らせるステータスメッセー ジを表示する。 • テスト中に発生した問題を通知するエラーメッセージを表示する。 システム診断プログラムを使用する状況 システム内の主要コンポーネントまたはデバイスが正しく動作していな い場合、コンポーネントの障害が表示されることがあります。マイクロ プロセッサとシステムの I/O デバイス(モニター、キーボード、および ディスケットドライブ)が動作していれば、問題の識別にシステム診断 プログラムを使用することができます。 システム診断プログラムの実行 システム診断プログラムは、ハードドライブのユーティリティパーティ ションから実行されます。 注意:システム診断プログラムは、お使いのシステムをテストする場合 にのみ使用してください。このプログラムを他のシステムで使用すると、 無効な結果やエラーメッセージが発生する場合があります。また
システム診断プログラムのテストオプション Main Menu(メインメニュー)ウィンドウでテストオプションをク リックします。テストオプションの簡単な説明を 表 5-1 に示します。 表 5-1.
診断オプションの選択 Diagnostics Options(診断オプション)領域で、デバイスをテスト する方法が選択できます。以下のオプションが選択可能です。 • Non-Interactive Tests Only(非インタラクティブテストのみ)— このオプションを選択すると、ユーザーの操作を必要としないテス トだけが実行されます。 • Quick Tests Only(クイックテストのみ)— このオプションを選択 すると、デバイスのクイックテストだけが実行されます。このオプ ションでは詳細なテストは実行されません。 • Show Ending Timestamp(終了タイムスタンプの表示)— この オプションを選択すると、テストの記録に時刻が記載されます。 • Test Iterations(テスト回数)— テストの実行回数を選択すること ができます。 • Log output file pathname(ログ出力ファイルのパス名)— この オプションを選択すると、テストを記録したログファイルを保存す るディスケットドライブまたは USB メモリキーを指定することが できます。このファ
ジャンパおよびコネクタ 本項では、システムジャンパについて具体的な情報を提供するととも に、システム内のさまざまな基板上のコネクタについても説明します。 システム基板のジャンパ システム基板上のジャンパの位置を図 6-1 に示します。また、 表 6-1 に はジャンパ設定のリストを示します。 表 6-1.
システム基板のコネクタ システム基板のコネクタの位置と説明については、図 6-1 および表 6-2 を参照してください。 図 6-1.
表 6-2.
表 6-2. システム基板のコネクタ (続き) 項目 コネクタ 説明 26 SATA_B SATA B ハードドライブ用のコネクタ 27 SATA_C SATA C オプティカルドライブデバイス(ODD)用 のコネクタ 28 CTRL_PNL コントロールパネルインタフェースコネクタ 29 RISER2 左ライザー拡張カードのインタフェースコネクタ 30 BATTERY 3.0 V コイン型バッテリー用のコネクタ ライザーカードコネクタ このシステムには、PCIe ライザーカードまたは PCI-X/PCIe ライザー カード(図外)を取り付けることができます。2 枚のライザーカード上 の拡張カードスロットの位置と説明については、図 6-1 および 図 6-2 を参照してください。 図 6-2.
コントロールパネルアセンブリコネクタ I/O コントロールパネルアセンブリコネクタの構成を 図 6-3 に示し ます。 図 6-3.
SAS/SATA バックプレーンボードコネクタ SAS/SATA バックプレーンボード上のハードドライブコネクタの位置を 図 6-4 に示します。 図 6-4. SAS/SATA バックプレーンボードのコンポーネント 3 2 4 1 1 電源 +12C コネクタ 2 3.5 インチ SAS または SATA コ ネクタ 3 SAS コントローラドーターカー ドコネクタ 4 3.
図 6-5. SAS RAID コントローラドーターカード用の拡張カードコネクタ 2 1 SAS 5e カード 1 外部ポートコネクタ メモリモジュールスロット 2 図 6-6.
図 6-7.
3 パスワードジャンパプラグを取り外します。 システム基板上のパスワードジャンパの位置については、図 6-1 を 参照してください。 4 システムカバーを閉じます。75 ページの「システムカバーの開閉」 を参照してください。 5 電源ケーブルをコンセントに接続し、システムの電源を入れます。 既存のパスワードは、パスワードジャンパプラグを取り外した状態 でシステムを再起動するまで無効化(消去)されません。ただし、 新しいシステムパスワードとセットアップパスワードの両方または どちらか一方を設定する前に、ジャンパプラグを取り付ける必要が あります。 メモ:ジャンパプラグを取り外した状態のままシステムパスワード とセットアップパスワードの両方またはどちらか一方を設定すると、 システムは次回の起動時に新しいパスワードを無効にします。 6 システムおよび接続されているすべての周辺機器の電源を切り、電 源コンセントから外します。 7 システムカバーを開きます。 8 パスワードジャンパプラグを取り付けます。 システム基板上のパスワードジャンパの位置については、図 6-1 を 参照してください。 9 システムを閉じ、シス
ジャンパおよびコネクタ
困ったときは デルへのお問い合わせ 米国のお客様は、800-WWW-DELL(800-999-3355)までお電話く ださい。 メモ:お使いのコンピュータがインターネットに接続されていない場合 は、購入時の納品書、出荷伝票、請求書、またはデルの製品カタログで連 絡先をご確認ください。 デルでは、オンラインまたは電話によるサポートとサービスのオプショ ンを複数提供しています。サポートやサービスの提供状況は国や製品ご とに異なり、国 / 地域によってはご利用いただけないサービスもござい ます。デルのセールス、テクニカルサポート、またはカスタマーサービ スへは、次の手順でお問い合わせいただけます。 1 support.dell.
困ったときは
用語集 本項ではシステムマニュアルで使用される技術用語、略語の意味を示し ます。 A — Ampere(アンペア)。 AC — Alternating current(交流電流) 。 ACPI — Advanced Configuration and Power Interface。OS で設定と電力管理を実 行するための標準インタフェースです。 ANSI — American National Standards Institute(米国規格協会)。米国の主要技術標 準開発機関です。 ASCII — American Standard Code for Information Interchange(情報交換用米国標準 コード)。 Asset Tag — 通常はシステム管理者がセキュリティやトラッキングのためにコン ピュータごとに割り当てるコード。 BIOS — Basic input/output system(基本入出力システム)。システムの BIOS は、 フラッシュメモリチップに格納された複数のプログラムから成ります。BIOS は、次の事項を制御します。 • プロセッサと周辺機器との間の通信 • シ
DHCP — Dynamic Host Configuration Protocol(ダイナミックホスト設定プロト コル) 。クライアントシステムに自動的に IP アドレスを割り当てるための方 法です。 Diagnostics(診断)— システム用の総合テストセット。 DIMM — Dual in-line Memory Module(デュアルインラインメモリモジュール)。 「メモリモジュール」も参照してください。 DIN — Deutsche Industrie Norm(ドイツ工業規格)。 DMA — Direct memory access(ダイレクトメモリアクセス) 。DMA チャネルを 使用すると、RAM とデバイス間で特定のタイプのデータ転送を、プロセッサを 介さずに直接行うことができます。 DMI — Desktop Management Interface(デスクトップ管理インタフェース)。DMI を使えば、OS、メモリ、周辺機器、拡張カード、Asset Tag などのシステムコン ポーネントに関する情報を集めて、コンピュータシステムのソフトウェアと ハードウェアを統合的に管理することができま
FAT — File allocation table(ファイルアロケーションテーブル)。FAT はファイ ル保存の記録と管理のために MS-DOS で使用されるファイルシステム構造で す。Microsoft® Windows® OS では、オプションとして FAT ファイルシステムを 使用できます。 FSB — Front-Side Bus(フロントサイドバス)。プロセッサとメインメモリ (RAM)間のデータ伝送路および物理インタフェースです。 ft — Feet(フィート)。 FTP — File transfer protocol(ファイル転送プロトコル)。 g — Gram(グラム) 。 G — Gravity(重力加速度)。 Gb — Gigabit(ギガビット) 。1 Gb = 1024 Mb = 1,073,741,824 ビット。 GB — Gigabyte(ギガバイト)。1 GB = 1024 MB = 1,073,741,824 バイト。ただし、 ハードドライブの容量を表すときには、1000 MB(10 億バイト)を意味する場 合もあります。 h — (16 進)。16 進法は 16 を基
kg — Kilogram(キログラム) 。1 kg = 1000 グラム。 kHz — Kilohertz(キロヘルツ)。 KMM — Keyboard/monitor/mouse(キーボード / モニター / マウス)。 KVM — Keyboard/video/mouse(キーボード / ビデオ / マウス)。KVM は、キー ボード、マウス、ディスプレイを共有する複数のコンピュータを切り替えて使 用するための装置です。 LAN — Local area network (ローカルエリアネットワーク)。通常、LAN のシス テム構成は同じ建物内部または隣接した少数の建物に限定され、すべての装置 が LAN 専用のケーブルで接続されます。 lb — Pound(ポンド)。 LCD — Liquid crystal display(液晶ディスプレイ) 。 LED — Light-emitting diode(発光ダイオード) 。電流が流れると点灯する電子部 品です。 Linux — ソースコードが公開されており、UNIX® に似た OS。多様なハード ウェアシステムで実行できます。Linux は無償で入手で
MS-DOS® — Microsoft Disk Operating System(マイクロソフトディスクオペレー ティングシステム)。 NAS — Network Attached Storage(ネットワーク接続ストレージ)。ネットワーク 上に共有ストレージを実現するのに使用される概念です。NAS システムには、 ファイルサーバー専用に最適化された OS、内蔵ハードウェア、およびソフト ウェアが搭載されています。 NIC — Network Interface Controller(ネットワークインタフェースコントロー ラ)。コンピュータに取り付けられたネットワーク接続用のデバイスです。 NMI — Nonmaskable interrupt(マスク不能割り込み)。デバイスは NMI を送信し て、ハードウェアエラーをプロセッサに知らせます。 ns — Nanosecond(ナノ秒)。 NTFS — NT File System(NT ファイルシステム)。Windows 2000 ではオプション のファイルシステムです。 NVRAM — Nonvolatile random access memory(不
RAS — Remote Access Service(リモートアクセスサービス)。この機能によっ て、Windows OS を実行しているコンピュータのユーザーは、モデムを使用し て、ネットワークにリモートでアクセスできます。 readme ファイル — ソフトウェアやハードウェアの製品に付属しているテキス トファイル。製品に関する補足情報やマニュアルのアップデート情報などが 入っています。 ROM — Read-only memory(読み取り専用メモリ)。コンピュータのプログラ ムの中には、ROM コードで実行しなければならないものがあります。コン ピュータの電源を切っても、ROM チップの内容は保持されます。ROM コード の例には、コンピュータの起動ルーチンと POST を起動するプログラムなどが あります。 ROMB — RAID on motherboard(マザーボード上の RAID) 。 rpm — Revolutions per minute(1 分あたりの回転数)。 RTC — Real-time clock(リアルタイムクロック) 。 SAS — Serial-attached SCS
system.ini ファイル — Windows OS 用の起動ファイル。Windows を起動すると、 system.ini ファイルが参照されて、Windows 動作環境の各種オプションが設定 されます。system.
Windows Server 2003 — XML Web サービスを利用してソフトウェアの統合を図 る Microsoft のソフトウェアテクノロジ。XML Web サービスは、XML 言語を使 用して別々に開発された再利用可能な小型のアプリケーション群で、これを使 用することで、元来送受信できないソース同士がネットワーク経由でデータを 送受信することができます。 XML — Extensible Markup Language(拡張可能なマーク付け言語)。インター ネット、イントラネット、その他のネットワークで形式とデータの両方を共有 し、共通の情報形式を作成するための仕様です。 ZIF — Zero insertion force。力をかけずにプロセッサの着脱ができるソケット です。 アップリンクポート — 別のハブまたはスイッチに接続する際に使用するネット ワークハブまたはスイッチ上のポート。クロスオーバーケーブルを必要としま せん。 アプリケーション — ユーザーによる特定のタスクまたは一連のタスクの実行を 助けるためのソフトウェア。アプリケーションは、OS の機能を利用して実行さ れます。 拡張カ
キャッシュ — データを高速検索できるように、データまたは命令のコピーを保 持するための高速記憶領域。プログラムがディスクドライブにあるデータを要 求すると、ディスクキャッシュユーティリティによって、ディスクドライブよ りも高速な RAM 内のキャッシュ領域にコピーされた同じデータが読み取られ ます。 グラフィックモード — x 水平画素数、y 垂直画素数、および z 色数で表される ビデオモードです。 グループ — DMI 関連では、グループは管理可能なコンポーネントについての 共通の情報または属性を定義するデータ構造です。 コプロセッサ — コンピュータのプロセッサを特定の処理タスクから解放するた めのチップ。たとえば、数値演算コプロセッサは数値演算処理を行います。 コントローラ — プロセッサとメモリ間、またはプロセッサと周辺機器間のデー タ転送を制御するチップ。 コントロールパネル — 電源ボタン、電源インジケータなどの、ボタンやインジ ケータを収めたシステムの部品。 コンベンショナルメモリ — RAM の最初の 640 KB。コンベンショナルメモリは すべてのコンピュータに存在します。MS-DOS®
周辺機器 — コンピュータに接続される内蔵装置または外付け装置(ディスケッ トドライブ、キーボードなど)。 シリアルポート — 一般に、コンピュータにモデムを接続するとき使用される I/O ポート。コンピュータのシリアルポートは、9 ピンのコネクタが使用されて いることで識別できます。 シンプルディスクボリューム — 単一の動的物理ディスク上の空き領域で構成さ れるボリューム。 ストライピング — 3 台以上のハードディスクドライブを並べて 1 台のディスク ドライブ(= アレイ)のように使用して書き込みを行いますが、各ディスクの 一部のスペースしか使用しません。ストライピングに使用される各ディスク内 のスペース(ストライプ)は、各ディスクとも同じ容量です。仮想ディスクで は、ディスクアレイ内の一組のディスクのセットに対して複数のストライプを 設定することもできます。「ガーディング」、 「ミラーリング」、 「RAID」も参照 してください。 スパニング — ディスクボリュームをスパニング、つまり連結して、複数のディ スク上の未割り当てスペースを単一の論理ボリュームにまとめる技法。複数 ディスクを装備したシステ
内蔵プロセッサキャッシュ — プロセッサに内蔵された命令キャッシュとデータ キャッシュ。 内蔵ミラーリング — 2 台のドライブを同時に物理的にミラーリングすることが できます。内蔵ミラーリング機能はコンピュータのハードウェアによって実現 されます。「ミラーリング」も参照してください。 バス — コンピュータ内部の各コンポーネント間のデータ伝送経路。たとえば、 拡張バスは、プロセッサがコンピュータに接続された周辺機器用のコントロー ラと通信するための経路です。また、アドレスバスとデータバスは、プロセッ サと RAM 間の通信に使用されます。 バックアップ — プログラムやデータファイルのコピー。安全対策として、コン ピュータのハードディスクドライブは定期的にバックアップしてください。ま た、システム設定を変更する場合は、前もって重要な起動ファイルを OS から バックアップしておきます。 バックアップバッテリー — コンピュータに電源が入っていないとき、メモリの 特別なセクションに保存された日付、時刻、システム設定情報を保持するため に使用されます。 パーティション — fdisk コマンドを使用すると、ハー
ビデオメモリ — ほとんどの VGA ビデオアダプタと SVGA ビデオアダプタに は、システムの RAM とは別に、メモリチップが内蔵されています。プログラ ムが表示できる色数は、主として取り付けられたビデオメモリの容量によっ て決まります(他の要因としては、ビデオドライバとモニターの性能があり ます) 。 ビープコード — システムのスピーカーから聞こえるビープ音のパターンによる 診断メッセージ。たとえば、1 回鳴った後にもう 1 回鳴ってから連続して 3 回 鳴った場合、ビープコードは 1-1-3 です。 フォーマット — ファイルを格納できるように、ハードドライブやディスケット を設定すること。無条件でフォーマットを行うと、ディスクに保存された全 データが削除されます。 フラッシュメモリ — コンピュータに取り付けたまま、ディスケット内のユー ティリティを使用して再プログラミングできる EEPROM チップ。一般の EEPROM チップは、特別なプログラミング用の装置を使用しなければ書き換え はできません。 ブレード — プロセッサ、メモリ、ハードドライブを組み込んだモジュール。こ のモジュールは、電
ミラーリング — データ冗長性の一種。一組の複数の物理ドライブを使用して データを格納し、さらに一組または複数組の追加のドライブに同じデータのコ ピーを格納します。ミラーリング機能はソフトウェアによって実現されます。 「ガーディング」、「内蔵ミラーリング」、「ストライピング」、「RAID」も参照し てください。 メモリ — 基本的なシステムデータを記憶するハードドライブ以外の装置。コン ピュータには、複数の異なるタイプのメモリを搭載できます。たとえば、内蔵 メモリ(ROM と RAM)、増設メモリモジュール(DIMM)などです。 メモリアドレス — コンピュータの RAM 内部にある特定の位置。通常、メモリ アドレスは 16 進数で表します。 メモリモジュール — システム基板に接続されている、DRAM チップを搭載し た小型回路基板。 ユーティリティ — メモリ、ディスクドライブ、プリンタなどのシステム資源を 管理するためのプログラム。 読み取り専用ファイル — 編集や削除が禁止されているファイルのことをいい ます。 ローカルバス — ローカルバス拡張機能を持つコンピュータでは、特定の周辺デ バイス(ビデオ
用語集
索引 B P BMC 設定 , 67 POST システムの機能へのアクセ ス , 12 C CD ドライブ 取り付け , 89 取り外し , 86 CD/DVD ドライブ トラブルシューティング , 155 D Diagnostics(診断) テストオプション , 169 使用する状況 , 168 N NIC インジケータ , 21 トラブルシューティング , 143 NMI ボタン , 15 R RAC カード , 100 取り付け , 102 取り外し , 100 RAID コントローラカード 「拡張 カード」を参照 S SAS コントローラカード トラブルシューティング , 161 SAS コントローラカード 「拡張 カード」を参照 SAS/SATA バックプレーンボード コネクタ , 176 SD カード トラブルシューティング , 152 T TPM セキュリティ , 58 索引 197
U か USB メモリキー用の内部コネク タ , 97 拡張カード トラブルシューティング , 163 取り付け , 103 取り外し , 105 USB キー トラブルシューティング , 152 USB デバイス トラブルシューティング , 140 カバー 閉じる , 75 開く , 75 あ き アラートメッセージ , 48 安全について , 135 起動時 システムの機能へのアクセ ス , 12 い 機能 前面パネル , 13 背面パネル , 19 インジケータ NIC, 21 前面パネル , 13 電源 , 20 背面パネル , 19 ハードドライブ , 17 キーボード トラブルシューティング , 137 け 警告メッセージ , 48 え エラーメッセージ , 50 こ お オプティカルドライブ 取り付け , 87, 89 取り外し , 86 トレイからの取り外し , 90 198 ケーブル接続 オプティカルドライブ , 86 索引 交換 システムバッテリー , 120 プロセッサ , 116
コネクタ SAS/SATA バックプレーン ボード , 176 システム基板 , 172 ライザーカード , 174-175 コントロールパネルアセンブリ 取り付け , 125 取り外し , 123 システムメッセージ , 37 システム冷却 トラブルシューティング , 148 ジャンパ システム基板 , 171 周辺機器のチェック , 136 す さ 推奨するツール , 70 サポート デルへのお問い合わせ , 181 せ セットアップパスワード , 65 し システムカバーの取り外し , 75 システムカバーの取り付け , 75 システムが濡れた場合 トラブルシューティング , 144 システム基板 コネクタ , 172 ジャンパ , 171 取り付け , 132 取り外し , 129 システム機能 アクセス , 12 システム基板の図 , 71 システムの保護 , 58, 64 セットアップユーティリティ CPU のオプション , 54 キー操作 , 49 起動 , 49 システムセキュリティのオプ ション , 58 シリアル通信のオプション , 57 内蔵デバイスのオプション , 56
て テープドライブ トラブルシューティング , 156 ディスケットドライブ トラブルシューティング , 153 デル お問い合わせ , 181 デルへのお問い合わせ , 181 電源インジケータ , 20 電源ユニット インジケータ , 20 トラブルシューティング , 147 取り付け , 97 取り外し , 95 電源ユニットファンアセンブリ 取り付け , 95 取り外し , 93 電話番号 , 181 と トラブルシューティング CD/DVD ドライブ , 155 NIC, 143 SAS コントローラカード , 161 SD カード , 152 USB デバイス , 140 外部接続 , 136 拡張カード , 163 起動ルーチン , 135 キーボード , 137 システムが損傷した場合 , 145 システムが濡れた場合 , 144 システムバッテリー , 146 200 索引 システム冷却 , 148 ディスケットドライブ , 153 テープドライブ , 156 電源ユニット , 147 内蔵 USB キー , 152 ハードドライブ , 157 ビデオ , 136 マイクロプロセッサ
プロセッサファンアセンブ リ , 93 ベゼル , 74 メモリモジュール , 113 ライザーカード , 108 冷却用エアフローカバー , 78 取り外し CD ドライブ , 86 RAC カード , 100 オプティカルドライブ , 86 オプティカルドライブをトレイ から , 90 拡張カード , 105 コントロールパネルアセンブ リ , 123 システム基板 , 129 電源ユニット , 95 電源ユニットファンアセンブ リ , 93 バックプレーンボード , 109 ハードドライブのダミー , 80 ハードドライブをドライブキャ リアから , 83 プロセッサファンアセンブ リ , 91 メモリモジュール , 115 ライザーカード , 107 冷却用エアフローカバー , 77 は ハードドライブ , 79 インジケータコード , 17 ドライブキャリア , 83 トラブルシューティング , 157 取り付け , 81 バックプレーンボード , 109 取り付け , 111 取り外し , 109 バッテリー 交換 , 120 トラブルシューティング , 146 取り外しまたは取り付け , 1
へ め ベースボード管理コントローラ 「BMC」を参照 メッセージ アラート , 48 エラーメッセージ , 50 警告 , 48 システム , 37 ステータス LCD, 22 ハードドライブインジケータ コード , 17 ベゼルのコントロールパネル , 73 ベゼルの取り外し , 74 ほ 保証 , 11 ホットプラグ対応 ハードドライブ , 79 ま メモリ トラブルシューティング , 150 取り付け , 113 取り付けガイドライン , 112 取り外し , 115 マイクロプロセッサ トラブルシューティング , 165 メモリキーコネクタ(USB), 97 マウス トラブルシューティング , 138 ら ライザーカード コネクタ , 174-175 取り付け , 108 取り外し , 107 れ 冷却ファン トラブルシューティング , 148 冷却用エアフローカバー 取り付け , 78 取り外し , 77 202 索引