Users Guide
• サービスタグは、バックアップファイルから新しいシステム基板に復元されます。
メモ: システム基板を交換してから、交換したシステム基板にサービスタグをまだ入力していない場合、Lifecycle Controller
はダイアログボックスで、サービスタグを取得し、サーバープロファイルを復元するためのプロンプトを表示します。
関連概念
サーバープロファイルのインポート
関連タスク
vFlash SD カードを使用したサーバープロファイルのインポート
ネットワーク共有からのサーバープロファイルのインポート
USB ドライブからのサーバープロファイルのインポート
システム基板交換後のサーバープロファイルの復元
システム基板を交換した後に Lifecycle Controller を起動すると、次のいずれかを使用してサービスタグとサーバープロファイルを取
得するように指示するメッセージが表示されます:
• vFlash SD カード
• 簡単な復元
vFlash SD カードを使用してサーバープロファイルを復元するには:
1. POST 中に <F10> を押して Lifecycle Controller を起動します。
2. Do you want to restore the service tag? ダイアログボックスで、はいをクリックします。
3. サービスタグの復元ダイアログボックスで次を実行します。
• vFlash SD カードに保存されているサーバープロファイルをインポートするには、サーバープロファイルのインポートをクリ
ックします。サーバープロファイルのインポートについての詳細は、サーバープロファイルのインポートを参照してくださ
い。
メモ: サーバープロファイルをインポートするには、Enterprise ライセンス、および管理者レベルの権限が必要です。
• サービスタグを手動で入力するには、サービスタグの手動設定をクリックします。サービスタグ設定ページでサービスタグを
入力し、OK をクリックします。
簡易復元を使用してサーバープロファイルを復元するには:
メモ: 簡易復元は 、簡易復元フラッシュメモリを有する
第 13 世代
の PowerEdge サーバーでのみ使用できます。簡易復元は
PowerEdge R930 では使用できません。
お使いのサーバーのマザーボードを交換後、簡易復元により、以下のデータを自動的に復元できます:
• System Service Tag(システムサービスタグ)
• ライセンスデータ
• UEFI 診断アプリケーション
• システム構成の設定—BIOS、iDRAC、および NIC
簡易復元では、簡易復元フラッシュメモリを使用してデータをバックアップします。マザーボードを交換し、システムの電源を
入れると、BIOS により iDRAC のクエリが行われ、バックアップデータを復元するように求められます。最初の BIOS 画面では、
サービスタグ、ライセンス、UEFI 診断アプリケーションを復元するように求められます。2 番目の BIOS 画面では、システム構
成の設定を復元するように求められます。最初の BIOS 画面でデータの復元を行わないことを選択し、かつ、別の方法によって
サービスタグを設定しない場合、最初の BIOS 画面がもう一度表示されます。2 番目の BIOS 画面は一度だけ表示されます。
メモ:
• システム構成の設定は、CSIOR が有効になっている場合にのみバックアップされます。Lifecycle Controller および
CSIOR が有効になっていることを確認します。
• システムの消去では、簡易復元フラッシュメモリのデータは消去されません。
• 簡易復元では、ファームウェアイメージ、vFlash データ、またはアドインカードデータなどの他のデータはバックアッ
プされません。
66 保守