Owners Manual
図 76. ヒートシンクの取り付け
1. 固定ネジ(4) 2. ヒートシンク
3. プロセッサソケット 4. 固定ネジスロット(4)
次の手順
1. 「システム内部の作業を終えた後に」の項に記載された手順に従います。
2. 起動時に F2 を押してセットアップユーティリティを起動し、プロセッサの情報が新しいシステム構成と一致していることを確
認します。
3. システム診断プログラムを実行し、新しいプロセッサが正しく動作することを確認します。
電源装置ユニット
お使いのシステムは、350 W AC 冗長電源装置ユニット(PSU)をサポートしています。
メモ: 2 台の PSU を使用する場合は、両方のタイプと最大出力電力が同一である必要があります。
2 台の同一 PSU が取り付けられている場合、PSU 構成は冗長(1+1)です。冗長モードでは、効率性を最大化するため、システム
に対して両方の PSU から電力が同等に供給されます。
PSU が 1 台のみ取り付けられている場合、PSU 構成は非冗長(1 + 0)です。システムに電力を供給する PSU は 1 台のみです。
非冗長構成では、空の PSU スロットに PSU ダミーを取り付けます。
ホットスペア機能
お使いのシステムではホットスペア機能がサポートされており、電源装置ユニット(PSU)の冗長性に関連する電力のオーバーヘッ
ドが大幅に軽減されます。
ホットスペア機能を有効に設定すると、冗長 PSU のうち 1 台がスリープ状態に切り替わります。アクティブな PSU が負荷の
100% を支えるため、効率良く動作します。スリープ状態の PSU は、アクティブな PSU の出力電圧を監視します。アクティブな
PSU の出力電圧が低下すると、スリープ状態の PSU がアクティブな出力状態に戻ります。
1 台の PSU をスリープ状態にするよりも、両方の PSU をアクティブする方が効率的な場合は、アクティブな PSU でスリープ状態
の PSU をアクティブにできます。
デフォルトの PSU 設定は次の通りです。
• アクティブな PSU の負荷が 50% を超えている場合、冗長 PSU はアクティブ状態に切り替えられます。
• アクティブな PSU の負荷が 20% を下回った場合、冗長 PSU はスリープ状態に切り替えられます。
iDRAC 設定を使用してホットスペア機能を設定できます。iDRAC 設定の詳細については、『Integrated Dell Remote Access Controller
User’s Guide』(Integrated Dell Remote Access Controller ユーザーズガイド)(Dell.com/idracmanuals)を参照してください。
システムコンポーネントの取り付けと取り外し 115