Owners Manual
5. 設定を保存します。
6. システムを再起動します。
7. System Setup(セットアップユーティリティ)を再起動します。
8. System Setup Main Menu(セットアップユーティリティメインメニュー) 画面で、System BIOS(システム BIOS) > System
Security Settings(システムセキュリティ設定) をクリックします。
9. Intel TXT(Intel TXT )オプションで、On(オン)を選択します。
システム基板
システム基板(マザーボードとも呼ばれます)はメインのプリント基板で、さまざまなシステムで使用されています。システム基
板により、CPU(中央処理装置)やメモリなど、システムの数多くの重要な電子部品の間の通信が可能になります。また、他の周
辺機器とのコネクタにもなります。バックプレーンとは異なり、システム基板にはプロセッサー、拡張カード、その他のコンポーネ
ントなど、かなりの数のサブシステムが組み込まれています。
システム基板の取り外し
前提条件
注意: 修理作業の多くは、認定されたサービス技術者のみが行うことができます。製品マニュアルで許可されている範囲に限
り、またはオンラインサービスもしくは電話サービスとサポートチームの指示によってのみ、トラブルシューティングと簡単な
修理を行うようにしてください。Dell の許可を受けていない保守による損傷は、保証の対象となりません。製品に付属する
「安全にお使いいただくために」をよく読み、指示に従ってください。
メモ: これは、フィールド交換可能ユニット(FRU)です。取り外しおよび取り付け手順は、デル認証のサービス技術者のみが
行う必要があります。
注意: 暗号化キーと共に TPM(信頼済みプログラムモジュール)を使用している場合は、プログラムまたはシステムのセット
アップ中にリカバリキーの作成を求められることがあります。このリカバリキーを作成して安全な場所に保管するようにして
ください。このシステム基板を交換すると、ハードドライブ上の暗号化データにアクセスするためには、システムまたはプロ
グラムを再起動する時に、リカバリキーを入力する必要があります。
注意: システム基板から TPM プラグインモジュールを取り外さないようにしてください。TPM プラグイン モジュールは、取
り付け後、その特定のシステム基板に暗号バインドされます。取り付け済みの TPM プラグ イン モジュールを取り外すと、暗
号バインドが壊れて、再度取り付けることも別のシステム基板に取り付けることもできなくなります。
1. 「安全にお使いいただくために」の項に記載された安全ガイドラインに従ってください。
2. #2 プラスドライバを準備しておきます。
3. 「システム内部の作業を始める前に」の手順に従ってください。
4. 以下のコンポーネントを取り外します。
a. 冷却エアフローカバー
b. メモリモジュール
c. 冷却ファンケーブル
d. 拡張カード
e. 拡張カードライザー
f. ヒートシンクとプロセッサ
g. iDRAC ポートカード(取り付けられている場合)
h. 内蔵デュアル SD モジュール(取り付けられている場合)
手順
1. システム基板からすべてのケーブルを外します。
注意: システム基板をシャーシから取り外す際には、システム識別ボタンに損傷を与えないように注意してください。
2. システム基板のネジを外し、システム基板をシャーシの前方にスライドさせます。
3. システム基板のタッチポイント持ち、持ち上げてシャーシから取り外します。
注意: システム基板の損傷を防ぐため、メモリモジュール、プロセッサ、または他のコンポーネントを持ってシステム基板
を持ち上げないでください。システム基板は両端だけを持つようにしてください。
140 システムコンポーネントの取り付けと取り外し