Users Guide

WS イベンティングの設定
WS イベンティングプロトコルは、クライアントサービス(サブスクライバ)が、サーバーイベント(通知
またはイベントメッセージ)などのメッセージの受信用にインタレスト(サブスクリプション)をサーバー
(イベントソース)に登録するために使用されます。WS イベンティングメッセージの受信に関心を持つクラ
イアントは、iDRAC にサブスクライブして Lifecycle Controller ジョブ関連のイベントを受信できます。
Lifecycle Controller ジョブに関連する変更についての WS イベンティングメッセージを受信するために必
要な
WS イベンティング機能の設定手順は、iDRAC 1.30.30 向けウェブサービスイベンティングサポートの
仕様書に記載されています。この仕様書の他に、DSP0226DMTF WS 管理仕様)の第 10 項、通知(イベン
ティング)の文書で、WS イベンティングプロトコルの完全な情報を参照してください。Lifecycle Controller
関連のジョブは、DCIM ジョブ制御プロファイルの文書に記載されています。
シャーシイベントの監視
PowerEdge FX2/FX2s シャーシでは、iDRAC シャーシの管理と監視 を有効にして、シャーシコンポーネ
ントの監視、アラートの設定、
iDRAC RACADM を使用した CMC RACADM コマンドの実行、およびシャー
シ管理ファームウェアのアップデートなどのシャーシの管理と監視タスクを実行することができます。この
設定では、CMC がネットワーク上にない場合でも、シャーシ内のサーバーを管理できます。シャーシイベン
トを転送するには、値を 無効 に設定します。デフォルトでは、この設定は 有効 に設定されます。
メモ: この設定を有効にするには、CMC サーバーでのシャーシ管理 設定が 監視 または 管理と監視
になっていることを確認する必要があります。
シャーシの管理と監視 オプションが 有効 に設定されている場合、iDRAC はシャーシイベントを生成し、ロ
グに記録します。生成されたイベントは、
iDRAC イベントサブシステムに統合され、その他のイベントと同
様にアラートが生成されます。
また、CMC は、生成されたイベントを iDRAC に転送します。サーバー上の iDRAC が機能していない場合、
CMC は最初の 16 個のイベントをキューに入れ、残りを CMC ログに記録します。これらの 16 個のイベント
は、
シャーシの監視 が有効に設定された時点で iDRAC に送信されます。
iDRAC が必要な CMC 機能がないことを検知した場合、CMC のファームウェアアップグレードなしでは使用
できない機能があることを知らせる警告メッセージが表示されます。
iDRAC ウェブインタフェースを使用したシャーシイベントの監視
iDRAC ウェブインタフェースを使用してシャーシイベントを監視するには、次の手順を実行します。
メモ: このセクションは、サーバーモードでのシャーシ管理 CMC 監視 または 管理と監視 に設定
されている場合に PowerEdge FX2/FX2s シャーシに対してのみ表示されます。
1.
CMC インタフェースで、シャーシ概要セットアップ一般 をクリックします。
2. サーバーモードでのシャーシ管理 ドロップダウンメニューで 管理と監視 を選択して、適用 をクリック
します。
3. iDRAC ウェブインタフェースを起動し、概要iDRAC 設定CMC をクリックします。
4. サーバーでのシャーシ管理 セクションで、iDRAC からの機能 ドロップダウンボックスが 有効 に設定さ
れていることを確認します。
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