Users Guide
– System.Power.Cap.Percent
詳細に関しては、dell.com/idracmanuals にある『iDRAC8 RACADM コマンドラインインタフェースリファ
レンスガイド』を参照してください。
iDRAC 設定ユーティリティを使用した電力上限ポリシーの設定
電力ポリシーを表示し、設定するには、次の手順を実行します。
1. iDRAC 設定ユーティリティで、電源設定 に進みます。
メモ: 電源設定 リンクは、サーバーの電源装置が電源監視をサポートする場合にのみ使用可能で
す。
iDRAC 設定の電源設定 ページが表示されます。
2. 電力上限ポリシー を有効にするには、有効 を選択します。それ以外の場合は、無効 を選択します。
3. 推奨設定を使用するか、ユーザー定義の電源上限ポリシー で必要な制限値を入力します。
オプションの詳細については、『iDRAC 設定ユーティリティオンラインヘルプ』を参照してください。
4. 戻る、終了 の順にクリックし、はい をクリックします。
電力上限値が設定されます。
電源装置オプションの設定
冗長性ポリシー、ホットスペア、およびパワーファクタ補正などの電源装置オプションを設定できます。
ホットスペアは、冗長電源装置(PSU)を設定して、サーバーの負荷に応じて電源をオフする PSU の機能で
す。これにより、残りの PSU はより高い負荷および効率で動作できます。これには、この機能をサポートす
る PSU が必要で、必要なときに迅速に電源オンできます。
2 台 PSU システムでは、PSU1 または PSU2 をプライマリ PSU として設定できます。4 台 PSU システムで
は、PSU のペア(1+1 または 2+2)をプライマリ PSU として設定する必要があります。
ホットスペアが有効になっていると、PSU がアクティブになり負荷に基づいてスリープ状態に移行できます。
ホットスペアが有効になっている場合、
2 台の PSU 間の電流の非均等な配分が有効になります。1 台の PSU
が
アウェイク
状態で、大部分の電流を提供します。もう 1 台の PSU はスリープモードになり、小量の電流を
提供します。これは 2 台の PSU による 1+0 と呼ばれることが多く、ホットスペアは有効になっています。
すべての
PSU-1 が回路 -A にあり、すべての PSU-2 が回路 -B 上にある場合、ホットスペアを有効にする(工
場出荷時のデフォルト設定)と、回路 -B への負荷は大幅に低くなり、警告がトリガされます。ホットスペ
アを無効にしている場合、電源の共有は、2 台の PSU 間で五分五分となり、回路 -A と回路 -B は通常、同一
の負荷を分担します。
パワーファクタは、皮相電力に対する実際に消費された電力の割合です。パワーファクタ補正が有効になっ
ている場合、サーバーは、ホストがオフのときに少量の電力しか消費しません。デフォルトでは、サーバー
の工場出荷時にパワーファクタ補正が有効化されています。
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