Reference Guide
表 16. [Integrated Devices]の詳細 (続き)
オプション 説明
[ 4 GB を超える I/O のメモリ マップ化] 大容量メモリを必要とする PCIe デバイスのサポートの有効 / 無効を切り替えま
す。このオプションは、64 ビットのオペレーティング システムに対してのみ有
効にします。このオプションはデフォルトで[有効]に設定されています。
[I/O ベースメモリマップ化] [12 TB]に設定すると、システムによって MMIO ベースが 12 TB にマップされま
す。この 44 ビットの PCIe アドレス指定が必要に OS をインストールするため
のオプションを有効にします。[512 GB]に設定すると、システムによって MMIO
ベースが 512 GB にマップされ、メモリーの最大サポートを 512 GB 未満に低減し
ます。4 GPU DGMA の不具合に対してだけ有効にします。このオプションは、デ
フォルトで[56 TB]に設定されています。
[スロットの無効化] お使いのシステムで利用可能な PCIe スロットを有効または無効にする、ことが
できます。スロット無効機能により、指定のスロットに取り付けられている PCIe
カードの構成が管理されます。スロットを無効にするのは、取り付けられている
周辺機器カードがオペレーティング システムの起動を妨げたり、システム起動に
遅延を生じさせたりしている場合に限らなければなりません。スロットが無効
になると、Option ROM と UEFI ドライバの両方が無効になります。システムに存
在するスロットのみが制御の対象に
[Slot n]:有効または無効にするか、起動ドライバーは PCIe スロット n にのみ無
効になります。このオプションは、デフォルトで[有効]に設定されています。
[スロット分岐] [Auto Discovery Bifurcation Settings]により、[Platform Default Bifurcation]、およ
び[Manual bifurcation Control]を実行できます。
このオプションはデフォルトで[プラットフォームのデフォルトの分岐]に設定
されています。[Manual bifurcation Control]に設定するとスロット分岐フィール
ドにアクセスができ、[Platform Default Bifurcation]に設定するとグレー アウト
表示されます。
メモ: スロット分岐は PCIe スロットでのみサポートされています。パドル
カードからライザー、および Slimline コネクターからライザーへのスロット
タイプはサポートされていません。
シリアル通信
[Serial Communication]画面を表示するには、システムの電源をオンにして F2 を押し、[System Setup Main Menu] > [System
BIOS] > [Serial Communication]の順にクリックします。
メモ: シリアル ポートは PowerEdge R450 システムのオプションです。シリアル通信オプションは、シリアル COM ポートが
システムに取り付けられている場合にのみ適用されます。
表 17. [Serial Communication]の詳細
オプション 説明
[シリアル通信] シリアル通信オプションを有効にします。BIOS でシリアル通信デバイス(シリ
アル デバイス 1 およびシリアル デバイス 2)を選択します。BIOS コンソールリ
ダイレクトを有効にして、ポートアドレスを指定できます。
シリアル COM ポート(DB9)非搭載システムで使用可能なオプションは、[コ
ンソール リダイレクトなしでオン]、[コンソール リダイレクトありでオン]、
[オフ]です。このオプションは、デフォルトで[オフ]に設定されています。
シリアル COM ポート(DB9)搭載システムで使用可能なオプションは、[コン
ソール リダイレクトなしでオン]、[Com1 経由のコンソール リダイレクトあり
でオン]、[Com2 経由のコンソール リダイレクトありでオン]、[オフ]、[自動]
です。このオプションは、デフォルトで [Auto](自動)に設定されています。
[シリアル ポートアドレス] シリアルデバイスのポートアドレスを設定することができます。このオプショ
ンはデフォルトで[シリアル デバイス 1=COM2、シリアル デバイス 2=COM1]
に設定されています。
16 プレオペレーティング システム管理アプリケーション