Users Guide

VIB ファイルのインストール
vSphere のオペレーティングシステムでは、USB NIC を有効にする前に、VIB ファイルをインストールす
る必要があります。
VIB ファイルをインストールするには、以下を実行します。
1. Windows-SCP を使用して、VIB ファイルを ESX-i ホストオペレーティングシステムの /tmp/ フォルダ
にコピーします。
2. ESXi プロンプトに移動し、次のコマンドを実行します。
esxcli software vib install -v /tmp/ iDRAC_USB_NIC-1.0.0-799733X03.vib --no-
sig-check
出力は次のとおりです。
Message: The update completed successfully, but the system needs to be
rebooted for the changes to be effective. Reboot Required: true VIBs
Installed: Dell_bootbank_iDRAC_USB_NIC_1.0.0-799733X03 VIBs Removed: VIBs
Skipped:
3. サーバーを再起動します。
4. ESXi プロンプトで、コマンド、esxcfg-vmknic –l を実行します。
出力は usb0 エントリを表示します。
ウェブインタフェースを使用した OS to iDRAC パススルーの有効化または無効
ウェブインタフェースを使用して OS to iDRAC パススルーを有効にするには、次の手順を実行します。
1. 概要iDRAC 設定ネットワークOS to iDRAC パススルー と移動します。
OS to iDRAC パススルー ページが表示されます。
2. 次のいずれかのオプションを選択して、OS to iDRAC パススルーを有効化します。
LOM — iDRAC とホストオペレーティングシステム間の OS から iDRAC へのパススルーリンクが
LOM または NDC 経由で確立されます。
USB NIC — iDRAC とホストオペレーティングシステム間の OS から iDRAC へのパススルーリンク
が内蔵 USB バス経由で確立されます。
この機能を無効にするには、無効 を選択します。
3. パススルー設定として LOM を選択し、専用モードを使ってサーバーが接続されている場合は、オペレ
ーティングシステムの IPv4 アドレスを入力します。
メモ: サーバーが共有 LOM モードで接続されている場合、OS IP アドレス フィールドが無効化さ
れます。
4. USB NIC をパススルー設定として選択した場合、USB NIC IP アドレスを入力します。
デフォルト値は 169.254.0.1 です。デフォルトの IP アドレスを使用することが推奨されます。ただし、
この
IP アドレスとホストシステムまたはローカルネットワークの他のインタフェースの IP アドレスの
競合が発生した場合は、これを変更する必要があります。
169.254.0.3 IP および 169.254.0.4 IP は入力しないでください。これらの IP は、A/A ケーブル使用時の、
前面パネルの USB NIC ポート用に予約されています。
5. 設定を適用するには、適用 をクリックします。
6. ネットワーク設定のテスト をクリックして、IP がアクセス可能で、iDRAC とホストオペレーティングシ
ステム間のリンクが確立されているかどうかをチェックします。
107