Users Guide

RACADM を使用した PCIe SSD デバイスデータの消去
PCIe SSD デバイスのセキュア消去を実行するには、次のコマンドを実行します。
racadm storage secureerase:<PCIeSSD FQDD>
secureerase コマンドを実行した後に、ターゲットジョブを作成するには、次のコマンドを実行します。
racadm jobqueue create <PCIe SSD FQDD> -s TIME_NOW --realtime
返されたジョブ ID のクエリを実行するには、次のコマンドを実行します。
racadm jobqueue view -i <job ID>
詳細については、dell.com/esmmanuals にある『iDRAC RACADM コマンドラインリファレンスガイド』
参照してください。
エンクロージャまたはバックプレーンの管理
エンクロージャまたはバックプレーンについて、次のことを実行できます。
プロパティの表示
ユニバーサルモードまたはスプリットモードの設定
スロット情報の表示(ユニバーサルまたは共有)
SGPIO モードの設定
関連概念
ストレージデバイスの対応機能のサマリ
対応エンクロージャ
バックプレーンモードの設定
ユニバーサルスロットの表示
SGPIO モードの設定
バックプレーンモードの設定
デルの第 13 世代 PowerEdge サーバーは、新しい内蔵ストレージトポロジをサポートします。このトポロジ
では、
1 つのエキスパンダを通して 2 台のストレージコントローラPERC 1 組みの内蔵ドライブに接続
することができます。この構成ではフェールオーバーや高可用性HA機能のない高パフォーマンスモード
に使用されます。エキスパンダは、2 台のストレージコントローラ間で内蔵ドライブアレイをスプリットし
ます。このモードでは、仮想ディスクの作成で特定のコントローラに接続されたドライブのみが表示されま
す。この機能のライセンス要件はありません。この機能は、一部のシステムでのみサポートされています。
バックプレーンは、次の 2 つのモードをサポートしています。
統合モード - 2 台目の PERC コントローラが取り付けられている場合でも、プライマリ PERC コントロー
ラに、バックプレーンに接続されたすべてのドライブへのアクセス権があります。
スプリットモード - 1 台のコントローラは最初の 12 ドライブにアクセスでき、2 台目のコントローラは
残りの 12 ドライブにアクセスできます。このスプリットは変更できません。1 台目のコントローラに接
続されているドライブには
011 の番号が付けられ、2 台目のコントローラに接続されているドライブに
1223 に番号が付けられます。
デフォルトでは、統合モードに設定されます。
エキスパンダにこの構成をサポートする機能がある場合、iDRAC ではスプリットモード設定が許可されま
す。2 台目のコントローラを取り付ける前に、このモードを有効にすることもできます。iDRAC は、このモ
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