Users Guide
自動設定を有効化するには、次の手順を実行します。
1. iDRAC のウェブインタフェースで、概要 → iDRAC 設定 → ネットワーク へと移動します。
ネットワーク ページが表示されます。
2. 自動設定 セクションで、DHCP プロビジョニングを有効にする ドロップダウンメニューから次のいずれ
かのオプションを選択します。
• 一回のみ有効 – DHCP サーバーによって参照される XML ファイルを使用して、コンポーネントを一
回だけ設定します。この後、自動設定は無効になります。
• リセット後一回のみ有効 – iDRAC のリセット後、DHCP サーバーによって参照される XML ファイル
を使用してコンポーネントを
1 回だけ設定します。この後、自動設定は無効になります。
• 無効化 — 自動設定機能を無効にします。
3. 設定を適用するには、適用 をクリックします。
ネットワークページが自動的に更新されます。
RACADM を使用した自動設定の有効化
RACADM を使用して自動設定機能を有効にするには、iDRAC.NIC.AutoConfig オブジェクトを使用しま
す。詳細については、『iDRAC8 RACADM コマンドラインインタフェースリファレンスガイド』を参照して
ください。
メモ: 自動設定機能の詳細に関しては、delltechcenter.com/idrac にあるホワイトペーパー、
『
Zero-
Touch Bare Metal Server Provisioning using Dell iDRAC with Lifecycle Controller Auto Config
』
(Dell
iDRAC を使用した、Lifecycle Controller の自動設定でのゼロタッチベアメタルサーバープロビジョニ
ング)を参照してください。
セキュリティ向上のためのハッシュパスワードの使用
バージョン 2.xx.xx.xx 搭載の PowerEdge サーバーでは、一方向ハッシュ形式を使用してユーザーパスワード
と BIOS パスワードを設定できます。ユーザー認証メカニズムは影響を受けず(SNMPv3 と IPMI を除く)、
パスワードをプレーンテキスト形式で指定できます。
新しいパスワードハッシュ機能により次のことが可能になります。
• 独自の SHA256 ハッシュを生成して iDRAC ユーザーパスワードと BIOS パスワードを設定できます。こ
れにより、サーバー構成プロファイル、
RACADM、および WSMAN で SHA256 の値を指定できます。
SHA256 パスワードの値を提供する場合は、SNMPv3 と IPMI を介して認証することはできません。
• 現在のプレーンテキストメカニズムを使用して、すべての iDRAC ユーザーアカウントと BIOS パスワー
ドを含むテンプレートサーバーをセットアップできます。サーバーのセットアップ後は、ハッシュ値があ
るパスワードを使用して、サーバー構成プロファイルをエクスポートできます。エクスポートには、
SNMPv3 および IPMI 認証に必要なハッシュ値が含まれます。
メモ: デル第 12 世代 PowerEdge サーバーをバージョン 2.xx.xx.xx から 1.xx.xx にダウングレードする
ときは、サーバーがハッシュ認証で設定されていると、パスワードがデフォルトに設定されていない限
り、いずれのインタフェースにもログインできません。
SHA 256 を使用して、ソルトあり、またはソルトなしでハッシュパスワードを生成することができます。
ハッシュパスワードを含め、エクスポートするにはサーバー制御権限が必要です。
すべてのアカウントへのアクセスが失われた場合は、iDRAC 設定ユーティリティまたはローカル RACADM
を使用し、iDRAC のデフォルトタスクへのリセットを実行します。
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