Users Guide
2. Select Report (レポートの選択)ドロップダウンメニューから View Check Consistency Report (整合性チェックレポートの表
示) を選択します。
3. Execute(実行)をクリックします。
Storage Management(ストレージ管理)での整合性チェック レポートの表示の検
索方法
手順
1. Server Administrator (サーバーシステム管理者)ウィンドウのシステムツリーで、ストレージ をクリックします。
2. Select Report (レポートの選択)ドロップダウンメニューから View Check Consistency Report (整合性チェックレポートの表
示) を選択します。
3. Execute(実行)をクリックします。
仮想ディスクのトラブルシューティング
仮想ディスクの再構築が機能しない
仮想ディスクの再構築は次のような状況では機能しません。
● 仮想ディスクが非冗長 — たとえば、RAID 0 はデータの冗長性を提供しないため、RAID 0 の仮想ディスクは再構築できません。
● 仮想ディスクにホットスペアが割り当てられていない — 仮想ディスクが冗長化されている場合に限り、次の手順を実行して再
構築します。
○ 故障した物理ディスクを取り外して交換します。新しいディスクで自動的に再構築が開始されます。
○ ホットスペアを仮想ディスクに割り当ててから再構築を実行します。
● 小さすぎるホットスペア上で再構築しようとしている — 異なるコントローラには、異なるホットスペア用サイズ要件がありま
す。
● ホット スペアが仮想ディスクから割り当て解除されている — この問題は、ホット スペアが複数の仮想ディスクに割り当てら
れており、それが別の仮想ディスク用の故障した物理ディスクの再構築に使用されている場合、一部のコントローラで発生しま
す。
● 故障または破損した物理ディスクが仮想ディスクに含まれている — この状況ではアラート 2083 が生成される場合がありま
す。アラート メッセージの詳細については、Dell.com/support/home にある『Server Administrator
メッセ
ー
ジ
リファレンス
ガ
イド
』を参照してください。
● 再構築率設定が低すぎる — 再構築率設定が非常に低く、かつシステムが多数の操作を処理している場合、再構築に異常に長い
時間を要することがあります。
● 再構成がキャンセルされた — 開始した再構成は、別のユーザーによってキャンセルされる場合があります。
仮想ディスクの再構築のエラーをともなう完了
このタスクについて
冗長(パリティ)情報を含むディスクの一部が損傷を受けると、再構築がエラーをともなって完了します。再構築プロセスは、デ
ィスクの正常な部分からデータを復元できますが、損傷部分からは復元できません。
再構築でディスクの損傷部分のデータを除いたすべてのデータを復元できる場合は、再構築が成功したことを示しますが、警告 2163
も生成されます。システム ファームウェア、およびシステム コンポーネントを監視するエージェントによって生成されたイベント
メッセージおよびエラー メッセージについての情報は、qrl.dell.com の「Error Code Lookup」ページを参照してください。
再構築はセンス キー エラーも報告することがあります。こうした状況では、次の操作を行い、できるだけ多くのデータを復元しま
す。
手順
1. 劣化した仮想ディスクを新しい(未使用の)テープドライブにバックアップします。
● バックアップが正常に完了した場合 — バックアップが正常に完了した場合は、仮想ディスクのユーザー データは破損して
いないことになります。その場合は、手順 2 へ進みます。
● バックアップでエラーが発生した場合 - バックアップでエラーが発生した場合は、ユーザー データが破損しており、仮想ディ
スクから回復できません。この場合、唯一の回復手段は、仮想ディスクの前回のバックアップから復元することです。
ハードウェアの問題のトラブルシューティング 87