Reference Guide
● アクティブなトラブルシューティング:SupportAssist ではケース作成が自動化されており、診断情報が Dell Technologies サポー
トに送信されます。これにより、サポートは最小限の労力で問題を解決できます。
● 実行可能な推奨事項によって最適なパフォーマンスを実現:データ センターは、リモート ワーカーをサポートするため効率的に
稼働している必要があります。オンデマンドのレポートと推奨事項をチームに提供し、データに基づく意思決定ができるように
サポートします。
SupportAssist は、システムの状態情報のみを安全に収集します。システムの状態情報には、構成、イベント通知、システム診断情
報などが含まれます。SupportAssist がお客様の企業環境を安全に監視する仕組みの詳細については、https://www.dellemc.com/
resources/en-us/asset/white-papers/services/supportassist-enterprise-security-white-paper を参照してください。
Dell EMC Repository Manager
Dell EMC Repository Manager(DRM)は、次のことを行う際に役立つアプリケーションです。
● データセンター内のシステムに関連するアップデートを識別する
● アップデートが利用可能になったことを把握して通知する
● アップデートをさまざまな導入形式にパッケージ化する
DRM は、ベースライン リポジトリーの作成を自動化するため、iDRAC/LC、OpenManage Enterprise、Chassis Management
Controller、OpenManage Integration for VMware vCenter、および OpenManage Integration for Microsoft System Center(OMIMSSC)
との高度な統合機能を提供します。また、DRM は、導入に使用できるカスタムカタログにもアップデートをパッケージ化します。
Dell EMC Repository Manager は次の導入ツールを作成できます。
● カスタムカタログ
● スマート ブータブル ISO
● スマート導入パッケージ
● カスタムサーバーアップデートユーティリティ(SUU)
詳細については、https://www.dell.com/esmmanuals にある『Dell EMC Repository Manager
ユ
ー
ザ
ー
ズ
ガイド
』を参照してください。
OpenManage Mobile
Dell EMC OpenManage Mobile(OMM)は、Android および iOS モバイルデバイスからサーバと関連デバイスを管理するためのモバ
イルアプリケーションです。OMM により、IT 管理者はサーバー設定、監視、修正といったタスクのサブセットをいつでもどこから
でも実行できます。
OpenManage Mobile を使用する利点
● インベントリーの表示、正常性状態の監視、サーバー、MX7000 シャーシ、そのスレッドの基本設定を実行します。
● シャーシ コンポーネントの拡張現実ビューを通じて、PowerEdge MX7000 モジュラー型インフラストラクチャの監視とトラブル
シューティングを合理化します。
● OpenManage Enterprise からのプロアクティブな通知を受信するよう登録して、サーバーの不具合を検出できます。
● モバイル デバイスの大型 LCD ディスプレイと同等の大きな画面で、サーバーに関する情報を確認できます。
● モバイルデバイスを使用したシステムコンソールへのアクセスにより、面倒なクラッシュカートの必要性を減らします。
● QR コードに組み込まれた iDRAC 資格情報をスキャンすると、初回ログインを簡単かつ迅速に実行できます。
● 第 14 世代 Dell EMC PowerEdge サーバで、工場出荷時の iDRAC デフォルトパスワードをバッチアップデートします。
OpenManage Mobile から PowerEdge サーバへのアクセス
OpenManage Mobile では、以下の 3 つの方法で Dell EMC PowerEdge サーバにアクセスし、管理することができます。
● iDRAC at-the-server または MX7000 at-the-chassis へのアクセス
第 14 世代 PowerEdge サーバーまたは MX7000:OMM は、Quick Sync 2 モジュール経由で第 14 世代の PowerEdge サーバーまた
は MX7000 にアクセスできます。接続後、IT 管理者は IP アドレスや BIOS の設定、Dell EMC SupportAssist レポートの共有、サ
ーバインベントリ、正常性ステータス、ログの確認、またはサーバの電源の入れ直しを行うことができます。
Quick Sync 2 は、R940、R940xa、R840、R740、R740xd、R640、R540、R440、R6415、R6515、R6525、R7515、R7425、
R7415、T640 など、多数の PowerEdge ラック型サーバーおよびタワー型サーバーでサポートされています。
第 13 世代 PowerEdge サーバ:OMM は、Quick Sync ベゼル経由で第 13 世代の PowerEdge サーバにアクセスできます。接続後、
IT 管理者は IP アドレスの設定、サーバインベントリ、正常性ステータス、ログの確認、またはサーバの電源の入れ直しを行うこ
とができます。
10 システム管理製品概要