Owners Manual
Table Of Contents
- Dell EMC PowerEdge R6515 設置およびサービス マニュアル
- 本書について
- PowerEdge R6515システムの概要
- システムの初期セットアップと設定
- システム コンポーネントの取り付けと取り外し
- 安全にお使いいただくために
- システム内部の作業を始める前に
- システム内部の作業を終えた後に
- 推奨ツール
- オプションの前面ベゼル
- システムカバー
- ドライブ バックプレーン カバー
- エアフローカバー
- 冷却ファン
- イントルージョン スイッチ モジュール
- ドライブ
- ドライブ バックプレーン
- ケーブルの配線
- システム メモリー
- プロセッサおよびヒート シンク
- 拡張カードおよび拡張カードライザー
- microSDカード
- M.2 SSDモジュール
- オプションのIDSDMモジュール
- LOM ライザーカード
- Mini PERCカード
- システムバッテリー
- オプションの内蔵 USBメモリー キー
- VGA モジュール
- オプションの光学ドライブ
- 電源供給ユニット
- 電源インタポーザ ボード
- システム ボード
- Trusted Platform Module
- コントロール パネル
- ジャンパとコネクター
- システム診断とインジケータ コード
- 困ったときは
- マニュアルリソース
33. 前面バックプレーン信号 0 34. プロセッサー用 DIMM
35. TPM 36. 前面ビデオ
システム ボードのジャンパ設定
パスワード ジャンパをリセットしてパスワードを無効にすることについての詳細は、「パスワードを忘れたとき」の項を参照してく
ださい。
表 21. システム ボードのジャンパ設定
ジャンパ 設定 説明
PWRD_EN BIOS パスワード機能は有効です。
BIOS パスワード機能は無効です。これで BIOS パスワードは無
効になり、新しいパスワードを設定することはできません。
NVRAM_CLR BIOS 構成設定はシステム起動時に保持されます。
BIOS 構成設定はシステム起動時に消去されます。
注意: BIOS 設定の変更には注意が必要です。BIOS インターフェイスは上級ユーザー向けです。設定の変更によって、システム
が正常に起動されなくなり、データが失われる可能性があります。
パスワードを忘れたとき
システムのソフトウェア セキュリティ機能として、システムパスワードとセットアップパスワードが含まれます。パスワード ジャ
ンパを使用すると、パスワードの機能を有効または無効にして、現在使用中のパスワードをどれでもクリアすることができます。
前提条件
注意: 修理作業の多くは、認定されたサービス技術者のみが行うことができます。製品マニュアルで許可されている範囲に限
り、またはオンラインサービスもしくは電話サービスとサポートチームの指示によってのみ、トラブルシューティングと簡単な
修理を行うようにしてください。Dell の許可を受けていない保守による損傷は、保証の対象となりません。製品に付属してい
るマニュアルの「安全にお使いいただくために」をお読みになり、指示に従ってください。
手順
1. システムおよび接続されているすべての周辺機器の電源を切り、システムをコンセントから外します。
2. システム カバーを取り外します。
3. システム ボード上のジャンパを 2 および 4 番ピンから 4 および 6 番ピンに移動します。
4. システム カバーを取り付けます。
メモ: 既存のパスワードは、ピン 4 および 6 にあるジャンパを使ってシステムが起動するまでは無効化(消去)されませ
ん。ただし、新しいシステムパスワードとセットアップパスワードの両方またはどちらか一方を設定する前に、ジャンパを
ピン 2 および 4 に戻す必要があります。
メモ: 4 および 6 番ピンにジャンパがある状態で新しいシステムパスワードまたはセットアップパスワードを設定すると、
システムは次回の起動時に新しいパスワードを無効にします。
5. システムと接続されているすべての周辺機器をリコネクトします。
6. システムの電源を切ります。
7. システム カバーを取り外します。
8. システム ボード上のジャンパを 4 および 6 番ピンから 2 および 4 番ピンに移動します。
9. システム カバーを取り付けます。
10. システムを電源コンセントにリコネクトし、システムと接続されているすべての周辺機器の電源を入れます。
ジャンパとコネクター 105