Reference Guide
Table Of Contents
表 16. Integrated Devices の詳細 (続き)
オプション 説明
PCIe 優先 IO バス 有効に設定すると、バス アドレス(10 進法)を指定して、優先 IO バスのエンド
デバイスを選択することができます。このオプションは、デフォルトで無効に設
定されています。
高度な優先 IO 有効に設定すると、優先 IO が有効になっているルート コンプレックスの LCLK 速
度が、自動的に 600 MHz(有効 593 MHz)に設定されます。
SR-IOV Global Enable シングルルート I/O 仮想化(SR-IOV)デバイスの BIOS 設定の有効 / 無効を切り
替えます。このオプションは、デフォルトで無効に設定されています。
Internal SD Card Port
内蔵デュアル SD モジュール (IDSDM) の内蔵 SD カードポートの有効 / 無効を切
り替えます。デフォルトでは、このオプションは On に設定されています。
内蔵 SD カードの冗長性
内蔵デュアル SD モジュール(IDSDM)の冗長性モードを設定します。ミラーモー
ドに設定すると、データは両方の SD カードに書き込まれます。どちらかのカード
に不具合が発生し、不具合の発生したカードを交換すると、システム起動中にア
クティブなカードのデータがオフライン カードにコピーされます。
内蔵 SD カードの冗長性を Disabled に設定すると、プライマリ SD カードのみが
OS に表示されます。このオプションは、デフォルトでミラーに設定されていま
す。
Internal SD Primary Card デフォルトでは、SD カード 1 がプライマリ SD カードとして選択されます。SD カ
ード 1 が存在しない場合、SD カード 2 がプライマリ SD カードとしてコントロー
ラーから選択されます。このオプションは、デフォルトで SD Card 1 に設定され
ています。
OS Watchdog Timer システムが応答を停止した場合、このウォッチドッグタイマーはオペレーティン
グ システムのリカバリーに便利です。このオプションが Enabled に設定されて
いる場合、オペレーティング システム はタイマーを初期化します。このオプショ
ンが Disabled に設定されている場合(デフォルト)、タイマーはシステムに何ら
影響しません。
Memory Mapped I/O Limit MMIO がマップされる場所を制御します。1 TB オプションは、1 TB を超える
MMIO をサポートできない特定の OS のために用意されています。このオプショ
ンは、デフォルトで 8 TB に設定されています。デフォルトのオプションは、シ
ステムがサポートでき、ほとんどのケースで推奨される最大アドレスです。
Slot Disablement お使いのシステムで利用可能な PCIe スロットの有効 / 無効を切り替えます。ス
ロット無効機能により、指定のスロットに取り付けられている PCIe カードの構成
が管理されます。スロットを無効にするのは、取り付けられている周辺機器カー
ドがオペレーティング システムの起動を妨げたり、システムの起動に遅延を生じ
させたりしている場合に限らなければなりません。スロットが無効になると、
Option ROM と UEFI ドライバの両方が無効になります。システムに存在するス
ロットのみが制御の対象に
Slot n:有効または無効にするか、起動ドライバーは PCIe スロット n にのみ無効
になります。このオプションは、デフォルトで有効に設定されています。
Slot Bifurcation 分岐のスロット検出設定により、プラットフォームのデフォルトの分岐および手
動の分岐を制御を実行できます。
デフォルトは、Platform Default Bifurcation に設定されています。スロット分
岐フィールドは、Manual bifurcation Control に設定されているときにアクセス
可能になり、Platform Default Bifurcation に設定されているときにグレー表示に
なります。
シリアル通信
Serial Communication 画面を表示するには、システムの電源をオンにして F2 を押し、System Setup Main Menu > System BIOS
> Serial Communication の順にクリックします。
14 プレオペレーティング システム管理アプリケーション