Dell EMC PowerEdge R6515 設置およびサービス マニュアル 規制モデル: E45S Series 規制タイプ: E45S003 6 月 2021 年 Rev.
メモ、注意、警告 メモ: 製品を使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その危険を回避するための方法を説明しています。 警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 ©2019~ 2021 Dell Inc.またはその関連会社。All rights reserved.(不許複製・禁無断転載)Dell、EMC、およびその他の商標は、Dell Inc.
目次 章 1: 本書について............................................................................................................................7 章 2: PowerEdge R6515 システムの概要............................................................................................ 8 システムの前面図................................................................................................................................................................ 8 左コントロール パネル図..................................................................
イントルージョン スイッチの取り付け................................................................................................................. 36 ドライブ...............................................................................................................................................................................37 ドライブ ダミーの取り外し...................................................................................................................................... 37 ドライブ ダミーの取り付け...............................
VGA モジュールの取り付け...................................................................................................................................... 85 オプションの光学ドライブ............................................................................................................................................. 86 光学ドライブの取り外し........................................................................................................................................... 86 光学ドライブの取り付け......................................
SupportAssist による自動サポートの利用................................................................................................................... 117 章 8: マニュアルリソース...............................................................................................................
1 本書について 本書には、システムの概要、コンポーネントの取り付けと交換に関する情報、仕様詳細、診断ツール、特定のコンポーネントのイ ンストール中に従うべきガイドラインが記載されています。 本書について 7
2 PowerEdge R6515 システムの概要 PowerEdge R6515 システムは、次をサポートする 1U サーバーです。 ● AMD EPYC 7002 シリーズ プロセッサーおよび 7003 シリーズ プロセッサー x 1 ● DIMM スロット × 16 ● 冗長 AC 電源供給ユニット x 2 ● 最大で 4 台の 3.5 インチ、8 台の 2.5 インチ SAS/SATA ドライブ、10 台の 2.5 インチ ドライブ(8 台の SAS/SATA/NVMe ドラ イブ + 2 台の NVMe ドライブ)、10 台の 2.5 インチ NVMe ドライブのみ。 メモ: NVMe PCIe SSD U.2 デバイスをホットスワップする方法の詳細については、https://www.dell.
表 1. システムの前面にある機能を使用できます (続き) アイテム ポート、パネル、スロッ アイコン ト 説明 ● ステータス LED:障害が発生したハードウェア コンポーネン トを識別できます。最大 5 つのステータス LED と、システム 全体の正常性 LED(シャーシの正常性とシステム ID)バーが あります。詳細に関しては、 「ステータス LED インジケー タ」のセクションを参照してください。 ● Quick Sync 2(ワイヤレス):Quick Sync 対応システムを示し ます。Quick Sync 機能はオプションです。この機能により、 OpenManage Mobile(OMM)機能というモバイル デバイスを 使用してシステムを管理できます。iDRAC Quick Sync 2 と OpenManage Mobile(OMM)を使用して、ハードウェアまた はファームウェアのインベントリ、およびシステムのトラブ ルシューティングに使用できるさまざまなシステム レベルの 診断とエラー情報を集約します。詳細については、https:// www.dell.
表 2. システムの前面にある機能を使用できます (続き) アイテム ポート、パネル、スロッ アイコン ト 説明 OpenManage Mobile(OMM)機能というモバイル デバイスを 使用してシステムを管理できます。iDRAC Quick Sync 2 と OpenManage Mobile(OMM)を使用して、ハードウェアまた はファームウェアのインベントリ、およびシステムのトラブ ルシューティングに使用できるさまざまなシステム レベルの 診断とエラー情報を集約します。詳細については、https:// www.dell.
表 3. システムの前面にある機能を使用できます (続き) 説明 アイテム ポート、パネル、スロッ アイコン ト www.dell.
表 4. 左のコントロール パネル (続き) アイ テム インジケータ、ボタン、または コネクタ 3 iDRAC Quick Sync 2 インジケー タ(オプション) アイ コン 説明 iDRAC Quick Sync 2 ワイヤレス オプションがアクティブかどうかを示します。 Quick Sync 2 機能では、モバイル デバイスを使用して、システムの管理を行え ます。この機能は、ハードウェア/ファームウェアのインベントリおよびシス テムのトラブルシューティングに使用できる様々なシステム レベルの診断/エ ラー情報を集約します。システムのインベントリ、Dell Lifecycle Controller のロ グやシステムログ、システムの正常性ステータスにアクセスでき、また iDRAC、BIOS、ネットワーク パラメータの設定もできます。サポートされてい るモバイル デバイスで、仮想キーボード、ビデオ、およびマウス(KVM)ビュ ーアと仮想カーネル ベースの仮想マシン(KVM)を起動することもできます。 詳細については、www.dell.
表 5. 右のコントロール パネル (続き) アイテ ム インジケータまたはボタン アイコン 説明 してください。パフォーマンスは、ケーブルの品質によって影響を受け る可能性があります。 メモ: ポートの詳細については、『Dell EMC PowerEdge R6515 仕様詳細』を参照してください。 システムの背面図 図 7. システムの背面図 表 6. システムの背面図 アイテム ポート、パネル、またはス アイコン ロット 説明 1 シリアル ポート シリアルデバイスをシステムに接続できます。 2 iDRAC 専用ポート iDRAC にリモート アクセスできます。詳細については、 www.dell.
表 6. システムの背面図 (続き) アイテム ポート、パネル、またはス アイコン ロット 説明 12 システム識別ボタン 次の作業を行うために、システム ID ボタンを押します。 ● ラック内の特定のシステムの位置を確認します。 ● システム ID をオンまたはオフにします。 iDRAC をリセットするには、このボタンを 16 秒間長押しします。 メモ: ● システム ID を使用して iDRAC をリセットするには、システム ID ボタンが iDRAC セットアップで有効になっていることを 確認します。 ● POST 中にシステムの反応が停止した場合は、システム ID ボ タンを(5 秒以上)押し続けて BIOS プログレスモードに入り ます。 PSU 構成の詳細については、「製品マニュアル」ページの『Dell EMC PowerEdge R6515 仕様詳細』を参照してください。 システムの内部 図 8. システムの内部 1. ライザー 1A 3. システム ボード 5. メモリ モジュール スロット 14 PowerEdge R6515 システムの概要 2.
7. 9. 11. 13. 15. 情報タグ バックプレーン イントルージョンスイッチ エアフローカバー PSU 1 と PSU 2 8. 10. 12. 14. バックプレーン カバー ケーブル固定ラッチ 電源インタポーザ ボード ライザー 2 エクスプレス サービス コードとサービス タグの位置 固有のエクスプレス サービス コードとサービス タグは、システムを識別するために使用されます。 情報タグは、サービス タグ、エクスプレス サービス コード、製造日、NIC、MAC アドレス、QRL ラベルなどのシステム情報が含 まれているシステムの前面にあります。iDRAC にデフォルトのセキュアなアクセスが選択されている場合、情報タグには iDRAC の デフォルトのセキュア パスワードも含まれます。iDRAC Quick Sync 2 を選択した場合、情報タグには OpenManage Mobile(OMM) ラベルも含まれており、管理者は PowerEdge サーバの設定、監視、およびトラブルシューティングを行うことができます。 図 9. エクスプレス サービス コードとサービス タグの位置 1.
図 10.
図 11.
図 12. システム タスク 図 13.
図 14. R6515 QRL レールのサイジングとラックの互換性マトリックス お使いのシステムと互換性のあるレール ソリューションに関する詳細については、https://i.dell.com/sites/csdocuments/ Business_solutions_engineering-Docs_Documents/en/rail-rack-matrix.
3 システムの初期セットアップと設定 この項では、Dell EMC システムの初期セットアップと設定を行うためのタスクについて説明します。この項では、システムをセッ トアップするために必要な一般的なステップと、詳細情報についてのリファレンス ガイドを提供します。 トピック: システムのセットアップ iDRAC 構成 オペレーティング システムをインストールするリソース • • • システムのセットアップ 次の手順を実行して、システムを設定します。 手順 1. システムを開梱します。 2. システムをラックに取り付けます。詳細については、www.dell.com/poweredgemanuals にあるレールとケーブルの管理ソリュー ションに関連する、レールの取り付けとケーブル管理の周辺機器ガイドを参照してください。 3. 周辺機器をシステムに接続し、システムをコンセントに接続します。 4.
表 7. iDRAC IP アドレスを設定するためのインターフェイス (続き) インターフェイス ドキュメントのリンク メモ: お使いのプラットフォームに関する最新の iDRAC リ リースと最新のドキュメント バージョンを確認するには、 KB 記事「https://www.dell.com/support/article/sln308699」 を参照してください。 Dell OpenManage 導入ツールキット https://www.dell.com/openmanagemanuals から入手可能な 『OpenManage 導入ツールキット ユーザーズ ガイド』 > OpenManage Deployment Toolkit。 Lifecycle Controller https://www.dell.com/idracmanuals の Lifecycle Controller ユーザ ーズ ガイド、またはシステム固有の Lifecycle Controller ユーザ ーズ ガイドについては、https://www.dell.
コマンドライン プロトコル RACADM を使用して iDRAC にアクセスすることもできます。詳細については、www.dell.com/ idracmanuals にある iDRAC with Lifecycle Controller RACADM CLI ガイドを参照してください。 自動化ツール Redfish API を使用して iDRAC にアクセスすることもできます。詳細については、https://www.dell.com/idracmanuals にある iDRAC9 with Lifecycle Controller Redfish API ガイドを参照してください。 オペレーティング システムをインストールするリソース システムにオペレーティング システムがインストールされないで出荷された場合、表に記載されたリソースのいずれかを使用して サポート対象のオペレーティング システムをインストールできます。オペレーティング システムのインストール方法の詳細につ いては、表に記載されているドキュメントのリンクを参照してください。 表 8.
OS ドライバーのダウンロードおよびインストール オプション 次のいずれかのオプションを選択して、OS ドライバーをダウンロードしてインストールすることができます。OS ドライバーをダ ウンロードまたはインストールする方法の詳細については、表に記載されているドキュメントのリンクを参照してください。 表 10. OS ドライバーのダウンロードおよびインストール オプション オプション マニュアル Dell EMC サポート サイト 「ドライバーとファームウェアのダウンロード」の項。 iDRAC 仮想メディア https://www.dell.com/idracmanuals の『Integrated Dell Remote Access Controller ユーザーズ ガイド』またはシステム固有の 『Integrated Dell Remote Access Controller ユーザーズ ガイド』に ついては、https://www.dell.
4 システム コンポーネントの取り付けと取り外し トピック: • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • 安全にお使いいただくために システム内部の作業を始める前に システム内部の作業を終えた後に 推奨ツール オプションの前面ベゼル システムカバー ドライブ バックプレーン カバー エアフローカバー 冷却ファン イントルージョン スイッチ モジュール ドライブ ドライブ バックプレーン ケーブルの配線 システム メモリー プロセッサおよびヒート シンク 拡張カードおよび拡張カードライザー microSD カード M.
メモ: ホットスワップ対応 PSU に交換する場合、次回のサーバ起動後に、新しい PSU はリプレースされた PSU と同じファー ムウェアおよび設定に自動的に更新されます。部品交換設定の詳細については、https://www.dell.com/idracmanuals の 『Lifecycle Controller ユーザーズ ガイド』を参照してください。 メモ: 故障しているストレージ コントローラー/FC/NIC カードを同じタイプのカードで交換する場合、電源投入後、新しいカ ードは障害が発生したものと同じファームウェアおよび設定に自動的に更新されます。部品交換設定の詳細については、 https://www.dell.com/idracmanuals の『Lifecycle Controller ユーザーズ ガイド』を参照してください。 システム内部の作業を始める前に 前提条件 「安全にお使いいただくために」の項に記載された安全ガイドラインに従ってください。 手順 1. システムおよび接続されているすべての周辺機器の電源を切ります。 2. システムを電源コンセントと周辺機器から外します。 3.
オプションの前面ベゼル メモ: 前面ベゼルの LCD パネルはオプションです。前面ベゼルに LCD パネルがある場合は、「LCD パネル」の項を参照してく ださい。 前面ベゼルの取り外し 前面ベゼルの取り外し手順は、LCD パネルの有無にかかわらず同じです。 前提条件 1. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2. ベゼル キーを手元に置いておきます。 メモ: ベゼル キーは LCD ベゼル パッケージの一部です。 手順 1. ベゼルのロックを解除します。 2. リリース ボタンを押し、ベゼルの左端を外します。 3. 右端のフックを外し、ベゼルを取り外します。 図 15. LCD パネルを持つ前面ベゼルの取り外し 次の手順 ベゼルを取り付けます。 前面ベゼルの取り付け 前面ベゼルの取り付け手順は、LCD パネルの有無にかかわらず同じです。 前提条件 1. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2.
手順 1. ベゼルのタブをシステムのスロットに合わせて差し込みます。 2. リリースボタンが所定の位置にカチッと収まるまで、ベゼルを押します。 3. ベゼルをロックします。 図 16. LCD パネルを持つ前面ベゼルの取り付け システムカバー システムカバーの取り外し 前提条件 1. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2. システムと周辺機器の電源を切ります。 3. システムを電源コンセントと周辺機器から外します。 手順 1. 1/4 インチのマイナスドライバまたは#2 プラスドライバを使用して、ロックを反時計回りにロック解除位置まで回します。 2. システム カバーが後方にスライドされるまで、リリース ラッチを持ち上げます。 3.
図 17. システムカバーの取り外し 次の手順 システム カバーを取り付けます。 システムカバーの取り付け 前提条件 1. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2. 「システム内部の作業を始める前に」の手順に従ってください。 3. すべての内部ケーブルが適切に接続、配線され、システム内部に工具や余分な部品が残っていないことを確認します。 手順 1. システム カバーのタブをシステムのガイド スロットに合わせます。 2. システム カバーのリリース ラッチを閉じます。 3.
図 18. システムカバーの取り付け 次の手順 「システム内部の作業を終えた後に」の手順に従ってください。 ドライブ バックプレーン カバー ドライブ バックプレーン カバーの取り外し 前提条件 1. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2. 「システム内部の作業を始める前に」の手順に従ってください。 手順 1. バックプレーン カバーの矢印の方向に、バックプレーン カバーをスライドさせます。 2.
図 19. ドライブ バックプレーン カバーの取り外し 次の手順 バックプレーン カバーを取り付けます。 ドライブ バックプレーン カバーの取り付け 前提条件 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 手順 1. バックプレーン カバーをシステムのガイド スロットに合わせます。 2.
図 20.
エアフローカバー エアフローカバーの取り外し 前提条件 注意: エア フロー カバーを取り外した状態でシステムを使用しないでください。システムが急激にオーバーヒートする可能 性があり、システムのシャットダウンや、データ損失の原因となります。 1. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2. 「システム内部の作業を始める前に」の手順に従ってください。 手順 エアフローカバーの両端のタッチ ポイントを持ち、エアフローカバーを持ち上げてシステムから取り出します。 図 21. エアフローカバーの取り外し 次の手順 エア フロー カバーをリプレースします。 エアフローカバーの取り付け 前提条件 1. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2. 「システム内部の作業を始める前に」の手順に従ってください。 手順 1. エア フロー カバーのスロットをシャーシの突起に合わせます。 2.
図 22. エアフローカバーの取り付け 次の手順 「システム内部の作業を終えた後に」の手順に従ってください。 冷却ファン 冷却ファンの取り外し 前提条件 1. 2. 3. 4. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 「システム内部の作業を始める前に」の手順に従ってください。 エア フローカバーを取り外します。 システム ボード上のファン ケーブル コネクタにアクセスするために、ケーブルをどかします。 メモ: ファン ケーブルの配線を確認するか、ファン ケーブルの配線をメモします。 手順 1. システム ボードコネクタに接続されている冷却ファン ケーブルを外します。 2.
図 23. 冷却ファンの取り外し 次の手順 ファンを交換します。 冷却ファンの取り付け 前提条件 1. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2. 「システム内部の作業を始める前に」の手順に従ってください。 手順 1. しっかりと装着されるまで、冷却ファンをケージに押し下げます。 2. ケーブルが挟まれたり折れ曲がったりしないように、正しく配線します。 3.
図 24. 冷却ファンの取り付け 次の手順 1. エア フロー カバーを取り付けます。 2. 「システム内部の作業を終えた後に」の手順に従ってください。 イントルージョン スイッチ モジュール イントルージョン スイッチの取り外し 前提条件 1. 2. 3. 4. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 「システム内部の作業を始める前に」の手順に従ってください。 エア フローカバーを取り外します。 プラスチックスクライブを準備しておきます。 手順 1. システム ボード上のコネクタからイントルージョン スイッチ ケーブルを取り外します。 システムから取り外す際、ケーブルのルーティングを確認してください。 2.
図 25. イントルージョン スイッチの取り外し 次の手順 イントルージョン スイッチをリプレースします。 イントルージョン スイッチの取り付け 前提条件 1. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2. 「システム内部の作業を始める前に」の手順に従ってください。 手順 1. イントルージョン スイッチがシステムのスロットにしっかりと装着されるまで、スロットに合わせてスライドさせます。 メモ: ケーブルを再び取り付ける際に、挟まれたり折れ曲がったりしないように、正しく配線します。 2.
図 26. イントルージョン スイッチの取り付け 次の手順 1. エア フロー カバーを取り付けます。 2. 「システム内部の作業を終えた後に」の手順に従ってください。 ドライブ ドライブ ダミーの取り外し 前提条件 1. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2. 前面ベゼルが取り付けられている場合は、取り外します。 注意: システムの正常な冷却状態を維持するために、空のドライブ スロットすべてにドライブ ダミーを取り付ける必要があり ます。 手順 リリースボタンを押し、ドライブ ダミーをドライブ スロットから引き出します。 図 27.
次の手順 ドライブを取り付けるか、ドライブ ダミーを取り付けます。 ドライブ ダミーの取り付け 前提条件 1. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2. 前面ベゼルが取り付けられている場合は、取り外します。 手順 リリース ボタンが所定の位置にカチッと収まるまで、ドライブ ダミーをドライブ スロットに差し込みます。 図 28. ドライブ ダミーの取り付け 次の手順 前面ベゼルを取り外した場合は、取り付けます。 ドライブ キャリアの取り外し 前提条件 1. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2. 前面ベゼルが取り付けられている場合は、取り外します。 3.
図 29.
図 30. ドライブ キャリアの取り付け 次の手順 前面ベゼルを取り外した場合は、取り付けます。 ドライブ キャリアからのドライブの取り外し 前提条件 1. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2. 前面ベゼルが取り付けられている場合は、取り外します。 手順 1. プラス#1 ドライバを使用して、ドライブ キャリアのスライド レールからネジを外します。 メモ: ハード ドライブ キャリアーまたは SSD キャリアーにトルクス ネジが付属している場合は、トルクス 6 番ドライバー (2.5 インチ ドライブの場合)またはトルクス 8 番ドライバー(3.5 インチ ドライブの場合)を使用してドライブを取り外 します。 2.
図 31. ドライブ キャリアからのドライブの取り外し 次の手順 ドライブをドライブ キャリアに取り付けます。 ドライブ キャリアへのドライブの取り付け 前提条件 1. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2. 前面ベゼルが取り付けられている場合は、取り外します。 3. ドライブ ダミーを取り外します。 メモ: ドライブ キャリアにドライブを取り付ける際は、必ず 4 インチポンドのトルクでネジを締めてください。 手順 1. ドライブのコネクタ側をキャリアの背面に向けて、ドライブをドライブ キャリアに挿入します。 2. ドライブのネジ穴とドライブ キャリアのネジ穴の位置を合わせます。 3. #1 プラスドライバを使用して、ネジでドライブをドライブ キャリアに固定します。 メモ: ハード ドライブまたは SSD キャリアーにトルクス ネジが付属している場合は、トルクス 6 番ドライバー(2.5 イン チ ドライブの場合)またはトルクス 8 番ドライバー(3.
図 32. ドライブ キャリアへのドライブの取り付け 次の手順 1. ドライブ キャリアを取り付けます。 2. 前面ベゼルを取り外した場合は、取り付けます。 ドライブ バックプレーン ドライブ バックプレーン お使いのシステム構成によっては、ここに記載されているドライブ バックプレーンがサポートされています。 表 11. サポートされているバックプレーン オプション システム サポートされているハードドライブオプション 3.5 インチ(x4)SAS、SATA バックプレーン PowerEdge R6515 2.5 インチ(x8)SAS または SATA バックプレーン 2.5 インチ(x10)SAS、SATA または NVMe バックプレーン 図 33. 4 x 3.5 ドライブ バックプレーン 1. リリースタブ 2. バックプレーン上の SAS_A コネクタ 3.
図 34. 8 x 2.5 ドライブ バックプレーン 1. リリースタブ 3. バックプレーン信号ケーブル 5. SATA_B ケーブル コネクタ 2. SATA_A ケーブル コネクタ 4. バックプレーン 6. バックプレーン電源ケーブル 図 35. 10 x 2.5-SAS、SATA または NVMe ドライブ バックプレーン 1. 3. 5. 7. 9. B0 NVMe ケーブル コネクタ A0 NVMe ケーブル コネクタ B1 NVMe ケーブル コネクタ SAS/SATA ケーブル コネクタ バックプレーン電源コネクタ 2. 4. 6. 8.
図 36. バックプレーンの取り外し 次の手順 ドライブ バックプレーンを取り付けます。 ドライブ バックプレーンの取り付け 前提条件 1. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2. 「システム内部の作業を始める前に」の手順に従ってください。 3. エア フローカバーを取り外します。 4. バックプレーン カバーを取り外します。 5. すべてのドライブを取り外します。 メモ: バックプレーンの損傷を防ぐため、バックプレーンを取り外す前に、コントロール パネル ケーブルをケーブル配線 クリップから移動するようにしてください。 メモ: ケーブルを再び取り付ける際に、挟まれたり折れ曲がったりしないように、正しく配線します。 手順 1. システムのフックをガイドとして使用して、バックプレーンのスロットをシステムのガイドに合わせます。 2.
図 37. ドライブ バックプレーンの取り付け 次の手順 1. VGA ケーブルをシステム ボードに再度接続します。 2. 光学ドライブ電源ケーブルと信号ケーブルを取り外した場合は、それらをドライブに再度接続します。 3. バックプレーンに取り外したすべてのケーブルを接続します。 4. すべてのドライブを取り付けます。 5. バックプレーン カバーを取り付けます。 6. エア フロー カバーを取り付けます。 7.
ケーブルの配線 図 38. ケーブル配線 - 4 x 3.5 インチ ドライブ バックプレーンから mini-PERC カード 図 39. ケーブル配線 - 4 x 3.
図 40. ケーブル配線 - 8 x 2.5 インチ ドライブ バックプレーンから mini-PERC カード 図 41. ケーブル配線 - 10 x 2.
お使いのシステム メモリーは、プロセッサーごとに 8 個のチャネルで編成されているため(各チャネルにつき 2 個のメモリ ソケ ット)、プロセッサーごとに合計 16 個のメモリ ソケットがあります。各チャネルでは、1 番目のソケットは白、2 番目のソケット は黒にマークされています。 図 42. メモリー ソケットの位置 メモリー チャネルは次のように構成されます。 表 12. メモリー チャネル プロセッ サー チャネル A チャネル B チャネル C チャネル D チャネル E チャネル F チャネル G チャネル H AMD プロ セッサ スロット 6 および 12 スロット 5 スロット 2 および 11 および 10 スロット 1 および 9 スロット 8 および 16 スロット 7 および 15 スロット 4 お よび 14 スロット 3 お よび 13 表 13.
メモリー モジュール取り付けガイドライン システムの最適なパフォーマンスを実現するには、システム メモリーを構成する際に次の一般的なガイドラインに従ってくださ い。これらのガイドラインに従わずにシステム メモリーを構成すると、システムが起動しなかったり、メモリー構成時に応答しな くなったり、少ないメモリーで動作したりする場合があります。本項では、シングルまたはデュアル プロセッサー システムのメ モリー装着ルールと不均一メモリー アクセス(NUMA)についての情報を提供します。 メモリー バスは、次の要因に応じて、3200 MT/s、2933 MT/s、または 2666 MT/s の速度で動作します。 ● 選択されているシステム プロファイル(たとえば、最適化パフォーマンス、またはカスタム[高速または低速で実行可能]) ● プロセッサーでサポートされている DIMM の最大速度 ● DIMM のサポートされている最大速度 メモ: MT/s は DIMM の速度単位で、MegaTransfers/ 秒の略語です。 このシステムはフレキシブル メモリー構成をサポートしているため、あらゆる有効なチップセット アーキ
● 起動中に、メモリー構成のために現在の NPSx の優先インターリーブができない(例えば、メモリー装着が優先インターリー ブと一致しない)場合、BIOS で警告メッセージ UEFI0391 が表示されます。 メモ: UEFI0391 メッセージが表示されている場合、システムは機能しています。ただし、最適なパフォーマンスのためにシ ステムが構成されていない可能性があります。 NPS システムの最適化 最適なシステム構成は、プロセッサーのモデル、メモリー構成、および NPS 設定によって異なります。メモリー構成をプロセッサ ーで使用可能な NPS 設定と一致させます。 表 15.
表 15. プロセッサーでサポートされている NPS モード (続き) モデル番号 サポートされている NPS モード 7313P 4、2、1 表 16.
メモ: 8 個のチャネルすべてが装着されていなくても、システムに 4 個のチャネルが装着されていて[C、D、G、H]、シ ステムが NPS1 モードに入ることができる同一のメモリーがある場合は、例外が許可されます。 メモリモジュールの取り外し 前提条件 1. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2. 「システム内部の作業を始める前に」の手順に従ってください。 3. エア フローカバーを取り外します。 警告: メモリー モジュールは、システムの電源を切った後もしばらくは高温です。メモリー モジュールが冷えるのを待ってか ら作業してください。 手順 1. 該当するメモリモジュールソケットの位置を確認します。 2. メモリ モジュールをソケットから解除するには、メモリ モジュール ソケットの両端にあるイジェクタを同時に押して完全に開 きます。 注意: 各モジュールは、カードの端だけを持ち、メモリモジュールの中央部や金属の接触部に触れないように取り扱ってく ださい。 3. メモリモジュールを持ち上げて、システムから取り外します。 図 43.
注意: 各モジュールは、カードの端だけを持ち、メモリモジュールの中央部や金属の接触部に触れないように取り扱ってく ださい。 2. ソケットにメモリ モジュールが装着されている場合は、取り外します。 メモ: メモリ モジュールを取り付ける前に、ソケットのイジェクター ラッチが充分に開いていることを確認します。 3. メモリモジュールのエッジコネクタをメモリモジュールソケットの位置合わせキーに合わせ、メモリモジュールをソケット内 に挿入します。 注意: 取り付け中のメモリモジュール、またはメモリモジュールソケットへの損傷を防ぐため、メモリモジュールを折った り曲げたりしないでください。メモリモジュールの両端は同時に挿入してください。 メモ: メモリモジュールソケットには位置合わせキーがあり、メモリモジュールをソケットに一方向でしか取り付けられな いようになっています。 注意: メモリモジュールの中央にかけないようにしてください。メモリモジュールの両端に均等に力を加えてください。 4.
プロセッサおよびヒート シンク ヒート シンクの取り外し 前提条件 1. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2. 「システム内部の作業を始める前に」の手順に従ってください。 3. エア フローカバーを取り外します。 メモ: ヒートシンクとプロセッサーは、システムの電源を切った後もしばらくは非常に高温です。ヒートシンクとプロセッ サーが冷えるのを待ってから作業してください。 手順 1. #T20 トルクス ドライバを使用して、次の順序でヒート シンクの拘束ネジを緩めます。 メモ: 拘束ネジの番号はヒート シンクに印されています。 a. b. c. d. 拘束ネジ 1 と 2 をある程度緩めます(約 3 回転)。 拘束ネジ 3 と 4 をある程度緩めます(約 3 回転)。 拘束ネジ 1 と 2 を完全に緩めます。 拘束ネジ 3 と 4 を完全に緩めます。 2. ヒート シンクを持ち上げてシステムから取り外します。 図 45.
2. 「システム内部の作業を始める前に」の手順に従ってください。 3. エア フローカバーを取り外します。 4. ヒート シンクを取り外します。 注意: プロセッサーまたはシステム ボードの交換後、システムでの最初のインスタンスの起動中に、CMOS バッテリ ロスまた は CMOS チェックサム エラーが表示されることが予想されます。これを修正するには、セットアップ オプションに移動し て、システム設定を設定してください。 手順 1. #T20 トルクス ドライバーを使用してネジを緩めて、フォース プレートを外します。ネジを緩める順序は 3、2、1 です。 図 46. フォース プレートのネジの取り外し 2.
図 47. レール フレームの持ち上げ 3. プロセッサー トレイの青色のタブを持ち、トレイをレール フレームから引き出します。 図 48.
AMD プロセッサーの取り付け 前提条件 1. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2. 「システム内部の作業を始める前に」の手順に従ってください。 手順 1. プロセッサー トレイの青色のタブを持ち、プロセッサー ソケット レール フレームにしっかりと装着されるまでトレイを挿入 します。 図 49. レール フレームへのプロセッサー トレイの配置 2.
図 50. レール フレームを閉じる 3. ネジを 1、2、3 の順序で締め付けて、フォース プレートをプロセッサー ソケット ベースに固定します。3 本のネジをすべて完 全にねじ込むと、ソケットが作動します。3 本のネジを 12.0 ± 1.0 lbf-in のトルク値で締め付けます。 メモ: プロセッサー カバーが傾いてプロセッサー ソケットから外れてしまうのを避けるため、ネジの締め付け中にフォー ス プレートを押してください。 図 51. フォース プレートの固定 次の手順 1.
2. エア フロー カバーを取り付けます。 3. 「システム内部の作業を終えた後に」の手順に従ってください。 ヒート シンクの取り付け 前提条件 プロセッサーまたはシステム ボードを交換する場合を除き、ヒート シンクをプロセッサーから取り外さないでください。ヒート シンクは適切な温度条件を保つために必要です。 1. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2. 「システム内部の作業を始める前に」の手順に従ってください。 3. エア フローカバーを取り外します。 4. プロセッサのダストカバーを取り付けている場合は、取り外します。 手順 1. 既存のヒート シンクを使用している場合は、糸くずの出ない清潔な布で、ヒート シンクからサーマル グリースを拭き取りま す。 メモ: 新しいヒート シンクの場合は、ヒート シンクにサーマル ペーストがすでに塗布されています。保護カバーを取り外 し、ヒート シンクを取り付けます。 2. プロセッサキットに含まれているサーマルグリースアプリケータ(注射器)で、グリースをプロセッサ上部に薄く、らせん状 に塗布します。 図 52.
図 53. ヒート シンクの取り付け 次の手順 1. エア フロー カバーを取り付けます。 2. 「システム内部の作業を終えた後に」の手順に従ってください。 拡張カードおよび拡張カードライザー メモ: 拡張カード ライザーがサポートされていない、または欠落している場合は、システム イベント エントリーは iDRAC Lifecycle Controller に記録されます。システムの電源投入には支障ありません。ただし、エラー メッセージを伴う F1/F2 の一 時停止が発生する場合は、www.dell.com/poweredgemanuals で Dell EMC PowerEdge サーバー トラブルシューティング ガイド にある拡張カードのトラブルシューティングのセクションを参照してください。 拡張カードの取り付けガイドライン 次の表は、サポートする拡張カードを示しています。 表 17.
表 18. ライザー構成なし(スロット 1) カード タイプ スロットの優先順位 最大カード数 PERC 9:ミニ モノラル(H730P/H330) 内蔵スロット 1 PERC 10:ミニ モノラル(H740P) 内蔵スロット 1 HBA:ミニ モノラル(HBA330) 内蔵スロット 1 LOM ライザー(2x1 G)/(2x10 G)/(2x25 1 G) 1 表 19.
表 20.
図 54. ロー プロファイルの左ライザーの取り外し メモ: ロー プロファイルを真っすぐ取り外すには、まず拘束ネジを緩め、タッチ ポイントをつかんでシステムからライザーを 持ち上げます。 メモ: 画像上の数字は、正確なステップを表したものではありません。数字は順序を示したものです。 図 55.
拡張カード ライザーの取り付け 前提条件 1. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2. 「システム内部の作業を始める前に」の手順に従ってください。 3. 拡張カードが取り外されている場合、拡張カードを拡張カード ライザーに取り付けます。 手順 1. タッチ ポイントを持ち、拡張カード ライザーをシステム ボード上のコネクタとライザー ガイド ピンに合わせます。 2. 拡張カードライザーを所定の位置に下ろし、拡張カードライザーコネクタがシステム ボード上のコネクタに完全に装着される までしっかり挿入します。 メモ: 画像上の数字は、正確なステップを表したものではありません。数字は順序を示したものです。 図 56.
図 57. ロー プロファイルの右ライザーの取り付け 次の手順 1. 2. 3. 4. 必要に応じて、ケーブルを拡張カードに再接続します。 エア フロー カバーを取り付けます。 「システム内部の作業を終えた後に」の手順に従ってください。 カードのマニュアルに従って、必要なすべてのデバイス ドライバーをインストールします。 拡張カード ライザーからの拡張カードの取り外し 前提条件 1. 2. 3. 4. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 「システム内部の作業を始める前に」の手順に従ってください。 エア フローカバーを取り外します。 必要に応じて、ケーブルを拡張カードから外します。 メモ: T4 GPU カードと拡張カードの取り外し手順は同じです。 手順 1. 拡張カードの固定ラッチ ロックを引いて持ち上げ、開きます。 2.
図 58. ロー プロファイルの左ライザーからの拡張カードの取り外し 図 59. ロー プロファイルの右ライザーからの拡張カードの取り外し 3.
図 60. ロー プロファイルの左ライザーへのフィラー ブラケットの取り付け 図 61. ロー プロファイルの右ライザーへのフィラー ブラケットの取り付け 次の手順 必要に応じて、拡張カードを拡張カード ライザーに取り付けます。 拡張カードライザーへの拡張カードの取り付け 前提条件 1. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2. 「システム内部の作業を始める前に」の手順に従ってください。 3.
手順 1. 拡張カードの固定ラッチ ロックを引いて持ち上げ、開きます。 2. フィラーブラケットが取り付けてある場合は、取り外します。 メモ: フィラーブラケットは今後の使用のために保存しておいてください。フィラーブラケットは、システムの連邦通信委 員会(FCC)認証を維持するために、空の拡張カード スロットに取り付ける必要があります。ブラケットはゴミや埃から システムを保護し、システム内部の冷却と通気を効率化します。 メモ: 画像上の数字は、正確なステップを表したものではありません。数字は順序を示したものです。 図 62. ロー プロファイルの左ライザーからのフィラー ブラケットの取り外し 図 63. ロー プロファイルの右ライザーからのフィラー ブラケットの取り外し 3. カードの両端を持って、カード エッジ コネクタをライザーの拡張カード コネクタに合わせます。 4. カードエッジコネクタを拡張カードコネクタにしっかりと挿入し、カードを固定します。 5.
図 64. ロー プロファイルの左ライザーへの拡張カードの取り付け 図 65. ロー プロファイルの右ライザーへの拡張カードの取り付け 次の手順 1. 2. 3. 4. 必要に応じて、ケーブルを拡張カードに接続します。 エア フロー カバーを取り付けます。 「システム内部の作業を終えた後に」の手順に従ってください。 カードのマニュアルに従って、必要なすべてのデバイス ドライバーをインストールします。 メモ: 故障しているストレージ コントローラー/FC/NIC カードを同じタイプのカードで交換する場合、電源投入後、新しいカ ードは障害が発生したものと同じファームウェアおよび設定に自動的に更新されます。部品交換設定の詳細については、 https://www.dell.
microSD カード microSD カードの取り外し 前提条件 1. 2. 3. 4. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 「システム内部の作業を始める前に」の手順に従ってください。 エア フローカバーを取り外します。 IDSDM モジュールを取り外します。 手順 1. IDSDM モジュール上の MicroSD カード スロットの位置を確認し、カードを押して一部をスロットから外します。スロットの場 所の詳細については、「システム ボードのジャンパとコネクタ」の項を参照してください。 2. microSD カードを持ち、スロットから取り外します。 メモ: 取り外した後、各 microSD カードに、対応するスロット番号を示すラベルを一時的に貼り付けます。 図 66. microSD カードの取り外し 次の手順 MicroSD カードを取り付けます。 MicroSD カードの取り付け 前提条件 1. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2. 「システム内部の作業を始める前に」の手順に従ってください。 3.
手順 1. IDSDM モジュールの MicroSD カード スロットの位置を確認します。MicroSD カードを正しい向きにして、カードの接続ピン側 をスロットに挿入します。IDSDM の位置を確認するには、「システム ボードのジャンパーとコネクター」の項を参照してくだ さい。 メモ: スロットは正しい方向にしかカードを挿入できないように設計されています。 2. カードをカードスロットに押し込み、所定の位置にロックします。 図 67. MicroSD カードの取り付け 次の手順 1. IDSDM モジュールを取り付けます。 2. エア フロー カバーを取り付けます。 3. 「システム内部の作業を終えた後に」の手順に従ってください。 M.2 SSD モジュール M.2 SSD モジュールの取り外し 前提条件 1. 2. 3. 4.
図 68. M.2 SSD モジュールの取り外し 次の手順 M.2 SSD モジュールをリプレースします。 M.2 SSD モジュールの取り付け 前提条件 1. 2. 3. 4. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 「システム内部の作業を始める前に」の手順に従ってください。 エア フローカバーを取り外します。 BOSS カードを取り外します。 メモ: BOSS カードの取り外し手順は、拡張カードの取り外しと同様です。 手順 1. M.2 SSD モジュールを BOSS カードのコネクタに合わせて傾けます。 2. M.2 SSD モジュールが BOSS カード コネクタにしっかりと装着されるまで挿入します。 3. #1 プラス ドライバを使用して、ネジで M.
図 69. M.2 SSD モジュールの取り付け 次の手順 1. BOSS カードを取り付けます。 メモ: BOSS カードの取り付け手順は、拡張カードの取り外しと同様です。 2. エア フロー カバーを取り付けます。 3. 「システム内部の作業を終えた後に」の手順に従ってください。 オプションの IDSDM モジュール IDSDM モジュールの取り外し 前提条件 1. 2. 3. 4.
図 70. IDSDM モジュールの取り外し 次の手順 IDSDM モジュールを交換します。 IDSDM モジュールの取り付け 前提条件 1. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2. 「システム内部の作業を始める前に」の手順に従ってください。 3. エア フローカバーを取り外します。 手順 1. システム ボード上の IDSDM コネクタの位置を確認します。 IDSDM の位置を確認するには、「システム ボードのジャンパーとコネクター」の項を参照してください。 2. IDSDM モジュールをシステム ボードのコネクターの位置に合わせます。 3.
図 71. IDSDM モジュールの取り付け 次の手順 1. MicroSD カードを取り付けます。 メモ: MicroSD カードは、取り外し時にそのカードに付けたラベルに基づいて前と同じスロットに再度取り付けてくださ い。 2. エア フロー カバーを取り付けます。 3. 「システム内部の作業を終えた後に」の手順に従ってください。 LOM ライザーカード LOM ライザー カードの取り外し 前提条件 1. 2. 3. 4. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 「システム内部の作業を始める前に」の手順に従ってください。 エア フローカバーを取り外します。 ライザーが取り付けられている場合は、そのライザーを取り外します。 手順 1. #2 プラスドライバを使用して、LAN on Motherboard(LOM)ライザー カードをシステム ボードに固定しているネジを外しま す。 2. LOM ライザー カードを固定している 2 本の青いプラスチック クリップを押して外し、ライザーを外します。 3.
図 72. LOM ライザー カードの取り外し 5. LOM ライザー カードをシステムから持ち上げて取り出します。 6. LOM ブラケットを取り外します。 a. #2 プラスドライバを使用して、ブラケットをシャーシに固定しているネジを取り外します。 b. ブラケットをシャーシのスロットから引き出します。 図 73. LOM ライザー ブラケットの取り外し 7. LOM ライザーをただちに交換しない場合は、LOM フィラー ブラケットを取り付けます。 a. フィラーをシャーシのスロットに挿入してスライドさせます。 b.
図 74. LOM フィラーブラケットの取り付け 次の手順 LOM ライザー カードを取り付けます。 LOM ライザーカードの取り付け 前提条件 1. 2. 3. 4. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 「システム内部の作業を始める前に」の手順に従ってください。 エア フローカバーを取り外します。 ライザーが取り付けられている場合は、そのライザーを取り外します。 手順 1. LOM フィラー ブラケットを取り外します。 a. #2 プラスドライバを使用して、ブラケットをシステムに固定しているネジを取り外します。 b.
図 75. LOM フィラー ブラケットの取り外し 2. LOM ブラケットを取り付けます。 a. LOM ブラケットをシステムのスロットに合わせて挿入します。 b. #2 プラスドライバを使用して、ネジでブラケットをシステムに固定します。 図 76. LOM ライザー ブラケットの取り付け 3. LOM ライザー カードを、ブラケットのスロットを通して Ethernet コネクタまたは SFP+に合うように向けます。 4. LOM ライザー カードがシステム ボード コネクタにしっかり装着されるまで、カードを押し、LOM ライザーカードを所定の位 置に固定する 2 本の青いプラスチック クリップを押し込みます。 5.
図 77. LOM ライザーカードの取り付け 次の手順 1. ライザーを取り外している場合は、取り付けます。 2. エア フロー カバーを取り付けます。 3. 「システム内部の作業を終えた後に」の手順に従ってください。 メモ: 故障しているストレージ コントローラー/FC/NIC カードを同じタイプのカードで交換する場合、電源投入後、新しいカ ードは障害が発生したものと同じファームウェアおよび設定に自動的に更新されます。部品交換設定の詳細については、 https://www.dell.com/idracmanuals の『Lifecycle Controller ユーザーズ ガイド』を参照してください。 Mini PERC カード Mini PERC カードの取り外し 前提条件 1. 2. 3. 4. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 「システム内部の作業を始める前に」の手順に従ってください。 エア フローカバーを取り外します。 ライザーが取り付けられている場合は、そのライザーを取り外します。 手順 1.
図 78. Mini PERC カード ケーブルの取り外し 3. Mini PERC カードをスライドさせて、システム ボードのカード ホルダーから外します。 4. Mini PERC カードを持ち上げてシステムから取り出します。 図 79. Mini PERC カードの取り外し 次の手順 Mini PERC カードを交換します。 Mini PERC カードの取り付け 前提条件 1. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2.
手順 1. mini PERC カードを傾けて、システム ボード上の mini PERC カード ホルダーにはめ込みます。 2. mini PERC カードがカード ホルダーにしっかり装着されるまで、mini PERC カードを所定の位置に下ろします。 図 80. Mini PERC カードの取り付け 3. ケーブルのネジを mini PERC カードのネジ穴に合わせます。 4. #2 プラスドライバを使用して、ネジでケーブルを mini PERC カードに固定します。 図 81. Mini PERC カード ケーブルの取り付け 次の手順 1. 拡張カードライザーが取り外されている場合は、取り付けます。 2. エア フロー カバーを取り付けます。 3.
メモ: 故障しているストレージ コントローラー/FC/NIC カードを同じタイプのカードで交換する場合、電源投入後、新しいカ ードは障害が発生したものと同じファームウェアおよび設定に自動的に更新されます。部品交換設定の詳細については、 https://www.dell.com/idracmanuals の『Lifecycle Controller ユーザーズ ガイド』を参照してください。 システムバッテリー システムバッテリの交換 前提条件 警告: バッテリーの取り付け方が間違っていると、破裂するおそれがあります。交換用のバッテリーには、同じ製品か、また は製造元が推奨する同等品を使用してください。使用済みのバッテリは、製造元の指示に従って廃棄してください。詳細につ いては、お使いのシステムに付属している「安全にお使いいただくために」を参照してください。 1. 2. 3. 4.
図 83. システムバッテリーの取り付け 次の手順 1. 2. 3. 4. LOM ライザー カードを取り付けます。 必要に応じて、ケーブルを拡張カードに接続します。 「システム内部の作業を終えた後に」の手順に従ってください。 次のステップを実行して、バッテリが正常に動作していることを確認します。 a. 起動中に F2 を押して、システム セットアップを起動します。 b. システム セットアップの[Time]および[Date]フィールドで正しい時刻と日付を入力します。 c. システム セットアップを[終了します]。 d. 新しく取り付けたバッテリをテストするには、システムをエンクロージャから 1 時間以上取り外したままにします。 e. 1 時間後に、システムをエンクロージャに取り付け直します。 f.
2. USB メモリー キーを取り付けている場合は、USB ポートから取り外します。 図 84. USB メモリ キーの取り外し 3. USB ポートに交換用の USB メモリー キーを挿入します。 図 85. USB メモリキーの取り付け 次の手順 1. エア フロー カバーを取り付けます。 2. 「システム内部の作業を終えた後に」の手順に従ってください。 3.
VGA モジュール VGA モジュールの取り外し 前提条件 1. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2. 「システム内部の作業を始める前に」の手順に従ってください。 3. 前面ベゼルを取り外します。 4. バックプレーン カバーを取り外します。 5. エア フローカバーを取り外します。 6. VGA ケーブルをシステム ボード上の VGA コネクタから外します。コネクタの位置を確認するには、 「システム ボードのジャン パとコネクタ」の項を参照してください。 メモ: システム ボードからケーブルを取り外す際には、ケーブルのルーティングをメモしてください。ケーブルを再び取り付 ける際に、挟まれたり折れ曲がったりしないように、正しく配線します 手順 1. #1 プラス ドライバを使用して、VGA モジュールのネジを外します。 2. モジュールをシステムから引き出します。 図 86. VGA モジュールの取り外し 次の手順 VGA モジュールを取り付けます。 VGA モジュールの取り付け 前提条件 1.
手順 1. VGA ケーブルをシステム前面にある VGA モジュール スロットに沿って配線し、VGA モジュールをスロットに差し込みます。 2. モジュールのネジ穴をシステムのネジ穴に合わせます。 3. #1 プラス ドライバを使用して、VGA モジュールをシステムにネジで固定します。 図 87. VGA モジュールの取り付け 次の手順 1. VGA ケーブルを配線し、システム ボード上の VGA コネクタに接続します。コネクタの位置を確認するには、 「システム ボード のジャンパとコネクタ」の項を参照してください。 2. エア フロー カバーを取り付けます。 3. バックプレーン カバーを取り付けます。 4. 前面ベゼルを取り付けます。 5. 「システム内部の作業を終えた後に」の手順に従ってください。 . オプションの光学ドライブ 光学ドライブの取り外し 光学ドライブと光学ドライブダミーの取り外し手順は同じです。 前提条件 1. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2. 「システム内部の作業を始める前に」の手順に従ってください。 3.
図 88. 光学ドライブの取り外し 次の手順 光学ドライブを交換するか、光学ダミーを取り付けます。 メモ: システムの FCC(米国連邦通信委員会)認定を維持するには、空の光学ドライブ スロットにダミーを取り付ける必要がありま す。ダミーを取り付けると、ゴミや埃からシステムを保護し、システム内部の冷却と通気が適正に行われるようにする役にも 立ちます。 光学ドライブの取り付け 光学ドライブと光学ドライブ ダミーの取り付け手順は同じです。 前提条件 1. 2. 3. 4. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 「システム内部の作業を始める前に」の手順に従ってください。 必要に応じて、バックプレーン カバーを取り外します。 光学ドライブダミーが取り付けられている場合は、ダミーの背面にある青色のリリースタブを押し、ダミーをシステムから押 し出して取り外します。 メモ: ケーブルを再び取り付ける際に、挟まれたり折れ曲がったりしないように、正しく配線します。 手順 1. 青いリリース タブがシステムのスロットにロックされるまで、光学ドライブを挿入します。 2.
図 89. 光学ドライブの取り付け メモ: ケーブルが挟まれたり折れ曲がったりしないように、正しく配線します。 3. 電源ケーブルとデータケーブルをシステム ボードのコネクターに接続します。 次の手順 1. 前面ベゼルを取り外した場合は、取り付けます。 2. 「システム内部の作業を終えた後に」の手順に従ってください。 電源供給ユニット メモ: ホットスワップ対応 PSU に交換する場合、次回のサーバ起動後に、新しい PSU はリプレースされた PSU と同じファー ムウェアおよび設定に自動的に更新されます。部品交換設定の詳細については、https://www.dell.
iDRAC 設定を使用してホット スペア機能を設定できます。詳細については、www.dell.com/poweredgemanuals にある『iDRAC ユー ザーズ ガイド』を参照してください。 電源供給ユニット ダミーの取り外し 前提条件 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 手順 ダミーをシステムから引き出します。 注意: 適切なシステム冷却を確実に行うには、PSU ダミーを非冗長構成の 2 番目の PSU ベイに取り付ける必要があります。 PSU ダミーは、2 台目の PSU を取り付ける場合以外は取り外さないでください。 図 90. 電源供給ユニット ダミーの取り外し 次の手順 PSU、または PSU ダミーを取り付けます。 電源供給ユニットダミーの取り付け 前提条件 1. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 メモ: 電源供給ユニット(PSU)ダミーは、2 つ目の PSU ベイにのみ取り付けます。 2.
図 91. 電源供給ユニットダミーの取り付け 電源供給ユニットの取り外し 前提条件 注意: システムは、通常のオペレーションのために 1 台の電源供給ユニット(PSU)を必要とします。電源冗長システムでは、 電源が入っているシステムでの PSU の取り外しと取り付けは、一度に 1 台ずつ行います。 1. 2. 3. 4. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 電源ケーブルをコンセントと取り外す予定の PSU から外します。 ケーブルを PSU ハンドルのストラップから外します。 PSU の取り外しに支障がある場合は、オプションのケーブル管理アームのラッチを外して持ち上げます。 ケーブル管理アームの詳細については、https://www.dell.com/poweredgemanuals にあるシステムのラックに関するドキュメン トを参照してください。 手順 リリース ラッチを押し、PSU ハンドルを持って PSU を PSU ベイから引き出します。 メモ: 画像上の数字は、正確なステップを表したものではありません。数字は順序を示したものです。 図 92.
次の手順 PSU を交換するか、PSU ダミーを取り付けます。 電源供給ユニットの取り付け 前提条件 1. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2. 冗長電源ユニット(PSU)をサポートしているシステムでは、2 台の PSU のタイプと最大出力電力が同じになるようにしてく ださい。 メモ: 最大出力電力(ワット数で表記)は PSU ラベルに記載されています。 3. PSU ダミーを取り外します。 手順 リリース ラッチがカチッと固定されるまで、PSU を PSU ベイに差し込みます。 メモ: 画像上の数字は、正確なステップを表したものではありません。数字は順序を示したものです。 図 93. 電源供給ユニットの取り付け 次の手順 1. ケーブル管理アームのラッチをかけている場合は、再びラッチをかけます。ケーブル管理アームの詳細については、https:// www.dell.com/poweredgemanuals にあるシステムのラックに関するドキュメントを参照してください。 2.
電源インタポーザ ボード 電源インタポーザボードの取り外し 前提条件 1. 2. 3. 4. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 「システム内部の作業を始める前に」の手順に従ってください。 エア フローカバーを取り外します。 PSU または PSU ダミーを取り外します。 手順 1. #2 プラスドライバを使用して、電源インタポーザ ボード(PIB)をシステムに固定しているネジを取り外します。 メモ: システムから取り外す際、ケーブルのルーティングを確認してください。 2. PIB の青いリリース ラッチを押し、PSU ケージのフックから解放します。 図 94. 電源インタポーザボードの取り外し 3. PIB を持ち上げてシステムから外します。 次の手順 電源インターポーザー ボードを取り付けます。 電源インタポーザ ボードの取り付け 前提条件 1. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2. 「システム内部の作業を始める前に」の手順に従ってください。 手順 1.
2. #2 プラスドライバを使用して、PIB をシステムに固定するネジを締めます。 図 95. 電源インタポーザ ボードの取り付け 3. ケーブルを配線し、システム ボードに接続します。 次の手順 1. PSU を取り付けます。 2. エア フロー カバーを取り付けます。 3. 「システム内部の作業を終えた後に」の手順に従ってください。 システム ボード システム ボードの取り外し 前提条件 注意: 暗号化キーと共に TPM(Trusted Platform Module)を使用している場合は、プログラムまたはシステムのセットアッ プ中にリカバリ キーの作成を求められることがあります。このリカバリキーを作成して安全な場所に保管するようにしてく ださい。このシステム ボードをリプレースする場合、ドライブ上の暗号化データにアクセスするためには、システムまたはプ ログラムの再起動時にリカバリ キーを入力する必要があります。 1. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2. 「システム内部の作業を始める前に」の手順に従ってください。 3.
k. システム ボードからすべてのケーブルを外します。 注意: システム ボードをシステムから取り外す際には、システム識別ボタンに損傷を与えないように注意してください。 手順 1. #2 プラス ドライバを使用して、システム ボードをシャーシに固定しているネジを取り外します。 2. システム ボードホルダーを使用して、システム ボードを少し持ち上げ、シャーシの前面にスライドさせます。 3. システム ボードをシャーシから持ち手取り外します。 図 96. システム ボードの取り外し 次の手順 システム ボードを取り付けます。 システム ボードの取り付け 前提条件 メモ: システム ボードを交換する前に、情報タグの古い iDRAC MAC アドレス ラベルを新しいシステム ボードの iDRAC MAC アドレス ラベルと交換します。 1. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2. 「システム内部の作業を始める前に」の手順に従ってください。 3.
注意: システム ボードをシャーシに取り付ける際には、システム識別ボタンに損傷を与えないように注意してください。 2. システム ボード ホルダーを持ち、システム ボードをシステム内に下ろします。 3. システム ボードを一定の角度に傾け、コネクタをシャーシの背面にあるスロットの位置に合わせます。 4. システム ボードをシャーシの背面にスライドさせ、コネクタをしっかりとスロットに装着します。 5. #2 プラスドライバを使用して、システム ボードをシャーシに固定するネジを締めます。 図 97. システム ボードの取り付け 次の手順 1. 次のコンポーネントを取り付けます。 a. トラステッドプラットフォームモジュール(TPM) メモ: TPM モジュールは、新しいシステム ボードの取り付け中にのみ交換する必要があります。 b. Mini PERC カード c. IDSDM モジュール d. 拡張カード e. 拡張カードライザー f. プロセッサー g. ヒート シンク h. メモリモジュール i. LOM ライザーカード j. エアフローカバー 2.
Trusted Platform Module(TPM)を再度有効にします。 「Trusted Platform Module のアップグレード」の項を参照してくださ い。 4. 簡易復元を使用していない場合は、新規または既存の iDRAC Enterprise ライセンスをインポートしてください。詳細について は、https://www.dell.com/idracmanuals から入手可能な『iDRAC ユーザーズ ガイド』を参照してください。 5.
● お使いのオペレーティング システムがインストールされている TPM モジュールのバージョンをサポートしていることを 確認します。 ● お使いのシステムに最新の BIOS ファームウェアがダウンロードされインストールされていることを確認してください。 ● BIOS が UEFI 起動を有効にするように設定されていることを確認してください。 このタスクについて 注意: TPM プラグインモジュールは取り付け後、その特定のシステム ボードに暗号バインドされます。取り付け済みの TPM プラグインモジュールを取り外そうとすると暗号形式バインドが破れ、取り外した TPM を取り直したり、別のシステム ボー ドに取り付けることができなくなります。 TPM の取り外し 手順 1. システム ボードの TPM コネクタの位置を確認します。 2. モジュールを押し下げたまま、TPM モジュールに同梱の安全トルクス 8 ビットを使用してネジを外します。 3. TPM モジュールをコネクタから引き出します。 4.
ユーザー向け TPM 1.2 の初期化 手順 1. システムの起動中に F2 を押して、システム セットアップを起動します。 2. [System Setup Main Menu]画面で、[System BIOS]>[System Security Settings]の順にクリックします。 3. [TPM Security]オプションで、 [On with Preboot Measurements]を選択します。 4. [TPM Command](TPM コマンド)オプションで、[Activate](アクティブ化)を選択します。 5. 設定を保存します。 6. システムを再起動します。 ユーザー向け TPM 2.0 の初期化 手順 1. システムの起動中に F2 を押して、システム セットアップを起動します。 2. [System Setup Main Menu]画面で、[System BIOS]>[System Security Settings]の順にクリックします。 3. [TPM セキュリティ]オプションで、[オン]を選択します。 4. 設定を保存します。 5.
図 99. 左のコントロール パネルの取り外し 次の手順 左コントロール パネルを取り付けます。 左のコントロール パネルの取り付け 前提条件 1. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2. 「システム内部の作業を始める前に」の手順に従ってください。 手順 1. コントロール パネル ケーブルを側面とシステム ボードのシステムとコネクタのガイド スロットに沿って配線します。 メモ: ケーブルが挟まれたり折れ曲がったりしないように、正しく配線します。 2. システムのスロットに左のコントロール パネル アセンブリーを合わせて挿入します。 3. #1 プラスドライバを使用して、左のコントロール パネル アセンブリーを固定するネジを締めます。 4. #1 プラスドライバを使用して、ケーブル カバーをシステムに固定するネジを締めます。 メモ: 画像上の数字は、正確なステップを表したものではありません。数字は順序を示したものです。 図 100.
次の手順 1. 2. 3. 4. エア フロー カバーをリプレースします。 バックプレーン カバーを取り付けます。 ケーブル ガイド ラッチを閉じて固定します。 「システム内部の作業を終えた後に」の手順に従ってください。 右コントロール パネルの取り外し 前提条件 1. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2. 「システム内部の作業を始める前に」の手順に従ってください。 3. 必要に応じて、バックプレーン カバーを取り外します。 4. エア フローカバーを取り外します。 5. ケーブル ガイド ラッチを持ち上げます。 手順 1. #1 プラスドライバを使用して、ケーブル カバーを固定しているネジを外し、カバーを持ち上げてシステムから取り外します。 図 101. ケーブル カバーの取り外し 2. ケーブル ラッチを持ち上げて、システム ボード上のコネクタからコントロール パネル ケーブルを外します。 メモ: システムから取り外す際、ケーブルのルーティングを確認してください。 3.
図 102. 右コントロール パネルの取り外し 次の手順 右コントロール パネルを取り付けます。 右のコントロール パネルの取り付け 前提条件 1. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2. 「システム内部の作業を始める前に」の手順に従ってください。 手順 1. コントロール パネル ケーブルと VGA ケーブルを、システムの側面に配線します。 メモ: ケーブルが挟まれたり折れ曲がったりしないように、正しく配線します。 2. システムのスロットに右のコントロール パネル アセンブリーを合わせて挿入します。 3. コントロール パネル ケーブルをコネクタのシステム ボードに接続し、ケーブル ラッチを使用して固定します。 4.
図 103. ケーブル カバーの取り付け 5. コントロール パネル ケーブルをシステム ボードに接続し、ケーブル ラッチを使用して固定します。 6. ケーブル カバーを取り付け、#1 プラスドライバを使用して、ネジで固定します。 図 104. 右のコントロール パネルの取り付け 次の手順 1. 2. 3. 4.
5 ジャンパとコネクター 本項には、ジャンパーとスイッチに関する重要な情報が具体的に記載されています。また、システム内のさまざまな基板上のコネ クターについても説明します。システム ボード上のジャンパは、システムを無効化してパスワードをリセットするために役立ちま す。コンポーネントとケーブルを正しく取り付けるには、システム ボードのコネクターを識別できる必要があります。 トピック: • • • システム ボード コネクター システム ボードのジャンパ設定 パスワードを忘れたとき ジャンパとコネクター 103
システム ボード コネクター 図 105. システム ボード コネクター 1. PCI カード スロット 5 3. PWRD_EN(ジャンパ) 5. LOM ライザーカード 7. ライザー スロット 1A 9. システム電源 3 11. ファン 6 13. SATA_A/PCIE_A 15. PCIE-B 17. プロセッサー 19. ファン 3 21. PCIE-F 23. 左のコントロール パネル 25. イントルージョンスイッチ 27. システム電源 1 29. PIB 信号 2 31. IDSDM 104 ジャンパとコネクター 2. PCI カード スロット 4 4. NVRAM_CLR(ジャンパ) 6. バッテリー 8. Mini PERC 10. プロセッサー用 DIMM 12. ファン 5 14. ファン 4 16. SATA_B/PCIE_C 18. PCIE-D 20. PCIE-E 22. ファン 2 24. 前面バックプレーン信号 1 26. 内蔵 USB 3.0 28. システム電源 2 30. PIB 信号 1 32.
33. 前面バックプレーン信号 0 35. TPM 34. プロセッサー用 DIMM 36. 前面ビデオ システム ボードのジャンパ設定 パスワード ジャンパをリセットしてパスワードを無効にすることについての詳細は、「パスワードを忘れたとき」の項を参照して ください。 表 21.
10. システムを電源コンセントにリコネクトし、システムと接続されているすべての周辺機器の電源を入れます。 11.
6 システム診断とインジケータ コード 本項では、システム起動中にシステムの前面パネルにある診断インジケーターに表示されるシステム ステータスについて説明しま す。 トピック: • • • • • • • • • ステータス LED インジケータ システム正常性とシステム ID インジケータコード iDRAC Quick Sync 2 インジケータコード iDRAC ダイレクト LED インジケータコード LCD パネル NIC インジケータコード 電源供給ユニットインジケータ コード ドライブインジケータコード システム診断プログラムの使用 ステータス LED インジケータ メモ: エラーが発生すると、インジケータが橙色に点灯します。 図 106. ステータス LED インジケータ 表 22.
表 22.
表 23. システム正常性とシステム ID インジケータコード (続き) システムの正常性とシステム ID イン ジケータコード 状態 コンポーネントを監視するエージェントにより作成されたイベントおよびエラー メッセ ージの詳細については、qrl.dell.com>[Look Up] > [Error Code]にアクセスし、エラー コードを入力してから、[検索]をクリックしてください。 iDRAC Quick Sync 2 インジケータコード iDRAC Quick Sync 2 モジュール(オプション)は、システムの左コントロール パネルにあります。 表 24.
表 25. iDRAC ダイレクト LED インジケータコード iDRAC ダイレクト LED イ 状態 ンジケータ コード 2 秒間緑に点灯 ノートパソコンまたはタブレットが接続されていることを示します。 緑色の点滅(2 秒間点灯 し、2 秒間消灯) ノートパソコンまたはタブレットの接続が認識されていることを示しています。 消灯 ノートパソコンまたはタブレットが電源に接続されていないことを示します。 LCD パネル LCD パネルには、システムが正常に作動しているかどうか、またはシステムに注意が必要かどうかを示すシステム情報、ステータ ス メッセージ、およびエラー メッセージが表示されます。LCD パネルは、システムの iDRAC IP アドレスを設定または表示するた めに使用します。( システム ファームウェアおよびシステム コンポーネントを監視するエージェントにより作成されたイベント およびエラー メッセージの詳細については、qrl.dell.
ホーム画面の表示 [Home]画面には、ユーザーが設定できるシステム情報が表示されます。この画面は、ステータス メッセージやエラーがない通常 のシステム動作中に表示されます。システムの電源がオフになり、エラーがない場合、非アクティブ状態が 5 分続いた後に LCD は スタンバイ モードになります。LCD 上の任意のボタンを押してオンにします。 手順 1. [Home(ホーム)]画面を表示するには、3 つのナビゲーションボタン(Select(選択)、Left(左)、または Right(右))のいず れかを選択します。 2. 別のメニューから [Home(ホーム)]画面に移動するには、次の手順を実行します。 a. 上矢印 が表示されるまで、ナビゲーション ボタンを長押しします。 b. を使用して、[Home]アイコン に移動します。 c. [Home(ホーム)]アイコンを選択します。 d.
表 28. ビューメニュー (続き) 説明 オプション [番号] システムの [Asset tag(アセットタグ)]または [Service Tag(サービス タグ) ]を表示し ます。 [電源] 電源出力を BTU/時またはワットで表示します。表示フォーマットは、 [Setup]メニューの [Set Home]サブメニューで設定できます。 [温度] システムの温度を摂氏または華氏で表示します。表示フォーマットは、 [Setup]メニューの [Set Home]サブメニューで設定できます。 NIC インジケータコード システム背面の各 NIC には、動作およびリンク状態に関する情報を提供するインジケータがあります。アクティビティ LED インジ ケータはデータが NIC を介して流れているかどうかを示し、リンク LED インジケータは接続されているネットワークの速度を示し ます。 図 109. NIC インジケータコード 1. リンク LED インジケータ 2. アクティビティ LED インジケータ 表 29.
図 110. AC PSU ステータスインジケータ 1. AC PSU ステータスインジケータ / ハンドル 表 30.
2. ドライブステータス LED インジケータ 3. ドライブの容量ラベル メモ: ドライブが Advanced Host Controller Interface(AHCI)モードの場合、ステータス LED インジケータは点灯しません。 メモ: ドライブステータスインジケータの動作はストレージ・スペースを直接によって管理されます。すべてのドライブのス テータスインジケータはありません使用する場合があります。 表 31.
起動マネージャーからの組み込み型システム診断プログラムの実行 お使いのシステムが起動しない場合に、組み込み型システム診断プログラム(ePSA)を実行します。 手順 1. システムの起動中に、F11 を押します。 2. 上下矢印キーを使用して、[System Utilities] > [Launch Diagnostics]と選択します。 3. または、システムの起動中に F10 を押して、[Hardware Diagnostics] > [ Run Hardware Diagnostics]と選択します。 [ePSA Pre-boot System Assessment] (ePSA 起動前システムアセスメント)ウィンドウが表示され、システム内に検知された全 デバイスがリストアップされます。Diagnostics(診断)が検知された全デバイスのテストを開始します。 タスクの結果 システム診断プログラムのコントロール 表 32.
7 困ったときは トピック: • • • • リサイクルまたはサービス終了の情報 Dell へのお問い合わせ QRL によるシステム情報へのアクセス SupportAssist による自動サポートの利用 リサイクルまたはサービス終了の情報 特定の国では、この製品の引き取りおよびリサイクル サービスを行っています。システム コンポーネントを廃棄する場合は、 www.dell.com/recyclingworldwide を参照して、該当する国を選択します。 Dell へのお問い合わせ Dell では、オンラインまたは電話によるサポートとサービスのオプションを提供しています。インターネットに接続されていない 場合は、購入時の納品書、出荷伝票、請求書、または Dell の製品カタログで連絡先をご確認ください。これらのサービスは国およ び製品によって異なり、お住まいの地域では一部のサービスがご利用いただけない場合があります。Dell のセールス、テクニカル サポート、またはカスタマー サービスへは、次の手順でお問い合わせいただけます。 手順 1. www.dell.
● ● ● ● ハウツービデオ インストールおよびサービス マニュアル、LCD Diagnostics(診断)、機械的概要などの参照資料 特定のハードウェア構成および保証情報に簡単にアクセスするためのシステムのサービス タグ テクニカルサポートや営業チームへのお問い合わせのためのデルへの直接的なリンク 手順 1. www.dell.com/qrl にアクセスして、お使いの製品に移動する、または 2. お使いのスマートフォンまたはタブレットを使用して、お使いのシステムまたはクイック リソース ロケータ セクションで、モ デル固有のクイック リソース(QR)コードをスキャンします。 PowerEdge R6515 システム用 Quick Resource Locator 図 112.
8 マニュアルリソース 本項では、お使いのシステムのマニュアルリソースに関する情報を提供します。 マニュアル リソースの表に記載されているマニュアルを参照するには、次の手順を実行します。 ● Dell EMC サポート サイトにアクセスします。 1. 表の場所列に記載されているマニュアルのリンクをクリックします。 2. 目的の製品または製品バージョンをクリックします。 メモ: 製品名とモデルを確認する場合は、お使いのシステムの前面を調べてください。 3. [製品サポート]ページで、[マニュアルおよび文書]をクリックします。 ● 検索エンジンを使用します。 ○ 検索 ボックスに名前および文書のバージョンを入力します。 表 33. お使いのシステムのためのその他マニュアルのリソース タスク 文書 場所 システムのセット ア ップ システムをラックに取り付けて固 www.dell.
表 33. お使いのシステムのためのその他マニュアルのリソース (続き) タスク 文書 場所 旧バージョンの iDRAC のマニュア ルについては、右記の URL にアク セスしてください。 www.dell.com/idracmanuals システムで使用可能な iDRAC のバ ージョンを特定するには、iDRAC Web インターフェイスで、次のよう にクリックします ([?] > [バージョン情報])。 オペレーティング システムのイン www.dell.com/ ストールについての情報は、オペレ operatingsystemmanuals ーティング システムのマニュアル を参照してください。 ドライバおよびファームウェアの www.dell.com/support/drivers アップデートについての情報は、本 書の「ファームウェアとドライバを ダウンロードする方法」の項を参照 してください。 システムの管理 Dell が提供するシステム管理ソフト www.dell.
表 33. お使いのシステムのためのその他マニュアルのリソース (続き) タスク 文書 システムのトラブル シューティング PowerEdge サーバーの問題を特定 www.dell.