Reference Guide
表 19. System Security の詳細
オプション 説明
CPU AES-NI Advanced Encryption Standard Instruction Set(AES-NI)を使用して暗号化および復号を行
うことによって、アプリケーションの速度を向上させます。このオプションは、デフォル
トで 有効に設定されています。
System Password システムパスワードを設定します。このオプションは、デフォルトで Enabled(有効)に
設定されており、システムにパスワードジャンパが取り付けられていない場合は、読み取
り専用になります。
Setup Password セットアップパスワードを設定します。システムにパスワードジャンパが取り付けられて
いない場合、このオプションは読み取り専用です。
Password Status システムパスワードをロックします。デフォルトでは、このオプションは ロック解除に設
定されています。
表 20. TPM 1.2 security の情報
オプション 説明
TPM Security
メモ: TPM メニューは、TPM モジュールがインストールされている場合のみ使用可能です。
TPM の報告モードを制御することができます。デフォルトでは、TPM Security オプションは オフに設定
されています。変更できるのは、TPM Status(TPM ステータス)と、TPM Activation(TPM の有効化)(TPM
Status(TPM ステータス)フィールドが On with Pre-boot Measurements(起動前測定ありでオン)また
は On without Pre-boot Measurements(起動前測定なしでオン)のいずれかに設定されている場合)に
限られます。
TPM 1.2 が取り付けられている場合、TPM Security(TPM セキュリティ)オプションは Off(オフ)、On
with Pre-boot Measurements(起動前測定ありでオン)、On without Pre-boot Measurements(起動前
測定なしでオン)のいずれかに設定されます。
TPM 2.0 が取り付けられている場合、TPM Security(TPM セキュリティ)オプションは On(オン)また
は Off(オフ)に設定されます。このオプションは、デフォルトでオフに設定されています。
TPM 情報 TPM の動作状態を変更することができます。このオプションは、デフォルトで変更なしに設定されていま
す。
TPM ファームウェ
ア
TPM のファームウェアバージョンを示します。
TPM Status TPM ステータスを指定します。
TPM Command トラステッドプラットフォームモジュール(TPM)を制御します。なしに設定すると、どのコマンドも TPM
に送信されません。アクティブにするに設定すると、TPM は有効かつアクティブになります。無効にする
に設定すると、TPM は無効かつ非アクティブになります。クリアするに設定すると、TPM のすべてのプロ
パティがクリアされます。デフォルトでは、このオプションは なしに設定されています。
表 21. TPM 2.0 security の情報
オプション 説明
TPM 情報 TPM の動作状態を変更することができます。このオプションは、デフォルトで変更なしに設定されていま
す。
TPM ファームウェア TPM のファームウェアバージョンを示します。
TPM Hierarcy(TPM
階層)
ストレージと承認階層を有効または無効にするか、クリアします。Enabled(有効)に設定すると、スト
レージと承認階層を使用できます。
Disabled(無効)に設定すると、ストレージと承認階層を使用できません。
Clear(クリアする)に設定すると、ストレージと承認階層の値がすべてクリアされ、Enabled(有効)に
リセットされます。
TPM の詳細設定 TPM の詳細設定の詳細を指定します。
16 プレオペレーティング システム管理アプリケーション