Dell EMC BIOS および UEFI リファレンス ガイド
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目次 章 1: プレオペレーティング システム管理アプリケーション................................................................... 4 セットアップユーティリティ............................................................................................................................................ 4 システム BIOS.................................................................................................................................................................5 iDRAC 設定ユーティリティー.................................................................
1 プレオペレーティング システム管理アプリケー ション システムのファームウェアを使用して、オペレーティング システムを起動せずにシステムの基本的な設定や機能を管理することが できます。 プレオペレーティング システムアプリケーションを管理す るためのオプション 次のいずれかのオプションを使用して、プレオペレーティング システム アプリケーションを管理することができます。 ● ● ● ● セットアップユーティリティ Dell Lifecycle Controller ブートマネージャ PXE(Preboot Execution Environment) トピック: セットアップユーティリティ Dell Lifecycle Controller ブートマネージャ PXE 起動 • • • • セットアップユーティリティ System Setup オプションを使用して、システムの BIOS 設定、iDRAC 設定およびデバイス設定を行うことができます。 次のいずれかのインターフェイスを使用して、セットアップ ユーティリティにアクセスできます ● グラフィカル ユーザー インターフェイス — iDRAC
表 1. セットアップユーティリティのメインメニュー (続き) オプション 説明 デバイス設定 ストレージ コントローラーやネットワーク カードなどのデバイ スのデバイス設定を設定できます。 システム BIOS System BIOS 画面を表示するには、システムの電源を入れ、F2 を押して、System Setup Main Menu > System BIOS をクリック します。 表 2.
表 3.
プロセッサー設定 Processor Settings 画面を表示するには、システムの電源を入れ、F2 を押して、System Setup Main Menu > System BIOS > Processor Settings をクリックします。 表 5.
表 6. プロセッサー n の詳細 オプション 説明 シリーズ - モデル - ステッピング AMD によって定義されているとおりにプロセッサーのシリー ズ、モデル、およびステッピングを指定します。 ブランド ブランド名を指定します。 レベル 2 キャッシュ L2 キャッシュの合計を指定します。 レベル 3 キャッシュ L3 キャッシュの合計を指定します。 コア数 プロセッサーごとのコア数を指定します。 マイクロコード プロセッサーのマイクロコード バージョンを指定します。 SATA 設定 SATA Settings 画面を表示するには、システムの電源を入れ、F2 を押して、System Setup Main Menu > System BIOS > SATA Settings をクリックします。 表 7.
起動設定 起動設定画面を使用して、起動モードを BIOS または UEFI のいずれかに設定することができます。起動順序を指定することも可能 です。 ● UEFI: Unified Extensible Firmware Interface(uefi) は、オペレーティング システムとプラットフォームファームウェア間に新しい インターフェイス。このインターフェイスは、プラットフォーム関連の情報を含んだデータ テーブル郡と、オペレーティング シ ステムとそのローダーが使用できるブートおよびランタイム サービス コールから構成されています。起動モードが UEFI に設定 されている場合は、次のメリットが得られます。 ○ 2 TB を超えるドライブパーティションをサポートします。 ○ 強化されたセキュリティ ( 例えば、 UEFI セキュア ブート) します。 ○ 高速起動時間。 メモ: NVMe ドライブから起動するには、UEFI 起動モードのみを使用する必要があります。 ● BIOS:BIOS Boot Mode は、レガシー起動モードです。後方互換性がサポートされています。 Boot Settings 画面を
システム起動モードの選択 セットアップユーティリティ では、以下のオペレーティング システムのいずれかのインストール用起動モードを指定することがで きます。 ● UEFI 起動モード(デフォルト)は、標準的な 64 ビットの起動インターフェイスです。 UEFI モードで起動するようシステムを設定すると、システム BIOS の設定が置換されます。 1. System Setup Main Menu(セットアップユーティリティのメインメニュー)で、Boot Settings(起動設定)をクリックし、 Boot Mode(起動モード)を選択します。 2. UEFI 起動モードを選択し、このモードでシステム起動されるようにします。 注意: オペレーティング システム インストール時の起動モードが異なる場合、起動モードを切り替えるとシステムが起動し なくなることがあります。 3.
表 11. Network Settings の詳細 (続き) オプション 説明 HTTP デバイス n (n は 1~4) デバイスを有効または無効にします。有効にすると、デバイスの UEFI HTTP 起動オプションが作成されます。 HTTP デバイス n 設定(n は 1~4) HTTP デバイスの設定を制御できます。 UEFI iSCSI 設定 iSCSI デバイスの設定を制御できます。 表 12.
表 15. ISCSI Device1 Settings 画面の詳細 オプション 説明 接続 1 iSCSI 接続を有効または無効にします。このオプションは、デフォルトで無効に設定 されています。 接続 2 iSCSI 接続を有効または無効にします。このオプションは、デフォルトで無効に設定 されています。 接続 1 設定 iSCSI 接続の設定を制御できます。 接続 2 設定 iSCSI 接続の設定を制御できます。 接続順序 iSCSI 接続が試行される順序を制御できます。 内蔵デバイス Integrated Devices 画面を表示するには、システムの電源をオンにして F2 を押し、System Setup Main Menu > System BIOS > Integrated Devices の順にクリックします。 表 16.
表 16.
表 16. Integrated Devices の詳細 (続き) オプション 説明 デフォルトは、Platform Default Bifurcation に設定されています。スロット分 岐フィールドは、Manual bifurcation Control に設定されているときにアクセス 可能になり、Platform Default Bifurcation に設定されているときにグレー表示に なります。 シリアル通信 Serial Communication 画面を表示するには、システムの電源をオンにして F2 を押し、System Setup Main Menu > System BIOS > Serial Communication の順にクリックします。 メモ: シリアル ポートは PowerEdge R6525 システムのオプションです。シリアル通信オプションは、シリアル COM ポートが システムに取り付けられている場合にのみ適用されます。 表 17.
表 17. Serial Communication の詳細 (続き) オプション 説明 起動後のリダイレクト オペレーティング システムのロード時に BIOS コンソールのリダイレクトの有効 または無効を切り替えることができます。このオプションは、デフォルトで有 効に設定されています。 システムプロファイル設定 System Profile Settings 画面を表示するには、システムの電源を入れ、F2 を押して System Setup Main Menu > System BIOS > System Profile Settings をクリックします。 表 18.
システムセキュリティ System Security 画面を表示するには、システムの電源をオンにして F2 を押し、System Setup Main Menu > System BIOS > System Security の順にクリックします。 表 19.
表 21. TPM 2.0 security の情報 (続き) オプション 説明 Clear(クリアする)に設定すると、ストレージと承認階層の値がすべてクリアされ、Enabled(有効)に リセットされます。 TPM の詳細設定 TPM の詳細設定の詳細を指定します。 表 22.
表 22. System Security の詳細 (続き) オプション 説明 表 23.
2. システムパスワードを入力し、Enter を押します。 次の手順 Password Status(パスワードステータス)が Locked(ロック)に設定されている場合は、再起動時に画面の指示に従ってシステ ムパスワードを入力し、Enter を押します。 メモ: 間違ったシステム パスワードが入力されると、メッセージが表示され、パスワードの再入力が求められます。パスワード の入力は 3 回試行できます。3 回目の入力がエラーになると、システムは機能を停止して電源を切る必要があるというエラー メッセージがシステムによって表示されます。システムをシャットダウンして再起動しても、正しいパスワードを入力するま で、このエラー メッセージが表示されます。 システムおよびセットアップパスワードの削除または変更 前提条件 メモ: Password Status(パスワードステータス)が Locked(ロック)に設定されている場合、既存のシステムパスワードま たはセットアップパスワードを削除または変更することはできません。 手順 1.
冗長 OS 制御 Redundant OS Control 画面を表示するには、システムの電源をオンにして F2 を押し、System Setup Main Menu > System BIOS > Redundant OS Control の順にクリックします。 表 24. Redundant OS Control の詳細 オプション 説明 冗長 OS の場所 次のデバイスからバックアップ ディスクを選択できます。 ● ● ● ● ● 冗長 OS の状態 なし IDSDM SATA Ports in AHCI mode BOSS PCIe Cards (Internal M.
iDRAC 設定ユーティリティー iDRAC 設定ユーティリティは、UEFI を使用して iDRAC パラメーターをセットアップおよび設定するためのインターフェイスです。 iDRAC 設定ユーティリティを使用することで、さまざまな iDRAC パラメーターを有効または無効にすることができます。 メモ: 一部の iDRAC 設定ユーティリティ機能へのアクセスには、iDRAC Enterprise ライセンスのアップグレードが必要です。 iDRAC 使用の詳細については、https://www.dell.
PXE 起動 Preboot Execution Environment(PXE)オプションを使用して、ネットワーク接続されたシステムをリモートで起動および設定する ことができます。 PXE boot オプションにアクセスするには、BIOS セットアップから標準の Boot Sequence を使用するかわりに、システムを起動し てから POST 中に F12 を押します。それによってメニューが表示されたり、ネットワーク デバイスを管理できたりすることはあり ません。 22 プレオペレーティング システム管理アプリケーション