Users Guide
iDRAC ウェブインタフェースを使用したカスタム署名証明書の削除
iDRAC ウェブインタフェースを使用してカスタム署名証明書を削除するには、次の手順を実行します。
1. iDRAC Settings(iDRAC 設定) > Connectivity(接続) > SSL の順に移動します。
SSL ページが表示されます。
2. カスタム SSL 証明書署名証明書 で、カスタム SSL 証明書署名証明書の削除 を選択して 次へ をクリックします。
3. iDRAC をすぐに、または後でリセットするかどうかを尋ねるポップアップメッセージが表示されます。必要に応じて、Reset
iDRAC(iDRAC をリセット) または iReset iDRAC Later(iDRAC を後でリセット) をクリックします。
iDRAC のリセット後に、新しい自己署名証明書が生成されます。
RACADM を使用したカスタム SSL 証明書署名証明書の削除
RACADM を使用してカスタム SSL 証明書署名証明書を削除するには、sslcertdelete サブコマンドを使用します。次に、
racreset コマンドで iDRAC をリセットします。
詳細については、『iDRAC RACADM CLI
ガイド
』は、www.dell.com/idracmanuals にあります。 を参照してください。
RACADM を使用した複数の iDRAC の設定
RACADM を使用して、同じプロパティで 1 つまたは複数の iDRAC を設定できます。グループ ID とオブジェクト ID を使用して特
定の iDRAC のクエリを実行すると、RACADM は取得した情報から設定ファイルを作成します。他の iDRAC にファイルをインポー
トして、同様にこれらを設定します。
メモ:
• 設定ファイルには、特定のサーバに適用される情報が入っています。この情報は、さまざまなオブジェクトグループの下
で整理されています。
• いくつかの設定ファイルには固有の iDRAC 情報(静的 IP アドレスなど)が含まれており、そのファイルを他の iDRAC
にインポートする前に、あらかじめその情報を変更しておく必要があります。
またシステム設定プロファイル(SCP)では、RACADM を使用して複数の iDRAC を設定することもできます。SCP ファイルに
は、コンポーネント設定情報が入っています。このファイルをターゲットシステムにインポートすると、BIOS、iDRAC、RAID、
NIC の設定が適用されます。詳細については、
www.dell.com/manuals にある『XML
設定ワ
ー
クフロ
ー』ホワイトペーパーを参照し
てください。
設定ファイルを使用して複数の iDRAC を設定するには、次の手順を実行します。
1. 次のコマンドを使用して、必要な設定を含むターゲット iDRAC をクエリします。
racadm get -f <file_name>.xml -t xml -c iDRAC.Embedded.1
コマンドは iDRAC 設定を要求し、設定ファイルを生成します。
メモ
: get -f を使用した iDRAC 設定のファイルへのリダイレクトは、ローカルおよびリモート RACADM インタフェー
スでのみサポートされています。
メモ: 生成された設定ファイルにはユーザーパスワードは含まれていません。
get コマンドは、グループ内のすべての設定プロパティ(グループ名とインデックスで指定)と、ユーザーのすべての設定プロ
パティを表示します。
2. 必要に応じて、テキストエディタを使用して設定ファイルに変更を加えます。
メモ
: このファイルは、単純なテキストエディタで編集することをお勧めします。RACADM ユーティリティは、ASCII テ
キストパーサを使用します。何らかの書式設定によってパーサが混乱すると、RACADM データベースが破損する可能性が
あります。
3. ターゲット iDRAC で、次のコマンドを使用して設定を変更します。
racadm set -f <file_name>.xml -t xml
情報が他の iDRAC にロードされます。set コマンドで、ユーザーとパスワードのデータベースを Server Administrator と同期さ
せます。
4. racadm racreset コマンドで、ターゲットの iDRAC をリセットします。
iDRAC
の設定 105