Users Guide
4. サードパーティ製カードにカスタム最小 LFM 値をダイヤルインすると、カード冷却の必要性をさらに正確に定義することが
でき、カスタムカードの仕様を通じてユーザーの意識が向上します。
• さまざまな iDRAC インタフェースにリアルタイムでシステムエアフローメトリック(CFM、立方フィート / 分)を表示し、各
サーバの CFM 電力消費の集計に基づいてデータセンターでのエアフローバランシングを可能にします。
• サーマルプロファイルなどのカスタム温度設定(最大パフォーマンス対ワットあたりの最大パフォーマンス、サウンドキャッ
プ)、ファン速度のオプション(最小ファン速度、ファン速度のオフセット)および排気温度のカスタム設定ができます。
1. これらの設定のほとんどは、ベースラインの冷却に温度アルゴリズムによって生成された冷却をさらに追加し、ファンの
速度がシステム冷却要件を下回らないようにします。
メモ: サードパーティ製の PCIe カード用に追加されたファン速度は上記の例外となります。温度アルゴリズムがプロ
ビジョニングするサードパーティ製カードのエアフローは、実際にカードに必要な冷却よりも多かったり少なかったり
する場合があります。お客様はサードパーティ製のカードに対応する LFM を入力して、カードに対する応答を微調整
する必要がある場合があります。
2. 排気温度のカスタムオプションは、排気温度をお客様の希望する設定に制限します。
メモ: 特定の設定と負荷によっては、希望する設定以下に排気を物理的に減らすことができない場合がありますのでご
注意ください(たとえば、吸気温度が高い{例:30 ℃}、高負荷な設定{高いシステム電力消費、低いエアフロー}
でカスタム排気設定 45 ℃ など)。
3. サウンドキャップ オプションは、第 14 世代 PowerEdge サーバの新しい機能です。CPU 電力消費量を抑え、ファンの速度
と防音を制御します。これは、音が出る状況に特有のもので、システムパフォーマンスを低下させることがあります。
• システムのレイアウトと設計により、エアフロー性能が向上し(高出力の実現)、システム構成が高密度になります。これに
より、システムの制限が減り、機能の密度が向上します。
1. 円滑なエアフローにより、ファンの電力消費率に効率的なエアフローを実現します。
• カスタムファンは、効率性の向上、パフォーマンスの向上、寿命の延長、振動の低減を目的として設計されています。また、
優れた防音効果を提供します。
1. ファンは、フルスピードで長時間運用しても長寿命です(一般的に 5 年以上)。
• カスタムヒートシンクは、最小限の(必要な)エアフローでコンポーネントの冷却を最適化するために設計されており、高性
能 CPU をサポートしています。
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電源の監視と管理