Users Guide
• 仮想アドレス、イニシエータ、およびターゲットの値が、ポリシーに応じて設定される場合。ポリシーが適用されると、設定さ
れたデバイスと、これらのデバイス用に設定された値に対して、一つのログエントリが記録されます。
SNMP、電子メール、または WS-eventing 通知用にイベント処置が有効化されます。リモートシスログにはログも含まれていま
す。
永続性ポリシーのデフォルト値
表 46. 永続性ポリシーのデフォルト値
永続性ポリシー AC 電源喪失 コールドブート ウォームブート
仮想アドレス:補助電源駆動
デバイス
選択されていません 選択済み 選択済み
仮想アドレス:非補助電源駆
動デバイス
選択されていません 選択されていません 選択済み
イニシエータ 選択済み 選択済み 選択済み
ストレージターゲット 選択済み 選択済み 選択済み
メモ: 永続的ポリシーが無効になっているとき、および仮想アドレスを削除するための操作を実行するときは、永続的ポリシ
ーを再度有効にしても仮想アドレスは取得されません。永続的ポリシーを有効にした後で再度仮想アドレスを設定する必要が
あります。
メモ: 永続性ポリシーが有効で、CNA デバイスのパーティションで仮想アドレス、イニシエータ、またはストレージターゲッ
トが設定されている場合は、VirtualizationMode またはパーティションのパーソナリティを変更する前に、仮想アドレス、イ
ニシエータ、およびストレージターゲットに設定された値をリセットまたはクリアしないでください。永続性ポリシーを無効
にすると、アクションは自動的に実行されます。設定ジョブを使用して、仮想アドレスの属性を 0 に、イニシエータとストレ
ージターゲットの値を iSCSI イニシエータとストレージターゲットのデフォルト値に定義されたとおりに明示的に設定するこ
ともできます。
iDRAC ウェブインタフェースを使用した永続性ポリシーの設定
永続性ポリシーを設定するには、次の手順を実行します。
1. iDRAC ウェブインタフェースで、Configuration(設定) > System Settings(システム設定) > I/O Identity Optimization
(I/O アイデンティティ最適化) の順に移動します。
2. I/O アイデンティティ最適化 タブをクリックします。
3. 永続性ポリシー セクションで、それぞれの永続性ポリシーに対して次の 1 つまたは複数選択します。
• Warm Reset(ウォームリセット) - ウォームリセット状況が発生した場合に持続される仮想アドレスまたはターゲット設
定。
• Cold Reset(コールドリセット) - コールドリセット状況が発生した場合に持続される仮想アドレスまたはターゲット設
定。
• AC Power Loss(AC 電源喪失) - AC 電源喪失状況が発生した場合に持続される仮想アドレスまたはターゲット設定。
4. 適用 をクリックします。
永続性ポリシーが設定されます。
RACADM を使用した永続性ポリシーの設定
永続性ポリシーを設定するには、次の racadm オブジェクトと set サブコマンドを使用します。
• 仮想アドレスには、iDRAC.IOIDOpt.VirtualAddressPersistencePolicyAuxPwrd および
iDRAC.IOIDOpt.VirtualAddressPersistencePolicyNonAuxPwrd オブジェクトを使用
• イニシエータには、iDRAC.IOIDOPT.InitiatorPersistencePolicy オブジェクトを使用
• ストレージターゲットには、iDRAC.IOIDOpt.StorageTargetPersistencePolicy オブジェクトを使用
詳細については、『iDRAC RACADM CLI
ガイド
』は、www.dell.com/idracmanuals にあります。 を参照してください。
iSCSI イニシエータとストレージターゲットのデフォルト値
次の表は、永続性ポリシーがクリアされたときの iSCSI イニシエータおよびストレージターゲットのデフォルト値の一覧です。
ネットワ
ークデバイスのインベントリ、監視、および設定 199