Users Guide
物理ディスクをグローバルホットスペアとして割り当てる前に、次のことを行います。
• Lifecycle Controller が有効になっていることを確認します。
• 準備完了状態のディスクドライブがない場合は、追加ディスクドライブを挿入し、そのドライブが準備完了状態であることを
確認してください。
• 物理ディスクが RAID モードでない場合は、iDRAC ウェブインタフェース、RACADM、Redfish、WSMan などの iDRAC インタ
フェース、または <Ctrl+R> を使用して RAID モードに変換します。
メモ: POST 中に、F2 キーを押して、セットアップユーティリティまたはデバイスセットアップを起動します。PERC 10
では、Ctrl+R オプションはサポートされなくなりました。Ctrl+R は、起動モードが BIOS に設定されている場合にのみ、
PERC 9 で動作します。
保留操作への追加モードで物理ディスクをグローバルホットスペアとして割り当てた場合は、保留操作は作成されますが、ジョブ
は作成されません。その後、同じディスクのグローバルホットスペアの割り当てを解除すると、グローバルホットスペアの割り当
て保留操作はクリアされます。
保留操作への追加モードで物理ディスクのグローバルホットスペアとしての割り当てを解除した場合は、保留操作は作成されます
が、ジョブは作成されません。その後、同じディスクをグローバルホットスペアとして割り当てると、グローバルホットスペアの
割り当て解除保留操作はクリアされます。
最後の VD が削除されると、グローバルホットスペアも準備完了状態に戻ります。
PD がすでにグローバルホットスペアになっている場合、ユーザーは、グローバルホットスペアとして再度割り当てることができま
す。
ウェブインタフェースを使用したグローバルホットスペアの割り当てま
たは割り当て解除
物理ディスクドライブのためのグローバルホットスペアを割り当てる、または割り当て解除するには、次の手順を実行します。
1. iDRAC ウェブインタフェースで、設定 > ストレージ設定 の順に移動します。
ストレージ設定 ページが表示されます。
2. コントローラ ドロップダウンメニューから、コントローラを選択して関連する物理ディスクを表示します。
3. 物理ディスクの構成 をクリックします。
コントローラに関連付けられているすべての物理ディスクが表示されます。
4. グローバルホットスペアとして割り当てるには、アクション 列のドロップダウンメニューから、1 つまたは複数の物理ディス
クに対して グローバルホットスペアの割り当て を選択します。
5. ホットスペアの割り当てを解除するには、アクション 列のドロップダウンメニューから、1 つまたは複数の物理ディスクに対
して
ホットスペアの割り当て解除 を選択します。
6. Apply Now(今すぐ適用)をクリックします。
必要に応じて、次の再起動時 または スケジュールされた時刻 を適用することもできます。選択した操作モードに基づいて、
設定が適用されます。
RACADM を使用したグローバルホットスペアの割り当てまたは割り当て
解除
storage コマンドを使用して、タイプをグローバルホットスペアとして指定します。
詳細については、『iDRAC RACADM CLI
ガイド
』は、www.dell.com/idracmanuals にあります。 を参照してください。
物理ディスクの RAID または非 RAID モードへの変換
物理ディスクを RAID モードに変換すれば、そのディスクはすべての RAID 操作に対応します。ディスクが非 RAID モードである
と、そのディスクはオペレーティングシステムに公開され(この点が未設定の良好なディスクと異なります)、ダイレクトパスス
ルーモードで使用されます。
PERC 10 では、ドライブを非 RAID に変換できません。
物理ディスクドライブは、次の手順を実行することによって RAID または非 RAID モードに変換することができます。
• iDRAC ウェブインタフェース、RACADM、Redfish、WSMan などの iDRAC インタフェースを使用する。
• サーバの再起動中に <Ctrl+R> キーを押し、必要なコントローラを選択する。
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ストレージデバイスの管理