Users Guide
メモ: RACADM SystemErase は、消去操作を実行するためにサーバを再起動させます。
メモ: 個々の PCIe SSD または SED デバイスは、iDRAC GUI または RACADM を使用して消去できます。詳細については、
「
PCIe SSD デバイスデ
ー
タの消去
」および「
SED デバイスデ
ー
タの消去
」の項を参照してください。
Lifecycle Controller GUI 内のシステム消去機能の詳細については、『Lifecycle Controller
ユ
ー
ザ
ー
ズ
ガイド
』は、www.dell.com/
idracmanuals にあります。 を参照してください。
SED デバイスデータの消去
メモ: この操作は、SED デバイスが仮想ディスクの一部の場合にはサポートされていません。デバイス消去を実行する前に、
ターゲットの SED デバイスを仮想ディスクから取り外しておく必要があります。
暗号消去では、ディスク上のすべてのデータが完全に消去されます。SED の暗号消去を実行すると、すべてのブロックが上書きさ
れ、SED 上の全データが完全に失われます。暗号消去中、ホストは SED にアクセスできません。SED デバイス消去は、リアルタ
イムに実行するか、システム再起動後に適用できます。
暗号消去中にシステムが再起動したり電源が失われたりすると、動作はキャンセルされます。システムを再起動して操作を再開
する必要があります。
SED デバイスデータを消去する前に、次を確認します。
• Lifecycle Controller が有効化されている。
• サーバ制御およびログインの権限がある。
• 選択した SED ドライブが仮想ディスクの一部ではない。
メモ
:
• SED の消去は、リアルタイムまたはステージング操作として実行できます。
• SED ドライブが消去された後も、データのキャッシングにより、OS 内では引き続きアクティブとして表示される可能性
があります。この場合、OS を再起動すると、消去された SED ドライブは表示されなくなり、データは報告されなくなり
ます。
• 暗号的消去機能は、第 14 世代 PowerEdge サーバの SED でサポートされます。
ウェブインタフェースを使用した SED デバイスデータの消去
SED デバイス上のデータを消去するには、次の手順を実行します。
1. iDRAC ウェブインタフェースで、Storage(ストレージ) > Overview(概要) > Physical Disks(物理ディスク) に移動しま
す。
Physical Disk(物理ディスク) ページが表示されます。
2. Controller(コントローラ) ドロップダウンメニューから、コントローラを選択して関連付けられている SED を表示します。
3. ドロップダウンメニューから、1 つまたは複数の SED に対する Cryptographic Erase(暗号消去) を選択します。
Cryptographic Erase(暗号消去) を選択した場合、その他のオプションをドロップダウンメニューに表示するには、Action
(アクション) を選択して、ドロップダウンメニューをクリックしてその他のオプションを表示します。
4. 操作モードの適用 ドロップダウンメニューから、次のいずれかのオプションを選択します。
• Apply Now(今すぐ適用) - このオプションを選択して、アクションをただちに適用します。システムの再起動は不要で
す。
• At Next Reboot(次の再起動時) - このオプションを選択すると、次回システム再起動時にアクションを適用します。
• スケジュールされた時刻 - このオプションを選択して、スケジュールされた日付と時刻に処置を適用します。
• 開始時刻 と 終了時刻 — カレンダーのアイコンをクリックして日付を選択します。ドロップダウンメニューから、時刻
を選択します。アクションは、開始時刻と終了時刻の間に適用されます。
• ドロップダウンメニューから、再起動のタイプを選択します。
• 再起動なし(システムを手動で再起動)
• 正常なシャットダウン
• 強制シャットダウン
• システムのパワーサイクル(コールドブート)
5. 適用 をクリックします。
ジョブが作成されなかった場合、ジョブの作成が正常に終了しなかったことを示すメッセージが表示されます。また、メッセ
ージ ID、および推奨される対応処置が表示されます。
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ストレージデバイスの管理