Users Guide
ジョブが正常に作成された場合、選択したコントローラにそのジョブ ID が作成されたことを示すメッセージが表示されます。
ジョブキュー をクリックすると、ジョブキュー ページでジョブの進行状況が表示されます。
保留中の操作が作成されないと、エラーメッセージが表示されます。保留中の操作が成功し、ジョブの作成が正常終了しなか
った場合は、エラーメッセージが表示されます。
RACADM を使用した SED デバイスデータの消去
SED デバイスを安全に消去するには、次の手順を実行します。
racadm storage cryptographicerase:<SED FQDD>
cryptographicerase コマンドを実行した後にターゲットジョブを作成するには、次の手順を実行します。
racadm jobqueue create <SED FQDD> -s TIME_NOW -realtime
cryptographicerase コマンドを実行した後にターゲットステージングジョブを作成するには、次の手順を実行します。
racadm jobqueue create <SED FQDD> -s TIME_NOW -e <start_time>
返されたジョブ ID を問い合わせるには、次の手順を実行します。
racadm jobqueue view -i <job ID>
詳細については、『iDRAC RACADM CLI
ガイド
』は、www.dell.com/idracmanuals にあります。 を参照してください。
物理ディスクの再構成
物理ディスクの再構築は、故障したディスクの内容を再構築する機能です。これは、自動再構築オプションが false(偽) に設定
されている場合にのみ当てはまります。冗長仮想ディスクがある場合、故障した物理ディスクの内容を再構築操作で再構築でき
ます。構築は通常の動作中に実行できますが、実行するとパフォーマンスが劣化します。
Cancel Rebuild(再構築のキャンセル)を使用すると、進行中の再構成をキャンセルできます。再構築をキャンセルすると、仮想
ディスクが劣化した状態のままになります。追加の物理ディスクが故障すると、仮想ディスクで障害が発生し、データが失われる
可能性があります。故障した物理ディスクの再構築は、極力早めに実行するよう推奨します。
ホットスペアとして割り当てられた物理ディスクの再構築をキャンセルする場合は、データを復元するため、同じ物理ディスクで
再構築を再開します。物理ディスクの再構築をキャンセルしてから別の物理ディスクをホットスペアとして割り当てても、ホッ
トスペアにデータの再構築が新しく割り当てられることにはなりません。
仮想ディスクの管理
仮想ディスクに対して次の操作を実行できます。
• 作成
• 削除
• ポリシーの編集
• 初期化
• 整合性チェック
• 整合性チェックのキャンセル
• 仮想ディスクの暗号化
• 専用ホットスペアの割り当てまたは割り当て解除
• 仮想ディスクの点滅および点滅解除
• バックグラウンドの初期化のキャンセル
• オンライン容量拡張
• RAID レベルのマイグレーション
メモ
: iDRAC インタフェースを使用して 240 の仮想ディスクを管理および監視することができます。VD を作成するには、デ
バイスセットアップ(F2)、PERCLI コマンドラインツール、または Dell OpenManage Server Administrator(OMSA)の
いずれかを使用します。
メモ: PERC 10 は、デイジーチェーン配置をサポートしていないため、カウントがより少なくなっています。
ストレージデバイスの管理 221