Users Guide
• 整合性チェックモード
• 巡回読み取りモード
• コピーバックモード
• コントローラ起動モード
• 拡張自動インポート外部設定
• 再構築率
• 整合性チェック率
• 再構成率
• BGI 率
• エンクロージャまたはバックプレーンのモード
• 未設定領域の巡回読み取り
• 仮想ディスクに対して予期される RAID コントローラに適用可能な全プロパティの表示。
• 外部設定のクリア
メモ:
操作が非 RAID モードでサポートされていない場合は、エラーメッセージが表示されます。
コントローラが 非 RAID モードである場合、エンクロージャ温度プローブ、ファン、および電源装置を監視することはできませ
ん。
複数のストレージコントローラでの RAID 設定ジョブの実行
サポートされている iDRAC インタフェースから、複数のストレージコントローラに対して操作を実行する際は、次のことを確認し
てください。
• 各コントローラ上で個別にジョブを実行する。各ジョブが完了するのを待ってから、次のコントローラに対する設定とジョブ
の作成を開始します。
• スケジュール設定オプションを使用して、複数のジョブを後で実行するようにスケジュールする。
保持キャッシュの管理
保存キャッシュ管理機能は、コントローラのキャッシュデータを破棄するオプションをユーザーに提供するコントローラオプショ
ンです。ライトバックポリシーでは、データはキャッシュに書き込まれてから物理ディスクに書き込まれます。仮想ディスクがオ
フラインになったり、何らかの理由で削除されたりした場合は、キャッシュ内のデータが削除されます。
PREC コントローラは、電源障害が発生したりケーブルが抜かれたりした場合に、仮想ディスクが復旧するかキャッシュがクリア
されるまで、保持キャッシュまたはダーティーキャッシュに書き込まれたデータを保持します。
コントローラのステータスは保持キャッシュの影響を受けます。コントローラに保存されたキャッシュがある場合、コントローラ
状態は劣化と表示されます。保持キャッシュは、次の条件を満たした場合にのみ破棄できます。
• コントローラに外部設定がないこと。
• コントローラにオフラインディスクまたは欠落仮想ディスクがないこと。
• どの仮想ディスクへのケーブルも切断されていない。
PCIe SSD の管理
Peripheral Component Interconnect Express(PCIe)ソリッドステートデバイス(SSD)は、低遅延で、1 秒あたりの入出力速度
(IOPS)が高く、エンタープライズクラスストレージの信頼性と保守性が必要なソリューションのために設計された、高性能スト
レージデバイスです。PCIe SSD は、高速 PCIe 2.0 または PCIe 3.0 準拠のインタフェースを備えた Single Level Cell(SLC)および
Multi-Level Cell(MLC)NAND フラッシュテクノロジに沿って用意されています。第 14 世代の PowerEdge サーバには、SSD を接
続する方法が 3 種類あります。エクステンダを使用し、バックプレーンを介して SSD に接続する方法、バックプレーンからマザー
ボードまでスリムケーブルを使用して直接接続し、エクステンダは使用しない方法、マザーボード上にある HHHL(アドイン)カー
ドを使用する方法を選択できます。
メモ
: 第 14 世代 PowerEdge サーバでは、業界標準の NVMe-MI 仕様に基づく NVMe SSD がサポートされています。ただ
し、Dell 専用の仕様をサポートするために使用されている第 13 世代 PowerEdge サーバは SSD に基づいています。前世代ま
でのサーバからの SSD の追加は、iDRAC 9 ではサポートされていません。
iDRAC インタフェースを使用して、NVMe PCIe SSD の表示および設定が行えます。
PCIe SSD には、次の主な機能があります。
• ホットプラグ対応
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ストレージデバイスの管理