Users Guide
• 高性能デバイス
第 14 世代 PowerEdge サーバの一部でのみ、最大 32 の NVMe SSD がサポートされています。
PCIe SSD に対して次の操作を実行できます。
• サーバー内の PCIe SSD のインベントリと正常性のリモート監視
• PCIe SSD の取り外し準備
• データを安全に消去
• LED の点滅または点滅解除(デバイスを識別)
HHHL SSD に対しては次の操作を実行できます。
• サーバー内の HHHL SSD インベントリおよびリアルタイム監視
• iDRAC および OMSS での障害の発生したカードの報告およびログの記録
• 安全なデータ消去およびカードの取り外し
• TTY ログレポート
SSD に対しては次の操作を実行できます。
• ドライブのオンライン、障害発生、オフラインなどのステータスレポート
メモ: ホットプラグ機能、取り外し準備、およびデバイスの点滅または点滅解除は、HHHL PCIe SSD デバイスには適用され
ません。
メモ: NVMe デバイスが S140 で制御されている場合、取り外し準備および暗号消去の操作はサポートされません。点滅およ
び点滅解除はサポートされます。
PCIe SSD のインベントリと監視
次のインベントリと監視情報は PCIe SSD で利用可能です。
• ハードウェア情報:
• PCIe SSD エクステンダカード
• PCIe SSD バックプレーン
システムに専用の PCIe バックプレーンがある場合は、2 つの FQDN が表示されます。1 つの FQDN は標準ドライブ用で、
もう 1 つは SSD 用です。バックプレーンが共有されている(ユニバーサル)場合、FQDD は 1 つしか表示されません。SSD
がコントローラに直接接続されている場合、コントローラ FQDD は SSD が CPU に直接接続されていることを示し、CPU.1
として報告します。
• ソフトウェアインベントリには、PCIe SSD のファームウェアのバージョンだけが含まれます。
ウェブインタフェースを使用した PCIe SSD のインベントリと監視
PCIe SSD デバイスをインベントリおよび監視するには、iDRAC ウェブインタフェースで、Storage(ストレージ) > Overview
(概要) > Physical Disks(物理ディスク) の順に移動します。プロパティ ページが表示されます。PCIe SSD の場合、Name
(名前) 列に PCIe SSD と表示されます。展開してプロパティを表示します。
RACADM を使用した PCIe SSD のインベントリおよび監視
racadm storage get controllers:<PcieSSD controller FQDD> コマンドを使用して、PCIe SSD のインベントリと監
視を行います。
PCIe SSD ドライブのすべてを表示するには、次のコマンドを使用します。
racadm storage get pdisks
PCIe エクステンダカードを表示するには、次のコマンドを使用します。
racadm storage get controllers
PCIe SSD バックプレーン情報を表示するには、次のコマンドを使用します。
racadm storage get enclosures
メモ:
記載されているすべてのコマンドについては、PERC デバイスも表示されます。
ストレージデバイスの管理 239