Users Guide
RACADM を使用した PCIe SSD の取り外しの準備
PCIeSSD ドライブの取り外しを準備するには、次の手順を実行します。
racadm storage preparetoremove:<PCIeSSD FQDD>
preparetoremove コマンドを実行した後にターゲットジョブを作成するには、次の手順を実行します。
racadm jobqueue create <PCIe SSD FQDD> -s TIME_NOW --realtime
返されたジョブ ID を問い合わせるには、次の手順を実行します。
racadm jobqueue view -i <job ID>
詳細については、『iDRAC RACADM CLI
ガイド
』は、www.dell.com/idracmanuals にあります。 を参照してください。
PCIe SSD デバイスデータの消去
メモ:
この操作は、PCIe SSD が S140 コントローラを使用して構成されている場合はサポートされません。
暗号消去では、ディスク上のすべてのデータが完全に消去されます。PCIe SSD に対して暗号消去を実行すると、すべてのブロッ
クが上書きされて PCIe SSD 上のすべてのデータが永久に失われる結果となります。暗号消去の間、ホストは PCIe SSD にアクセ
スできなくなります。変更はシステムの再起動後に適用されます。
暗号消去中にシステムが再起動したり電源が失われたりすると、動作はキャンセルされます。システムを再起動して操作を再開
する必要があります。
PCIe SSD デバイスのデータを消去する前に、次を確認してください。
• Lifecycle Controller が有効化されている。
• サーバ制御およびログインの権限がある。
メモ
:
• PCIe SSD の消去は、ステージング操作としてのみ実行できます。
• ドライブが消去された後、オンラインとしてオペレーティングシステムに表示されますが初期化されていません。ドライ
ブを再度使用する前に、初期化とフォーマットを行う必要があります。
• PCIe SSD のホットプラグを実行した後、ウェブインタフェースで表示されるまでに数秒かかる場合があります。
• 暗号的消去機能は、第 14 世代 PowerEdge サーバのホットプラグ対応 PCIe SSD でサポートされます。
ウェブインタフェースを使用した PCIe SSD デバイスデータの消去
PCIe SSD デバイス上のデータを消去するには、次の手順を実行します。
1. iDRAC ウェブインタフェースで、Storage(ストレージ) > Overview(概要) > Physical Disks(物理ディスク) に移動しま
す。
Physical Disk(物理ディスク) ページが表示されます。
2. コントローラ ドロップダウンメニューから、コントローラを選択して関連付けられている PCIe SSD を表示します。
3. ドロップダウンメニューから、1 つまたは複数の PCIe SSD に対する Cryptographic Erase(暗号消去) を選択します。
Cryptographic Erase(暗号消去) を選択した場合、その他のオプションをドロップダウンメニューに表示するには、Action
(アクション) を選択して、ドロップダウンメニューをクリックしてその他のオプションを表示します。
4. 操作モードの適用 ドロップダウンメニューから、次のいずれかのオプションを選択します。
• At Next Reboot(次の再起動時) - このオプションを選択すると、次回システム再起動時にアクションを適用します。
• スケジュールされた時刻 - このオプションを選択して、スケジュールされた日付と時刻に処置を適用します。
• 開始時刻 と 終了時刻 — カレンダーのアイコンをクリックして日付を選択します。ドロップダウンメニューから、時刻
を選択します。アクションは、開始時刻と終了時刻の間に適用されます。
• ドロップダウンメニューから、再起動のタイプを選択します。
• 再起動なし(システムを手動で再起動)
• 正常なシャットダウン
• 強制シャットダウン
• システムのパワーサイクル(コールドブート)
ストレ
ージデバイスの管理 241