Users Guide
11. バックプレーンモードがスプリットモードに設定されていることを確認するには、次のコマンドを実行します。
racadm get storage.enclosure.1.backplanecurrentmode
出力は次のとおりです。
BackplaneCurrentMode=SplitMode
12. 次のコマンドを実行して、ドライブ 0~11 のみが表示されていることを確認します。
racadm storage get pdisks
RACADM コマンドの詳細については、dell.com/idracmanuals にある
『
iDRAC RACADM
コマンドラインインタフェ
ー
スリファ
レンスガイド』
を参照してください。
ユニバーサルスロットの表示
一部の第 13 世代 PowerEdge サーババックプレーンは同じスロットで SAS/SATA と PCIe SSD ドライブの両方をサポートします。
これらのスロットはユニバーサルスロットと呼ばれ、プライマリストレージコントローラ(PERC)と PCIe エクステンダカードに
配線されています。バックプレーンファームウェアは、この機能をサポートするスロットの情報を提供します。バックプレーン
は、SAS/SATA ディスクまたは PCIe SSD をサポートします。通常、スロット番号の高いものから 4 つのスロットがユニバーサル
です。たとえば、24 のスロットをサポートしているユニバーサルバックプレーンでは、0 ~ 19 のスロットが SAS/SATA ディスク
のみサポートし、20 ~ 23 のスロットは SAS/SATA または PCIe SSD のどちらかをサポートします。
エンクロージャのロールアップ正常性ステータスは、エンクロージャ内のすべてのドライブについて結合された正常性ステータス
を示します。Topology(トポロジ) ページ上のエンクロージャリンクには、どちらのコントローラが関連付けられているかに関
係なく、エンクロージャ情報全体が表示されます。2 台のストレージコントローラ(PERC および PCIe エクステンダ)が同じバッ
クプレーンに接続される可能性があるため、PERC コントローラに関連付けられたバックプレーンのみが
System Inventory(シス
テムインベントリ) ページに表示されます。
Storage(ストレージ) > Enclosures(エンクロージャ) > プ Properties(ロパティ) ページの Physical Disks Overview(物理
ディスクの概要) セクションに、次の情報が表示されます。
• 空きスロット — スロットが空の場合に表示されます。
• PCIe 対応 — PCIe 対応スロットがない場合、この列は表示されません。
• バスプロトコル — ユニバーサルバックプレーンのスロットの 1 つに PCIe SSD が取り付けられている場合、この列に PCIe が
表示されます。
• ホットスペア — この列は PCIe SSD には適用されません。
メモ
: ホットスワップはユニバーサルスロットに対してサポートされています。PCIe SSD ドライブを取り外し、SAS/SATA
ドライブと交換する場合は、必ず最初に PCIe SSD ドライブに対する PrepareToRemove タスクを完了させてください。こ
のタスクを実行しないと、ホストオペレーティングシステムでブルースクリーンやカーネルパニックなどの問題が発生する場
合があります。
SGPIO モードの設定
ストレージコントローラは、I2C モード(Dell バックプレーンのデフォルト設定)または Serial General Purpose Input/Output
(SGPIO)モードのバックプレーンに接続できます。この接続は、ドライブ上の LED を点滅させるために必要です。Dell PERC コ
ントローラとバックプレーンは、この両方のモードをサポートします。特定のチャネルアダプタをサポートするには、バックプレー
ンモードを SGPIO モードに変更する必要があります。
SGPIO モードは、パッシブバックプレーンのみでサポートされます。このモードは、ダウンストリームモードのエキスパンダベース
バックプレーンまたはパッシブバックプレーンではサポートされません。バックプレーンのファームウェアは、機能、現在の状
態、および要求された状態に関する情報を示します。
LC ワイプ操作の後、または iDRAC をデフォルトにリセットした後は、SGPIO モードが無効な状態にリセットされます。これによ
って、iDRAC 設定とバックプレーン設定が比較されます。バックプレーンが SGPIO モードに設定されている場合、iDRAC の設定は
バックプレーン設定と一致するように変更されます。
設定の変更を有効にするには、サーバーの電源を入れ直す必要があります。
この設定を変更するには、サーバー制御の特権権限を持っている必要があります。
メモ:
iDRAC ウェブインタフェースを使用して、SGPIO モードを設定することはできません。
ストレージデバイスの管理 245