Users Guide
インタフェースまたはプ
ロトコル
説明
ント(Linux)などの WSMan クライアントを使用する必要があります。PowerShell または Python を使
用して、WSMan インターフェイスに対してスクリプトを実行することもできます。
Web Services for Management(WSMan)は、Simple Object Access Protocol(SOAP)ベースのシステム
管理用に使用されるプロトコルです。iDRAC は WSMan を使用して、Distributed Management Task
Force(DMTF)の共通情報モデル(CIM)ベースの管理情報を伝達します。CIM の情報は、管理下シス
テムで変更可能なセマンティックや情報の種類を定義します。WSMan で使用できるデータは、DMTF
プロファイルおよび拡張プロファイルにマッピングされている、iDRAC 計装インタフェースによって
提供されます。
詳細については、次の文書を参照してください。
• 『Dell Lifecycle Controller Remote Services
クイック
スタ
ー
ト
ガイド
』は、www.dell.com/idracmanuals
にあります。
• Dell EMC ナレッジベースサイトの Lifecycle Controller ページ — www.dell.com/support/article/
sln311809/
• MOF およびプロファイル — http://downloads.dell.com/wsman
• DMTF Web サイト — dmtf.org/standards/profiles/
SSH SSH を使用して RACADM コマンドおよび SMCLP コマンドを実行します。高度なセキュリティを実現
するために暗号化されたトランスポート層を使用して、Telnet コンソールと同じ機能を提供します。デ
フォルトでは、SSH サービスは iDRAC 上で有効になっています。SSH サービスは iDRAC で無効にでき
ます。iDRAC は、RSA ホストキーアルゴリズムを使用する SSH バージョン 2 のみをサポートします。
iDRAC を最初に起動する際、一意の 1024 ビット RSA ホストキーが生成されます。
Telnet Telnet を使用して、RACADM および SMCLP コマンドを実行できる iDRAC にアクセスします。
RACADM の詳細については、『iDRAC RACADM CLI
ガイド
』は、www.dell.com/idracmanuals にありま
す。 を参照してください。SMCLP の詳細については、「SMCLP の使用」を参照してください。
メモ: Telnet は、セキュアなプロトコルではなく、デフォルトで無効になっています。Telnet
は、パスワードのプレーンテキストでの送信を含む、すべてのデータを伝送します。機密情報を伝
送する場合は、SSH インタフェースを使用してください。
VMCLI 仮想メディアコマンドラインインタフェース(VMCLI)を使用して管理ステーション経由でリモートメ
ディアにアクセスし、複数の管理下システムにオペレーティングシステムを展開します。
IPMITool IPMITool を使用して、iDRAC 経由でリモートシステムの基本管理機能にアクセスします。インタフェー
スには、ローカル IPMI、IPMI over LAN、IPMI オーバーシリアル、シリアルオーバー LAN が含まれま
す。IPMITool の詳細については、dell.com/idracmanuals にある『Dell OpenManage
ベ
ー
スボ
ー
ド管理コン
トロ
ー
ラユ
ー
ティリティユ
ー
ザ
ー
ズガイド
』を参照してください。
メモ: IPMI バージョン 1.5 はサポートされていません。
SMCLP サーバ管理ワークグループのサーバ管理コマンドラインプロトコル(SMCLP)を使用して、システム管
理タスクを実行します。これは SSH または Telnet 経由で使用できます。SMCLP の詳細については、
「SMCLP の使用」を参照してください。
NTLM iDRAC によって、NTLM がユーザーへの認証、整合性、機密性を提供できるようになります。NT LAN
Manager(NTLM)は Microsoft セキュリティプロトコルのスイートで、Windows ネットワークで動作
します。
SMB iDRAC9 は、サーバメッセージブロック(SMB)プロトコルをサポートします。これはネットワークフ
ァイル共有プロトコルで、デフォルトでサポートされる SMB の最小バージョンは 2.0 です。SMBv1 は
サポートされなくなりました。
NFS iDRAC9 は、ネットワークファイルシステム(NFS)をサポートしています。これは分散ファイルシス
テムプロトコルで、これによりユーザーは、サーバ上にリモートディレクトリをマウントできるように
なります。
iDRAC ポート情報
次の表に、ファイアウォール経由で iDRAC にリモートでアクセスするために必要なポートを示します。これらは、接続のために
iDRAC がリッスンするデフォルトのポートです。オプションで、ほとんどのポートを変更できます。ポートを変更するには、サー
ビスの設定を参照してください。
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概要