Users Guide
表 8. ログイン再試行制限のプロパティ
プロパティ 定義
iDRAC.IPBlocking.BlockEnable
IP ブロック機能を有効にします。指定した長さの時間内に
iDRAC.IPBlocking.FailCount
単一の IP アドレスでの失敗が連続して発生すると、
iDRAC.IPBlocking.FailWindow
それより後の当該アドレスからのセッション確立の試行はすべ
て、一定の時間内は拒否されます。
iDRAC.IPBlocking.PenaltyTime
iDRAC.IPBlocking.FailCount
ログイン試行が拒否されるまでの、IP アドレスからのログイン
失敗回数を設定します。
iDRAC.IPBlocking.FailWindow
ログインの失敗をカウントする時間(秒単位)。この期間を超え
て失敗が発生すると、カウンタはリセットされます。
iDRAC.IPBlocking.PenaltyTime
失敗回数が制限値を超えた IP アドレスからのすべてのログイン
試行を拒否する場合の期間(秒単位)を定義します。
ウェブインタフェースを使用した OS to iDRAC パス
スルーの有効化または無効化
ウェブインタフェースを使用して OS to iDRAC パススルーを有効にするには、次の手順を実行します。
1. iDRAC Settings(iDRAC 設定)Network(接続)Network(ネットワーク)OS to iDRAC Pass-through(OS から iDRAC へ
のパススルー) に移動します。
OS to iDRAC パススルー ページが表示されます。
2. 状態を有効 に変更します。
3. パススルーモードには、次のいずれかのオプションを選択します。
• LOM — iDRAC とホストオペレーティングシステム間の OS から iDRAC へのパススルーリンクが LOM または NDC 経由で確
立されます。
• USB NIC — iDRAC とホストオペレーティングシステム間の OS から iDRAC へのパススルーリンクが内蔵 USB バス経由で
確立されます。
メモ
: パススルーモードを LOM に設定した場合は、次のことを確認します。
• OS と iDRAC が同じサブネット上にある
• ネットワーク設定で NIC の選択が LOM に設定されている
4. パススルー設定として LOM を選択し、専用モードを使ってサーバーが接続されている場合は、オペレーティングシステムの
IPv4 アドレスを入力します。
メモ:
サーバーが共有 LOM モードで接続されている場合、OS IP アドレス フィールドが無効化されます。
メモ: VLAN が iDRAC で有効になっている場合は、LOM パススルーは VLAN タグ機能がホストで設定されている共有
LOM モードでのみ機能します。
5. パススルー設定として USB NIC を選択した場合は、USB NIC の IP アドレスを入力します。
デフォルト値は 169.254.1.1 です。デフォルトの IP アドレスを使用することが推奨されます。ただし、この IP アドレスとホス
トシステムまたはローカルネットワークの他のインタフェースの IP アドレスの競合が発生した場合は、これを変更する必要が
あります。
169.254.0.3 および 169.254.0.4 の IP アドレスは入力しないでください。これらの IP アドレスは、A/A ケーブル使用時の前面パ
ネルの USB NIC ポート用に予約されています。
6. 適用 をクリックします。
iDRAC
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