Users Guide
—to (Timeout):設定ファイルを取得するための再試行タイムアウトを分単位で指定(デフォルトは 60 分)。
iDRAC ファームウェア 3.00.00.00 以降では、JSON フォーマットのプロファイルファイルがサポートされています。Filename パラ
メーターが存在しない場合は、次のファイル名が使用されます。
• <サービスタグ>-config.xml、例:CDVH7R1-config.xml
• <モデル番号>-config.xml、例:R640-config.xml
• config.xml
• <サービスタグ>-config.json、例:CDVH7R1-config.json
• <モデル番号>-config.json、例:R630-config.json
• config.json
メモ: HTTP の詳細については、www.dell.com/support にあるホワイトペーパー『
Lifecycle Controller インタフェ
ー
ス搭載
iDRAC9 での HTTP および HTTPS の 14G サポ
ー
ト
』を参照してください。
メモ:
• 自動設定を有効にできるのは、DHCPV4 および IPV4 の有効化 オプションが有効になっている場合のみです。
• 自動設定および自動検出機能は、相互に排他的です。自動検出を無効にして、自動設定を有効にします。
• サーバが自動設定動作を実行した後、自動設定機能は無効になります。
DHCP サーバプール内のすべての Dell PowerEdge サーバが同じモデルタイプと番号の場合、単一の SCP ファイル(config.xml)
が必要です。config.xml ファイル名は、デフォルトの SCP ファイル名として使用されます。.xml ファイルのほかに、14G シ
ステムでは .json ファイルも使用できます。ファイルは config.json になります。
ユーザーは、個々のサーバのサービスタグまたはサーバモデルを使用してマッピングされた、別の設定ファイルを必要とする個々
のサーバを設定することができます。特定の要件に対応したサーバを個々に持つ環境では、各サーバやサーバタイプを区別するた
めに、異なる SCP ファイル名を使用することができます。たとえば、設定するサーバモデルに PowerEdge R740s と PowerEdge
R540s がある場合は、
R740-config.xml および R540-config.xml の 2 つの SCP ファイルを使用します。
メモ
: iDRAC サーバ設定エージェントは、サーバのサービスタグ、モデル番号、またはデフォルトのファイル名 config.xml
を使用して、設定ファイル名を自動的に生成します。
メモ: これらのファイルがネットワーク共有上にない場合、見つからなかったファイルのためのサーバー設定プロファイルの
インポートジョブが失敗としてマークされます。
自動設定シーケンス
1. Dell サーバーの属性を設定する SCP ファイルを作成または変更します。
2. DHCP サーバーおよび DHCP サーバーから割り当てられた IP アドレスであるすべての Dell サーバーからアクセス可能な共有の場
所に、SCP ファイルを置きます。
3. DHCP サーバーで「ベンダーオプション 43」のフィールドに SCP ファイルの場所を指定します。
4. IP アドレスを取得中の iDRAC はベンダークラス識別子をアドバタイズします。(オプション 60)
5. DHCP サーバーは、ベンダーのクラスを dhcpd.conf ファイル内のベンダーのオプションと一致させ、SCP ファイルの場所お
よび SCP ファイル名(指定されている場合)を iDRAC に送信します。
6. iDRAC は、SCP ファイルを処理し、ファイル内にリストされたすべての属性を設定します。
DHCP オプション
DHCPv4 では、グローバルに定義された多数のパラメータを DHCP クライアントにパスできます。各パラメータは、DHCP オプシ
ョンと呼ばれています。各オプションは、1 バイトのサイズのオプションタグで識別されます。0 と 255 のオプションタグはそれ
ぞれパディングとオプションの終了用に予約されています。他のすべての値はオプションの定義に使用できます。
DHCP オプション 43 は、DHCP サーバから DHCP クライアントに情報を送信するために使用します。このオプションは、テキス
ト文字列として定義されます。このテキスト文字列は、SCP ファイル名、共有の場所、およびこの場所にアクセスするための資
格情報の値として設定します。たとえば、次のとおりです。
option myname code 43 = text;
subnet 192.168.0.0 netmask 255.255.255.0 {
# default gateway
option routers 192.168.0.1;
option subnet-mask 255.255.255.0;
option nis-domain "domain.org";
option domain-name "domain.org";
option domain-name-servers 192.168.1.1;
管理下システムのセットアップ
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