Users Guide
ステージングされたアップデートの表示と管理
設定ジョブおよびアップデートジョブなどのスケジューリングされたジョブを表示および管理できます。これは、ライセンス付き
の機能です。次回の起動時に実行するためにキューに入っているすべてのジョブを削除できます。
iDRAC ウェブインタフェースを使用したステージングされた
アップデートの表示と管理
iDRAC ウェブインタフェースを使用してスケジュールされたジョブのリストを表示するには、Maintenance(メンテナンス) >
Job Queue(ジョブキュー) の順に移動します。Job Queue(ジョブキュー) ページには、Lifecycle Controller ジョブキュー内の
ジョブステータスが表示されます。表示されるフィールドの詳細については、『iDRAC
オンラインヘルプ
』を参照してください。
ジョブを削除するには、ジョブを選択して Delete(削除) をクリックします。ページが更新され、選択したジョブが、Lifecycle
Controller のジョブキューから削除されます。次の再起動時に実行するためにキューに入れられていたすべてのジョブを削除でき
ます。アクティブなジョブ、(状態が「実
行中
」または「
ダウンロ
ー
ド中
」になっているジョブ)は削除できません。
ジョブの削除には、サーバー制御の特権が必要です。
RACADM を使用したステージングされたアップデートの表示
と管理
RACADM を使用してステージングアップデートを表示するには、jobqueue サブコマンドを使用します。詳細については、
『iDRAC RACADM CLI
ガイド
』は、www.dell.com/idracmanuals にあります。 を参照してください。
デバイスファームウェアのロールバック
以前に別のインタフェースを使用してアップグレードした場合でも、iDRAC または Lifecycle Controller がサポートするデバイスの
ファームウェアをロールバックすることができます。たとえば、ファームウェアが Lifecycle Controller GUI を使用してアップグレー
ドされた場合は、iDRAC ウェブインタフェースを使用してファームウェアをロールバックできます。1 回のシステム再起動で複数
のデバイスのファームウェアロールバックを実行することができます。
単一の iDRAC および Lifecycle Controller ファームウェアを持つ Dell 第 14 世代の PowerEdge サーバでは、iDRAC ファームウェアを
ロールバックすると、Lifecycle Controller ファームウェアもロールバックされます。
最新の機能とセキュリティのアップデートを確保するためファームウェアを常にアップデートすることをお勧めします。アップデ
ート後に問題が発生した場合、アップデートをロールバックするか、または前のバージョンをインストールする必要がある場合が
あります。前のバージョンをインストールするには、Lifecycle Controller を使用してアップデートをチェックしインストールするバ
ージョンを選択します。
次のコンポーネントのファームウェアロールバックを実行することができます。
• Lifecycle Controller 使用 iDRAC
• BIOS
• ネットワークインタフェースカード(NIC)
• 電源装置ユニット(PSU)
• RAID コントローラ
• バックプレーン
メモ:
ファームウェアロールバックは、診断、ドライバパック、および CPLD に対して実行することができます。
ファームウェアをロールバックする前に、次を確認してください。
• iDRAC ファームウェアをロールバックするための設定権限がある。
• サーバー制御権限があり、iDRAC 以外のデバイスすべてのファームウェアをロールバックするために Lifecycle Controller が有効
化されている。
• NIC モードが 共有 LOM として設定されている場合は、専用 に変更する。
ファームウェアは、次のいずれかの方法を使用して以前にインストールしたバージョンにロールバックできます。
• iDRAC ウェブインタフェース
• CMC Web インターフェイス(MX プラットフォームでは未サポート)
• OME-Modular Web インターフェイス(MX プラットフォームでサポート)
管理下システムのセットアップ
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