Users Guide
SSD の TRIM 機能
TRIM(RAID 非対応物理ディスク)を使用することにより、オペレーティング システムでは、SSD で使用されなくなったとみられ
るデータのブロックを削除できます。サポートされているオペレーティング システムの場合、TRIM コマンドにより書き込み増幅の
問題を解決できます。オペレーティング システムがファイルを削除すると、ファイルはファイル システム内で削除用にマークされ
ていますが、ディスク上のコンテンツは実際には削除されません。その結果、SSD では、以前使用されていた論理ブロック アドレ
ス(LBA)が消去可能であると認識できません。TRIM の導入によりファイルが削除されると、オペレーティング システムは TRIM
コマンドを送信します。それと同時に、有効なデータが含まれていない LBA を物理ディスクに送信します。
物理ディスクのデータ消去
物理ディスクの消去機能により、物理ディスクからメタデータが削除されます。この機能は、物理ディスクが仮想ディスクの一部
ではない場合にのみ有効です。
注意: 物理ディスクの消去を実行すると、物理ディスクからすべてのデータが削除されます。
BOSS-S2 の機能 17