Dell™ PowerEdge™ R805 システム ハードウェアオーナーズマニュアル w w w. d e l l . c o m | s u p p o r t . d e l l .
メモ、注意、警告 メモ: コンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明してい ます。 注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その危険を回 避するための方法を説明しています。 警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示 しています。 ____________________ 本書の内容は予告なく変更されることがあります。 © 2007 すべての著作権は Dell Inc. にあります。 Dell Inc. の書面による許可のない複製は、いかなる形態においても厳重に禁じられてい ます。 本書に使用されている商標:Dell、DELL ロゴ、PowerEdge、および Dell OpenManage は Dell Inc.
目次 1 システムについて その他の情報 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 11 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 11 起動中にシステムの機能にアクセスする方法 前面パネルの機能およびインジケータ . . . 12 . . . . . . 14 ハードドライブインジケータコード . . . . . 17 . . . . . . 19 . . . . . . . . . . . . . 20 電源インジケータコード . . . . . . . . . . . . . . . 20 NIC インジケータコード . . . . . . . . . . . . . . . 21 背面パネルの機能およびインジケータ . 外付けデバイスの接続 LCD ステータスメッセージ . . . . . . . . . . . . . . LCD ステータスメッセージの問題の解決 LCD ステータスメッセージの消去 . . . . . . . 36 36 . . . . . . .
セットアップユーティリティのオプション . . . . メイン画面 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . Memory Information(メモリ情報)画面 . . . CPU Information(CPU 情報)画面 . . . . . . Integrated Devices(内蔵デバイス)画面 . . Serial Communication(シリアル通信)画面 . System Security(システムセキュリティ) 画面 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . Exit(終了)画面 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 65 . . . . . . . 65 69 . . . . . . . . 71 . . . . . . . BMC セットアップモジュールの起動 BMC セットアップモジュールのオプ ション . . . . . . . . . . . . . . . . . . 71 . . . . . 71 . . . . .
ハードドライブ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ドライブのダミーの取り外し . . . . ドライブのダミーの取り付け . . . . ホットプラグ対応ハードドライブの 取り外し . . . . . . . . . . . . . . . . . ホットプラグ対応ハードドライブ の取り付け . . . . . . . . . . . . . . . ハードドライブキャリアの取り付け . . . . . . . . . . 82 82 . . . . . 83 . . . . . 83 . . . . . . . . 85 ハードドライブをハードドライブキャリ アから取り外す方法 . . . . . . . . . . . . . . ハードドライブをドライブキャリアに取り 付ける方法 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 電源ユニット . . 85 . 85 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 87 電源ユニットの取り外し . . . .
内部 USB メモリキーコネクタ . . . . . . . . . . . . オプションの内蔵 USB メモリキー の取り付け . . . . . . . . . . . . . . 拡張カード . . . . . . 100 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 102 拡張カードの取り付けガイドライン 拡張カードの取り付け . . . . . . . . . 拡張カードの取り外し . . . . . . . . . 冷却用エアフローカバー ファンブラケット . . . . . . . . . . 102 102 103 . . . . . . . . . . . . . . . 105 メモリモジュール冷却用エアフロー カバーの取り外し . . . . . . . . . . . プロセッサ冷却用エアフローカバー の取り外し . . . . . . . . . . . . . . . プロセッサ冷却用エアフローカバー の取り付け . . . . . . . . . . . . . . .
オプティカルドライブ . . . . . . . . . . . . . . . . オプティカルドライブをシステムから取 り外す方法 . . . . . . . . . . . . . . . . . . オプティカルドライブの取り付け . . . . . オプティカルドライブをオプティカルド ライブトレイから取り外す方法 . . . . . . オプティカルドライブをオプティカルド ライブトレイに取り付ける方法 . . . . . . システムメモリ . . 120 121 . . 124 . . 124 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 125 メモリモジュール取り付けのガイドラ イン . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . メモリスペアリングのサポート . . . . メモリモジュールの取り付け . . . . . メモリモジュールの取り外し . . . . . . . . . . . . . 125 127 129 131 . . . . . . . . . . . . . . . .
システム基板(サービス技術者専用の手順) . システム基板の取り外し システム基板の取り付け 4 . . 146 . . . . . . . . . . . . 146 149 . . . . . . . . . . . . システムのトラブルシューティング . 作業にあたっての注意 起動ルーチン . . . . . . . . . . . . . . . . . . 151 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 151 周辺機器のチェック . . . . . . . . . . . . . . . . . . IRQ 割り当て競合のトラブルシューティ ング . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 外部接続のトラブルシューティング . . . ビデオサブシステムのトラブルシューテ ィング . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . キーボードのトラブルシューティング . . マウスのトラブルシューティング . . . . .
システムメモリのトラブルシューティング . . . . 165 SD カードまたは内蔵 USB キーのトラブルシュー ティング . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 167 オプティカルドライブのトラブルシューティ ング . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 168 外付けテープドライブのトラブルシューティ ング . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 169 . . . . 171 ハードドライブのトラブルシューティング SAS コントローラドーターカードのトラブル シューティング . . . . . . . . . . . . . . . . . . 拡張カードのトラブルシューティング . . . 173 . . . . . . 175 マイクロプロセッサのトラブルシューティ ング . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
6 ジャンパおよびコネクタ . . . . . . . . . . . . システム基板のジャンパ . . . . . . . . . . . . . . . 183 システム基板のコネクタ . . . . . . . . . . . . . . . 186 SAS/SATA バックプレーンボードコネクタ サイドプレーンボードのコネクタ . . . . . 189 . . . . . . . . . 190 拡張カードライザーボードのコンポー ネントおよび PCIe バス . . . . . . . . . 忘れてしまったパスワードの無効化 7 困ったときは . 索引 . 10 目次 . . . . . . . 191 . . . . . . . . 192 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . デルへのお問い合わせ 用語集 183 . . . . . . . . . . . . . . . . 195 195 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
システムについて 本項では、お使いのシステムの主な機能を実現する物理的なインタフェー ス機能、およびファームウェア / ソフトウェアのインタフェース機能につ いて説明します。システムの前面パネルおよび背面パネルにある物理コネ クタを使用することで、接続やシステムの拡張が容易に行えます。システ ムファームウェア、アプリケーション、および OS は、システムやコン ポーネントの状態を監視し、問題が発生した場合に警告を発します。 システムの状態は次のいずれかによって報告されます。 • 前面 / 背面パネルインジケータ • システムメッセージ • 警告メッセージ • 診断メッセージ • アラートメッセージ 本項では、上記の各タイプのメッセージについて説明し、考えられる原 因と、メッセージに示された問題を解決するための処置についても説明し ます。また、システムのインジケータおよびその機能について図を使って 説明します。 その他の情報 警告:『製品情報ガイド』には、安全および認可機関に関する情報が記 載されています。保証情報に関しては、『サービス & サポートのご案内』 を参照してください。 •
• OS のマニュアルでは、OS ソフトウェアのインストール手順(必要 な場合)や設定方法、および使い方について説明しています。 • システムとは別に購入されたコンポーネントのマニュアルでは、購 入されたオプション装置の取り付けや設定について説明しています。 • システム、ソフトウェア、またはマニュアルの変更に関して記載さ れたアップデート情報がシステムに付属していることがあります。 メモ:アップデートには他の文書の内容を差し替える情報が含まれ ている場合がよくありますので、support.dell.
表 1-1 システムの機能にアクセスするためのキー操作 (続き) キー操作 説明 SAS 設定ユーティリティが起動します。 詳細については、 SAS コントローラの『ユーザーズガイド』 を参照してください。 オプションのバッテリーキャッシュ付き SAS RAID コントロー ラが取り付けられている場合は、このキー操作で RAID 設定 ユーティリティが起動します。 詳細については、 SAS コント ローラカードのマニュアルを参照してください。 セットアップユーティリティで PXE サポートを有効に設定し てある場合(59 ページの「Integrated Devices(内蔵デバイス)画 面」を参照)は、このキー操作で NIC を PXE ブート用に設定す ることができます。詳細については、 内蔵 NIC のマニュアルを 参照してください。 システムについて 13
前面パネルの機能およびインジケータ システム前面パネルのオプションのラックベゼルの背面にあるボタン、 インジケータ、およびコネクタを 図 1-1 に示します。 図 1-1 前面パネルの機能およびインジケータ 1 2 3 4 5 7 6 8 表 1-2 前面パネルの LED インジケータ、ボタン、およびコネクタ 項目 インジケータ、 ボタン、または コネクタ 1 電源インジケー タ、 電源ボタン アイコン 説明 電源インジケータは、システムの電源 が入っている場合に点灯します。 電源ボタンによってシステムへの直 流電源の供給を制御します。 システム ベゼルを取り付けると、電源ボタンに アクセスできなくなります。 メモ:システムに搭載されているメ モリの容量によっては、システムに電 源を入れてからビデオモニターに画像 が表示されるまでに数秒から 2 分以上 かかる場合があります。 メモ:ACPI 対応の OS では、電源ボ タンを使ってシステムの電源を切っ ても、システムの電源が切れる前にシ ステムが正常なシャットダウンを行う ことができます。 14 システムについて
表 1-2 前面パネルの LED インジケータ、ボタン、およびコネクタ (続き) 項目 インジケータ、 ボタン、または コネクタ 2 NMI ボタン アイコン 説明 特定の OS を使用している際に、ソフ トウェアエラーおよびデバイスドラ イバエラーのトラブルシューティン グを行います。このボタンは、ペー パークリップの先端を使って押すこ とができます。 認定を受けたサポート担当者によっ て指示された場合、 または OS のマ ニュアルで指示されている場合にの み、このボタンを使用してください。 3 システム識別ボタン 前面パネルと背面パネルの識別ボタ ンは、ラック内の特定のシステムの位 置を確認するために使用します。これ らのボタンの 1 つを押すと、前面の LCD パネルと背面の青色のシステム ステータスインジケータは、ボタンの 1 つをもう一度押すまで点滅を続け ます。 システムについて 15
表 1-2 前面パネルの LED インジケータ、ボタン、およびコネクタ (続き) 項目 インジケータ、 ボタン、または コネクタ 4 LCD パネル アイコン 説明 システム ID、ステータス情報、 システ ムエラーメッセージが表示されます。 LCD は通常のシステム動作中に点灯 します。特定のシステムを識別するに は、システム管理ソフトウェアとシス テムの前面および背面にある識別ボ タンのどちらも使うことができます。 LCD と青色のシステムステータスイ ンジケータの点滅で、どのシステムか が識別できます。 システムに注意が必要な状況になる と LCD が黄色に点灯し、LCD パネル にはエラーコードとエラーの内容を 説明するテキストが表示されます。 メモ:システムが AC 電源に接続され ている状態でエラーが検出されると、 LCD はシステムの電源がオンになって いてもいなくても黄色に点灯します。 5 USB コネクタ(2) USB デバイスをシステムに接続する ときに使用します。ポートは USB 2.
ハードドライブインジケータコード ハードドライブキャリアには、ドライブ動作インジケータとドライブス テータスインジケータという 2 つのインジケータがあります。図 1-2 を参 照してください。RAID 構成では、ドライブステータスインジケータが点 灯してドライブの状態を示します。非 RAID 構成では、ドライブ動作イン ジケータのみが点灯し、ドライブステータスインジケータはオフです。 図 1-2 ハードドライブインジケータ 1 1 ドライブステータスインジケータ (緑色と黄色) 2 2 緑色のドライブ動作インジケータ RAID ハードドライブのドライブインジケータのパターンを 表 1-3 に示し ます。システムでドライブイベントが発生すると、さまざまなパターンで 表示されます。たとえば、ハードドライブが故障すると、「ドライブ障害」 のパターンが表示されます。取り外しのためにドライブを選択した後、 システムについて 17
「ドライブ取り外し準備中」のパターンが表示され、その後、「ドライブの 挿入または取り外し可」のパターンが表示されます。交換用ドライブの取 り付け後、「ドライブの動作準備中」を示すパターンが表示され、次に 「ドライブオンライン」を示すパターンが表示されます。 メモ:非 RAID 構成では、ドライブ動作インジケータのみがアクティブに なり、ドライブステータスインジケータはオフです。 表 1-3 RAID 構成におけるハードドライブインジケータのパターン 状態 ドライブステータスインジケータのパターン ドライブの識別 / 取り外 し準備中 1 秒間に 2 回緑色に点滅 ドライブの挿入または取 り外し可 消灯 ドライブ障害の予測 緑色、黄色に点滅し、消灯 ドライブに障害発生 1 秒間に 4 回黄色に点滅 ドライブのリビルド中 緑色にゆっくり点滅 ドライブオンライン状態 緑色に点灯 リビルドが中断 緑色に 3 秒間点滅、 黄色に 3 秒間点滅、6 秒間消灯 18 システムについて
背面パネルの機能およびインジケータ システム背面パネルにあるボタン、インジケータ、およびコネクタを 図 1-3 に示します。 図 1-3 背面パネルの機能およびインジケータ 1 17 2 16 15 14 3 13 12 5 4 11 10 9 8 1 PCIe スロット 1 2 PCIe スロット 2 3 PCIe スロット 3 4 PCIe スロット 4 6 7 5 電源ユニットベイ 1(PS1) 6 電源ユニットベイ 2(PS2) 7 システム識別ボタン 8 システムステータスインジケータ 9 システムステータスインジケータコ ネクタ 10 LOM4 コネクタ(Gb/10Gb)a 11 LOM3 コネクタ(Gb/10Gb)a 12 LOM2 コネクタ(Gb) 13 LOM1 コネクタ(Gb) 14 2.0 対応 USB コネクタ(2) 15 ビデオコネクタ 16 シリアルコネクタ 17 a.
外付けデバイスの接続 システムに外付けデバイスを接続する場合は、次のガイドラインに従って ください。 • ほとんどのデバイスは特定のコネクタに接続する必要があります。 また、デバイスドライバをインストールしないとデバイスは正常に 動作しません。デバイスドライバは、通常 OS ソフトウェアまたは デバイス本体に付属しています。取り付けおよび設定の詳細につい ては、デバイスに付属のマニュアルを参照してください。 • 外付けデバイスを取り付けるときは、必ずシステムとデバイスの電 源を切ってください。次に、(デバイスのマニュアルに特別な指示が ない限り)システムの電源を入れる前に外付けデバイスの電源を入 れます。 個々のコネクタの詳細については、185 ページの「ジャンパおよびコネク タ」を参照してください。I/O ポートやコネクタを有効または無効にする 方法と設定方法については、51 ページの「セットアップユーティリティ の使い方」を参照してください。 電源インジケータコード 前面パネルの電源ボタンによって、システムの電源ユニットからシステム への電源入力を制御します。電源インジケータは、システムに電源が
図 1-4 冗長電源のインジケータ 1 2 3 1 電源ユニットのステータス (DC 出力が使用可能) 3 AC ラインステータス (AC 入力が使用可能) 2 電源ユニットの障害 NIC インジケータコード 背面パネルの各 NIC にはインジケータがあり、ネットワーク動作および リンク状態を示します。図 1-5 を参照してください。NIC インジケータ コードのリストを 表 1-5 に示します。 図 1-5 NIC インジケータ 1 1 リンクインジケータ 2 2 アクティビティインジケータ システムについて 21
表 1-5 NIC インジケータコード インジケータ インジケータコード リンクおよびアクティ ビティインジケータが 消灯 NIC がネットワークに接続されていません。 リンクインジケータ が緑色 NIC がネットワーク上の有効なリンクパートナーに 接続されています。 アクティビティインジ ケータが黄色に点滅 ネットワークデータの送信中または受信中です。 LCD ステータスメッセージ システムのコントロールパネル LCD には、システムが正常に動作してい る場合、またはシステムに注意が必要な場合を示すステータスメッセージ が表示されます。 LCD の青色点灯は正常な動作状態、黄色点灯はエラー状態を示します。 LCD には、ステータスコードとその内容を説明するテキストで構成され るメッセージがスクロール表示されます。LCD ステータスメッセージと その考えられる原因のリストを 表 1-6 に示します。LCD メッセージは、 システムイベントログ(SEL)に記録されたイベントに基づきます。SEL およびシステム管理設定の詳細については、システム管理ソフトウェアの マニュアルを参照してください。 警
表 1-6 LCD ステータスメッセージ コード メッセージ 原因 対応処置 N/A ユーザーがセットアップ ユーティリティ内で定義 できる 62 文字のストリ ング。 このメッセージは情報の 表示のみです。 SYSTEM NAME システムの ID と名前は セットアップユーティリ システム名 は、 以下の状況 ティで変更できます。 で表示されます。 51 ページの「セットアッ • システムの電源が入っ プユーティリティの使い 方」を参照してください。 ている。 • 電源が切れており、ア クティブエラーが表示 されている。 E1000 FAILSAFE, 重大なエラーイベントが 197 ページの 「困ったと Call Support ないか、 システムイベント きは」 を参照してくだ ログを確認します。 さい。 E1114 Temp Ambient システム環境温度が許容 範囲外です。 165 ページの「システム 冷却問題のトラブル シューティング」を参照 してください。 E1118 CPU Temp Interface BMC が CPU の温度状況 を判定できません。その ため、 B
表 1-6 LCD ステータスメッセージ (続き) コード メッセージ 原因 対応処置 E1214 ## PwrGd 表示されている電圧レ ギュレータに障害が発生 しました。 197 ページの「困ったと きは」を参照してくだ さい。 E1218 PCI Rsr 5V PwrGd PCI ライザーの電圧レ ギュレータ(5V)に障害が 発生しました。 197 ページの「困ったと きは」を参照してくだ さい。 E121A 8V PwrGd 電圧レギュレータ(8V)に 障害が発生しました。 システムの電源を入れな おすか、または SEL をク リアします。問題が解決 しない場合は、 197 ペー ジの「困ったときは」を参 照してください。 E121D 1.2V VM Dual VM 二重信号用の電圧レ PwrGd ギュレータ(1.2V)に障害 が発生しました。 システムの電源を入れな おすか、または SEL をク リアします。問題が解決 しない場合は、 197 ペー ジの「困ったときは」を参 照してください。 E1226 PCI Rsr 1.
表 1-6 LCD ステータスメッセージ (続き) コード メッセージ 原因 E122D CPU # VDDIO プロセッサ # VDDIO の電 197 ページの 「困ったと 圧が許容範囲を超えま きは」 を参照してくだ した。 さい。 1.0V PwrGd 対応処置 E122E CPU # VDDA プロセッサ # VDDA の電 圧が許容範囲を超えま した。 197 ページの 「困ったと きは」 を参照してくだ さい。 E122F 2.5V PwrGd 電圧レギュレータ(2.5V) 197 ページの 「困ったと に障害が発生しました。 きは」 を参照してくだ さい。 E1231 1.2V HTCORE PwrGd HTCORE 電圧レギュレー 197 ページの 「困ったと タ(1.
表 1-6 LCD ステータスメッセージ (続き) コード メッセージ 原因 対応処置 E1313 Fan Redundancy システムのファン冗長性 が失われました。もう 1 つ のファンに障害が発生す ると、システムは過熱する おそれがあります。 コントロールパネル LCD をスクロールしてその他 のメッセージを確認し ます。165 ページの「シス テム冷却問題のトラブル シューティング」を参照 してください。 E1414 CPU # Thermtrip 表示されているマイクロ プロセッサが温度の許容 範囲を超えたため動作を 停止しました。 165 ページの「システム 冷却問題のトラブル シューティング」 を参照 してください。問題が解 決しない場合は、 マイク ロプロセッサのヒートシ ンクが正しく取り付けら れていることを確認し ます。179 ページの 「マイ クロプロセッサのトラブ ルシューティ ング」を参 照してください。 メモ:システムの電源 コードを AC コンセント から抜いてもう一度つな ぐか、Server Assistant ま たは BMC 管理ユーティリ ティのいずれ
表 1-6 LCD ステータスメッセージ (続き) コード メッセージ 原因 対応処置 E1418 CPU # Presence 表示されているプロセッ 179 ページの 「マイクロ サがないか不良である プロセッサのトラブル ため、システムはサポート シューティ ング」を参照 されていない構成になっ してください。 ています。 E141C CPU Mismatch プロセッサが、 デルによっ お使いのシステムの『は てサポートされていない じめに』のマイクロプロ 構成になっています。 セッサ仕様で説明されて いるタイプに一致するプ ロセッサが使用されてい ることを確認します。 E141F CPU Protocol システム BIOS によって プロセッサプロトコルエ ラーが報告されました。 197 ページの 「困ったと きは」 を参照してくだ さい。 E1421 CPU Init システム BIOS によって プロセッサ初期化エラー が報告されました。 197 ページの 「困ったと きは」 を参照してくだ さい。 E1422 CPU Machine Chk システム BIOS によって
表 1-6 LCD ステータスメッセージ (続き) コード メッセージ 原因 E1618 PS # Predictive 電源電圧が許容範囲にあ 164 ページの「電源ユ りません。表示されている ニットのトラブルシュー 電源が正しく取り付けら ティング」 を参照してく れていないか障害を起こ ださい。 しています。 E161C PS # Input Lost 表示されている電源ユ ニットに AC 電源が供給 されていないか、AC 電源 の電圧が許容範囲外です。 表示されている電源ユ ニットの AC 電源を確認 してください。問題が解 決しない場合は、 164 ページの「電源ユ ニットのトラブルシュー ティング」 を参照してく ださい。 E1620 PS # Input Range 表示されている電源ユ ニットに AC 電源が供給 されていないか、AC 電源 の電圧が許容範囲外です。 表示されている電源ユ ニットの AC 電源を確認 してください。問題が解 決しない場合は、 164 ページの「電源ユ ニットのトラブルシュー ティング」 を参照してく ださい。 E1624 PS Redund
表 1-6 LCD ステータスメッセージ (続き) コード メッセージ 原因 対応処置 E1711 PCI PERR B## システム BIOS によって、 D## F## バス ##、デバイス ##、機能 ## の PCI 設定スペースに あるコンポーネントにつ いて、PCI パリティエラー が報告されました。 PCIe 拡張カードを取り 外して装着しなおし ます。 問題が解決しない 場合は、 177 ページの「拡 張カードのトラブル シューティング」を参照 してください。 システム BIOS によって、 表示されている PCIe ス ロット にあるコンポーネ ントについて、PCI パリ ティエラーが報告されま した。 拡張カードライザーを取 り付けなおします。 110 ページの「拡張カー ドライザー」 を参照して ください。 E1712 PCI SERR B## システム BIOS によって、 D## F## バス ##、デバイス ##、機能 ## の PCI 設定スペースに あるコンポーネントにつ いて、PCI システムエラー が報告されました。 PCIe 拡張カードを取り 外して装着し
表 1-6 LCD ステータスメッセージ (続き) コード メッセージ 原因 E1714 Unknown Err システム BIOS によって 197 ページの「困ったと システムにエラーが検出 きは」を参照してく されましたが、原因を特定 ださい。 することはできませんで した。 E171F PCIE Fatal Err B## D## F## システム BIOS によって、 バス ##、 デバイス ##、 機能 ## の PCIe 設定スペース にあるコンポーネントに ついて、PCIe の致命的な エラーが報告されました。 PCIe 拡張カードを取り 外して装着しなおしま す。問題が解決しない場 合は、177 ページの「拡張 カードのトラブルシュー ティング」 を参照してく ださい。 システム BIOS によって、 表示されているスロット にあるコンポーネントに ついて、PCIe の致命的な エラーが報告されました。 拡張カードライザーを取 り付けなおします。 110 ページの「拡張カー ドライザー」を参照して ください。 PCIE Fatal Err Slot # 対応処置 問題が
表 1-6 LCD ステータスメッセージ (続き) コード メッセージ 原因 対応処置 E1914 DRAC5 Conn2 Cbl DRAC 5 ケーブルがな いか、または外れてい ます。 ケーブルを接続しなおし ます。117 ページの「RAC カードの取り付け」を参 照してください。 ヒートシンクセンサーが、 197 ページの 「困ったと チップセット IO55 ヒート きは」 を参照してくだ MCP55 Htsink シンクが見つからないと さい。 報告しています。 Missing ヒートシンクセンサーが、 チップセット MCP ヒート シンクが見つからないと 報告しています。 E1915 IO55 HTSink Missing E1A12 PCI Rsr Missing 1 枚またはすべての PCI ライザーカードを取り付 ライザーが見つからない けなおします。 ため、システムに電源が入 りません。 E1A14 SAS Cable A SAS ケーブル A がな いか、または不良です。 ケーブルを装着しなおし ます。 問題が解決しない 場合は、ケーブルを交換 します。94 ページ
表 1-6 LCD ステータスメッセージ (続き) コード メッセージ 原因 E1A1C LOM Mezz Missing LOM ドーターカードが見 LOM ドーターカードを つかりません。 取り付けるか、または装 着しなおします。 問題が 解決しない場合は、カー ドを交換します。 197 ページの「困ったと きは」を参照してくだ さい。 E1B01 USB# Overcurrent 表示されている USB ポー トに接続されているデバ イスが過電流の原因に なっています。 デバイスケーブルを装着 しなおします。問題が解 決しない場合は、 ドライ ブを取り外すかまたは交 換します。 E2010 No Memory システムにメモリが取り 付けられていません。 メモリを取り付けます。 129 ページの「メモリモ ジュールの取り付け」を 参照してください。 E2011 Mem Config Err メモリが検出されました が、構成不能です。メモリ 構成中にエラーが検出さ れました。 167 ページの「システム メモリのトラブルシュー ティング」 を参照してく ださい。 E2012 Un
表 1-6 LCD ステータスメッセージ (続き) コード メッセージ 原因 対応処置 E2016 Int Controller 割り込みコントローラの 障害。 197 ページの 「困ったと きは」 を参照してくだ さい。 E2017 Timer Fail タイマーリフレッシュの エラー。 197 ページの 「困ったと きは」を参照してくだ さい。 E2018 Prog Timer プログラム可能インター バルタイマーのエラー。 197 ページの 「困ったと きは」 を参照してくだ さい。 E2019 Parity Error パリティエラー。 197 ページの「困ったと きは」 を参照してくだ さい。 E201A SIO Err SIO 障害。 197 ページの 「困ったと きは」 を参照してくだ さい。 E201B Kybd Controller キーボードコントローラ の障害。 197 ページの 「困ったと きは」を参照してくだ さい。 E201C SMI Init SMI (システム管理割り 込み)の初期化障害。 197 ページの 「困ったと きは」を参照し
表 1-6 LCD ステータスメッセージ (続き) コード メッセージ 原因 対応処置 E201F DRAC Config DRAC (Dell Remote 画面で具体的なエラー Access Controller) の設定 メッセージを確認し エラー。 ます。 DRAC ケーブルとコネク タが正しく装着されてい ることを確認します。 問題が解決しない場合 は、 DRAC のマニュアル を参照してください。 E2020 CPU Config CPU 構成エラー。 E2021 Memory Population メモリ構成が正しくあり 画面で具体的なエラー ません。メモリの装着順序 メッセージを確認し が正しくありません。 ます。167 ページの 「シス テムメモリのトラブル シューティング」 を参照 してください。 E2022 POST Fail ビデオ初期化後の一般的 エラー。 E2110 MBE DIMM # & # "# & #" で示されている 167 ページの「システム セットの DIMM の 1 つに メモリのトラブルシュー メモリ MBE(マルチビッ ティング」 を参照
表 1-6 LCD ステータスメッセージ (続き) コード メッセージ 原因 対応処置 E2112 Mem Spare DIMM # システム BIOS がメモリ のエラーが多すぎると判 断したため、メモリの使用 を控えました。"## & ##" は BIOS によって示される DIMM のペアを表します。 167 ページの 「システム メモリのトラブルシュー ティング」を参照してく ださい。 I1910 Intrusion システムカバーが取り外 されています。 情報表示のみです。 I1911 >3 ERRs Chk Log LCD オーバーフローメッ セージ。 イベントの詳細につい ては、SEL を確認してく ださい。 LCD には、 最大 3 つのエ ラーメッセージを連続し て表示できます。4 番目の メッセージは標準オー バーフローメッセージと して表示されます。 I1912 SEL Full システムイベントログが イベントでいっぱいに なり、イベントをこれ以 上記録できません。 イベントエントリを削除 してログをクリアし ます。 RAC リモートユーザーに 情報表示の
LCD ステータスメッセージの問題の解決 LCD のコードとテキストは故障の状態を正確に特定できることが多いの で、修正が容易に行えます。たとえば、コード E1418 CPU_1_Presence が表示されたときは、ソケット 1 にマイクロプロセッサが装着されてい ないことがわかります。 これとは対照的に、関連するエラーが複数発生した場合にも、問題を特定 することができます。たとえば、複数の電圧障害を示す連続したメッセー ジを受け取った場合、問題は電源ユニットの不良であると判断することに なります。 LCD ステータスメッセージの消去 温度、電圧、ファンなどセンサーに関する障害については、センサーが通 常の状態に戻ると、LCD メッセージは自動的に表示されなくなります。 たとえば、コンポーネントの温度が許容範囲を超えた場合、障害があるこ とが LCD に表示されます。温度が許容範囲内に戻ると、メッセージは LCD から消去されます。その他の障害の場合、ディスプレイからメッ セージを消去する処置を行う必要があります。 • SEL のクリア — このタスクはリモートで実行できますが、システム のイベント履歴
システムメッセージ システムに問題がある可能性が検出されると、システムメッセージが画面 に表示されます。システムメッセージとその考えられる原因および対応処 置のリストを表 1-3 に示します。 メモ:表示されたシステムメッセージが表 1-3 に記載されていない場合、 メッセージが表示されたときに実行していたアプリケーションのマニュア ルや、OS のマニュアルを参照して、メッセージの説明と推奨されている 処置を確認してください。 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。安全上の 注意、コンピュータ内部の作業、および静電気障害への対処の詳細につい ては、『製品情報ガイド』を参照してください。 表 1-7 システムメッセージ メッセージ 原因 対応処置 Alert!Node Interleaving disabled!Memory configuration does not support Node Interleaving.
表 1-7 システムメッセージ (続き) メッセージ 原因 BIOS Update Attempt Failed! リモートでの BIOS のアッ BIOS のアップデートをも プデートに失敗しました。 う一度試みます。問題が解 決しない場合は、 197 ペー ジの「困ったときは」を参照 してください。 Caution!NVRAM_CL NVRAM_CLR ジャンパが R jumper is 設定されています。 CMOS installed on がクリアされました。 system board.
表 1-7 システムメッセージ (続き) メッセージ 原因 対応処置 Gate A20 failure キーボードコントローラま 197 ページの「困ったとき たはシステム基板に障害が は」を参照してください。 あります。 General failure OS がコマンドを実行でき このメッセージの後には ません。 通常、問題を特定する情報 が表示されます。 情報を参 照し、適切な処置をとって 問題を解決します。 HyperTransport error caused a system reset!Please check the system event log for details! 致命的なシステムエラーが エラー発生中に記録された 発生した結果、システムが 情報については、SEL を確 再起動しました。 認してください。 SEL に記 録されている障害の発生し たコンポーネントについ ては、 153 ページの「システ ムのトラブルシューティン グ」で、該当するトラブル シューティングの項を参照 してください。 Invalid NVRAM configuration, Resource
表 1-7 システムメッセージ (続き) メッセージ 原因 対応処置 Memory address line failure at address, read value expecting value メモリモジュールに障害が 167 ページの「システムメ あるか、または正しく取り モリのトラブルシューティ 付けられていません。 ング」を参照してください。 Memory double word logic failure at address, read value expecting value Memory odd/even logic failure at address, read value expecting value Memory write/read failure at address, read value expecting value Memory tests terminated by keystroke.
表 1-7 システムメッセージ (続き) メッセージ 原因 No boot device available オプティカルドライブサブ 起動可能な USB キー、CD、 システム、 ハードドライブ、 またはハードドライブを使 またはハードドライブサブ 用します。問題が解決しな システムに障害があるか、 い場合は、169 ページの または取り付けられていま 「SD カードまたは内蔵 せん。または、起動可能な USB キーのトラブル USB キーが取り付けられ シューティング」、および ていません。 173 ページの「ハードドラ イブのトラブルシューティ ング」を参照してください。 起動デバイスの順序を設定 するための情報につい ては、 51 ページの「セット アップユーティリティの使 い方」を参照してください。 No boot sector on セットアップユーティリ hard drive ティの設定が正しくありま せん。ハードドライブに OS がインストールされていま せん。 No timer tick interrupt 対応処置 セットアップユーティリ ティでハードドライブの設 定を確認し
表 1-7 システムメッセージ (続き) メッセージ 原因 PCI BIOS failed to install シャドウイング中に PCIe デバイス BIOS (オプション ROM)チェックサムエラー が検出されました。 対応処置 拡張カードを装着しなおし ます。適切なケーブルがす べてしっかりと拡張カード に接続されていることを確 拡張カードのケーブルに緩 認します。問題が解決しな 177 ページの「拡 みがあります。 拡張カード い場合は、 張カードのトラブルシュー に障害があるか、または正 ティング」を参照してくだ しく取り付けられていま さい。 せん。 PCIe Degraded システム基板またはライ Link Width Error: ザーボードに障害があり Embedded device ます。 197 ページの「困ったとき は」を参照してください。 Expected Link Width is n Actual Link Width is n PCIe Degraded Link Width Error: Integrated device 表示されている PCIe デバ
表 1-7 システムメッセージ (続き) メッセージ 原因 対応処置 PCIe Training Error: Embedded device システム基板またはライ ザーボードに障害があり ます。 197 ページの「困ったとき は」を参照してください。 PCIe Training Error: Integrated device 表示されている PCIe デバ イスに障害があるか、 また は正しく取り付けられてい ません。 SAS コントローラドー ターカードの場合は、専用 PCIe コネクタに挿入され ているカードを装着しなお します。94 ページの「SAS コントローラドーターカー ドの取り付け」を参照して ください。問題が解決しな い場合は、197 ページの 「困ったときは」を参照し てください。 PCIe Training Error: Slot n 表示されているスロットの PCIe カードに障害があ るか、または正しく取り付 けられていません。 該当するスロット番号の PCIe カードを装着しなお します。102 ページの 「拡 張カード」を参照してくだ さい。問題が解決し
表 1-7 システムメッセージ (続き) メッセージ 原因 対応処置 Read fault OS がハードドライブまた は USB デバイスからデー タを読み取れません。ディ スク上の特定のセクターが 見つからなかったか、要求 されたセクターが不良 です。 USB メディアまたはデバ イスを交換します。USB ま たはハードドライブのケー ブルが正しく接続されてい ることを確認します。シス テムに取り付けたドライブ の種類に応じて、 159 ペー ジの「USB デバイスのトラ ブルシューティング」また は173 ページの「ハードド ライブのトラブルシュー ティング」を参照してくだ さい。 Remote Access Controller cable error or incorrect card in the RAC slot.
表 1-7 システムメッセージ (続き) メッセージ 原因 Sector not found ハードドライブ、USB デバ イス、または USB メディア Seek error に障害があります。 Seek operation failed 対応処置 システムに取り付けたドラ イブの種類に応じて、 159 ページの「USB デバイ スのトラブルシューティン グ」または173 ページの 「ハードドライブのトラブ ルシューティング」 を参照 してください。 Shutdown failure シャットダウンテストエ ラーです。 167 ページの「システムメ モリのトラブルシューティ ング」を参照してください。 The amount of メモリが追加されたか、 system memory has 取り外されたか、またはメ changed モリモジュールに障害があ る可能性があります。 メモリの追加か取り外しが 行われた場合、このメッ セージは情報のみであり、 無視してかまいません。 メモリの追加や取り外しが 行われていない場合は、シ ングルビットまたはマルチ ビットのエラーが検出され ていないかどうか
表 1-7 システムメッセージ (続き) メッセージ 原因 対応処置 Time-of-day not set - please run SETUP program 時刻または日付が正しく設 定されていません。システ ムバッテリーに障害があり ます。 時刻と日付の設定を確認し ます。51 ページの「セット アップユーティリティの使 い方」を参照してください。 問題が解決しない場合は、 システムバッテリーを交換 します。137 ページの「シ ステムバッテリー」を参照 してください。 Timer chip システム基板に障害があり 197 ページの「困ったとき counter 2 failed ます。 は」を参照してくだ さい。 Unsupported CPU combination Unsupported CPU stepping detected TPM failure Utility partition not available マイクロプロセッサがシス サポートされている(組み テムに対応していません。 合わせの)マイクロプロ セッサを取り付けます。 132 ページの 「プロセッサ」 を参
表 1-7 システムメッセージ (続き) メッセージ 原因 対応処置 Warning: A fatal error has caused system reset!Please check the system event log! 致命的なシステムエラーが エラー発生中に記録された 発生した結果、システムが 情報については、SEL を確 再起動しました。 認してください。 SEL に記 録されている障害の発生し たコンポーネントについ ては、 153 ページの「システ ムのトラブルシューティン グ」で、該当するトラブル シューティングの項を参照 してください。 Warning!No micro code update loaded for processor n マイクロコードのアップ デートに失敗しました。 BIOS ファームウェアを アップデートします。 197 ページの「困ったとき は」を参照してください。 Warning: One or CPUn によって使用されて 167 ページの「システムメ more faulty DIMMs いるメモリモジュールに障 モリのトラブルシューティ
表 1-7 システムメッセージ (続き) メッセージ 原因 対応処置 Write fault USB デバイス、 USB メデ ィア、オプティカルドライ ブアセンブリ、 ハードドラ イブ、またはハードドライ ブサブシステムに障害が発 生しました。 159 ページの 「USB デバイ スのトラブルシューティン グ」、169 ページの「SD カー ドまたは内蔵 USB キーの トラブルシューティング」、 および173 ページの「ハー ドドライブのトラブル シューティング」を参照し てください。 Write fault on selected drive メモ:この表で使用された略語の正式名称は、199 ページの「用語集」を参照し てください。 48 システムについて
警告メッセージ 警告メッセージは、問題発生の可能性があることを知らせ、作業を続行す る前に対応策をとるように求めます。たとえば、ハードドライブをフォー マットする前に、ハードドライブ上のすべてのデータが失われるおそれが あることを警告するメッセージが表示されます。警告メッセージは、 通常、処理を中断して、y(はい)または n(いいえ)を入力して応答す ることを要求します。 メモ:警告メッセージは、アプリケーションプログラムまたは OS によっ て生成されます。詳細については、OS またはアプリケーションプログラ ムに付属のマニュアルを参照してください。 診断メッセージ システム診断プログラムを実行すると、エラーメッセージが表示されるこ とがあります。診断エラーメッセージは、本項には記載されていません。 197 ページの「困ったときは」の診断チェックリストのコピーにメッセー ジを記録してから、該当する項を参照して、テクニカルサポートにお問い 合わせください。 アラートメッセージ システム管理ソフトウェアは、システムのアラートメッセージを生成し ます。アラートメッセージには、ドライブ、温度、ファン、および電源
システムについて
セットアップユーティリティの 使い方 システムのセットアップを完了したら、セットアップユーティリティを起 動して、システム設定およびオプション設定を確認します。表示された情 報を将来の参考のために記録しておきます。 セットアップユーティリティは、次のような場合に使用します。 • ハードウェアを追加、変更、または取り外した後に、NVRAM に保 存されたシステム設定を変更する。 • 時刻や日付などのユーザーが選択可能なオプションを設定または変 更する。 • 内蔵デバイスを有効または無効にする。 • 取り付けたハードウェアと設定との間の不一致を修正する。 セットアップユーティリティの起動 1 システムの電源を入れるか、再起動します。 2 次のメッセージが表示されたら、すぐに を押します。 = System Setup を押す前に OS のロードが開始された場合は、システムの起動 が完了するのを待ってから、もう一度システムを再起動し、この手 順を実行してください。 メモ:システムシャットダウンの正しい順序を確認するには、OS に 付属のマニュアルを参照してください。
エラーメッセージへの対応 特定のエラーメッセージに対応することによって、セットアップユーティ リティを起動できます。システムの起動中にエラーメッセージが表示され た場合は、メッセージをメモしてください。セットアップユーティリティ を起動する前に、37 ページの「システムメッセージ」でメッセージとエ ラーの修正方法に関する説明を参照してください。 メモ:メモリのアップグレード後、最初にシステムを起動する際に、 システムメッセージが表示されるのは正常です。 セットアップユーティリティの使い方 セットアップユーティリティ画面で情報の表示や変更、プログラムの終了 などに使用するキーのリストを 表 2-1 に示します。 表 2-1 セットアップユーティリティの操作キー キー 対応処置 上矢印または 前のフィールドに移動します。 下矢印または 次のフィールドへ移動します。 スペースキー、<+>、<–>、 および左右矢印 フィールド内の設定値を順に切り替えます。 多くのフィールドでは、適切な値を入力する こともできます。 セットアップユーティリティを終了
セットアップユーティリティのオプション メイン画面 セットアップユーティリティを起動すると、セットアップユーティリティ のメイン画面が表示されます(図 2-1 を参照)。 図 2-1 セットアップユーティリティのメイン画面 セットアップユーティリティのメイン画面に表示される情報フィールドの オプションのリストおよび説明を 表 2-2 に示します。 メモ:セットアップユーティリティのオプションはシステム設定によっ て変わります。 メモ:必要に応じて、セットアップユーティリティのデフォルト設定を それぞれのオプションの下に示します。 セットアップユーティリティの使い方 53
表 2-2 セットアップユーティリティのオプション オプション 説明 System Time システム内蔵時計の時刻を設定します。 System Date システム内蔵カレンダーの日付を設定します。 Memory Information メモリ情報を確認し、特定のメモリ機能を設定するた めの画面を表示します。表 2-3 を参照してください。 CPU Information マイクロプロセッサに関する情報を表示します (速度、キャッシュサイズなど)。表 2-4 を参照してく ださい。 Boot Sequence システム起動時にシステムが起動デバイスを検索する 順序を指定します。利用可能なオプションは、ディス ケットドライブ、CD ドライブ、ハードドライブ、 およびネットワークです。RAC を取り付けている場 合は、仮想フロッピーおよび仮想 CD-ROM など、追 加のオプションが表示されることがあります。 メモ:SAS または SCSI アダプタに取り付けられた外 付けデバイスからのシステム起動はサポートされてい ません。外付けデバイスからの起動に関する最新のサ ポート情報については、s
表 2-2 セットアップユーティリティのオプション (続き) オプション 説明 Integrated Devices システムの内蔵デバイスを設定するための画面を表示 します。 PCI IRQ Assignment PCI バス上の各内蔵デバイスに割り当てられている IRQ、および IRQ を必要とするすべての搭載済み拡張 カードが変更できる画面を表示します。 Serial Communication シリアル通信、外付けシリアルコネクタ、フェイル セーフボーレート、リモートターミナルの種類、およ び起動後のリダイレクトの設定を行う画面を表示し ます。 Embedded Server Management 前面パネル LCD のオプションの設定、およびユー ザーが指定する LCD ストリングの設定を行う画面を 表示します。 System Security システムパスワードおよびセットアップパスワード機 能を設定する画面を表示します。表 2-7 を参照してく ださい。詳細については、65 ページの「システムパ スワードの使い方」および 69 ページの「セットアッ プパスワードの使い方」を
Memory Information(メモリ情報)画面 Memory Information(メモリ情報)画面の情報フィールドに表示される 説明を 表 2-3 に示します。 表 2-3 Memory Information(メモリ情報)画面 オプション 説明 System Memory Size システムメモリの容量を表示します。 System Memory Type システムメモリのタイプを表示します。 System Memory Speed システムメモリの速度を表示します。 Video Memory ビデオメモリの容量を表示します。 System Memory Testing システム起動時にシステムメモリテストを実行する かどうかを指定します。オプションは Enabled およ び Disabled です。 Redundant Memory (Disabled default) 冗長メモリ機能の有効 / 無効を切り替えます。 Spare Mode(スペアモード)に切り替えると、 各 DIMM の第 1 ランクのメモリがメモリスペアリン グ用に予約されます。127 ページの「メ
表 2-3 Memory Information(メモリ情報)画面 (続き) オプション 説明 Memory Optimizer Technology (Enabled default) 2 つの DRAM コントローラの動作を「メモリの最 適化」に設定します。Enabled(有効)に設定する と、2 つのコントローラはパラレル 64 ビットモード で実行され、メモリのパフォーマンスが向上します (シングルビット ECC を実行) 。Disabled(無効) に設定すると、コントローラは結合され、128 ビッ トモードでマルチビットアドバンスト ECC を実行 します。 Low Power Mode (Disabled default) メモリの Low Power Mode(節電モード)の有効 / 無効を切り替えます。Disabled(無効)に設定す ると、メモリは最大速度で動作します。Enabled (有効)に設定すると、メモリは節電のために低速 で動作します。 CPU Information(CPU 情報)画面 CPU Information(CPU 情報)画面の情報フィールドに表示されるオ
表 2-4 CPU Information(CPU 情報)画面 (続き) オプション 説明 Demand-Based Power Management (Enabled default) メモ:OS のマニュアルを参照し、この機能をサ ポートしているかどうかを確認します。 Processor X ID デマンドベースの電力管理を有効または無効にし ます。有効時には、CPU パフォーマンス状態を示す 表が OS に報告されます。無効時には、CPU パ フォーマンス状態を示す表は OS に報告されません。 デマンドベースの電源管理をサポートしない CPU が 1 つでもある場合は、フィールドは読み取り専用 となり、自動的に Disabled(無効)に設定され ます。 プロセッサのシリーズ、 モデル、ステッピングが 表示されます。 AMD PowerNow!™ テクノロジの有効化 AMD PowerNow! テクノロジは、当面のタスクに応じて動作周波数や電圧 を動的に調整することで、プロセッサのパフォーマンスを自動的に制御し ます。最大限のパフォーマンスを必要としないアプリケーションを使用す る場合
Integrated Devices(内蔵デバイス)画面 Integrated Devices(内蔵デバイス)画面に表示される情報フィールドの オプションのリストおよび説明を 表 2-5 に示します。 表 2-5 Integrated Devices(内蔵デバイス)画面のオプション オプション 説明 Integrated SAS/RAID Controller (Enabled default) 内蔵 SAS コントローラを有効または無効にします。 Optical Drive Controller 内蔵オプティカルドライブコントローラを有効または (On default) 無効にします。 User Accessible USB Ports (All Ports On default) ユーザーがアクセス可能なシステムの USB ポートを 有効または無効にします。オプションは、All Ports On(すべてのポートがオン)、Only Back Ports On (背面ポートのみオン)、および All Ports Off(すべて のポートがオフ)です。 Internal USB Port (On d
表 2-5 Integrated Devices(内蔵デバイス)画面のオプション (続き) オプション 説明 OS Watchdog Timer (Disabled default) メモ:この機能は、ACPI 3.
System Security(システムセキュリティ)画面 System Security(システムセキュリティ)画面の情報フィールドに表示 されるオプションのリストおよび説明を 表 2-7 に示します。 表 2-7 System Security(システムセキュリティ)画面のオプション オプション 説明 System Password システムのパスワードセキュリティ機能の現在の状 態を表示し、新しいシステムパスワードを設定して 確認することができます。 メモ:システムパスワードの設定、および既存のシ ステムパスワードの使用または変更の手順につい ては、65 ページの「システムパスワードの使い方」 を参照してください。 Setup Password システムパスワード機能を使用してシステムへのア クセスを制限するのと同じ要領で、セットアップ ユーティリティへのアクセスを制限できます。 メモ:セットアップパスワードの設定、および既存 のセットアップパスワードの使用または変更の手順 については、69 ページの「セットアップパスワード の使い方」を参照してください。 セットアップユーティリティの使い方
表 2-7 System Security(システムセキュリティ)画面のオプション (続き) オプション 説明 Password Status Setup Password(セットアップパスワード)オプ ションを Enabled(有効)に設定すると、システム 起動時にシステムパスワードを変更したり無効にし たりできなくなります。 システムパスワードをロックするには、まず Setup Password(セットアップパスワード)オプションで セットアップパスワードを設定し、次に Password Status(パスワードステータス)オプションを Locked(ロック)に変更します。この状態 では、System Password(システムパスワード)オ プションを使ってシステムパスワードを変更したり、 を押して、システム起動時にパスワー ドを無効にすることはできません。 システムパスワードのロックを解除するには、まず Setup Password(セットアップパスワード)フィー ルドでセットアップパスワードを入力し、次に Password Status(パスワードステータス)オプ
表 2-7 System Security(システムセキュリティ)画面のオプション (続き) オプション 説明 TPM Activation TPM の動作状態を変更します。 Activate(アクティブ化)に設定すると、TPM はデ フォルト設定で有効になり、アクティブになります。 Deactivate(非アクティブ化)に設定すると、TPM は無効になり、非アクティブになります。 No Change(変更なし)状態の場合、処理は何も実 行されません。TPM の動作状態は不変です(TPM の すべてのユーザー設定が保存されます)。 メモ:TPM Security(TPM セキュリティ)が Off (オフ)に設定されている場合、このフィールドは読 み取り専用です。 TPM Clear (No default) 注意:TPM をクリアすると、TPM 内のすべての暗号 化キーが失われます。このオプションを選択すると OS からの起動ができなくなり、暗号化キーが復元で きない場合はデータが失われます。このオプション を有効にする前に必ず TPM キーをバックアップして ください。 Yes(はい)に設定する
表 2-7 System Security(システムセキュリティ)画面のオプション (続き) オプション 説明 NMI Button (Disabled default) 注意:NMI ボタンは、認定を受けたサポート担当者 または OS のマニュアルによって指示された場合にの み使用してください。このボタンを押すと、OS が停 止し、診断プログラム画面が表示されます。 NMI 機能を On(オン)または Off(オフ)に設定し ます。 AC Power Recovery (Last default) システムの電源が回復した場合のシステムの動作を 設定します。オプションが Last(直前)に設定され ている場合、システムは電源が中断される直前の電 源状態に戻ります。On(オン)では電源回復時にシ ステムの電源が入ります。Off(オフ)では、電源が 回復してもシステムの電源は切れたままです。 Exit(終了)画面 を押してセットアップユーティリティを終了すると、Exit(終了) 画面に次のオプションが表示されます。 • Save Changes and Exit(変更を保存して終了)
システムパスワードとセットアップパスワー ドの機能 注意:パスワード機能は、システム内のデータに対して基本的なセキュ リティを提供します。より強固なセキュリティが必要なデータについ ては、データ暗号化プログラムなどの保護機能を別途使用してください。 注意:システムパスワードを設定せずに動作中のシステムから離れたり、 システムをロックせずに放置した場合、第三者がジャンパの設定を変更 して、パスワード機能を無効にすることができます。この結果、誰でもシ ステムに保存された情報にアクセスできるようになります。 お使いのシステムは、出荷時にはシステムパスワード機能が有効になって いません。システムのセキュリティが必要な場合は、システムパスワード 保護機能を有効にしてシステムを操作してください。 既存のパスワードを変更したり削除したりするには、そのパスワードを事 前に知っておく必要があります(68 ページの「既存のシステムパスワー ドの削除または変更」を参照)。パスワードを忘れると、トレーニングを 受けたサービス技術者がパスワードジャンパの設定を変更してパスワード を無効にし、既存のパスワードを消去するまで、システムを操
システムパスワードが設定されている場合、System Password(システ ムパスワード)オプションの設定は Enabled(有効)です。Password Status(パスワードステータス)が Unlocked(ロック解除)に設定され ている場合、システムパスワードは変更できます。Password Status (パスワードステータス)オプションが Locked(ロック)に設定されて いる場合、システムパスワードは変更できません。ジャンパ設定によって システムパスワード機能が無効になっている場合、その設定は Disabled (無効)で、システムパスワードを変更したり新しいシステムパスワード を入力したりすることはできません。 システムパスワードが設定されておらず、システム基板上のパスワード ジャンパが有効な位置(デフォルト)に設定されている場合、System Password(システムパスワード)オプションは Not Enabled(無効)と 表示され、Password Status(パスワードステータス)フィールドは Unlocked(ロック解除)と表示されます。システムパスワードを設定す るには、
5 パスワードを確認するために、もう一度同じパスワードを入力して、 を押します。 System Password(システムパスワード)の設定表示が Enabled (有効)に変わります。セットアップユーティリティを終了して、 システムを使用します。 6 ここでシステムを再起動してパスワード保護機能を有効にするか、 作業を続けます。 メモ:システムを再起動するまでパスワード保護機能は有効になり ません。 システムを保護するためのシステムパスワードの使い方 メモ:セットアップパスワードを設定している場合(69 ページの「セッ トアップパスワードの使い方」を参照)、システムはセットアップパス ワードをシステムパスワードの代用として受け付けます。 Password Status(パスワードステータス)オプションが Unlocked (ロック解除)に設定されている場合は、パスワードセキュリティを有効 のままにしておくことも無効にすることもできます。 パスワードセキュリティを有効のままにしておくには、次の手順を実行し ます。 1 システムの電源を入れるか、または を押
間違ったシステムパスワードを入力すると、パスワードの再入力を求める メッセージが表示されます。3 回目までに正しいパスワードを入力してく ださい。間違ったパスワードを 3 回入力すると、間違ったパスワードの 入力回数とシステムの停止を示すエラーメッセージが表示され、システム が停止し、シャットダウンします。このメッセージは、何者かが無許可で システムの使用を試みたことを示す警告となります。 システムをシャットダウンして再起動しても、正しいパスワードを入力す るまで、このエラーメッセージが表示されます。 メモ:Password Status(パスワードステータス)オプションの他に System Password(システムパスワード)と Setup Password(セットアップパス ワード)オプションも併用すると、無許可の変更からシステムを保護する ことができます。 既存のシステムパスワードの削除または変更 1 プロンプトが表示されたら、 を押して既存のシステム パスワードを無効にします。 セットアップパスワードを入力するよう求められた場合は、ネット ワーク管理者に問い合わせてくださ
セットアップパスワードの使い方 セットアップパスワードの設定 セットアップパスワードは、Setup Password(セットアップパ スワード)オプションが Not Enabled(無効)に設定されている場合に のみ、設定(または変更)できます。セットアップパスワードを設定する には、Setup Password(セットアップパスワード)オプションをハイラ イト表示して、<+> または <–> キーを押します。パスワードの入力と確 認を求めるプロンプトが表示されます。パスワードに使用できない文字を 指定すると、警告のビープ音が鳴ります。 メモ:セットアップパスワードとシステムパスワードを同じにすること もできます。2 つのパスワードを別にした場合、セットアップパスワード はシステムパスワードの代わりに使用できます。ただし、システムパス ワードをセットアップパスワードの代わりに使用することはできません。 パスワードは半角の英数字で 32 文字まで入力できます。 いずれかの文字キー(またはブランクスペースとしてスペースキー)を押 すと、フィールドには文字の代わりにプレースホルダが表示されます。 パスワードの設定
3 回目までに正しいパスワードを入力しないと、セットアップ画面は表示 されますが、変更することはできません。ただし例外として、System Password(システムパスワード)が Enabled(有効)に設定されてお らず、また Password Status(パスワードステータス)オプションを 使ってロックされていない場合、システムパスワードを設定できます (ただし、既存のシステムパスワードを無効にしたり変更することはでき ません)。 メモ:Setup Password(セットアップパスワード)オプションと Password Status(パスワードステータス)オプションを併用すると、無許可の変更 からシステムパスワードを保護することができます。 既存のセットアップパスワードの削除または変更 1 セットアップユーティリティを起動して、System Security(システ ムセキュリティ)オプションを選択します。 2 Setup Password(セットアップパスワード)オプションをハイライ ト表示し、 を押してセットアップパスワードウィンドウに アクセスし、 を 2 回押し
忘れてしまったパスワードの無効化 194 ページの「忘れてしまったパスワードの無効化」を参照してくだ さい。 ベースボード管理コントローラの設定 ベースボード管理コントローラ(BMC)を使用すると、システムの設定、 監視、回復をリモートで行うことができます。BMC には以下の機能が あります。 • システムの内蔵 NIC を使用する • 障害の記録と SNMP 警告を有効にする • システムイベントログとセンサーステータスへのアクセスを提供 する • 電源オンとオフを含むシステム機能の制御を可能にする • システムの電力状態や OS とは無関係に機能する • セットアップユーティリティ、テキストベースのユーティリティ、 および OS コンソールに対するテキストコンソールリダイレクショ ンを提供する メモ:内蔵 NIC を通じて BMC にリモートでアクセスするには、内蔵 NIC1 とのネットワーク接続が必要です。 BMC の使い方の詳細については、BMC とシステム管理アプリケーション のマニュアルを参照してください。 BMC セットアップモジュールの起動 1 システムの電源を入れ
セットアップユーティリティの使い方
システム部品の取り付け 本項では、以下のシステム部品を取り付ける方法について説明します。 • 前面ベゼル • ハードドライブおよびハードドライブキャリア • 電源ユニット • 内蔵 SD カード • システムファン • SAS コントローラドーターカード • RAID バッテリー • 内蔵 USB メモリキー • 拡張カード • 冷却用エアフローカバー • ファンブラケット • 拡張カードライザー • RAC カード • LOM ドーターカード • オプティカルドライブ • システムメモリ • プロセッサ • システムバッテリー • サイドプレーンボード • SAS/SATA バックプレーンボード • コントロールパネルアセンブリ • システム基板 システム部品の取り付け 73
推奨するツール 本項の手順を実行するには、以下のアイテムが必要です。 • システムキーロックのキー • #1 および #2 のプラスドライバ • T-10 Torx ドライバ • 静電気防止用リストバンド システムの内部 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。安全上の 注意、コンピュータ内部の作業、および静電気障害への対処の詳細につい ては、『製品情報ガイド』を参照してください。 図 3-1 は、システムカバーおよびベゼルが取り外された状態のシステムの 内部配置図です。 74 システム部品の取り付け
図 3-1 システムの内部 6 5 7 8 4 2 3 9 1 10 17 11 16 15 1 3 5 7 9 11 13 15 17 12 14 13 SAS コントローラドーターカード メモリモジュール(16 枚まで) 2 冷却用エアフローカバー(3) 6 8 電源ユニット(1 または 2 台) RAC ドーターカード ヒートシンク / マイクロプロセ ッサ(2) スリムラインオプティカルドライブ (オプション) RAID バッテリー(オプションのバッ テリーキャッシュ付き SAS RAID コン トローラのみ) コントロールパネル 4 10 サイドプレーン ホットプラグ対応電源ユニット冷却 ファン(2) ライザー 2(PCIe スロット 3 および 4) LOM ドーターカード ライザー 1(PCIe スロット 1 および 2) 12 ホットプラグ対応プロセッサフ ァン(4) 14 SAS/SATA バックプレーン 16 SAS または SATA ハードドライブ (1 または 2) システム部品の取り付け 75
システム基板には、システムの制御回路やその他の電子部品が搭載されて います。いくつかのハードウェアオプション(マイクロプロセッサやメモ リなど)は、システム基板に直接取り付けられています。各拡張カードラ イザーには、フルレングスとハーフレングスの PCIe 拡張カードをそれぞ れ 1 枚装着できます。. システムには、オプションのオプティカルドライ ブ 1 台を装着できます。オプティカルドライブは、システム基板上の SATA コントローラに接続します。詳細については、120 ページの「オプ ティカルドライブ」を参照してください。 ハードドライブベイには、2 台までの 2.5 インチ SAS ハードドライブま たは 2 台までの 2.
前面ベゼル ベゼルのロックは、電源ボタン、オプティカルドライブ、およびハードド ライブへのアクセスを制限します。前面パネルにあり、前面ベゼルからア クセスできるコントロールパネル LCD には、システムの状態が表示され ます。図 3-2 を参照してください。 図 3-2 ベゼルを取り付けた状態のコントロールパネル LCD 2 1 1 ベゼル 2 コントロールパネル LCD システム部品の取り付け 77
前面ベゼルの取り外し 1 システムキーを使用して、ベゼルのロックを解除します。 2 ベゼルの左端のタブを押します。 3 ベゼルの左端をシステムから離れるように動かし、ベゼルの右端を取 り外せるようにします。 4 ベゼルを引っ張り、システムから取り外します。図 3-3 を参照してくだ さい。 図 3-3 前面ベゼルの取り外し 2 1 1 ベゼルロック 2 ベゼル 前面ベゼルの取り付け 前面ベゼルを取り付けるには、上記の手順を逆の順番で行います。 78 システム部品の取り付け
システムカバーの開閉 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。安全上の 注意、コンピュータ内部の作業、および静電気障害への対処の詳細につい ては、『製品情報ガイド』を参照してください。 システムカバーの取り外し システムのアップグレードまたはトラブルシューティングを行うには、シ ステムカバーを取り外し内部コンポーネントに触れることができるように します。 1 冷却ファンや電源ユニットなどのホットプラグ対応コンポーネントを 取り付ける場合を除き、システムとシステムに接続されている周辺機 器の電源を切り、システムを電源コンセントと周辺機器から外します。 2 システムカバーを取り外すには、ラッチリリースロックを反時計方向 に回してアンロックの位置にします。図 3-4 を参照してください。 3 システム上部のラッチを持ち上げます。図 3-4 を参照してください。 4 カバーの両側をつかんで、カバーをシステムから慎重に持ち上げて、 取り外します。 システム部品の取り付け 79
システムカバーの取り付け 1 カバーのラッチを持ち上げます。 2 カバーをシステム上部に置き、シャーシの J フックを越えてシステム シャーシに平らにかぶさるように、カバーをわずかに後方にずらし ます。図 3-4 を参照してください。 3 ラッチを押し下げてカバーを閉じ位置に固定します。 4 ラッチリリースロックを時計方向に回してカバーを固定します。 図 3-4 カバーの取り外し 1 2 3 1 ラッチ 3 位置合わせ J フック 80 システム部品の取り付け 2 ラッチリリースロック
ハードドライブ 本項では、SAS または SATA ハードドライブをシステムの内蔵ハードド ライブベイに取り付けて設定する方法について説明します。お使いのシス テムには、2.
ドライブのダミーの取り外し 注意:システムの正常な冷却状態を維持するために、空のハードドライ ブベイには必ずドライブのダミーを取り付ける必要があります。システム からハードドライブキャリアを取り外し、再度取り付けない場合は、キャ リアにドライブのダミーを装着して取り付けなおす必要があります。 ダミーの取り外しは、2.5 インチハードドライブキャリアの場合と同じ要 領で行います。 1 前面ベゼルが取り付けてある場合は、これを取り外します。78 ペー ジの「前面ベゼルの取り外し」を参照してください。 2 ドライブダミーリリースハンドルを開いて、ダミーを取り出せる状 態にします。図 3-5 を参照してください。 3 ドライブベイから外れるまで、ドライブのダミーを手前に引き出し ます。 ドライブのダミーの取り付け ダミーの取り付けは、2.
ホットプラグ対応ハードドライブの取り外し 1 前面ベゼルが取り付けてある場合は、これを取り外します。78 ペー ジの「前面ベゼルの取り外し」を参照してください。 2 RAID 管理ソフトウェアからドライブを取り外す準備を行い、ドライブ キャリアのハードドライブインジケータが、ドライブを安全に取り外 すことができるという信号を発するまで待ちます。ホットプラグ対応 ドライブを取り外す手順の詳細については、SAS コントローラのマ ニュアルを参照してください。 ドライブがオンラインだった場合は、ドライブがパワーダウンす る際に、緑色のアクティビティ / 障害インジケータが点滅します。 両方のドライブインジケータが消灯したら、ドライブを安全に取 り外すことができます。 3 ドライブキャリアリリースハンドルを開いて、ドライブを取り出せ る状態にします。図 3-5 を参照してください。 4 ドライブベイから外れるまで、ハードドライブを手前に引き出します。 5 ハードドライブを再度取り付けない場合は、空いているドライブベイ にドライブのダミーを挿入します。82 ページの「ドライブのダミーの 取り付け」を参照してください。
図 3-5 ホットプラグ対応ハードドライブの取り付け 1 2 3 1 ハードドライブ 3 ドライブキャリアリリースハンドル 2 ドライブキャリア 3 ホットプラグ対応ハードドライブを取り付けます。 a ハードドライブキャリアのハンドルを開きます。 b ハードドライブキャリアがバックプレーンに接触するまで、キャ リアをドライブベイに挿入します。 c ハンドルを閉じ、ドライブを所定の位置にロックします。 4 手順 1 で前面ベゼルを取り外した場合は、これを取り付けます。 84 システム部品の取り付け
ハードドライブキャリアの取り付け お使いのシステムには 2 つのバージョンのハードドライブキャリアが使 用されています。SATA ハードドライブ用のバージョンには、側面のレー ルに一組(4 個)の取り付け穴があります。SAS/SATAu ハードドライブ キャリアと呼ばれるもう 1 つのバージョンには、「SAS」と「SATAu」の どちらの取り付け位置にも対応できるように、別の取り付け穴が 4 個あ ります。SAS/SATAu ハードドライブキャリアを使用する場合、お使いの システムに関しては以下のルールを守ってください。 • SAS/SATAu ドライブキャリアは SAS ハードドライブ専用としてく ださい。 • 「SAS」の取り付け位置のみを使用してください (お使いのシステム では SATAu 用の取り付け位置は使用しません)。 SAS ハードドライブを SAS/SATAu ハードドライブキャリアに取り付け るところを 図 3-6 に示します。 ハードドライブをハードドライブキャリアから取り外す方法 ハードドライブキャリアのスライドレールから 4 本のネジを取り外し、 ハードドライブをキャリアから離
図 3-6 SAS ハードドライブを SAS/SATAu ドライブキャリアに取り付ける方法 3 2 1 1 ネジ(4) 3 ハードドライブ 86 システム部品の取り付け 2 ドライブキャリア
電源ユニット お使いのシステムは、出力 700 W の電源ユニットを 1 台または 2 台サ ポートします。電源ユニットを 1 台だけ取り付ける場合は、左側の電源 ユニットベイ(PS1)に取り付ける必要があります。電源ユニットを 2 台 取り付ける場合、2 台目の電源ユニットはホットプラグ対応の冗長電源と なります。冗長モードでは、効率を最大限に高めるために両方の電源ユ ニットに電力負荷が分散されます。システムの電源が入った状態で 1 台 の電源ユニットを取り外すと、もう 1 台の電源ユニットが電力負荷をす べて引き受けます。 注意:非冗長構成の場合は、システムの正常な冷却状態を維持するた めに、使用しない電源ユニットベイに電源ユニットダミーを取り付ける必 要があります。89 ページの「電源ユニットダミーの取り付け」を参照して ください。 電源ユニットの取り外し 注意:システムが正常に動作するには、電源ユニットが 1 台は必要です。 冗長電源が装備されたシステムでも、電源が入った状態で一度に取り 外し、取り付けができる電源ユニットは、1 台だけです。 メモ:ラックシステムでは、電源ユニットの取り外しに支障が
図 3-7 電源ユニットの取り外しと取り付け 1 2 3 1 ロックタブ 3 電源ユニットのハンドル 2 ケーブル保持ブラケット 電源ユニットの取り付け 1 電源ユニットのハンドルを引き上げた状態で、新しい電源ユニットを シャーシに押し込みます。図 3-7 を参照してください。 2 電源ユニットのフェースプレートと同一面になり、橙色のスナップで 固定されるところまでハンドルを下げます。図 3-7 を参照してくだ さい。 88 システム部品の取り付け
3 電源ケーブルを電源ユニットに接続します。 a ケーブル保持ブラケットの電源ユニット側から、電源ケーブルを ケーブル保持ブラケットに通します(図 3-7 を参照)。 b 電源ユニットの背面で、ケーブル保持ブラケットから電源プラグ までの間でケーブルを環状にし、接続します。 c ケーブルのもう一方の端を配電ユニット(PDU)または電源コ ンセントに接続します。 メモ:新しい電源ユニットを取り付けたら、システムが電源ユニットを 認識するまで数秒待ち、正常に動作することを確認します。電源ユニット のステータスインジケータが緑色に点灯し、電源ユニットが適切に機能し ていることを示します。図 1-4 を参照してください。 電源ユニットダミーの取り外し 2 台目の電源ユニットを取り付ける場合は、ダミーのハンドルを外側へ 引き、ベイから外れるようにダミーをわずかに回転させて取り外し、 シャーシから取り出します。 注意:非冗長構成の場合は、システムの正常な冷却状態を維持するため に、2 つ目の電源ユニットベイに電源ユニットダミーを取り付ける必要が あります。電源ユニットダミーは、2 台目の電源ユニットを取り付
内蔵 SD カード システムには、拡張カードライザー 1 上に内蔵 SD カード用のスロットが 装備されています。 メモ:お使いのシステムで SD カードを使用するには、セットアップユー ティリティで SD カードポートが有効に設定されていることを確認します。 51 ページの「セットアップユーティリティの使い方」を参照してくだ さい。 SD カードの取り外し 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。安全上の 注意、コンピュータ内部の作業、および静電気障害への対処の詳細につい ては、『製品情報ガイド』を参照してください。 1 システムおよび接続されているすべての周辺機器の電源を切り、電源 コンセントから外します。 2 システムカバーを開きます。79 ページの「システムカバーの取り外し」 を参照してください。 3 ライザー 1 上の SD カードの位置を確認します。カードを押し下げ てロックを解除し、 カードスロットから取り出します。図 3-8 を参 照してください。 4 システムカバーを閉じます。80 ページの「システムカバーの
図 3-8 内蔵 SD カードの取り外しまたは取り付け 3 2 1 1 ライザー 1 3 SD カード 2 SD カードスロット(SD コネクタ) システム部品の取り付け 91
SD カードの取り付け 1 システムおよび接続されているすべての周辺機器の電源を切り、電源 コンセントから外します。 2 システムカバーを開きます。79 ページの「システムカバーの取り外し」 を参照してください。 3 ライザー 1 上の SD カードスロットの位置を確認します。ライザー から見てカードのラベルが外側を向くようにして、 カードのピンが ある側をスロットに挿入します。図 3-8 を参照してください。 メモ:スロットは正しい方向にしかカードを挿入できないように設 計されています。 4 カードを押し下げてスロットに固定します。 5 システムカバーを閉じます。80 ページの「システムカバーの取り付け」 を参照してください。 システムファン システムにはホットプラグ対応ファンが 6 台搭載されており、システム 内部の部品を冷却します。オプティカルドライブと SAS バックプレーン の背面にあるファン 1 ~ 4 は、プロセッサと「B」メモリモジュールを冷 却します。電源ユニットベイの近くにあるファン 5 と 6 は、「A」メモリ モジュールと電源ユニットを冷却します。図 3-9 を参照してください。
2 ファンのハンドルを起こして持ち、ファンをファンブラケットから まっすぐに引き上げて、シャーシから取り外します。図 3-9 を参照して ください。 図 3-9 冷却ファンの取り外しと取り付け 2 3 1 4 1 3 ファン 1 2 ファン 4 ファンリリースハンドル 4 ファンブラケット 冷却ファンの取り付け 1 ファンのハンドルが垂直に起きていることを確認して、ファンをファ ンブラケットに挿入し、完全に装着します。ファンのハンドルを下 げて、所定の位置に固定します。図 3-9 を参照してください。 2 システムカバーを閉じます。80 ページの「システムカバーの取り付け」 を参照してください。 システム部品の取り付け 93
SAS コントローラドーターカード お使いのシステムには、サイドプレーンに内蔵 SAS コントローラドー ターカード用の専用スロットがあります。このドーターカードは、システ ムの内蔵ハードドライブに SAS ストレージサブシステムを提供するもの です。コントローラは、SAS ハードドライブのみ、または SATA ハード ドライブのみの構成をサポートしており、ハードドライブを RAID 構成に 設定できます。設定可能な RAID の種類は、システムに搭載されている SAS コントローラのバージョンに応じて異なります。 SAS コントローラドーターカードの取り付け 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。安全上の 注意、コンピュータ内部の作業、および静電気障害への対処の詳細につい ては、『製品情報ガイド』を参照してください。 1 システムおよび接続されているすべての周辺機器の電源を切り、電源 コンセントから外します。 2 システムカバーを開きます。79 ページの「システムカバーの取り外し」 を参照してください。 3 ハードドライブ
図 3-10 SAS コントローラドーターカードの取り付け 4 3 2 5 1 6 7 8 1 SAS コントローラドーターカード 2 サイドプレーン 3 SAS コントローラドーターカードソ ケット 4 リリースタブ 5 RAID バッテリーコネクタ (バッテリーキャッシュ付き SAS RAID コントローラのみ) 6 切り欠き 7 SAS ケーブル(1) 8 SAS コネクタ(1 または 2 個) (SAS 0 のみ使用) システム部品の取り付け 95
5 インタフェースケーブルの一方の端を SAS コントローラのコネク タ 0 に、もう一方の端をバックプレーン SAS コネクタに接続します。 図 3-11 を参照してください。 メモ:ケーブルは、必ずケーブルのコネクタラベルの表記に従って 接続してください。ケーブルを逆方向に取り付けると機能しません。 図 3-11 SAS コントローラドーターカードのケーブル接続 2 3 1 4 1 SAS コントローラドーターカード 2 SAS 0 コネクタ 3 SAS_A コネクタ(BKPLN コネクタの下) 4 SAS ケーブル(1) 6 バッテリーキャッシュ付き SAS RAID コントローラ用に RAID バッテ リーを取り付けます。97 ページの「RAID バッテリーの取り付け」を参 照してください。 96 システム部品の取り付け
SAS コントローラドーターカードの取り外し 1 SAS ケーブルを SAS コントローラドーターカードから外します。 2 青色のリリースタブを押し下げ、SAS コントローラドーターカードを サイドプレーンコネクタから押し出します。図 3-10 を参照してくだ さい。 3 カードトレイをシャーシのフックから外し、システムからカードを取 り出します。 4 取り付けてある場合は、RAID バッテリーをバッテリーホルダから取り 外します。 RAID バッテリー 本項の情報は、オプションのバッテリーキャッシュ付き SAS コントロー ラドーターカードが搭載されたシステムにのみ適用されます。 RAID バッテリーの取り付け 1 RAID バッテリーをバッテリーキャリアに挿入します。図 3-12 を参照 してください。 2 ハードドライブベイ上部の SAS ドーターカードの右側にあるバッテ リーベイの位置を確認します。 3 バッテリーキャリアと RAID バッテリーをシステムのバッテリーキャ リアスロットに挿入し、バッテリーケーブルをストレージドーター カードに接続します。バッテリーキャリアがスロットと揃っているこ
図 3-12 RAID バッテリーの取り付け 2 3 1 4 1 3 98 RAID バッテリーコネクタ (RAID_BATT) RAID バッテリー システム部品の取り付け 2 バッテリーキャリア 4 シャーシのバッテリーキャリアスロット(2)
起動デバイスの設定 メモ:SAS または SCSI アダプタに取り付けられた外付けデバイスからの システム起動はサポートされていません。外付けデバイスからの起動に関 する最新のサポート情報については、support.dell.
オプションの内蔵 USB メモリキーの取り付け 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。安全上の 注意、コンピュータ内部の作業、および静電気障害への対処の詳細につい ては、『製品情報ガイド』を参照してください。 1 システムと周辺機器の電源を切り、システムをコンセントから外し ます。 2 システムカバーを開きます。79 ページの「システムカバーの取り外し」 を参照してください。 3 拡張カードライザー 2 にある USB コネクタの位置を確認します (図 6-4 を参照)。 スロット 3 にフルレングスの拡張カードが装着されていると、場合 によっては USB キーを取り付けるためにカードを取り外す必要があ ります。103 ページの「拡張カードの取り外し」を参照してくだ さい。 4 ボードの USB コネクタに USB メモリキーを挿入します。図 3-13 を参 照してください。 5 必要に応じて、スロット 3 に拡張カードを取り付けます。102 ページの 「拡張カードの取り付け」を参照してください。 6 システムカバーを閉じます
図 3-13 内蔵 USB キーの取り付け 2 1 3 1 USB メモリキー 3 拡張カードライザー 2 2 内部 USB コネクタ システム部品の取り付け 101
拡張カード システムには PCI Express(PCIe)拡張カードを 4 枚まで取り付けるこ とができます。 • • 拡張カードライザー 1 にはスロットが 2 個あります。 – スロット 1 はフルレングス PCIe x8 レーン拡張スロット。 – スロット 2 はハーフレングス PCIe x4 レーン拡張スロット。 拡張カードライザー 2 にはスロットが 2 個あります。 – スロット 3 はフルレングス PCIe x8 レーン拡張スロット。 – スロット 4 はハーフレングス PCIe x8 レーン拡張スロット。 拡張カードスロットのバスはそれぞれ別になっています。拡張スロットの 位置を確認するには、191 ページの「拡張カードライザーボードのコン ポーネントおよび PCIe バス」を参照してください。 拡張カードの取り付けガイドライン 拡張カードスロットに関しては、以下の点に注意してください。 • 拡張カードスロットはホットプラグには対応していません。 • スロット 2 は物理的には PCIe x8 コネクタと変わりませんが、 PCIe x4 レーンスロットとしてのみ機
1 拡張カードを箱から出し、取り付けの準備をします。 手順については、カードに付属のマニュアルを参照してください。 2 システムおよび接続されているすべての周辺機器の電源を切り、電源 コンセントから外します。 3 システムカバーを開きます。79 ページの「システムカバーの取り外し」 を参照してください。 4 拡張カードガイドラッチを開き、システムの背面にあるフィラーブラ ケットを取り外します。図 3-14 を参照してください。 5 拡張カードを取り付けます。 a 拡張カードがフルレングスの場合は、カードの前端をフロント カードガイドに合わせます。図 3-14 を参照してください。 b カードエッジコネクタが拡張カードのライザボード上の拡張カー ドコネクタと揃うように拡張カードを置きます。 c カードエッジコネクタを PCIe カードコネクタにしっかりと挿 入し、カードを固定します。 d カードをコネクタに固定したら、拡張カードラッチを閉じます。 図 3-14 を参照してください。 6 新しいカードの拡張カードケーブルをすべて接続します。 ケーブルの接続については、拡張カードに付属のマニュアルを
図 3-14 拡張カードの取り外しまたは取り付け 3 4 2 5 1 1 フロントカードガイド 2 拡張カード 3 拡張カード コネクタ 4 カードエッジコネクタ 5 拡張カードガイドラッチ 4 次の手順で拡張カードを取り外します。 104 a システムシャーシの背面で拡張カードラッチを開きます。 図 3-14 を参照してください。 b 拡張カードの上の角をつまんで、拡張カードコネクタから慎重に 取り外します。 システム部品の取り付け
5 拡張カードを取り外したままにする場合は、空の拡張スロットの開口 部に金属製のフィラーブラケットを取り付け、拡張カードラッチを閉 じます。 メモ:Federal Communications Commission (FCC) 認可規格にシステムを 準拠させるには、空の拡張スロットにフィラーブラケットを取り付 ける必要があります。ブラケットには、システム内部の正常な冷却 と換気を助ける働きもあります。 6 システムカバーを閉じます。80 ページの「システムカバーの取り付け」 を参照してください。 冷却用エアフローカバー システムには冷却用エアフローカバーが 3 つあり、冷却ファンからシス テムプロセッサ(プロセッサ冷却用エアフローカバー)とメモリモジュー ル(メモリモジュール冷却用エアフローカバー「A」と「B」)に空気を流 して冷却する仕組みになっています。 警告:DIMM は、システムの電源を切った後もしばらくは高温です。 DIMM が冷えるのを待ってから作業してください。 注意:メモリ冷却用エアフローカバーを取り外した状態でシステムを使 用しないでください。システムがオーバーヒートして、すぐにシステム
図 3-15 冷却用エアフローカバーの取り外しと取り付け 4 3 5 6 2 1 7 8 1 ピンカラー(2) メモリモジュール冷却用エアフロー カバー(「A」) 2 4 プロセッサ冷却用エアフローカバー リリースタブ 5 メモリモジュール冷却用エアフロー カバー(「B」) 6 ピンカラー(2) 7 取り付けピン(6) 8 ファンブラケットの取り付けピン(2) 3 106 システム部品の取り付け
プロセッサ冷却用エアフローカバーの取り外し 1 システムおよび接続されているすべての周辺機器の電源を切り、電源 コンセントから外します。 2 システムカバーを開きます。79 ページの「システムカバーの取り外し」 を参照してください。 3 プロセッサ冷却用エアフローカバーの両側にある 2 つのメモリモ ジュール冷却用エアフローカバーを取り外します。 4 拡張カードライザー 2 から拡張カードを取り外します。103 ページの 「拡張カードの取り外し」を参照してください。 5 拡張カードライザー 2 を取り外します。112 ページの「拡張カードライ ザー 2 の取り外し」を参照してください。 6 エアフローカバーを持ち上げてシステムから取り外します。図 3-15 を 参照してください。 プロセッサ冷却用エアフローカバーの取り付け 1 プロセッサ冷却用エアフローカバーの底部にあるピンカラーを 2 つの ファンブラケット上にあるピンに合わせます。図 3-15 を参照してくだ さい。 2 プロセッサ冷却用エアフローカバーをまっすぐにピンに差し込み ます。 3 拡張カードライザー 2 を取り付けます。112 ページの「拡
4 システムカバーを閉じます。80 ページの「システムカバーの取り付け」 を参照してください。 5 電源ケーブルをコンセントに差し込んで、システムと周辺機器の電源 を入れます。 ファンブラケット ファンブラケットの取り外し 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。安全上の 注意、コンピュータ内部の作業、および静電気障害への対処の詳細につい ては、『製品情報ガイド』を参照してください。 1 システムおよび接続されているすべての周辺機器の電源を切り、電源 コンセントから外します。 2 システムカバーを開きます。79 ページの「システムカバーの取り外し」 を参照してください。 3 ファンブラケットからファンを取り外します。92 ページの「システム ファンの取り外し」を参照してください。 4 ライザー 2 から拡張カードを取り外します。103 ページの「拡張カード の取り外し」を参照してください。 5 拡張カードライザー 2 を取り外します。112 ページの「拡張カードライ ザー 2 の取り外し」を参照してください。 6 3 つの冷却
図 3-16 プロセッサファンブラケットの取り外しと取り付け 2 1 1 リリースラッチ 2 ファンブラケット ファンブラケットの取り付け 1 ファンブラケット底部のタブとフックがブラケットベースに正しく差 し込まれるように、ファンブラケットをブラケットベース上に下ろし ます。図 3-16 を参照してください。 2 ブラケットを正しく差し込んだ状態でスライドさせ、所定の位置に固 定します。 3 ファンをファンブラケットに取り付けます。93 ページの「冷却ファン の取り付け」を参照してください。 4 冷却用エアフローカバーを取り付けます。105 ページの「冷却用エアフ ローカバー」を参照してください。 5 拡張カードライザー 2 を取り付けます。112 ページの「拡張カードライ ザー 2 の取り付け」を参照してください。 6 ライザー 2 に拡張カードを取り付けます。102 ページの「拡張カードの 取り付け」を参照してください。 システム部品の取り付け 109
7 必要に応じて、SAS コントローラドーターカードを取り付けます。 94 ページの「SAS コントローラドーターカードの取り付け」を参照し てください。 8 システムカバーを閉じます。80 ページの「システムカバーの取り付け」 を参照してください。 拡張カードライザー 拡張カードライザー 1 の取り外し 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。安全上の 注意、コンピュータ内部の作業、および静電気障害への対処の詳細につい ては、『製品情報ガイド』を参照してください。 メモ:拡張カードライザーをシステムから取り外す前に、すべての拡張 カードをライザーから取り外す必要があります。 1 システムおよび接続されているすべての周辺機器の電源を切り、電源 コンセントから外します。 2 システムカバーを開きます。79 ページの「システムカバーの取り外し」 を参照してください。 3 拡張カードに接続されているケーブルをすべて外します。 4 拡張カードライザーから拡張カードをすべて取り外します。103 ペー ジの「拡張カードの取り外し」を参照し
拡張カードライザー 1 の取り付け 2 つのピンカラーをシステム基板の取り付けピンに合わせ、センターライ ザーボードのコネクタがシステム基板のソケットに完全に装着される まで、ボードをゆっくりと下ろします。図 3-17 を参照してください。 図 3-17 拡張カードライザー 1 の取り外しと取り付け 2 3 4 1 5 1 ピンカラー(2) 2 リリースタブ 3 拡張カードライザー 1 4 取り付けピン(2) 5 システム基板のソケット システム部品の取り付け 111
拡張カードライザー 2 の取り外し 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。安全上の 注意、コンピュータ内部の作業、および静電気障害への対処の詳細につい ては、『製品情報ガイド』を参照してください。 メモ:拡張カードケージをシステムから取り外す前に、すべての拡張 カードを拡張カードケージから取り外す必要があります。 1 システムおよび接続されているすべての周辺機器の電源を切り、電源 コンセントから外します。 2 システムカバーを開きます。79 ページの「システムカバーの取り外し」 を参照してください。 3 拡張カードに接続されているケーブルをすべて外します。 4 拡張カードライザーから拡張カードをすべて取り外します。103 ペー ジの「拡張カードの取り外し」を参照してください。 5 拡張カードライザー 2 にある 2 つの青色のリリースラッチを押し、 ライザーをまっすぐ持ち上げてシャーシから取り出します。図 3-18 を 参照してください。 拡張カードライザー 2 の取り付け 1 拡張カードライザー 2 の両端のガイドをシステ
図 3-18 拡張カードライザー 2 の取り外しと取り付け 2 3 1 4 1 3 拡張カードライザー 2 2 リリースラッチ(2) ピンカラー(2) 4 取り付けピン(2) ライザー 2 ボードを拡張カードブラケットから取り外す方法 1 システムおよび接続されている周辺機器の電源を切って、システムを 電源コンセントから外します。 2 システムカバーを開きます。79 ページの「システムカバーの取り外し」 を参照してください。 3 拡張カードライザー 2 から拡張カードをすべて取り外します。 103 ページの「拡張カードの取り外し」を参照してください。 4 拡張カードライザー 2 を取り外します。112 ページの「拡張カードライ ザー 2 の取り外し」を参照してください。 システム部品の取り付け 113
図 3-19 ライザー 2 ボードの取り外しと取り付け 1 2 5 1 4 拡張カードブラケット 2 ライザー 2 ボード 3 プラスネジ 4 タブスロット(4) 5 タブフック(4) 3 5 次の手順で拡張カードのライザーボードを取り外します。 114 a プラスドライバを使用して、アセンブリから固定ネジを外し ます。図 3-19 を参照してください。 b ライザーボードをスライドさせて、4 個の固定タブフックから外 します。 c ライザーボードを持ち上げてブラケットから外します。 システム部品の取り付け
ライザー 2 ボードを拡張カードブラケットに取り付ける方法 1 4 個のタブフックがライザーボードのタブスロットに完全に挿入され るように、ライザーボードを拡張カードブラケット内に置きます。 図 3-19 を参照してください。 2 ライザーボードをタブフックに差し込みます。 3 プラスドライバを使用して、プラスネジでボードを固定します。 4 拡張カードライザー 2 を取り付けます。112 ページの「拡張カードライ ザー 2 の取り付け」を参照してください。 5 すべての拡張カードを拡張カードスロットに取り付けます。102 ペー ジの「拡張カードの取り付け」を参照してください。 6 システムカバーを閉じます。80 ページの「システムカバーの取り付け」 を参照してください。 RAC カード オプションのリモートアクセスコントローラ(RAC)には、サーバーを リモートで管理できる一連のアドバンス機能が備わっています。 RAC カードの取り外し 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。安全上の 注意、コンピュータ内部の作業、および静
図 3-20 RAC カードの取り外しと取り付け 3 4 2 1 5 7 6 1 突起の穴(2) 2 RAC カードコネクタ(2) 3 RAC カードケーブル(2) 4 RAC カード 5 サポート突起 6 切り欠き 7 保持突起(2) 6 青色の保持突起タブの 1 つをわずかに引き、RAC カードの端を慎重に 突起から外します。もう 1 つの保持突起についても、この手順を繰り返 します。 7 RAC カードの固定されていない方の端を持ち上げて、カードを引いて サポート突起から外します。 8 RAC カードを取り外したままにする場合は、リボンケーブルをシステ ム基板から外して取り出し、システムの背面パネルにプラスチック製 のフィラープラグを挿入します。 116 システム部品の取り付け
注意:RAC ケーブルをシステム基板から取り外す際には、ケーブルコネ クタの金属部分を挟むように押し、コネクタを慎重にソケットから外し ます。コネクタを取り外す際にケーブルを引っ張らないでください。ケー ブルが損傷するおそれがあります。 9 拡張カードライザー 1 を取り付けます。111 ページの「拡張カードライ ザー 1 の取り付け」を参照してください。 10 拡張カードライザー 1 にすべての拡張カードを取り付けます。 102 ページの「拡張カードの取り付け」を参照してください。 11 システムカバーを閉じます。80 ページの「システムカバーの取り付け」 を参照してください。 RAC カードの取り付け 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。安全上の 注意、コンピュータ内部の作業、および静電気障害への対処の詳細につい ては、『製品情報ガイド』を参照してください。 1 システムおよび接続されているすべての周辺機器の電源を切り、電源 コンセントから外します。 2 システムカバーを開きます。79 ページの「システムカバーの取り外
9 2 本の短いリボンケーブルを RAC カードとシステム基板に接続し ます。コネクタの位置については、図 6-2 を参照してください。 注意:ケーブルをシステム基板に取り付ける際には、周囲にあるシステ ム基板上のコンポーネントを損傷しないように気をつけてください。 a 1 本のケーブルを RAC カードのコネクタ 1 とシステム基板の RAC_CONN1 に接続します。 b 2 本目のケーブルを RAC カードのコネクタ 2 とシステム基板 の RAC_CONN2 に接続します。 10 拡張カードライザー 1 を取り付けます。111 ページの「拡張カードライ ザー 1 の取り付け」を参照してください。 11 拡張カードライザー 1 にすべての拡張カードを取り付けます。 102 ページの「拡張カードの取り付け」を参照してください。 12 システムカバーを閉じます。80 ページの「システムカバーの取り付け」 を参照してください。 RAC カードの設定と使い方については、RAC カードのマニュアルを参照 してください。 LOM ドーターカード LOM(LAN-on-Motherboard)NIC ドータ
図 3-21 LOM ドーターカードの取り付けと取り外し 3 4 2 1 5 6 1 保持突起(2) 2 LOM ドーターカードコネクタ 3 保持突起の穴(2) 4 LOM ドーターカード 5 サポート突起 6 切り欠き 3 拡張カードライザー 2 から拡張カードをすべて取り外します。 103 ページの「拡張カードの取り外し」を参照してください。 4 カードの前端にある青色の保持突起タブ(2 つ)をわずかに後方へ引き、 LOM カードの端を突起から慎重に外します。 カードが突起から外れると、LOM カードの下のコネクタがシステム 基板から外れます。 5 カードを後方にスライドさせてカードの後端を 2 つのサポート突起か ら外し、カードを持ち上げてシステムから取り出します。 システム部品の取り付け 119
LOM ドーターカードの取り付け 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。安全上の 注意、コンピュータ内部の作業、および静電気障害への対処の詳細につい ては、『製品情報ガイド』を参照してください。 1 LOM カードを、カードの NIC コネクタが背面パネルの LOM カード開 口部に入る角度にします。 2 2 つのサポート突起がカード両端の切り欠きに挿入されるように、カー ドをまっすぐにします。図 3-21 を参照してください。 3 カードをわずかに後方にスライドさせ、LOM システム基板コネクタの 横にある前側のプラスチック製の保持突起(2 つ)に LOM カードの前 端を合わせ、完全に装着されるまでカードの側面を押し下げます。 図 3-20 を参照してください。 RAC カードの前端が所定の位置に収まると、プラスチック製の突起 がカチッと音がしてカード前端部の穴にはまります。 4 拡張カードライザー 2 にすべての拡張カードを取り付けます。 102 ページの「拡張カードの取り付け」を参照してください。 5 システムカバーを
2 システムカバーを開きます。79 ページの「システムカバーの取り外し」 を参照してください。 3 オプティカルドライブトレイの背面からオプティカルドライブケーブ ルを外します。 4 オプティカルドライブを取り外すには、オプティカルドライブトレイ の背面にある青色のリリースタブを引いて、トレイをシステムから取 り出します。図 3-24 を参照してください。 オプティカルドライブの取り付け 1 オプティカルドライブトレイを前面パネルの開口部に合わせます。 図 3-22 を参照してください。 2 カチッと音がして所定の位置に収まるまで、ドライブトレイを押し込 みます。 3 ドライブトレイの背面にオプティカルドライブケーブルを接続し ます。 4 まだ接続していない場合は、オプティカルドライブの電源ケーブルと インタフェースケーブルを SAS/SATA バックプレーンコネクタとシス テム基板コネクタに接続します。 a 電源ケーブルをバックプレーンボードの CD_PWR コネクタに接 続します。コネクタの位置については 図 6-3 を、ケーブルの配 線については 図 3-22 を参照してください。 b インタフ
図 3-22 オプティカルドライブトレイの取り外しと取り付け 3 2 4 1 5 1 オプティカルドライブ 2 オプティカルドライブインタフェース ケーブル 3 電源ケーブル 4 オプティカルドライブのリリースタブ 5 オプティカルドライブトレイ 122 システム部品の取り付け
図 3-23 オプティカルドライブのケーブル接続 2 3 1 4 5 6 1 システム基板の SATA コネクタ (SATA_A) 2 SATA インタフェースケーブル 3 シャーシ側面の配線タブ 4 オプティカルドライブの SATA コネ クタ 5 オプティカルドライブの電源ケーブル 6 バックプレーンの CD_PWR コネクタ システム部品の取り付け 123
オプティカルドライブをオプティカルドライブトレイから取り外 す方法 キャリアの左側で背面のタブを外側へ引き、同時にオプティカルドライブ の左側を引き上げて、ドライブをトレイから外します。図 3-24 を参照し てください。 図 3-24 オプティカルドライブをオプティカルドライブキャリアに取り付ける / 取り外す方法 1 2 1 オプティカルドライブ 2 オプティカルドライブキャリア オプティカルドライブをオプティカルドライブトレイに取り付け る方法 1 オプティカルドライブをドライブトレイに対して少し角度をつけた状 態で、オプティカルドライブの右側をドライブトレイの右側に下ろし ます。図 3-24 を参照してください。 2 オプティカルドライブの左側を下ろし、所定の位置に収まるまで、ドラ イブをトレイに押し込みます。 124 システム部品の取り付け
システムメモリ 667 MHz レジスタパリティ DDR2 メモリモジュール(DIMM)を、512 MB、1 GB、2 GB、4 GB、または 8 GB のシングルランクまたはデュアル ランクモジュールのセットで取り付けることで、システムメモリを最大 128 GB までアップグレードできます(クアッドランクモジュールはサ ポートされていません)。メモリソケットは、システム基板上のメモリモ ジュール冷却用エアフローカバーの下にあり、8 ソケットずつの 2 つのグ ループに分かれています。8 ソケットの各グループは、それぞれのプロ セッサに隣接しています。 お使いのシステムハードウェアは、NUMA(Non-Uniform Memory Architecture)をサポートしています。アクセスタイムを短縮するために、 各プロセッサには独自のメモリコントローラとローカルメモリがありま すが、プロセッサは別のプロセッサからメモリにアクセスすることもでき ます。この機能をサポートする OS がインストールされている場合は、こ のアーキテクチャによりシステムパフォーマンスが向上します。 注意:NUMA を有効にするには、セ
• 同一の DIMM セットと一段階小さいサイズの同一の DIMM セットを 組み合わせて使用することもできます。たとえば、2 GB の DIMM で 構成される DIMM のセットは、1 GB の DIMM で構成される別の セットと組み合わせて使用できますが、512 MB の DIMM で構成さ れるセットと組み合わせることはできません。容量の大きな DIMM から順に低い番号の DIMM ソケットに取り付けてください。 上記のガイドラインに従って使用可能なメモリ構成を 表 3-1 に示します。 表 3-1 メモリ構成 メモリ合計 DIMM のセット(ソケットごとのサイズ) DIMM のセット DIMM のセット A1、A2、B1、B2 A3、A4、B3、B4 DIMM のセット A5、A6、A7、A8、 B5、B6、B7、B8 2 GB 512 MB 4 GB 512 MB 512 MB 8 GB 512 MB 512 MB 4 GB 1 GB 6 GB 1 GB 512 MB 8 GB 1 GB 1 GB 12 GB 1 GB 1 GB 512 MB
表 3-1 メモリ構成 メモリ合計 DIMM のセット(ソケットごとのサイズ) DIMM のセット DIMM のセット A1、A2、B1、B2 A3、A4、B3、B4 DIMM のセット A5、A6、A7、A8、 B5、B6、B7、B8 32 GB 8 GB 48 GB 8 GB 4 GB 64 GB 8 GB 8 GB 96 GB 8 GB 8 GB 4 GB 128 GB 8 GB 8 GB 8 GB メモリスペアリングのサポート 表 3-1 に示したメモリ構成のうち、すべてのソケットに DIMM を装着し た構成のシステムでは、メモリスペアリングがサポートされています。 セットアップユーティリティの Memory Information(メモリ情報)画面 でメモリスペアリングの機能を有効に設定する必要があります。51 ペー ジの「セットアップユーティリティの使い方」を参照してください。 メモ:メモリスペアリングとノードのインタリービングの両方の機能を 同時に使用することはできません。メモリスペアリングを使用するには、 セットアップユーティリティで Node Inte
各 DIMM の第 1 ランクのみが割り当てられるため、デュアルランク DIMM の容量の半分だけがスペアリング用に割り当てられます。両方の DIMM の第 2 ランクは利用可能なメモリです。 メモリスペアリングでは、高い番号のソケットペアから順に(具体的には ソケット 3/4 またはソケット 7/8)DIMM ソケットを検索することで、使 用可能なメモリチャネルの 1 つのスペアとするのに十分な DIMM の容量 を算出します。これらのソケット内の DIMM に、使用可能なメモリの チャネルのスペアとなるのに十分な容量があれば、それら 2 枚の各 DIMM の第 1 ランクがスペアとされます。メモリの容量が、使用可能なメモリ チャネルのスペアとなるのに不十分である場合は、より低い番号のソケッ ト内の DIMM のランクがスペアとされます。さまざまなメモリ構成でメ モリスペアリングがどう機能するかを 表 3-2 に示します。 表 3-2 メモリスペアリングの構成 DIMM A1、A2、 B1、B2 A3、A4、 B3、B4 A5、A6、 B5、B6 A7、A8、 B7、B8 利用可能 なメモリ スペ
メモリモジュールの取り付け 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。安全上の 注意、コンピュータ内部の作業、および静電気障害への対処の詳細につい ては、『製品情報ガイド』を参照してください。 1 システムおよび接続されているすべての周辺機器の電源を切り、電源 コンセントから外します。 2 システムカバーを開きます。79 ページの「システムカバーの取り外し」 を参照してください。 3 メモリ冷却用エアフローカバーを取り外します。105 ページの「メモリ モジュール冷却用エアフローカバーの取り外し」を参照してください。 注意:メモリ冷却用エアフローカバーの取り外しは、必ずあらかじめシ ステムの電源を切ってから行ってください。システムがオーバーヒート して、すぐにシステムがシャットダウンし、データが失われるおそれがあ ります。 4 システム基板上のメモリモジュールソケットの位置を確認します。 図 6-2 を参照してください。 警告:DIMM は、システムの電源を切った後もしばらくは高温です。 DIMM が冷えるのを待ってから作業してく
図 3-25 メモリモジュールの取り付けと取り外し 1 2 3 4 1 3 メモリモジュール 2 メモリモジュールソケットのイジェクタ(2) ソケット 4 位置合わせキー(2) 7 人差し指でイジェクタを引き上げながら、親指でメモリモジュールを 押し下げて、メモリモジュールをソケットにしっかりはめ込みます。 メモリモジュールがソケットに適切に取り付けられると、メモリモ ジュールソケットのイジェクタがメモリモジュールが装着されてい る別のソケットのイジェクタと同じ位置に揃います。 8 手順 3 ~ 手順 7 を繰り返して、残りのメモリモジュールを取り付け ます。 9 メモリ冷却用エアフローカバーを取り付けます。107 ページの「プロ セッサ冷却用エアフローカバーの取り付け」を参照してください。 注意:メモリ冷却用エアフローカバーを取り外した状態でシステムを使 用しないでください。システムがオーバーヒートして、すぐにシステムが シャットダウンし、データが失われるおそれがあります。 10 システムカバーを閉じます。79 ページの「システムカバーの取り外し」 を参照してください。 11 (オプション
12 値が正しくない場合、1 枚または複数のメモリモジュールが正しく取り 付けられていない可能性があります。手順 2 ~ 手順 11 を繰り返し、 メモリモジュールがソケットにしっかり装着されていることを確認し ます。 13 システム診断プログラムでシステムメモリのテストを実行します。 180 ページの「システム診断プログラムの実行」を参照してください。 メモリモジュールの取り外し 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。安全上の 注意、コンピュータ内部の作業、および静電気障害への対処の詳細につい ては、『製品情報ガイド』を参照してください。 1 システムおよび接続されているすべての周辺機器の電源を切り、電源 コンセントから外します。 2 システムカバーを開きます。79 ページの「システムカバーの取り外し」 を参照してください。 3 メモリ冷却用エアフローカバーを取り外します。105 ページの「メモリ モジュール冷却用エアフローカバーの取り外し」を参照してください。 注意:メモリ冷却用エアフローカバーの取り外しは、必ずあらかじ
内蔵 NIC TOE システムの内蔵 NIC の TOE(TCP/IP オフロードエンジン)機能は、シス テム基板の TOE_KEY ソケットに取り付けられている LOM NIC ハード ウェアキーによって有効になります(図 6-2 を参照)。TOE 機能の設定方 法については、このシステムに付属のユーザーマニュアルを参照してくだ さい。 プロセッサ お使いのプロセッサは、将来速度と機能が向上したプロセッサに交換し て、アップグレードすることができます。各プロセッサとそれぞれの内部 キャッシュメモリは、システム基板の ZIF ソケットに取り付けられた LGA(Land Grid Array)パッケージに格納されています。 プロセッサの取り外し 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。安全上の 注意、コンピュータ内部の作業、および静電気障害への対処の詳細につい ては、『製品情報ガイド』を参照してください。 1 システムをアップグレードする前に、support.dell.
6 拡張カードライザー 2 を取り外します。112 ページの「拡張カードライ ザー 2 の取り外し」を参照してください。 7 プロセッサ冷却用エアフローカバーを取り外します。107 ページの「プ ロセッサ冷却用エアフローカバーの取り外し」を参照してください。 注意:プロセッサを取り外すこと以外の目的で、ヒートシンクをプロ セッサから取り外さないでください。ヒートシンクは適切な温度条件を保 つために必要な部品です。 8 #2 プラスドライバを使用して、2 本のヒートシンク固定ネジのうち 1 本を緩めます。図 3-26 を参照してください。 9 ヒートシンクとプロセッサの接続が緩むまで、30 秒ほど待ちます。 10 もう 1 本のヒートシンク固定ネジを緩めます。 11 ヒートシンクを慎重に持ち上げてプロセッサと切り離します。ヒート シンクは取っておきます。 注意:プロセッサは強い圧力でソケットに固定されています。リリース レバーはしっかりつかんでいないと突然跳ね上がるおそれがあります ので、ご注意ください。 12 ソケットリリースレバーを親指でしっかりと押さえ、レバーをロック 位置から外します。レバーを上方向に
図 3-26 ヒートシンクの取り付けと取り外し 2 1 1 ヒートシンク 2 ヒートシンク固定ネジ(2) 13 プロセッサシールドを上方向に持ち上げて、プロセッサが取り出せる 状態にします。 14 プロセッサをソケットから取り外したら、ソケットに新しいプロセッ サを取り付けられるように、リリースレバーは立てたままにしておき ます。 注意:プロセッサを取り外す際には、ZIF ソケットのピンを曲げないよう に気をつけてください。ピンを曲げるとシステム基板が破損して修復でき ない場合があります。 134 システム部品の取り付け
図 3-27 プロセッサの取り付けと取り外し 2 1 3 6 4 5 1 プロセッサの切り込み(2) 2 プロセッサ 3 ソケットリリースレバー 4 ZIF ソケット 5 プロセッサシールド 6 ソケットキー(2) プロセッサの取り付け 1 新しいプロセッサをパッケージから取り出します。 2 プロセッサを ZIF ソケットのソケットキーに合わせます。図 3-27 を 参照してください。 3 プロセッサをソケットに取り付けます。 注意:プロセッサの取り付け位置が間違っていると、電源を入れたとき にシステム基板またはプロセッサが完全に損傷してしまう可能性があり ます。プロセッサをソケットにはめ込む際は、ソケットのピンを曲げない ように注意してください。プロセッサまたはシステム基板を取り扱う際 には、プロセッサのパッドやソケットのピンに触れないでください。 a プロセッサのソケットのリリースレバーが完全に立っていない場 合は、垂直に立てます。 b プロセッサとソケットのキーを合わせ、プロセッサをソケット に軽く置きます。 システム部品の取り付け 135
注意:プロセッサは強く押し込まないでください。プロセッサの位置が 合っていれば、簡単にソケットに入ります。 c プロセッサシールドを閉じます。図 3-27 を参照してください。 d プロセッサがソケットにしっかりと収まったら、ソケットリ リースレバーを元の位置にカチッとはまるまで下ろしてプロ セッサを固定します。図 3-27 を参照してください。 4 ヒートシンクを取り付けます。 a 糸くずの出ない清潔な布を使って、古いプロセッサから取り外し たヒートシンクのサーマルグリースを拭き取ります。 b プロセッサキットに含まれているグリースパケットを開き、新し いプロセッサの上部にサーマルグリースを均等に塗布します。 c ヒートシンクをプロセッサの上に置きます。図 3-26 を参照し てください。 d #2 プラスドライバを使用して、ヒートシンク固定ネジを締め ます。図 3-26 を参照してください。 5 プロセッサ冷却用エアフローカバーを取り付けます。107 ページの「プ ロセッサ冷却用エアフローカバーの取り付け」を参照してください。 6 拡張カードライザー 2 を取り付けます。112 ペ
システムバッテリー システムバッテリーは 3.
3 バッテリーソケットの位置を確認します。186 ページの「システム基板 のコネクタ」を参照してください。 注意:道具(先端の鋭くないもの)を使用してバッテリーをソケットか ら取り出す場合は、道具がシステム基板に触れないよう注意してくだ さい。必ず、バッテリーとソケットの間に道具を確実に挿入してから、 バッテリーを外してください。そうしないと、バッテリーソケットが外れ たり、システム基板の回路を切断するなど、システム基板に損傷を与える おそれがあります。 注意:バッテリーの取り付け、取り外しの際には、バッテリーコネクタ が破損しないようにしっかり支えてください。 4 システムバッテリーを取り外します。 a コネクタのプラス側をしっかり押して、バッテリーコネクタを支 えます。 b バッテリーコネクタを支えながら、バッテリーをコネクタのプ ラス側に押し、コネクタのマイナス側の固定タブから取り出し ます。 注意:バッテリーの取り付け、取り外しの際には、バッテリーコネクタ が破損しないようにしっかり支えてください。 5 新しいシステムバッテリーを取り付けます。 a コネクタのプラス側をしっかり押して、バッテ
10 セットアップユーティリティを終了します。 11 新しく取り付けたバッテリーをテストするために、システムの電源を 切り、少なくとも 1 時間はシステムを電源コンセントから外しておき ます。 12 1 時間後、システムをコンセントに接続して、電源を入れます。 13 セットアップユーティリティを起動し、日付と時刻が依然として正し くない場合は、195 ページの「困ったときは」を参照して、テクニカルサ ポートにお問い合わせください。 サイドプレーンボード サイドプレーンボードの取り外し 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。安全上の 注意、コンピュータ内部の作業、および静電気障害への対処の詳細につい ては、『製品情報ガイド』を参照してください。 1 システムおよび接続されている周辺機器の電源を切って、システムを 電源コンセントから外します。 2 システムカバーを開きます。79 ページの「システムカバーの取り外し」 を参照してください。 3 SAS コントローラドーターカードを取り外します。97 ページの「SAS コントローラド
注意:コントロールパネルケーブルをサイドプレーンボードから取り外 す際には、ケーブルコネクタの金属部分を挟むように押し、コネクタを慎 重にソケットから外します。コネクタを取り外す際にケーブルを引っ張ら ないでください。ケーブルが損傷するおそれがあります。 5 サイドプレーンリリースタブを内側に押し、サイドプレーンを持ち上 げてシステムから取り外します。図 3-29 を参照してください。 サイドプレーンボードの取り付け 1 サイドプレーンボードをシャーシの左壁面に沿ってサイドプレーンス ロットに挿入し、ピンカラーがシステム基板上の 2 本のピンに接続さ れるようにサイドプレーンボードを押し下げます。サイドプレーンコ ネクタがシステム基板のコネクタに完全に装着されるまで、サイドプ レーンを押し下げます。図 3-29 を参照してください。 2 コントロールパネルケーブルをサイドプレーンボードに取り付け ます。 3 ストレージコントローラドーターカードを取り付けます。94 ページの 「SAS コントローラドーターカードの取り付け」を参照してくだ さい。 4 システムカバーを閉じます。80 ページの「システムカバーの
図 3-29 サイドプレーンの取り外しと取り付け 4 5 3 2 6 1 7 8 9 11 10 1 サイドプレーン 2 コントロールパネルコネクタ 3 コントロールパネルケーブル 4 サイドプレーンリリースタブ(2) 5 ピンカラー(2) 6 シャーシのピン(2) 7 サイドプレーンコネクタ 8 システム基板 9 SAS コントローラドーターカード 10 SAS コントローラドーターカードの リリースハンドル 11 SAS コントローラドーターカードソ ケット システム部品の取り付け 141
SAS/SATA バックプレーンボード SAS/SATA バックプレーンボードの取り外し 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。安全上の 注意、コンピュータ内部の作業、および静電気障害への対処の詳細につい ては、『製品情報ガイド』を参照してください。 1 システムおよび接続されている周辺機器の電源を切って、システムを 電源コンセントから外します。 2 システムカバーを開きます。79 ページの「システムカバーの取り外し」 を参照してください。 3 SAS/SATA バックプレーンボードにオプティカルドライブの電源ケー ブルが接続されている場合は、ケーブルを外します。120 ページの「オ プティカルドライブをシステムから取り外す方法」を参照してくだ さい。 4 各ハードドライブのドライブキャリアリリースハンドルを開き、ドラ イブをドライブベイから部分的に引き出します。83 ページの「ホット プラグ対応ハードドライブの取り外し」を参照してください。 5 ストレージコントローラドーターカードを取り外します。97 ページの 「SAS コ
図 3-30 SAS/SATA バックプレーンボードの取り外し 3 4 2 5 1 6 7 1 ドライブキャリア 2 SAS バックプレーンボードのリリー スピン 3 SAS/SATA バックプレーンボード 4 システム基板からの電源ケーブル 5 オプティカルドライブの電源コネ クタ 6 固定スロット(7) 7 固定タブ(7) SAS/SATA バックプレーンボードの取り付け 1 シャーシの固定タブがバックプレーンボードの固定スロットに完全に 挿入されるように、SAS/SATA バックプレーンボードを置きます。 図 3-30 を参照してください。 2 リリースピンを引いた状態で、バックプレーンボードをシステムの前 面方向にいっぱいに傾けます。次にリリースピンを放して、カチッと音 がして固定されることを確認します。 システム部品の取り付け 143
3 サイドプレーンボードを取り付けます。140 ページの「サイドプレーン ボードの取り付け」を参照してください。 4 電源ケーブルをバックプレーンボードに接続します。 5 オプティカルドライブの電源ケーブルを取り外した場合は、ここで バックプレーンボードに取り付けます。121 ページの「オプティカルド ライブの取り付け」を参照してください。 6 SAS コントローラドーターカードを取り付けます。94 ページの「SAS コントローラドーターカードの取り付け」を参照してください。 7 SAS コントローラドーターカードのケーブルを取り付けます。 8 ハードドライブを取り付けます。83 ページの「ホットプラグ対応ハー ドドライブの取り付け」を参照してください。 メモ:ハードドライブを取り外したドライブベイと同じベイに取り 付けます。 9 システムカバーを閉じます。80 ページの「システムカバーの取り付け」 を参照してください。 コントロールパネルアセンブリ(サービス技 術者専用の手順) メモ:コントロールパネルアセンブリは、ディスプレイモジュールとコ ントロールパネル回路基板という 2 つの独立したモジュールで構
4 コントロールパネルボードの背面にあるコントロールパネルケーブル を外します。図 3-31 を参照してください。 注意:コネクタを取り外す際にケーブルを引っ張らないでください。 ケーブルが損傷するおそれがあります。 a ケーブルコネクタの両端の金属製タブを挟むように押します。 b コネクタを慎重にソケットから外します。 図 3-31 コントロールパネルの取り外し 3 5 4 6 2 7 1 1 ディスプレイモジュールラベル 2 ディスプレイモジュールの固定ネジ(2) 3 ディスプレイモジュール 4 ディスプレイモジュールケーブル 5 コントロールパネルケーブル 6 コントロールパネル回路基板の固定ネジ(3) 7 コントロールパネル回路基板 5 コントロールパネルボードからディスプレイモジュールケーブルを外 します。図 3-31 を参照してください。 システム部品の取り付け 145
6 コントロールパネルボードをシステムシャーシに固定している 3 本の ネジを取り外し、ボードを取り外します。図 3-31 を参照してください。 7 次の手順でディスプレイモジュールを取り外します。 a ディスプレイモジュールの右側にある穴にペーパークリップの先 端を挿入し、ラベルを慎重に剥がします。 b T10 Torx ドライバを使用して、ディスプレイモジュールをシス テムシャーシに固定している 2 本のネジを取り外します。 c シャーシの切り欠きからディスプレイモジュールを取り外し ます。 コントロールパネルアセンブリの取り付け 1 ディスプレイモジュールをシャーシの切り欠きに挿入し、2 本の Torx ネジで固定します。 2 ディスプレイモジュールラベルをディスプレイモジュールに貼付し ます。 3 コントロールパネルボードをシステムシャーシに取り付け、3 本のプラ スネジで固定します。図 3-31 を参照してください。 4 ディスプレイモジュールケーブルをコントロールパネルボードに接続 します。図 3-31 を参照してください。 5 コントロールパネルケーブルをコントロールパネルボードに接
1 システムおよび接続されている周辺機器の電源を切って、システムを 電源コンセントから外します。 2 システムカバーを開きます。79 ページの「システムカバーの取り外し」 を参照してください。 3 拡張カードが取り付けられている場合は、すべて取り外します。 103 ページの「拡張カードの取り外し」を参照してください。 4 電源ユニットを取り外します。87 ページの「電源ユニットの取り外し」 を参照してください。 5 拡張カードライザーを取り外します。110 ページの「拡張カードライ ザー」を参照してください。 6 冷却エアフローカバーを取り外します。105 ページの「メモリモジュー ル冷却用エアフローカバーの取り外し」を参照してください。 7 冷却ファンを取り外します。92 ページの「システムファンの取り外し」 を参照してください。 8 ファンブラケットを取り外します。108 ページの「ファンブラケットの 取り外し」を参照してください。 9 LOM ドーターカードを取り外します。118 ページの「LOM ドーター カードの取り外し」を参照してください。 10 取り付けてある場合は、RAC カードを取り外します
11 メモリモジュールを取り外します。131 ページの「メモリモジュールの 取り外し」を参照してください。 メモ:メモリモジュールを取り外す際に、後で正しく取り付けなお すためにソケットの位置を記録しておきます。 12 ヒートシンクとマイクロプロセッサを取り外します。132 ページの「プ ロセッサの取り外し」を参照してください。 メモ:修理のためにシステム基板を返送される場合は、輸送中にピ ンが損傷しないように、新しいシステム基板から保護 ZIF ソケット シールドを取り外し、取り外したシステム基板のプロセッサソケッ トに取り付けます。 13 LOM NIC ハードウェアキーがある場合は、これを取り外します。 TOE_KEY ソケットの位置については、図 6-2 を参照してください。 14 SAS コントローラドーターカードを取り外します。97 ページの「SAS コントローラドーターカードの取り外し」を参照してください。 15 サイドプレーンを取り外します。139 ページの「サイドプレーンボード の取り外し」を参照してください。 16 次の手順でシステム基板を取り外します。 148 a システム基板
図 3-32 システム基板の取り外し 1 2 3 4 1 システム基板トレイのライザーリ リースピン 2 システム基板 3 システム基板トレイ 4 システム基板固定タブ システム基板の取り付け 1 シャーシ底部にピッタリつくまで、システム基板トレイを下ろします。 2 システム基板の背面コネクタをシャーシ背面の切り欠きに合わせ ます。また、シャーシの固定タブがシステム基板固定スロットに完全に 挿入されるように、システム基板トレイがシャーシと直角になってい ることを確認します。図 3-32 を参照してください。 3 所定の位置にロックされるまで、システム基板トレイをシャーシの背 面方向へスライドさせます。 システム部品の取り付け 149
4 サイドプレーンを取り付けます。140 ページの「サイドプレーンボード の取り付け」を参照してください。 5 SAS コントローラドーターカードを取り付けます。94 ページの「SAS コントローラドーターカードの取り付け」を参照してください。 6 LOM NIC ハードウェアキーを取り外した場合は、ここで取り付けます。 TOE_KEY ソケットの位置については、図 6-2 を参照してください。 7 ヒートシンクとマイクロプロセッサを取り付けます。135 ページの「プ ロセッサの取り付け」を参照してください。 8 メモリモジュールを取り付けます。129 ページの「メモリモジュールの 取り付け」を参照してください。 9 RAC カードを取り外した場合は、ここで取り付けます。117 ページの 「RAC カードの取り付け」を参照してください。 10 ファンブラケットを取り付けます。109 ページの「ファンブラケットの 取り付け」を参照してください。 11 ファンを取り付けます。93 ページの「冷却ファンの取り付け」を参照し てください。 12 冷却用エアフローカバーを取り付けます。107 ページの「プロセッサ冷 却
システムのトラブルシューティ ング 作業にあたっての注意 本書に記載されている手順の一部では、システムカバーを取り外してシス テム内部の作業を行う必要があります。システム内部の作業中は、本書お よびシステムマニュアルで説明されている以外の作業を行わないでくだ さい。 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。安全上の 注意、コンピュータ内部の作業、および静電気障害への対処の詳細につい ては、手順を実行する前に『製品情報ガイド』を参照してください。 起動ルーチン システムの起動ルーチン中に目と耳を使って確認する事項を表 4-1 に示し ます。 表 4-1 起動ルーチンでの確認事項 目と耳による確認内容 対応処置 前面パネル LCD に表示されるス テータスまたはエラーメッセージ 22 ページの「LCD ステータスメッセー ジ」を参照してください。 モニターに表示されるエラーメッ セージ 37 ページの「システムメッセージ」を参 照してください。 システム管理ソフトウェアからのア システム管理ソフトウェアのマニュアルを
表 4-1 起動ルーチンでの確認事項 (続き) 目と耳による確認内容 対応処置 USB ディスケットドライブ動作イン 157 ページの「USB デバイスのトラブル ジケータ シューティング」を参照してください。 USB CD ドライブ動作インジケータ 157 ページの「USB デバイスのトラブル シューティング」を参照してください。 CD ドライブ動作インジケータ 167 ページの「SD カードまたは内蔵 USB キーのトラブルシューティング」を参照し てください。 ハードドライブ動作インジケータ 171 ページの「ハードドライブのトラブル シューティング」を参照してください。 ドライブアクセス中に聞こえる聞き 195 ページの「困ったときは」を参照して 慣れない一定したこするような音 ください。 周辺機器のチェック 本項では、システムに接続する外付けデバイス(モニター、キーボード、 マウスなど)のトラブルシューティング手順について説明します。手順を 実行する前に、153 ページの「外部接続のトラブルシューティング」を参 照してください。 IRQ 割り当て競合のトラブルシューティング ほと
表 4-2 デフォルトの IRQ 割り当て (続き) IRQ ライン 割り当て IRQ5 リモートアクセスコントローラ IRQ6 予備 IRQ7 予備 IRQ8 リアルタイムクロック IRQ9 ACPI 機能(電力の管理に使用) IRQ10 使用可能 IRQ11 使用可能 IRQ12 予備 IRQ13 数値演算コプロセッサ IRQ14 IDE CD ドライブコントローラ IRQ15 使用可能 外部接続のトラブルシューティング システム、モニター、その他の周辺機器(プリンタ、キーボード、マ ウス、またはその他の外付けデバイスなど)の問題のほとんどは、ケーブ ルの緩みや接続の誤りが原因で起こります。すべての外部ケーブルがシス テムの外部コネクタにしっかりと接続されていることを確認します。シス テムの前面および背面パネルのコネクタについては 14 ページの「前面パ ネルの機能およびインジケータ」、および 19 ページの「背面パネルの機 能およびインジケータ」を参照してください。 システムのトラブルシューティング 153
ビデオサブシステムのトラブルシューティング 問題 • モニターが正常に動作していない。 • ビデオメモリに障害がある。 対応処置 1 モニターとシステム、およびモニターと電源の接続を確認します。 2 モニターを動作確認済みのモニターと取り替え、問題が解決するか どうか試します。 3 システムにビデオ出力コネクタ付きの拡張カードが取り付けられて いるかを調べます。 このシステム構成では、モニターケーブルは通常、システムの内蔵 ビデオコネクタではなく、拡張カードのコネクタに接続する必要が あります。 モニターが正しいビデオコネクタに接続されていることを確認する には、システムの電源を切って 1 分間待ち、モニターを別のビデオ コネクタに接続してシステムの電源を入れます。 4 システムの前面と背面の両方のビデオコネクタにモニターが接続さ れていないかどうかを確認します。 システムには、前面と背面のどちらかのビデオコネクタに 1 台のモ ニターしか接続できません。モニターを前面パネルに接続している 場合、背面パネルのビデオ、キーボード、およびマウスの各コネク タは無効になります。 システムに 2 台のモニ
キーボードのトラブルシューティング 問題 • システムメッセージがキーボードに問題があることを示している。 • キーボードが正常に機能していない。 対応処置 1 セットアップユーティリティを起動し、USB ポートが有効になって いることを確認します。51 ページの「セットアップユーティリティ の使い方」を参照してください。 2 キーボードおよびキーボードケーブルに損傷がないか調べます。 3 障害のあるキーボードを動作確認済みのキーボードと取り替えます。 これで問題が解決した場合は、障害のあるキーボードを交換します。 4 適切なオンライン診断テストを実行します。179 ページの「Server Administrator 診断プログラムの使い方」を参照してください。 問題が解決しない場合は、195 ページの「困ったときは」を参照し てください。 マウスのトラブルシューティング 問題 • システムメッセージがマウスに問題があることを示している。 • マウスが正常に機能していない。 対応処置 1 適切なオンライン診断テストを実行します。179 ページの「Server Administrato
4 セットアップユーティリティを起動し、USB ポートが有効になって いることを確認します。51 ページの「セットアップユーティリティ の使い方」を参照してください。 問題が解決しない場合は、195 ページの「困ったときは」を参照し てください。 基本的な I/O 機能のトラブルシューティング 問題 • エラーメッセージが、シリアルポートに問題があることを示して いる。 • シリアルポートに接続されたデバイスが正しく動作していない。 対応処置 1 セットアップユーティリティを起動し、シリアルポートが有効で、 シリアルポート / COM ポートがお使いのアプリケーション用に正し く設定されていることを確認します。51 ページの「セットアップ ユーティリティの使い方」を参照してください。 2 問題が特定のアプリケーションだけで発生する場合は、そのアプリ ケーションのマニュアルを参照して、そのプログラムに必要な特定 のポート設定を確認します。 3 適切なオンライン診断テストを実行します。179 ページの「Server Administrator 診断プログラムの使い方」を参照してください。 テストが正
シリアル I/O デバイスのトラブルシューティング 問題 • シリアルポートに接続されたデバイスが正しく動作していない。 対応処置 1 システムおよびシリアルポートに接続された周辺機器すべての電源 を切ります。 2 シリアルインタフェースケーブルを動作確認済みのケーブルと取り 替え、システムとシリアルデバイスの電源を入れます。 これで問題が解決した場合は、インタフェースケーブルを交換し ます。 3 システムとシリアルデバイスの電源を切り、デバイスを同じタイプ のデバイスと取り替えます。 4 システムとシリアルデバイスの電源を入れます。 これで問題が解決した場合は、シリアルデバイスを交換します。 問題が解決しない場合は、195 ページの「困ったときは」を参照し てください。 USB デバイスのトラブルシューティング 問題 • システムメッセージが USB デバイスに問題があることを示して いる。 • USB ポートに接続されたデバイスが正しく動作していない。 対応処置 1 セットアップユーティリティを起動し、USB ポートが有効になって いることを確認します。51 ページの「セットアップユ
5 可能であれば、インタフェースケーブルを動作確認済みのケーブル と取り替えます。 これで問題が解決した場合は、インタフェースケーブルを交換し ます。 6 システムと USB デバイスの電源を切り、デバイスを同種のデバイス と取り替えます。 7 システムと USB デバイスの電源を入れます。 これで問題が解決した場合は、USB デバイスを交換します。 問題が解決しない場合は、195 ページの「困ったときは」を参照し てください。 NIC のトラブルシューティング 問題 • NIC がネットワークと通信できない。 対応処置 1 適切なオンライン診断テストを実行します。180 ページの「システム 診断プログラムの実行」を参照してください。 2 NIC コネクタの該当するインジケータを確認します。21 ページの 「NIC インジケータコード」を参照してください。 • • リンクインジケータが点灯しない場合は、すべてのケーブル接続 を確認します。 アクティビティインジケータが点灯しない場合は、ネットワーク ドライバファイルが損傷しているか、削除された可能性があり ます。 該当するドライバを削除してから、再
4 セットアップユーティリティを起動し、NIC が有効になっているこ とを確認します。51 ページの「セットアップユーティリティの使い 方」を参照してください。 5 ネットワーク上の NIC、ハブ、およびスイッチが、すべて同じデー タ転送速度に設定されていることを確認します。ネットワーク装置 のマニュアルを参照してください。 6 すべてのネットワークケーブルのタイプが適切で、最大長を超えて いないことを確認します。『はじめに』の「ネットワークケーブルの 要件」を参照してください。 問題が解決しない場合は、195 ページの「困ったときは」を参照し てください。 システムが濡れた場合のトラブルシューティ ング 問題 • システムに液体をこぼした。 • 湿度が高すぎる。 対応処置 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。安全上の 注意、コンピュータ内部の作業、および静電気障害への対処の詳細につい ては、手順を実行する前に『製品情報ガイド』を参照してください。 1 システムおよび接続されている周辺機器の電源を切って、システ
6 電源ケーブルをコンセントに差し込んで、システムと周辺機器の電 源を入れます。 システムが正常に起動しない場合は、195 ページの「困ったときは」 を参照してください。 7 システムが正常に起動する場合は、システムをシャットダウンして、 取り外した拡張カードを取り付けます。102 ページの「拡張カードの 取り付け」を参照してください。 8 適切なオンライン診断テストを実行します。179 ページの「Server Administrator 診断プログラムの使い方」を参照してください。 テストが失敗した場合は、195 ページの「困ったときは」を参照し てください。 システムが損傷した場合のトラブルシュー ティング 問題 • システムを落下させた、または損傷を与えた。 対応処置 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。安全上の 注意、コンピュータ内部の作業、および静電気障害への対処の詳細につい ては、手順を実行する前に『製品情報ガイド』を参照してください。 1 システムカバーを開きます。79 ページの「システムカバーの開閉
4 システムカバーを閉じます。79 ページの「システムカバーの開閉」 を参照してください。 5 システム診断プログラムでシステム基板のテストを実行します。 180 ページの「システム診断プログラムの実行」を参照してくだ さい。 テストが失敗した場合は、195 ページの「困ったときは」を参照し てください。 システムバッテリーのトラブルシューティ ング 問題 • システムメッセージがバッテリーに問題があることを示している。 • セットアップユーティリティからシステム設定情報が消える。 • システムの日時が正しく維持できない。 メモ:長い期間(数週間から数か月)システムの電源が切られていた 場合、NVRAM からシステム設定情報が失われる可能性があります。これ はバッテリーの不良が原因です。 対応処置 1 セットアップユーティリティで時刻と日付を再入力します。51 ペー ジの「セットアップユーティリティの使い方」を参照してください。 2 システムの電源を切り、少なくとも 1 時間は電源ケーブルをコンセ ントから抜いておきます。 3 電源ケーブルをコンセントに接続し、システムの電源を入れます。 4
電源ユニットのトラブルシューティング 問題 • システムステータスインジケータが黄色になっている。 • 電源ユニット障害インジケータが黄色になっている。 • 前面パネルステータス LCD インジケータが電源ユニットに問題があ ることを示している。 対応処置 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。安全上の 注意、コンピュータ内部の作業、および静電気障害への対処の詳細につい ては、手順を実行する前に『製品情報ガイド』を参照してください。 1 適切なオンライン診断テストを実行します。179 ページの「Server Administrator 診断プログラムの使い方」を参照してください。 2 故障した電源ユニットの位置を確認します。 電源ユニットの障害インジケータが点灯しています。20 ページの 「電源インジケータコード」を参照してください。 注意:電源ユニットはホットプラグ対応です。システムが動作するには、 電源ユニットを必ず 1 台は取り付けておく必要があります。2 台の電源ユ ニットを取り付けると、システムは冗長
4 インジケータをチェックして、問題が解決しているかどうかを確認 します。解決していない場合は、障害のある電源ユニットを取り外 します。87 ページの「電源ユニットの取り外し」を参照してくだ さい。 5 新しい電源ユニットを取り付けます。88 ページの「電源ユニットの 取り付け」を参照してください。 問題が解決しない場合は、195 ページの「困ったときは」を参照し てください。 システム冷却問題のトラブルシューティング 問題 • システム管理ソフトウェアが、ファンに関連するエラーメッセージ を発している。 対応処置 以下のことを確認してください。 • 室温が高すぎないこと。 • 周辺の空気の流れが遮断されていないこと。 • システム内部のケーブルが空気の流れを遮断していないこと。 • 冷却ファンに障害が発生していないこと。163 ページの「ファンのト ラブルシューティング」を参照してください。 ファンのトラブルシューティング 問題 • システムステータスインジケータが黄色になっている。 • システム管理ソフトウェアが、ファンに関連するエラーメッセージ を発している。 •
対応処置 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。安全上の 注意、コンピュータ内部の作業、および静電気障害への対処の詳細につい ては、手順を実行する前に『製品情報ガイド』を参照してください。 1 適切な診断テストを実行します。179 ページの「Server Administrator 診断プログラムの使い方」を参照してください。 2 システムカバーを開きます。79 ページの「システムカバーの開閉」 を参照してください。 警告:冷却ファンはホットプラグ対応です。システムの電源が入ってい る間は、適切な冷却効果を維持するため、ファンの交換は 1 台ずつ行って ください。 3 LCD ディスプレイまたは診断プログラムが障害を指摘しているファ ンの位置を確認します。各ファンの識別番号については 図 3-9 を 参照してください。 4 障害のあるファンがファンブラケットに完全に装着され、電源コネ クタに接続されていることを確認します。92 ページの「システム ファン」を参照してください。 メモ:システムがファンを認識して正常に動作してい
システムメモリのトラブルシューティング 問題 • メモリモジュールに障害があります。 • システム基板に障害があります。 • 前面パネルのステータス LCD インジケータがシステムメモリに問題 があることを示している。 対応処置 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。安全上の 注意、コンピュータ内部の作業、および静電気障害への対処の詳細につい ては、手順を実行する前に『製品情報ガイド』を参照してください。 1 システムが機能している場合は、適切なオンライン診断テストを実 行します。179 ページの「Server Administrator 診断プログラムの使 い方」を参照してください。 診断テストで問題が示された場合は、診断プログラムによって示さ れる対応処置を行います。問題が解決しないか、またはシステムが 操作できない場合は、次の手順に進みます。 2 システムおよび接続されている周辺機器の電源を切り、システムを 電源コンセントから外し、電源ボタンを押して、システムを電源コ ンセントに接続しなおします。 3 シ
5 システムおよび接続されている周辺機器の電源を切って、システム を電源コンセントから外します。 6 システムカバーを開きます。79 ページの「システムカバーの取り外 し」を参照してください。 7 メモリバンクをチェックし、正しく装着されていることを確認し ます。125 ページの「メモリモジュール取り付けのガイドライン」を 参照してください。必要な変更を行います。 メモリモジュールが正しく装着されている場合は、次の手順に進み ます。 8 各メモリモジュールをソケットに装着しなおします。129 ページの 「メモリモジュールの取り付け」を参照してください。 9 システムカバーを閉じます。80 ページの「システムカバーの取り付 け」を参照してください。 10 電源ケーブルをコンセントに差し込んで、システムと周辺機器の電 源を入れます。 11 セットアップユーティリティを起動して、システムメモリの設定を 確認します。51 ページの「セットアップユーティリティの使い方」 を参照してください。 取り付けられたメモリの容量とシステムメモリの設定が依然として 一致しない場合は、次の手順に進みます。 12 システムおよび接続さ
17 システムの起動中に表示されるエラーメッセージ、およびシステム 前面の診断インジケータを観察します。 18 メモリの問題が引き続き示される場合は、取り付けられている各メ モリモジュールについて 手順 12 ~ 手順 17 を繰り返します。 すべてのメモリモジュールをチェックしても問題が解決しない場 合は、195 ページの「困ったときは」を参照してください。 SD カードまたは内蔵 USB キーのトラブル シューティング 問題 • システムが SD カードまたは USB キーからデータを読み込めない。 対応処置 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。安全上の 注意、コンピュータ内部の作業、および静電気障害への対処の詳細につい ては、手順を実行する前に『製品情報ガイド』を参照してください。 1 セットアップユーティリティを起動し、SD カードまたは USB キー のポートが有効になっていることを確認します。51 ページの「セッ トアップユーティリティの使い方」を参照してください。 2 システムおよび接続されている周辺
9 システムカバーを閉じます。79 ページの「システムカバーの開閉」 を参照してください。 10 電源ケーブルをコンセントに差し込んで、システムと周辺機器の電 源を入れます。 問題が解決しない場合は、195 ページの「困ったときは」を参照し てください。 オプティカルドライブのトラブルシューティ ング 問題 • システムがオプティカルドライブの CD または DVD からデータを読 み込めない。 • 起動中にオプティカルドライブのインジケータが点滅しない。 対応処置 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。安全上の 注意、コンピュータ内部の作業、および静電気障害への対処の詳細につい ては、手順を実行する前に『製品情報ガイド』を参照してください。 1 動作確認済みの別の CD または DVD を使用します。 2 セットアップユーティリティを起動し、オプティカルドライブコン トローラが有効になっていることを確認します。51 ページの「セッ トアップユーティリティの使い方」を参照してください。 3 適切なオンライン診断テ
8 システムカバーを閉じます。79 ページの「システムカバーの開閉」 を参照してください。 9 電源ケーブルをコンセントに差し込んで、システムと周辺機器の電 源を入れます。 問題が解決しない場合は、195 ページの「困ったときは」を参照し てください。 外付けテープドライブのトラブルシューティ ング 問題 • • • • テープドライブの不良。 テープカートリッジの不良。 テープバックアップソフトウェアまたはテープドライブ用のデバイ スドライバがないか、壊れている。 テープドライブコントローラの不良。 対応処置 1 障害発生時に使用していたテープカートリッジを取り外し、動作確 認済みのテープカートリッジを挿入します。 2 テープドライブ用の SCSI または SAS デバイスドライバがインス トールされ、正しく設定されていることを確認します。デバイスド ライバの詳細については、テープドライブのマニュアルを参照して ください。 3 テープバックアップソフトウェアのマニュアルの説明に従って、 テープバックアップソフトウェアを再インストールします。 4 テープドライブのインタフェースケーブルがテープドライ
6 適切なオンライン診断テストを実行します。179 ページの「Server Administrator 診断プログラムの使い方」を参照してください。 7 ベゼルを開くか、取り外します。77 ページの「前面ベゼル」を参照 してください。 8 システムおよび接続されている周辺機器の電源を切って、システム を電源コンセントから外します。 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。安全上の 注意、コンピュータ内部の作業、および静電気障害への対処の詳細につい ては、手順を実行する前に『製品情報ガイド』を参照してください。 9 システムカバーを開きます。79 ページの「システムカバーの開閉」 を参照してください。 10 SAS または SCSI コントローラカードを拡張カードスロットに装着 しなおします。 11 システムカバーを閉じます。79 ページの「システムカバーの開閉」 を参照してください。 12 電源ケーブルをコンセントに差し込んで、システムと周辺機器の電 源を入れます。 13 問題が解決しない場合は、テープドライブのマニュアルを参照
ハードドライブのトラブルシューティング 問題 • デバイスドライバのエラー。 • システムが 1 台または複数のハードドライブを認識しない。 対応処置 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。安全上の 注意、コンピュータ内部の作業、および静電気障害への対処の詳細につい ては、手順を実行する前に『製品情報ガイド』を参照してください。 注意:このトラブルシューティング手順を実行すると、ハードドライブ に保存されたデータが損傷するおそれがあります。以下の手順を実施する 前に、ハードドライブ上のすべてのファイルをバックアップしてくだ さい。 1 適切なオンライン診断テストを実行します。179 ページの「Server Administrator 診断プログラムの使い方」を参照してください。 診断テストの結果に応じて、必要に応じて以下の手順に進みます。 2 ベゼルを取り外します。78 ページの「前面ベゼルの取り外し」を参 照してください。 3 複数のハードドライブに問題が発生している場合は、手順 8 に進み ます。1 台のハード
6 お使いのコントローラドーターカードに必要なデバイスドライバが インストールされ、正しく設定されていることを確認します。詳細 については、OS のマニュアルを参照してください。 注意:お使いのハードドライブが RAID 構成の場合、次の手順は省略して ください。 7 非 RAID 構成の場合に限り、ハードドライブを取り外し、正常に動 作している別のハードドライブとドライブベイの場所を交換します。 問題が解決した場合は、ハードドライブを元のベイに取り付けなお します。83 ページの「ホットプラグ対応ハードドライブの取り付け」 を参照してください。 元のベイでハードドライブが正常に機能する場合は、ドライブキャ リアに断続的な問題があることが想定されます。ハードドライブ キャリアを交換します。195 ページの「困ったときは」を参照して ください。 ハードドライブが別のベイで正常に動作し、元のベイでは動作しな い場合、SAS/SATA バックプレーンのコネクタに欠陥があります。 195 ページの「困ったときは」を参照してください。 8 次の手順で、システム内部のケーブル接続を確認します。 システムおよび接続されてい
SAS コントローラドーターカードのトラブル シューティング メモ:SAS コントローラドーターカードのトラブルシューティングを行 う際には、OS のマニュアルとコントローラドーターカードのマニュアル も参照してください。 問題 • エラーメッセージが SAS コントローラドーターカードに問題がある ことを示している。 • SAS コントローラドーターカードの動作が正常でない、またはまっ たく動作しない。 対応処置 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。安全上の 注意、コンピュータ内部の作業、および静電気障害への対処の詳細につい ては、手順を実行する前に『製品情報ガイド』を参照してください。 1 適切なオンライン診断テストを実行します。179 ページの「Server Administrator 診断プログラムの使い方」を参照してください。 2 セットアップユーティリティを起動し、SAS コントローラドーター カードが有効になっていることを確認します。51 ページの「セット アップユーティリティの使い方」を参照してく
4 設定内容を確認し、必要な修正を行い、システムを再起動します。 問題が解決しない場合は、次の手順に進みます。 5 ベゼルを取り外します。78 ページの「前面ベゼルの取り外し」を参 照してください。 6 システムおよび接続されている周辺機器の電源を切り、システムを 電源コンセントから外します。 7 システムカバーを開きます。79 ページの「システムカバーの開閉」 を参照してください。 8 コントローラカードがコネクタに確実に装着されていることを確認 します。94 ページの「SAS コントローラドーターカード」を参照し てください。 9 RAID バッテリーがある場合は、正しく取り付けられ、接続されてい ることを確認します。 10 SAS/SATA バックプレーンと SAS コントローラドーターカードの間 のケーブル接続が正しいことを確認します。94 ページの「SAS コン トローラドーターカードの取り付け」を参照してください。 11 ケーブルが、SAS コントローラドーターカードおよび SAS/SATA バックプレーンボードにしっかりと接続されていることを確認し ます。 12 システムカバーを閉じます。79
拡張カードのトラブルシューティング メモ:拡張カードのトラブルシューティングを行う際には、OS と拡張 カードのマニュアルを参照してください。 問題 • エラーメッセージが拡張カードに問題があることを示している。 • 拡張カードの動作が正常でない、またはまったく動作しない。 対応処置 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。安全上の 注意、コンピュータ内部の作業、および静電気障害への対処の詳細につい ては、手順を実行する前に『製品情報ガイド』を参照してください。 1 適切なオンライン診断テストを実行します。51 ページの「セット アップユーティリティの使い方」を参照してください。 2 ベゼルを開くか、取り外します。77 ページの「前面ベゼル」を参照 してください。 3 システムおよび接続されている周辺機器の電源を切って、システム を電源コンセントから外します。 4 システムカバーを開きます。79 ページの「システムカバーの開閉」 を参照してください。 5 各拡張カードがコネクタに確実に装着されていることを確認します。
11 システムカバーを閉じます。79 ページの「システムカバーの開閉」 を参照してください。 12 電源ケーブルをコンセントに差し込んで、システムと周辺機器の電 源を入れます。 13 適切なオンライン診断テストを実行します。 テストが失敗した場合は、195 ページの「困ったときは」を参照し てください。 14 手順 10 で取り外した各拡張カードについて、次の手順を実行し ます。 a システムおよび接続されている周辺機器の電源を切って、システ ムを電源コンセントから外します。 b システムカバーを開きます。79 ページの「システムカバーの開 閉」を参照してください。 c 拡張カードの 1 枚を取り付けなおします。 d システムカバーを閉じます。79 ページの「システムカバーの開 閉」を参照してください。 e 適切な診断テストを実行します。 テストが失敗した場合は、195 ページの「困ったときは」を参照 してください。 176 システムのトラブルシューティング
マイクロプロセッサのトラブルシューティ ング 問題 • エラーメッセージがプロセッサに問題があることを示している。 • 前面パネルのステータス LCD インジケータがプロセッサまたはシス テム基板に問題があることを示している。 • ヒートシンクが各プロセッサに取り付けられていない。 対応処置 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。安全上の 注意、コンピュータ内部の作業、および静電気障害への対処の詳細につい ては、手順を実行する前に『製品情報ガイド』を参照してください。 1 適切なオンライン診断テストを実行します。179 ページの「Server Administrator 診断プログラムの使い方」を参照してください。 2 システムおよび接続されている周辺機器の電源を切って、システム を電源コンセントから外します。 3 システムカバーを開きます。79 ページの「システムカバーの開閉」 を参照してください。 4 各プロセッサとヒートシンクを点検し、正しく取り付けられている ことを確認します。 調整が必要な場合は、13
システムのトラブルシューティング
システム診断プログラムの実行 システムに問題が発生した場合、テクニカルサポートに電話される前に診 断プログラムを実行してください。診断プログラムを使うと、特別な装置 を使用せずにシステムのハードウェアをテストでき、データが失われる心 配もありません。ご自身で問題を解決できない場合でも、サービスおよび サポート担当者が診断プログラムのテスト結果を使って問題解決の手助け を行うことができます。 Server Administrator 診断プログラムの使い方 システムの問題を分析するには、オンライン Server Administrator 診断プ ログラムを最初に使用します。問題を識別できない場合は、システム診断 プログラムを使用します。 オンラインの Diagnostics(診断)にアクセスするには、Server Administrator のホームページへログインし、Diagnostics(診断)タブを クリックします。Diagnostics(診断)の使い方については、オンライン ヘルプを参照してください。詳細については、『Server Administrator ユー ザーズガイド』を参照してください。
• テストが問題なく終了したかどうかを知らせるステータスメッセー ジを表示する。 • テスト中に発生した問題を通知するエラーメッセージを表示する。 システム診断プログラムを使用する状況 システム内の主要コンポーネントまたはデバイスが正しく動作していない 場合、コンポーネントの障害が表示されることがあります。マイクロプロ セッサとシステムの I/O デバイス(モニター、キーボード、およびディス ケットドライブ)が動作していれば、問題の識別にシステム診断プログラ ムを使用することができます。 システム診断プログラムの実行 システム診断プログラムは、ハードドライブのユーティリティパーティ ションから実行されます。 注意:システム診断プログラムは、お使いのシステムをテストする場合 にのみ使用してください。このプログラムを他のシステムで使用すると、 無効な結果やエラーメッセージが発生する場合があります。また、お使い のシステムに付属のプログラム(またはそのプログラムのアップデート バージョン)のみを使用してください。 1 システム起動時の POST 実行中に を押します。 2 ユーティリティパーテ
システム診断プログラムのテストオプション Main Menu(メインメニュー)ウィンドウでテストオプションをクリッ クします。テストオプションの簡単な説明を 表 5-1 に示します。 表 5-1 システム診断プログラムのテストオプション テストオプション 機能 Express Test (エクスプレステ スト) システムのクイックチェックを実行します。このオプショ ンでは、ユーザーの応答を必要としないデバイステストを 実行します。このオプションは、問題の原因をすばやく識 別したいときに使用します。 Extended Test (拡張テスト) システムを詳細にチェックします。このテストの実行には 1 時間以上かかる場合もあります。 Custom Test 特定のデバイスをテストします。 (カスタムテスト) Information(情報) テスト結果を表示します。 カスタムテストオプションの使い方 Main Menu(メインメニュー)ウィンドウで Custom Test(カスタムテ スト)を選択すると、Customize(カスタマイズ)ウィンドウが表示さ れてテストするデバイスを選択できるようになります
診断オプションの選択 Diagnostics Options(診断オプション)領域で、デバイスをテストする 方法が選択できます。以下のオプションが選択可能です。 • Non-Interactive Tests Only(非インタラクティブテストのみ)— このオプションを選択すると、ユーザーの操作を必要としないテス トだけが実行されます。 • Quick Tests Only(クイックテストのみ)— このオプションを選択 すると、デバイスのクイックテストだけが実行されます。このオプ ションでは詳細なテストは実行されません。 • Show Ending Timestamp(終了タイムスタンプの表示)— このオ プションを選択すると、テストの記録に時刻が記載されます。 • Test Iterations(テスト回数)— テストの実行回数を選択すること ができます。 • Log output file pathname(ログ出力ファイルのパス名)— このオ プションを選択すると、テストを記録したログファイルの保存場所 を指定することができます。 情報および結果の表示 Customize(カスタマイ
ジャンパおよびコネクタ 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。安全上の 注意、コンピュータ内部の作業、および静電気障害への対処の詳細につい ては、『製品情報ガイド』を参照してください。 本項では、システムジャンパについて具体的な情報を提供するとともに、 システム内のさまざまな基板上のコネクタについても説明します。 システム基板のジャンパ システム基板上のジャンパの位置を 図 6-1 に示します。また、 表 6-1 に はジャンパ設定のリストを示します。 メモ:ジャンパに手が届くようにするには、拡張カードライザー 1 から 拡張カードを取り外す必要があります。103 ページの「拡張カードの取り 外し」を参照してください。 ジャンパおよびコネクタ 183
図 6-1 システム基板のジャンパ 表 6-1 システム基板のジャンパ設定 ジャンパ NVRAM_CLR 設定 説明 設定がシステム起動時に保持され (デフォルト)ます。 設定は、次回のシステム起動時にク リアされます。(設定が壊れてシス テムが起動しない場合は、ジャンパ を取り付けてシステムを起動し ます。ジャンパプラグを取り外して から設定情報を復元してください。) 184 ジャンパおよびコネクタ
表 6-1 システム基板のジャンパ設定 ジャンパ PWRD_EN 設定 説明 (デフォルト)パスワード機能は有効です。 パスワード機能は無効です。 メモ:この表で使用された略語の正式名称は、199 ページの「用語集」を参照 してください。 ジャンパおよびコネクタ 185
システム基板のコネクタ システム基板のコネクタの位置と説明については、図 6-2 および表 6-2 を 参照してください。 図 6-2 システム基板のコネクタ 2 3 4 5 1 6 33 7 34 8 32 31 30 9 10 29 11 28 12 27 13 26 14 15 16 25 24 23 186 ジャンパおよびコネクタ 22 21 20 19 18 17
表 6-2 システム基板のコネクタ コネクタ 説明 1 RISER2 拡張カードライザー 2 のコネクタ 2 MEZ_CONN LOM ドーターカード 3 RISER1 左ライザーボードコネクタ 4 RAC_CONN2 リモートアクセスコントロール(RAC)カード 2 5 RAC_CONN1 リモートアクセスコントロール(RAC)カード 1 6 BATTERY システムバッテリー 7 TOE_KEY TCP/IP オフロードエンジンキー 8 SATA_A SATA A コネクタ 9 B1 1 番目のメモリモジュールスロット(プロセッサ 2) 10 B2 2 番目のメモリモジュールスロット(プロセッサ 2) 11 B3 3 番目のメモリモジュールスロット(プロセッサ 2) 12 B4 4 番目のメモリモジュールスロット(プロセッサ 2) 13 B5 5 番目のメモリモジュールスロット(プロセッサ 2) 14 B6 6 番目のメモリモジュールスロット(プロセッサ 2) 15 B7 7 番目のメモリモジュールスロット(プロセッサ 2)
表 6-2 システム基板のコネクタ (続き) コネクタ 説明 27 A3 3 番目のメモリモジュールスロット(プロセッサ 1) 28 A4 4 番目のメモリモジュールスロット(プロセッサ 1) 29 A5 5 番目のメモリモジュールスロット(プロセッサ 1) 30 A6 6 番目のメモリモジュールスロット(プロセッサ 1) 31 A7 7 番目のメモリモジュールスロット(プロセッサ 1) 32 A8 8 番目のメモリモジュールスロット(プロセッサ 1) 33 FAN5 システム冷却ファン 34 FAN6 システム冷却ファン 188 ジャンパおよびコネクタ
SAS/SATA バックプレーンボードコネクタ SAS/SATA バックプレーンボード上のコネクタの位置を 図 6-3 に示し ます。 図 6-3 SAS/SATA バックプレーンボードのコンポーネント 3 1 2 前面 5 4 背面 1 ドライブ 0 コネクタ 3 2 オプティカルドライブの電源(CD_PWR) 4 5 SAS コネクタ(SAS) ドライブ 1 コネクタ バックプレーン電源(BKPLN) ジャンパおよびコネクタ 189
サイドプレーンボードのコネクタ サイドプレーンボード上のコネクタの位置と説明については、図 6-4 を参 照してください。 図 6-4 サイドプレーンボードのコネクタ 1 3 2 5 1 3 5 190 コントロールパネル(CTR_PNL) シャーシイントルージョンスイッチ (INTRUSION) システム基板コネクタ ジャンパおよびコネクタ 2 4 4 SAS コントローラドーターカード (INT_STORAGE) ピンカラー(2)
拡張カードライザーボードのコンポーネント および PCIe バス 拡張カードスロットおよびバスを含む PCIe 拡張カードライザーボード上 のコンポーネントを 図 6-5 と 図 6-6 に示します。 図 6-5 PCIe 拡張カードセンターライザー 1 のコンポーネント 1 2 3 4 1 3 内蔵 SD カードスロット スロット 2 PCIe - x8 レーン幅 (ハーフレングス) 2 スロット 1 PCIe - x8 レーン幅(フルレングス) 4 システム基板コネクタ ジャンパおよびコネクタ 191
図 6-6 PCIe 拡張カードライザー 2 のコンポーネント 1 2 3 5 4 1 プラスネジ 2 3 スロット 4 PCIe x8 レーン幅(ハーフレングス) 4 5 システム基板コネクタ スロット 3 PCIe x8 レーン幅 (フルレングス) ピンカラー(2) 忘れてしまったパスワードの無効化 システムのソフトウェアセキュリティ機能として、システムパスワードと セットアップパスワードを設定することができます。これらのパスワード については、51 ページの「セットアップユーティリティの使い方」で詳 しく説明されています。パスワードジャンパを使って、これらのパスワー ド機能を有効または無効に設定できるので、現在どのようなパスワードが 使用されていてもクリアすることができます。 注意:『製品情報ガイド』の安全にお使いいただくための注意の「静電 気障害への対処」を参照してください。 1 システムおよび接続されているすべての周辺機器の電源を切り、電 源コンセントから外します。 2 システムカバーを開きます。79 ページの「システムカバーの開閉」 を参照してください。 3 パスワード
4 システムカバーを閉じます。 5 システムおよび周辺機器を電源コンセントに接続し、システムの電 源をオンにします。 既存のパスワードは、パスワードジャンパプラグを取り外した状態 でシステムを再起動するまで無効化(消去)されません。ただし、 新しいシステムパスワードとセットアップパスワードの両方または どちらか一方を設定する前に、ジャンパプラグを取り付ける必要が あります。 メモ:ジャンパプラグを取り外した状態のままシステムパスワード とセットアップパスワードの両方またはどちらか一方を設定すると、 システムは次回の起動時に新しいパスワードを無効にします。 6 システムおよび接続されているすべての周辺機器の電源を切り、電 源コンセントから外します。 7 システムカバーを開きます。79 ページの「システムカバーの開閉」 を参照してください。 8 パスワードジャンパにジャンパプラグを取り付けます。 9 メモリモジュールエアフローカバーを取り付けます。 10 システムカバーを閉じます。 11 システムおよび周辺機器を電源コンセントに接続し、システムの電 源をオンにします。 12 新しいシステムパスワードとセットア
ジャンパおよびコネクタ
困ったときは デルへのお問い合わせ 米国のお客様は、800-WWW-DELL(800-999-3355)までお電話くだ さい。 メモ:お使いのコンピュータがインターネットに接続されていない場 合は、購入時の納品書、出荷伝票、請求書、またはデルの製品カタログで 連絡先をご確認ください。 デルでは、オンラインまたは電話によるサポートとサービスのオプション を複数提供しています。サポートやサービスの提供状況は国や製品ごとに 異なり、国 / 地域によってはご利用いただけないサービスもございます。 デルのセールス、テクニカルサポート、またはカスタマーサービスへは、 次の手順でお問い合わせいただけます。 1 support.dell.
困ったときは
用語集 本項ではシステムマニュアルで使用される技術用語、略語の意味を示し ます。 A ― Ampere(アンペア)の略語。 AC ― Alternating current(交流電流)の略語。 ACPI ― Advanced Configuration and Power Interface の略語。オペレーティングシ ステムで設定と電力管理を実行するための標準インタフェースです。 ANSI ― American National Standards Institute(米国規格協会)。米国の主要技術標 準開発機関です。 ASCII ― American Standard Code for Information Interchange (情報交換用米国標準コード)の略語。 Asset Tag ― 通常はシステム管理者によって、セキュリティやトラッキングのため にコンピュータごとに割り当てられるコード。 BIOS ― Basic input/output system(基本入出力システム)。システムの BIOS は、 フラッシュメモリチップに格納された複数のプログラムから成ります。BIOS は、 次の事項を
DDR ― Double-data rate(ダブルデータ速度)の略語。出力を 2 倍にできるメモリ モジュールの技術です。 DHCP ― Dynamic Host Configuration Protocol (ダイナミックホスト設定プロトコル)の略語。クライアントシステムに自動的に IP アドレスを割り当てるための方法です。 DIMM ― Dual in-line memory module(デュアルインラインメモリモジュール)の略 語。 「メモリモジュール」も参照してください。 DIN ― Deutsche Industrie Norm(ドイツ工業規格)の略語。 DMA ― Direct memory access(ダイレクトメモリアクセス)の略語。DMA チャネ ルを使用すると、RAM とデバイス間で特定のタイプのデータ転送を、プロセッサを 介さずに直接行うことができます。 DMI ― Desktop Management Interface(デスクトップ管理インタフェース)。DMI を使用すれば、オペレーティングシステム、メモリ、周辺機器、拡張カード、Asset Tag などのシステムコンポーネント
FAT ― File allocation table(ファイルアロケーションテーブル)の略語。FAT は ファイル保存の記録と管理のために MS-DOS で使用されるファイルシステム構造 です。Microsoft® Windows® オペレーティングシステムでは、オプションとして FAT ファイルシステムを使用できます。 FSB ― Front-side bus(フロントサイドバス)の略語。プロセッサとメインメモリ (RAM)間のデータ伝送路および物理インタフェースです。 ft ― Feet(フィート)の略語。 FTP ― File transfer protocol(ファイル転送プロトコル)の略語。 g ― Gram(グラム)の略語。 G ― Gravity(重力加速度)の略語。 Gb ― Gigabit(ギガビット)の略語。1 Gb = 1024 Mb = 1,073,741,824 ビット。 GB ― Gigabyte(ギガバイト)の略語。1 GB = 1024 MB = 1,073,741,824 バイト。 ただし、ハードドライブの容量を表すときには、1000 MB(10 億バイト)を意味する 場合
KBps ― Kilobytes per second(1 秒あたりのキロバイト数)の略語。 kg ― kilogram(キログラム)の略語。1 kg = 1000 グラム。 kHz ― Kilohertz(キロヘルツ)の略語。 KMM ― Keyboard/monitor/mouse(キーボード / モニター / マウス)の略語。 KVM ― Keyboard/video/mouse(キーボード / ビデオ / マウス)の略語。KVM は、 キーボード、マウス、ディスプレイを共有する複数のコンピュータを切り替えて使 用するための装置です。 LAN ― Local area network(ローカルエリアネットワーク)の略語。通常、LAN のシ ステム構成は同じ建物内部または隣接した少数の建物に限定され、すべての装置が LAN 専用のケーブルで接続されます。 lb ― Pound(ポンド)の略語。 LCD ― Liquid crystal display(液晶ディスプレイ)の略語。 LED ― Light-emitting diode(発光ダイオード)の略語。電流が流れると点灯する電 子部品です。 LGA —
MBR ― Master boot record(マスターブートレコード)の略語。 MHz ― Megahertz(メガヘルツ)の略語。 mm ― Millimeter(ミリメートル)の略語。 ms ― Millisecond(ミリ秒)の略語。 NAS ― Network Attached Storage(ネットワーク接続ストレージ)の略語。ネット ワーク上に共有ストレージを実現するのに使用される概念です。NAS システム には、ファイルサーバー専用に最適化されたオペレーティングシステム、内蔵ハー ドウェア、およびソフトウェアが搭載されています。 NIC ― Network Interface Controller(ネットワークインタフェースコントローラ) の略語。コンピュータに取り付けられたネットワーク接続用のデバイスです。 NMI ― Nonmaskable interrupt(マスク不能割り込み)の略語。デバイスは NMI を送信して、ハードウェアエラーをプロセッサに知らせます。 ns ― Nanosecond(ナノ秒)の略語。 NTFS ― NT File System(NT ファイルシステム)の略語
RAC ― Remote access controller(リモートアクセスコントローラ)の略語。 RAID ― Redundant array of independent disks の略語。RAID はデータ冗長化によ り読み書きの速度や信頼性の向上を実現する技術です。普及している RAID には 「ガーディング」、 「ミラー RAID 0、RAID 1、RAID 5、RAID 10、RAID 50 があります。 リング」、 「ストライピング」も参照してください。 RAM ― Random-access memory(ランダムアクセスメモリ)の略語。プログラムの 命令やデータを保存するシステムの主要な一次記憶領域。コンピュータの電源を切 ると、RAM に保存されている情報はすべて失われます。 RAS ― Remote Access Service(リモートアクセスサービス)の略語。この機能に よって、Windows オペレーティングシステムを実行しているコンピュータのユー ザーは、モデムを使用して、ネットワークにリモートでアクセスできます。 readme ファイル ― ソフトウェアやハードウェアの製品
SMP ― Symmetric multiprocessing(対称型マルチプロセッシング)の略語。高バン ド幅のリンクを介して複数のプロセッサを接続し、各プロセッサが同等な立場で I/O 処理を行うようにオペレーティングシステムによって管理する技法です。 SNMP ― Simple Network Management Protocol の略語。ネットワーク管理者がリ モートでワークステーションの監視および管理を行うための標準インタフェース です。 SVGA ― Super video graphics array(スーパービデオグラフィックスアレイ)の 略語。VGA と SVGA は、従来の規格よりも高解像度の色表示機能を持つビデオアダ プタに関するビデオ規格です。 system.ini ファイル ― Windows オペレーティングシステム用の起動ファイル。 Windows を起動すると、system.ini ファイルが参照されて、Windows 動作環境の各 種オプションが設定されます。system.
win.ini ファイル ― Windows オペレーティングシステム用の起動ファイル。 Windows を起動すると、win.ini ファイルが参照されて、Windows の操作環境に関 する各種オプションが設定されます。また、win.
キーの組み合わせ ― 複数のキーを同時に押す必要があるコマンド。たとえば、 のキーの組み合わせを押すとコンピュータを再起動できます。 起動用ディスケット ― ハードドライブから起動できない場合に、オペレーティン グシステムの起動に使用 します。 起動ルーチン ― システム起動時に、すべてのメモリのクリア、デバイスの初期化、 およびオペレーティングシステムのロードを行うプログラム。オペレーティングシ ステムが正常に応答する場合は、 を押して再起動できます。これ を「ウォームブート」といいます。ウォームブートできない場合は、リセットボタン を押すか、システムの電源をいったん切ってから入れ直して再起動します。 キャッシュ ― データを高速検索できるように、データまたは命令のコピーを保持 するための高速記憶領域。プログラムがディスクドライブにあるデータを要求する と、ディスクキャッシュユーティリティによって、ディスクドライブよりも高速な RAM 内のキャッシュ領域にコピーされた同じデータが読み取られます。 グラフィックモード ― x 水平画素数、y 垂
システム設定情報 ― メモリに保存されたデータで、取り付けられているハード ウェアの種類およびシステムの動作設定が記録されています。 システムディスケット ―「起動用ディスケット」を参照してください。 システムメモリ ―「RAM」を参照してください。 ジャンパ ― 回路基板上の小さなブロック。2 本以上のピンが出ています。ピンには ワイヤを格納したプラスチック製のプラグが被せてあります。ワイヤはピン同士を 接続して、回路を形成します。ジャンパを使用すれば、基板の回路構成を簡単に変更 できます。 周囲温度 ― システムが置かれている場所や部屋の温度。 周辺機器 ― コンピュータに接続される内蔵装置または外付け装置(ディスケット ドライブ、キーボードなど)。 シリアルポート ― 一般に、コンピュータにモデムを接続するとき使用される I/O ポート。コンピュータのシリアルポートは、9 ピンのコネクタが使用されているこ とで識別できます。 診断プログラム ― システム用の総合テストセット。 シンプルディスクボリューム ― 単一の動的物理ディスク上の空き領域で構成され るボリューム。 ストライピング ― 3 台以上のハ
ディレクトリ ― ディレクトリを使用すると、関連性のあるファイルをディスク上 で「逆ツリー」の階層構造に編成することができます。各ディスクには 1 つの「ルー ト」ディレクトリがあります。ルートディレクトリから分岐する下位のディレクト リは「サブディレクトリ」といいます。サブディレクトリの下には、さらに別のディ レクトリが枝状につながっていることもあります。 デバイスドライバ ― オペレーティングシステムやプログラムが周辺機器と正しく インタフェースできるようにするためのプログラム。デバイスドライバには、ネッ トワークドライバのように、システム起動時に config.sys ファイルからロードさ れるものや、 (通常 autoexec.
ビット ― システムによって認識される情報の最小単位。 ビデオアダプタ ― モニターと組み合わせることで、コンピュータにビデオ機能を 提供する論理回路。ビデオアダプタは、システム基板に組み込まれている場合や拡 張スロットに装着する拡張カードの場合があります。 ビデオ解像度 ― 800 x 600 などのビデオ解像度は、横のピクセル数×縦のピクセル 数の形で示したものです。特定の解像度でプログラムの画面を表示するには、ディ スプレイがその解像度をサポートしていて、適切なビデオドライバがインストール されていなければなりません。 ビデオドライバ ― 選択された色数と希望の解像度を、グラフィックモードのアプ リケーションプログラムやオペレーティングシステムの画面に表示するためのプ ログラム。取り付けたビデオアダプタに合わせて、対応するビデオドライバが必要 になることもあります。 ビデオメモリ ― ほとんどの VGA ビデオアダプタと SVGA ビデオアダプタには、 システムの RAM とは別に、メモリチップが内蔵されています。プログラムが表示で きる色数は、主として取り付けられたビデオメモリの容量によって決まります
ヘッドレスシステム ― キーボード、マウス、モニターを接続しなくても機能するコ ンピュータまたはデバイス。通常、ヘッドレスシステムはインターネットブラウザ を使用してネットワーク経由で管理します。 ホストアダプタ ― コンピュータのバスと周辺装置用のコントローラとの間の通信 を実現します(ハードドライブコントローラサブシステムには、集積ホストアダプ タ回路が内蔵されています)。SCSI 拡張バスをシステムに追加するには、適切なホ ストアダプタの取り付けまたは接続が必要です。 ミラーリング ― データ冗長性の一種。一組の複数の物理ドライブを使用してデー タを格納し、さらに一組または複数組の追加のドライブに同じデータのコピーを格 納します。ミラーリング機能はソフトウェアによって実現されます。 「ガーディン グ」、 「内蔵ミラーリング」、 「ストライピング」、 「RAID」も参照してください。 メモリ ― 基本的なシステムデータを記憶するハードドライブ以外の装置。コン ピュータには、複数の異なるタイプのメモリを搭載できます。たとえば、内蔵メモリ (ROM と RAM)、増設メモリモジュール(DIMM)などです。 メ
用語集
索引 B L BMC キー操作 , 12 設定 , 71 LOM NIC ドーターカード 取り外し , 118 取り付け , 120 C N CD/DVD ドライブ 「オプティカルドライブ」を 参照 NIC インジケータ , 21 コネクタ , 19 トラブルシューティング , 158 NIC TOE, 132 D Diagnostics(診断) Advanced Testing オプシ ョン , 181 テストオプション , 181 使用する状況 , 180 DIMM 「メモリモジュール」を参照 I IRQ コンフリクトの回避 , 152 ライン割り当て , 152 P PCIe 拡張カード トラブルシューティング , 175 ライザーボード , 191 取り外し , 103 取り付け , 102 PCIe 拡張スロット ライザーカード , 191 背面パネルの位置 , 19 PowerNow!, 58 PXE ブートのキー操作 , 12 索引 211
R U RAC カード システムポート , 19 取り外し , 115 取り付け , 117 USB トラブルシューティング , 157 メモリキー用の内部コネ クタ , 99 前面パネルコネクタ , 14 背面パネルコネクタ , 19 RAID バッテリー 取り外し , 97 取り付け , 97 S SAS コントローラカード ケーブル接続 , 96 取り外し , 97 取り付け , 94 SAS 設定ユーティリティ キー操作 , 12 SAS/SATA バックプレーンボー ド コネクタ , 189 取り外し , 142 取り付け , 143 SD カード トラブルシューティング , 167 取り外し , 90 取り付け , 92 SD カードスロット , 90, 191 T TPM セキュリティ , 61 212 索引 USB キー トラブルシューティング , 167 Z アップグレード プロセッサ , 132 アラートメッセージ , 49 インジケータ NIC, 19, 21 ハードドライブ , 17 前面パネル , 14 電源 , 14, 20 背面パネル , 19 エラーメッセー
ガイドライン メモリの取り付け , 125 外付けデバイスの接続 , 20 キーボード トラブルシューティング , 155 キー操作(起動時), 12 ケーブル接続 SAS コントローラカード , 96 オプティカルドライブ , 120 コネクタ NIC, 19 RAC カード , 19 SAS/SATA バックプレーンボ ード , 189 USB, 14, 19 システム基板 , 186 シリアル I/O, 19 ビデオ , 14, 19 拡張カードのライザーボ ード , 191 コントロールパネルアセンブリ 機能 , 14 取り外し , 144 取り付け , 146 サイドプレーンボード 取り外し , 139 取り付け , 140 サポート デルへのお問い合わせ , 195 システムの保護 , 61, 67 システムステータスインジケ ータ , 19 システムパスワード , 65 システムメッセージ , 37 システム基板 コネクタ , 186 ジャンパ , 183 取り外し , 146 取り付け , 146, 149 システム冷却 トラブルシューティング , 163 シリアル I/O デバイス コネク
トラブルシューティング NIC, 158 PCIe 拡張カード , 175 SAS コントローラ , 173 SD カード , 167 USB デバイス , 157 オプティカルドライブ , 168 キーボード , 155 システムが損傷した場合 , 160 システムバッテリー , 161 システムメモリ , 165 システム冷却 , 163 シリアル I/O デバイス , 157 テープドライブ , 169 ハードドライブ , 171 ビデオ , 154 プロセッサ , 177 マウス , 155 外部接続 , 153 基本的な I/O 機能 , 156 起動ルーチン , 151 電源ユニット , 162 内蔵 USB キー , 167 冷却ファン , 163 ドライブキャリア ハードドライブ , 85 ドライブダミー 取り外し , 82 取り付け , 82 ハードドライブ インジケータコード , 17 トラブルシューティング , 171 ドライブキャリア , 85 起動デバイスの設定 , 99 取り外し , 83 取り付け , 83 214 索引 バッテリー(RAID) 取り付け , 97 バッテリー
メッセージ アラート , 49 エラーメッセージ , 52 システム , 37 ステータス LCD, 22 ハードドライブインジケータ コード , 17 警告 , 49 診断 , 49 メモリキーコネクタ (USB), 99 メモリモジュール(DIMM) 構成 , 125 取り外し , 131 取り付け , 129 ライザー 「拡張カードライ ザー」を参照 安全について , 151 拡張カード 「PCIe 拡張カード」を参照 拡張カードケージ 取り付け , 112 拡張カードライザー ライザー 1 の取り外し , 110 ライザー 1 の取り付け , 111 ライザー 2 の取り外し , 112 ライザー 2 を拡張カードブラ ケットから取り外す 方法 , 113 ライザー 2 を拡張カードブラ ケットに取り付ける 方法 , 115 起動デバイス 設定 , 99 起動時のキー操作 , 12 警告メッセージ , 49 交換 システムバッテリー , 137 左ライザーボード コネクタ , 192 取り外し LOM NIC ドーターカード , 118 PCIe 拡張カード , 103 RAC カード , 115
拡張カードライザー 91, 110 拡張カードライザー 92, 112 電源ユニット , 87 電源ユニットダミー , 89 冷却ファン , 92 取り付け LOM NIC ドーターカード , 120 PCIe 拡張カード , 102 RAC カード , 117 RAID バッテリー , 97 SAS コントローラカード , 94 SAS/SATA バックプレーン ボード , 143 SD カード , 92 USB メモリキー , 100 オプティカルドライブ , 121 オプティカルドライブをトレ イに , 124 コントロールパネルアセン ブリ , 146 サイドプレーンボード , 140 システム基板 , 146, 149 ハードドライブ , 83 ハードドライブのダミー , 82 ファンブラケット , 109 プロセッサ , 135 プロセッサ冷却用エアフローカ バー , 107 ベゼル , 78 メモリモジュール , 129 メモリモジュール冷却用エアフ ローカバー , 107 拡張カード 2 をブラケッ トに , 115 拡張カードケージ , 112 拡張カードライザー 1, 111 216 索