Users Guide

25. ディスクミラーリングRAID 1の例
スパンされた RAID レベル
スパニングとは、RAID レベル 1050、および 60 がベーシック、またはシンプルな RAID レベルの複数セットから構築される方法を説明する用語です。例
えば、RAID 10 には、RAID 1 アレイの複数セットが含まれており、各 RIAD 1 セットはひとつのスパンとみなされます。次にデータが RAID 1 スパン全部にス
トライプ
RAID 0され、RAID 10 仮想ディスクが作成されます。同様に、RAID 50 および RAID 60 もそれぞれ RAID 5 または RAID 6 の複数セットが
組み合わされており、ストライピングを伴います。
パリティデータ
パリティデータとは、特定の RAID レベル内におけるフォールトトレランスを提供するために生成される冗長データです。ディスクが故障した場合には、コント
ローラはユーザーデータを再生成するためにパリティデータを使用することができます。パリティデータは RAID 5650、および 60 に存在します。
パリティデータはシステム内のすべての物理ディスクに分散されます。単一の物理ディスクが故障した場合、ディスクはパリティと残りの物理ディスク上のデ
ータから再構築することができます。RAID レベル 5 は分散パリティとディスクストライピングを組み合わせたレべルです。パリティは、全物理ディスクの内容
を複製することなく、1 台の物理ディスクの故障時に冗長性を提供します。
RAID 6 は、デュアル分散パリティとストライピングを組み合わせたレベルです。このパリティのレベルは、物理ディスクの内容全体を複製することなく、2
の物理ディスクの故障時のための冗長性を提供します。
26. 分散パリティRAID 5の例
メモ: パリティはディスクグループ内の複数の物理ディスクに分散されます。
116
付録RAID の説明