Users Guide

コントローラは 90 日ごとにバッテリーに透過的学習サイクルTLCを自動実行して充電容量のキャリブレーションと測定を行います。この処理は必要で
あれば手動でも行えます。
メモ: 透過的学習サイクルの実行中、仮想ディスクは ライトバック モードのまま有効な場合になっています。処理が完了すると、コントロー
ラは次の
TLC 実行を 90 日後に設定します。
透過的学習サイクルの完了時間
学習サイクルを完了するための所要時間は、バッテリーの充電容量の機能と、使用される電流の放電 / 充電にかかる時間です。透過的学習サイクル
の標準的な完了時間は 48 時間です。学習サイクルが途中で中断された場合は、新しいサイクルが開始されます。
バッテリー交換の条件
バッテリの状態または正常性が不良と判断された場合、PERC バッテリは障害ありとマークされます。バッテリが故障したと判断された場合は、ファー
ムウェアはバッテリが交換されるまで次回の再起動時に学習サイクルを実行します。バッテリを交換した後、仮想ディスクは、ライト バックモードに移行
します。
RAID ディスクサポート
デフォルトでは、すべてのディスクが RAID 対応未設定状態です。BIOS 設定ユーティリティまたは UEFI/HII RAID 設定ユーティリティを使用して RAID
応ディスクを非 RAID ディスクに変換することもできます。
RAID ディスクの作成
RAID ディスクを作成するには、BIOS 設定ユーティリティ (<Ctrl> <R>) の次の手順を実行します。
1 仮想ディスク管理画面で矢印キーを使用して、PERC 9 アダプタ、またはディスクグループ番号をハイライト表示します。
2 <F2> を押します。
利用できるアクションの一覧が表示されます。
3 RAID への変換をクリックします。
RAID 対応ディスクから非 RAID への変換ウィンドウが表示されます。
4 下矢印キーを押して、利用可能な物理ディスクをハイライト表示します。
5 スペースバーを押してディスクを選択します。
メモ: 選択した物理ディスクの横に X が表示されます。
6 OK を選択します。
機能
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