Users Guide

3 対象の物理ディスクを同等以上の容量を持つ新しい物理ディスクと交換します。
4 バックアップから復元します。
メンバー交換のエラー
メモ: メンバー交換機能の詳細は、トピックReplace Memberメンバーの交換機能と回復可能ホットスペアの使用」を参照してください。
メンバーの交換操作中にソースディスクに障害が発生する
問題 メンバー交換操作中にソースディスクで障害が発生する。
対応処置 仮想ディスク内の他のドライブからソースデータを使用できる場合、他のディスクのデータを使用して、ターゲットディスクで自動
的に再構築が開始されます。
ターゲットディスクで障害が発生する
問題 ターゲットディスクで障害が発生する。
対応処置 ターゲットディスクに障害が発生すると、メンバー交換操作が停止します。
一般ディスクに障害が発生する
問題 一般ディスクに障害が発生する。
対応処置 ターゲットディスクに障害が発生し、メンバー交換操作が停止しても、ソースデータを使用できる場合、メンバー交換操作は
メンバー交換として続行されます。
Linux オペレーテング システムエラー
仮想ディスクポリシーがライトスルーとして見なされるエラーメッセージ
エラー
<Date:Time> <HostName> kernel: sdb: asking for cache data failed<Date:Time>
<HostName> kernel: sdb: assuming drive cache: write through
対応処置 このエラーメッセージは、Linux Small Computer System Interface SCSIの中間レイヤが物理ディスクキャッシュ設定を要
求したときに表示されます。仮想ディスクキャッシュ設定はコントローラのファームウェアがコントローラごとおよび仮想ディスクごとに
を管理するので、ファームウェアはこのコマンドには応答しません。
Linux SCSI 中間レイヤは仮想ディスクのキャッシュポリシーが
ライトスルー であると見なします。SDB は仮想ディスクのデバイスノードです。この値は、各仮想ディスクごとに変わります。
ライトスルーキャッシュに関する詳細は、「仮想ディスクの書き込みキャッシュポリシー」を参照してください。
このメッセージを除いて、この動作による通常の操作への影響はありません。仮想ディスクのキャッシュポリシー、および I/O スル
ープットはこのメッセージの影響を受けません。PERC SAS RAID システムのキャッシュポリシー設定はそのまま維持されます。
トラブルシューティング
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