Users Guide

仮想ディスクの作成
1. ［Dell PERC 10 Configuration Utility（Dell PERC 10 設定ユーティリティ）］ を起動します。「Dell PERC 10 設定ユーティリティへの
ナビゲート」を参照してください。
2. ［Main Menu］ > ［Configuration Management ］ > ［Create Virtual Disk］の順にクリックします。
仮想ディスクのパラメーターを定義するために、次のオプションのリストが表示されます。
● RAID レベルの選択 — RAID レベルを選択することができます。
● 仮想ディスクのセキュア化 — セキュア化された仮想ディスクを作成する場合、 ［Secure Virtual Disk］を選択します。
メモ: 仮想ディスクのセキュア化オプションは、セキュリティ キーが設定されている場合にのみ、デフォルトで有効に
なっています。SED 物理ディスクのみが一覧表示されます。
● 物理ディスクを選択 — 物理ディスク容量をいずれかから選択できます。
○ ［Unconfigured Capacity］：未設定の物理ディスク上に仮想ディスクを作成します。
○ ［Free Capacity］：既にディスク グループの一部になっている未使用の物理ディスク容量を使用します。
● 物理ディスクの選択 — 仮想ディスクの作成元の物理ディスクを選択する場合は、［Select Physical Disks］をクリックしま
す。物理ディスクの容量として［Unconfigured Capacity］を選択した場合、このオプションが表示されます。
● ディスクグループの選択 — 仮想ディスクの作成元のディスクグループを選択する場合は、［Select Disk Group］をクリック
します。物理ディスクの容量として［Free Capacity］を選択した場合、このオプションが表示されます。
● 仮想ディスク パラメーターの設定 — 仮想ディスクの作成時に仮想ディスクのパラメーターを設定することができます。
詳細については、「仮想ディスク パラメーターの設定」を参照してください。
3. ［仮想ディスクの作成］ をクリックします。
仮想ディスクが正常に作成されました。
仮想ディスクパラメータの設定
1. 「仮想ディスクの作成」を参照して、仮想ディスクを作成します。
［仮想ディスク パラメーターの設定］セクションに［仮想ディスクの作成］画面が表示されます。
2. ［Configure Virtual Disk Parameters］セクションで、次の仮想ディスクパラメーター設定することができます。
表 8. 仮想ディスクパラメータの設定
仮想ディスク パラメーター 説明
仮想ディスクの名前 仮想ディスクの名前を入力可能
メモ: 使用できる文字は、A～Z、a～z、0～9、アンダースコア（_）、ハイフン（-）のみ
です。
仮想ディスクのサイズ 仮想ディスクで使用可能な最大容量を表示します。
仮想ディスクのサイズ ユニッ
ト
仮想ディスクのストレージ スペースをメガバイト、ギガバイト、テラバイトで表示します。
ストライプ エレメントのサイ
ズ
ストライプ エレメントのサイズを選択できます。ディスク ストライピングでは、サイズが
64 KB、128 KB、256 KB、512 KB、1 MB のストライプにある各物理ディスクのストレージ ス
ペースが領域確保されます。デフォルトでは、ストライプ エレメントのサイズは 256 KB に
設定されています。
読み取りポリシー コントローラーの読み取りポリシーを表示します。読み取りポリシーは次のように設定で
きます。
● 先読みなし—コントローラーが現在の仮想ディスクに先読みを使用しないよう指定され
ます。
● 先読み—コントローラーが現行の仮想ディスクに対して先読みを使うよう指定されま
す。先読み機能では、データがすぐに要求されることを予測して、コントローラーが要
求されるデータに先立って連続的に読み取りを行い、追加データをキャッシュ メモリー
に保存することを可能にします。
デフォルトでは、読み取りキャッシュ ポリシーは先読みが設定されています。
書き込みポリシー コントローラーの書き込みキャッシュ ポリシーを表示します。書き込みポリシーを次のよ
うに設定できます。
● ライトスルー—ディスク サブシステムがトランザクションの全データを受信したとき
に、コントローラーがホスト システムにデータ転送完了信号を送信します。
HII 設定ユーティリティ 57