Users Guide
• ブータブル仮想ディスクの Boot Order(起動順序)が間違っている
• システム再起動後、非 RAID 仮想ディスクが BIOS 設定ユーティリティ(<Ctrl><R>)リストの先頭ではなくなる
• Linux RAID 設定では、作成された仮想ディスクが最大数の 10 を超え、起動仮想ディスクが UEFI 設定ユーティリティでその 10
の仮想ディスクの 1 つとしてリストされていない場合。
コントローラモードが セットアップユーティリティ で正しく
設定されていない
1. システム起動時に Dell Power-On Self-Test(POST) 画面が表示されたら、<F2> を押して Dell Inc.PowerEdge BIOS 画面を立
ち上げます。
2. SATA Settings(SATA 設定)までスクロールし、<Enter> を押して、 SATA Controller (SATA コントローラ)が RAID モード
に設定されていることを確認します。
メモ: RAID モードから ATA モードまたは AHCI モード に切り替えている間に、データが失われる可能性があります。
起動モード、起動シーケンス、および / または起動シーケンス
の再試行が誤って設定されている
1. システムの電源を入れます。
2. Dell POST 画面が表示されたら、F2 を押してシステム BIOS 画面を立ち上げます。
3. Boot Settings(起動設定) までスクロールし、Enter を押して、Boot Mode(起動モード) が BIOS に設定されていることを
確認します。
4. Boot Sequence(起動順序) までスクロールし、Enter を押して、Hard drive C:(ハードドライブ C:) が表示されている最初
のデバイスであることを確認します。
5. Boot Sequence Retry(起動順序再試行) までスクロールし、設定が Enabled(有効) になっていることを確認します。
6. Esc を押して終了し、起動を続行します。
メモ: BIOS 画面で変更が行われた場合、変更を保存してから終了することを求めるダイアログボックスが表示されます。
ブータブル仮想ディスクが障害発生状態になっている
1. Ctrl+Alt+Del を押して再起動します。
2. システムが再起動したら、Ctrl+R を押します。起動可能な仮想ディスクのステータスを確認します。このステータスを確認する
には、Virtual Disk(仮想ディスク) フィールドで確認するか、あるいは View Virtual Disks Details(仮想ディスクの詳細表
示) をハイライト表示して Enter を押します。
3. 欠落した物理ディスクまたはオフラインの物理ディスクがないか確認します。
ブータブル仮想ディスクの起動順序が正しくない
1. システム起動時にプロンプトが表示されたら、Ctrl+R を押してシステムの BIOS 設定ユーティリティにアクセスします。
2. Virtual Disks(仮想ディスク)をチェックし、ブータブル仮想ディスクが先頭にリストされている仮想ディスクであることを確
認します。
3. 必要に応じて、Swap Two Virtual Disks(2 つの仮想ディスクの交換)オプションを使用して、仮想ディスクの位置を変更しま
す。
システム再起動後、非 RAID 仮想ディスクが BIOS 設定ユーテ
ィリティ(<Ctrl><R>)リストの先頭ではなくなる
メモ: 非 RAID 仮想ディスクから起動する場合、Dell OpenManage Server Administrator で仮想ディスクを作成すると、仮想
ディスクの順序が変化し、先頭の位置から起動可能な非 RAID 仮想ディスクを移動します。次に PERC S130 が最初の仮想デ
ィスクからの起動を試みます。
40 システムのトラブルシューティング