Users Guide
空の物理ディスクがない、または物理ディスクが RAID 対応ディスクに変
換されていない
追加の物理ディスクを取り付け、それらを RAID 対応ディスクに変換します。既存の物理ディスクが Non-RAID(非 RAID)対応デ
ィスクの場合、RAID 対応ディスクに変換する必要があります。
警告: 物理ディスクが RAID 対応ディスクに変換されると、物理ディスク上の全データが失われます。
メモ: Non-RAID(非 RAID)ステータスの物理ディスクは、必要に応じて RIAD 対応ディスクに変換できますが、Non-RAID
(非 RAID)ではなくなります(RAID 対応ディスクへの変換により、PERC S130 設定情報が物理ディスクに追加されます)。
対象の物理ディスクがすでに仮想ディスクに含まれている
物理ディスクがすでに既存の仮想ディスクの一部である場合は、ホットスペアを選択できません。
グローバルホットスペアに割り当てられた物理ディスクで障害が発生し
ている
システム起動時にプロンプトが表示されたら、Ctrl+R を押して BIOS 設定ユーティリティ(Ctrl+R)にアクセスします。BIOS 設
定ユーティリティ(Ctrl+R)で、View Virtual Disk Details(仮想ディスクの詳細を表示する) を選択して Enter を押します。グ
ローバルホットスペアとして指定した物理ディスクのステータスが Failed(故障)かどうか確認します。
1. 物理ディスクが故障したり、物理的な接続が外されていないか確認します。
2. 別の物理ディスクをグローバルホットスペアに割り当てます。
グローバルホットスペアに割り当てられた物理ディスクが見つからない
• 物理ディスクがバックプレーンやケーブル接続から取り外されていないか、コントローラから物理ディスクまでのケーブルが切
断されていないか、ケーブルに欠陥がないかを確認します。
• 再スキャンを実行して、物理ディスクがまだ見つからないか検証します。
物理ディスク - 関連のエラー
• 物理ディスクが故障した
• 物理ディスクが BIOS 設定ユーティリティに表示されない、またはオフライン
• BIOS 設定ユーティリティ(<Ctrl><R>)で物理ディスクが赤くハイライト表示されている
物理ディスクが故障した
物理ディスクが故障した場合、次の原因をチェックします。
• 物理ディスクが BIOS 設定ユーティリティに表示されない、またはオフライン。
• BIOS 設定ユーティリティ(<Ctrl><R>)で物理ディスクが赤くハイライト表示されている。
物理ディスクが BIOS 設定ユーティリティに表示されない、またはオフラ
イン
1. ケーブルが正しく接続されているか確認します。
2. 物理ディスクがシステムのバックプレーンに正しく取り付けられているか確認します。
3. バックプレーンに損傷がないか確認します。
4. 物理ディスクを取り付けなおして、システムのバックプレーンに正しく装着されていることを確実にします。
5. 物理ディスクが SAS ドライブである可能性がないかチェックします。
6. Rescan(再スキャン)を実行して、次のいずれかを行います。
a) コントロールに接続されたストレージデバイスのステータスをアップデートします。
b) 仮想ディスクの削除または初期化によって発生したエラーを修正します。
46 システムのトラブルシューティング