Users Guide

5. パスワードを確認するために、もう一度同じパスワードを入力して、<Enter> を押します。
System Password の設定表示が Set に変わります。
6. 変更を保存してセットアップユーティリティを終了すれば、システムが使用できます。
システムを保護するためのシステムパスワードの使い方
Password Status オプションが Unlocked に設定されている場合、パスワードセキュリティを有効にしたり無効にしたりできます。
パスワードセキュリティを有効にするには、次の手順を実行します。
1. システムの電源を入れるか、<Ctrl><Alt><Del> を押してシステムを再起動します。
2. パスワードを入力し、<Enter> を押します。
Password Status オプションが Locked に設定されている場合、システムを起動したり <Ctrl><Alt><Del> を押して再起動したりするたびに、プロンプト画面でパスワードを入力して <Enter>
を押します。
正しいシステムパスワードを入力した後、<Enter> を押して通常どおりにシステムを操作します。
間違ったシステムパスワードが入力された場合、システムはメッセージを表示し、パスワードを再入力するよう求めます。3 回目までに正しいパスワードを入力します。間違ったパスワードが 3 回入力さ
れると、システムは間違ったパスワードの入力回数とシステム停止を示すエラーメッセージを表示し、シャットダウンします。このメッセージは、何者かが無許可でシステムの使用を試みたことを示す警
告となります。
システムをシャットダウンして再起動しても、正しいパスワードが入力されるまで、このエラーメッセージが表示されます。
既存のシステムパスワードの削除または変更
1. セットアップユーティリティを起動します。
2. System Password オプションをハイライト表示し、<Enter> を押してシステムパスワードウィンドウにアクセスし、<Enter> を 2 回押して既存のシステムパスワードをクリアします。
設定は Not Set に変わります。
3. 新しいシステムパスワードを設定する場合、「システムパスワードの設定」の手順を実行します。
Admin パスワードの使用
Admin パスワードの設定
Admin パスワードは、Admin Password オプションが Not Set に設定されている場合にのみ、設定(または変更)できます。セットアップパスワードを設定するには、次の手順を実行します。
1. Admin Password オプションをハイライト表示して、<Enter> を押します。
2. このフィールドに新しい Admin パスワードを入力します。
パスワードは半角の英数字で 32 文字まで入力できます。
いずれかの文字キー(またはブランクスペースとしてスペースキー)を押すと、フィールドには文字の代わりにプレースホルダが表示されます。
パスワードの設定では、大文字と小文字は区別されません。ただし無効なキーの組み合わせもあります。そのような組み合わせで入力すると、ビープ音が鳴ります。入力したパスワードを訂正す
るには、<Backspace> または左矢印キーを押して文字を消去します。
3. <Enter> を押します。
4. パスワードを確認するために、もう一度同じパスワードを入力して、<Enter> を押します。
Admin Password の設定表示が Set に変わります。
メモ: Admin パスワードを設定している場合(「Admin パスワードの使用」を参照)、システムはセットアップパスワードを Admin パスワードの代用として受け付けます。
メモ: System Password と Admin Password オプションの他に Password Statusオプションも併用すると、無許可の変更からシステムを保護することができます。
メモ: システムパスワードの設定を途中で中止したい場合は、手順 5 を終了する前に <Enter> を押して別のフィールドに移動するか <Esc> を押します。